どうもUGです。

今日は私がゲーム会社にいたころの話。

ちょうど前任者の主任が退職したということで

サウンドクリエイターのポストがあいたので

私はタイミングで入社しました!

(運も実力のうちとはよく言ったものです)

 

最初の半年は一応研修期間ということでしたが

中途採用枠ということもあり、

3ヶ月も経たないうちに正社員になり、

仕事を覚える暇なくプロジェクトに参加していきました。

 

まぁ社会的に認められたサウンドクリエイターというお仕事に

やっとなれた遅咲き30歳の春w

仕事を覚えるためにも初日から残業しまくりでしたが

正社員になるまでの3ヶ月、先輩(といっても年下ですが)が

やたら言い続けていたことがありました。

それは

 

「早く帰られる間は早く帰っておいた方がいいですよ」

なんとなくイメージはありました。

泊まり込んで仕事するとか

納期前はやばいとか

 

そしてそれを実感するのがその年の11月

はじめてのお泊り

はじめてのトキメキw

 

先輩は文句たれまくりでしたが

私は楽しかったw

この頃はw

会社に長くいる他の社員さんもどことなしかこの空気を楽しんでいる感じ

これがゲーム開発の雰囲気かぁと思ったりもしながら、

1つ目のプロジェクトが終わりすぐさま2つ目のプロジェクトに取り掛かりました。

 

ところがこの2つ目のプロジェクトでクライアントとうちの会社でのちょっとした

トラブルがあって、仕様がグタグタになりました。

 

仕様が数日後とに変化するなかで先輩は付き合っていた彼女と結婚し

超絶忙しい時期に新婚旅行w

 

仕様変更のせいでサウンド関係も大打撃を受け

私はとにかく仕様内容にあった曲の修正に追われる毎日になります。

 

一日平均18時間労働のはじまり

内訳はこんな感じでした。

クライアントからOKが出ている曲をDS用にサウンドコンバータ

それをクライアントに提出

リテイク

提出

以前出した曲のダメ出し(リテイク)

サウンドプログラム

バグチェック

次の楽曲制作

提出

バグチェック

次の楽曲制作

 

他の部署も連勤しまくるせいで

みんなおかしくなってくるんですよね。

つまらないミスを連発したり、

なんか変なことで怒り出したり、

明らかにやばい雰囲気が会社中を支配してました

 

それでも「いつものことだから」という暗黙の空気感が

さらにそれを超えて支配していました

 

私も最初の一ヶ月は楽しかったのですが、

(それもおかしいと言われましたがw)

2ヶ月半くらい休み無しで働くと

なんかいろいろとおかしくなってきていました。

 

まず曜日感覚がなくなる。

家に着替えとシャワーをあびるだけの毎日を繰り返すと、

見事に曜日感覚がなくります

次にヘッドホン900STをし続けていたせいで

耳がかなり疲れてしまい

音の聞こえ方がなんかおかしくなりました。

こもるとかそんなじゃなく

とにかく違和感がすごい

 

その違和感が気持ち悪くて

CD900STが苦手になりましたw

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クライアントを一発で説得できないのは

私のスキル不足だったわけですが、なんとか納品終了。

 

納品後一日だけ代休をもらいましたが、

何をするわけでもなく

街を歩いて散歩してたら日が暮れましたw

 

そのときふと思いました

「こういう働き方って大丈夫なのかな?」と

そしてもう一つ

「こういう働き方でこの会社大丈夫なのかな」

 

そして次のプロジェクトに参加しましたが、

モヤモヤが残り続ける毎日

 

いくら好きな仕事とはいえこのままいったら

どこかでパンクするような気がする。

 

一応入社前は健康体でしたが、

一年も立たないうちにあちこちボロボロになりました

 

そして関わったプロジェクトが終わったときに思いました。

 

うんやめよう。

家の事情も重なって仕事を続けるのが難しくなっていたのもありました。

 

「好きなこと出来ているんだからいいじゃない、

やりたくても出来ない人がいるんだよ」なんて言葉は

しったこっちゃありませんw

身を護る仕事の仕方ができない以上は

自分で守るしかない

 

そして会社をやめて6年後

勤めていた会社がなくなりましたw

 

寂しい気持ちもありましたが、

やっぱりか…という気持ちの方が大きかったですね。

 

でも楽しかったのは事実ですし、

プロの現場で結果を出さなければいけないというプレッシャーのなかで

学べたことはいまでも私のサウンドクリエイターとしての

大事な一部分になっています。

 

連勤自慢をしたいわけでもなく、むしろ連勤でない方が自慢になると思いますが、

あの時間を振り返ってよかった部分も悪かった部分も

今の自分なわけなので無駄とは思っていません。

 

ただ振り返ってみると自分が感じた違和感が倒産という形で

証明されたのを見ると、自分の声に耳を傾けることは

大事だなと思いましたね。

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1日18時間60連勤で得られたのは

 

何かがおかしいと思う自分の思考には耳を傾ける

ヘッドホンは一日中つけてはダメ

 

でした。

 

好きなことだったら何でもできると思う人も多いかもしれませんが、

そこは他人の声を参考にするのではなく自分の声を参考にしましょう。