どうもUGです。

DTMの醍醐味といえばやっぱり

「打ち込み」です

DTMerは日夜「リアルな演奏」を追い求め

技術や新しい音源を模索していると言っても

過言ではありません。

しかし、いくらいい音源を使っても

生っぽくはなりません。

それは「打ち込みを点で捉えている」からです。

打ち込みは点ではなく線、そして立体で考えるべきなんです。

今日はそのことについてお話します。

点〜線への打ち込み

例えばこういうメロディーを作ったとします。

これをリアルタイムもしくはマウスポチポチで打ち込む人に

よく見られるのが、こういうデータです。

作曲本人の頭のなかでははじめのメロディがなっているんですが、

出来上がった演奏は二回目のもの。

データでみるとこんな感じ

はじめのメロディのうちこみ

二回目のメロディのうちこみ

各データの長さがバラバラなのがわかると思います。

これはかなり極端な例ですが、結構見かけます

なぜこういうことになるのかというと

作曲は頭の中で作ります。

「頭の中で作曲!!!?」

まぁ難しく考えずに

メロディが思い浮かぶのが頭の中って感じで捉えてください。

 

作曲はじめたばかりでは音の長さを認識をするのがとても弱く

メロディは点として認識している状態です。

点を打ち込むと当然、「点」にしかなりません。

しかし出来上がった(長さがバラバラのデータ)を聴いても

実は点ではなく線として認識していることが多いのです。

これは音源にかかったリバーブなどで点と点の間が

補完されてしまうケースもあったりしますが、

漠然と作っているメロディなので意識が向いているのは

線(長さ)よりメロティの音の位置(音程)の方が重要視されているからです。

スポンサードリンク

ピアノをやっている人は音符の意味を理解しているので

あまりこういうことにはならない…と思うかもしれませんが、

実はDTM初心者の場合ピアノをやっていて譜面を読めても

点の打ち込みをやるひとは多いです。

これは打ち込みを楽譜でやればそういうミスはおきないのですが、

ピアノロールになるとみなれた楽譜でないために

音の長さを認識しにくくなるからです。

もちろんピアノロールの意図を伝えるとそういうミスは起こらなくなりますが、

音楽経験者でもまったくの初心者と同じ間違いはする

ということを覚えていると経験者との差みたいなものを

ちょっと弱くなる感じしません?

立体の打ち込み

点が線になり、強弱(以下ベロシティ)をつけることで立体感がでてきます。

なぜ立体感を感じるのかというと、

強いと弱いというのは

色で言えば

白と黒

つまり陰影があるということです。

これが立体感と感じることになります。

 

立体感というとものすごく高さがあって奥行きがあって

という言葉とおりの意味を連想するかもしれませんが、

音楽の世界では強弱の表現が立体感を生み出しますが、

それは知らない人からするととても微妙な世界だったりもします。

 

でもってこのベロシティは打ち込み世界では

かなりやっかいなものです。

これに関してはちょっと複雑な話になるのでまた後日お話します。

 

しかしDTM初心者からすれば何か基本となる考えはほしいところだと思います

なので、究極簡単に考える方法としては陰影を意識し

強い 弱いの繰り返しとおぼえましょう。

データでいうとこんな感じ

なめらかな印象が出てきたと思います。

強弱に関しては基本1拍目が一番強いです。

(このメロディでは1拍目が休みなので2拍目からの打ち込みです)

ベロシティは強弱の繰り返しが基本。

これを基本に考えましょう。

なれてくるともっと複雑なベロシティをコントロールするようになります。

ここで注意が必要なのはベロシティの数値によって

音色が切り換わる。

例えば100位上ではアタックが効いた音色でも

99になったとたんアタックがなくなり柔らかい音になる。

こういう音色も少なくはないので、

ベロシティの数値で音色が切り換わるかを確認しておきましょう。

スポンサードリンク

円の打ち込み

リアルな打ち込みとは何かを一言でいうと

連続した情報の変化と表現できます。

ソフト音源は基本

「点」からです。

ドとレいう点のバイオリンの音があり

コレを綺麗につなげるのが線の解釈です。

点をつなぎ合わせれば線にみえますが、

拡大していくとやっぱり点が連続しているだけです。

イメージとしては

画素数が高いデジカメとそうでないデジカメはどちらが

綺麗にみえるかという感覚でOKです。

当然細かい方が綺麗に見えます。

打ち込みも同じです。点の数を音符と音符の間の

点の数を増やしていけばデータが丸みを帯びてきます。

こうすることでデータとデータとの間に

連続したピッチの変化を感じることができるようになります。

結果人が歌っているように感じる打ち込みになります。

 

歌っている時は連続したピッチの変化が置きています。

ドとレを歌うにしても一発でドとレがでるのではなく

ドからレになるときにすごい細かいピッチで動いてレに到達します。

初音ミクなどのボーカロイドがリアルに聞こえないのは

このピッチの連続変化がないためです。

さきほどのメロディにピッチの連続変化を入れてみるとこうなります

しゃくりあげるようなデータを入れることで歌っているような印象を

感じることができると思います。

音色やフレーズによってはこの打ち込みがそれほど効果的にならないこともあります。

しかし「歌うような打ち込み」ができれば、何もしていないメロディに比べて

リアルな感じにはなります。

これはあくまでMIDIノートで表現していますが、

楽器によってはピッチベンドを使った方がより連続的な変化はスムーズになります。

スポンサードリンク

さいごに

この他にも

モデュレーションでのゆらぎ

エクスプレッションによる抑揚に付け方

いろいろな打ち込みテクニックは存在しますが、

まずはベロシティの陰影とフレーズを歌わせる円にする

という気持ちで打ち込んでいくと

今までよりリアルな打ち込みが可能になりますよ。

参考にしてみください。

 

 

「こんなレベルのこと聴いていいのかな?」

「バカにされるのではないかな?」

とか思わずに

もし何かわからないことがあれば

遠慮なくきいてください。