どうもUGです。

最近は音楽業を経営的に捉えたHow to本が目立つ気がします。

これからの時代、音楽を生業と目指す人は演奏や作曲テクニックだけではなく

音楽をビジネスとして考えることの重要性が問われているように思います。

島崎貴光著

作曲・編曲・作詞でプロになりたい人が成功する方法 挫折する理由作家デビューを果たしコンペを勝ち抜くための本

  • はじめに
  • 第一章 成功するための意識と行動
  • 第二章 作曲家/編曲家編
  • 第三章 作詞家編
  • 第四章 お悩み相談室
  • 第五章 作家鼎談(ていだん)

著者の島崎貴光とはどんな人か

  • 作編曲家サウンドプロデューサーディレクター
  • 株式会社スマイルカンパニー専属契約作家
  • JPOPシーンを中心にアニメ音楽やゲーム音楽を手がける
  • 代表曲 w-inds「ブギウギ66」中ノ森バンド「Fly High」
  • SKE48「青空片想い」SMAP「はじまりのうた」
  • ソロアーティスト凛のプロデュース&全楽曲提供

http://t-shimazaki.com

詳細は省きますが、つまりは第一線で結果を出し続けているプロ中のプロという人。

この島崎氏が自身の3つの立場の視点から書かれたの今回の本です。

  • クリエイターの「作る立場」
  • ディレクター/プロデューサーの「選考/制作する立場」
  • 講師の「育成/指導する立場

今は負けていい。そして「自分の現実と実力」を知ることが大切

succo / Pixabay

実力不足から逃げずに結果を受け入れ改善に向けて動くことで未来は必ず変わる。

目的のための一度や二度の挫折で折れて諦めてしまっているようでは

駄目なのは音楽に限ったことではありません。

私も昔年間に100以上のコンテストやオーディション系に落ち続けたことがあります。

それでも諦めずに作編曲を続けたおかげで、音楽事務所に入ることができましたし、

ゲーム会社にサウンドクリエイターとして就職することができました。

これは「負け続け、自分の現実と実力を知ることができたから」にほかなりません。

改善/成長するための3つの要素

PIRO4D / Pixabay

著者がもっとも言いたいのこの3つの要素

  1. どこがいけないのか?
  2. どうして、いけないのか?
  3. どうすべきなのか?

この3つを常に意識し続けるのは実は難しい話です。

これらは失敗をしたうえではじめて意識できるという話。

仲間内や感想を言ってくれるだけの環境では失敗をすることができません。

もしプロを目指す、今より高いところへステップアップするためには

やはり、失敗できる環境に身を置くことは大切です。

コンペに参加できたからといって作家ではない

Unsplash / Pixabay

私も事務所に入りたてのころにコンペを受けまくっている自分をみて

「俺も作曲家じゃ~ん」みたいなことを思ったことがありました。

確かに事務所に預かり作家になってコンペを受けられるようになるのは

一歩進んだ感がありましたが、結果が伴わない限りプロの作家ではありません。

預かり作家で満足またコンペを受けるだけで満足してはいけません。

王道を極める

作家にとって王道は出来て当然のジャンルです。

JPOPの王道とは

  • サビが派手で、印象強いメロディが何度もリフレインされる。
  • 繊細でキレイなメロディ
  • 切ないメロディ

作家を目指すならここは避けて通れません。

なせならプロとして発注をうけるほとんどが王道だからです。

  • 王道はオリジナリティがない
  • 王道はなんかカッコ悪い

こういう考えがベースにあるとプロとして戦い勝ち続けていくことは

難しいというのがよくわかります。

王道を学べる楽曲

  • PourquoiPas / Pixabay
  • 80年代後期のアイドル/バンド曲
  • 90年代後期のビーイング作品
  • 90年代中期〜後期の小室哲哉プロデュース作品
  • 浅倉大介プロデュース作品
  • エイベックス作品
  • 小林武史プロデュース作品
  • ハロ!!プロジェクト作品
  • 着うた/R&B歌姫ブーム作品
  • フェス系バンド作品
  • AKB48グルーブ作品

ジャニーズがない理由がないのは何か意味があるのでしょうかw?

確かにここをすべて網羅できれば音楽産業における重要な

キャッチーさと王道を理解できると思います。

個人的には今業界にいる人がこれらの王道を聴いて育ったという

理由もあると思います。

自分をアップデートしよう

geralt / Pixabay

作家で重要なのは

これまでの考え方 経験 概念 知識 好みを否定、上書き 追加できるかどうか

つまり自分を更新(アップデートできるか)ということ。

パソコンのOSも便利だからといっていつまでもその機能を残していると

時代にあった新しいOSを作ることができなくなります。

ときには不便になっても新しいOSを作るためにシステムの見直しをして、

次の機能を使いやすくする必要がある。作家もOSも同じことが言えると思います。

さいごに

PublicDomainPictures / Pixabay

ざっと読んで私が「なるほど」と思った部分をピックアップしてみました。

コレ以外外にも読んでいて勉強になる部分が多く。

プロを目指さないDTMerも一冊持っていればスキルアップに必要な

考え方を身につけることができると思います。

そしてプロの作家を目指している人には強力の右腕になってくれる思っています。

是非オススメです。