どうもUGです。

随分前でですがSY99を再現した「TGX-99」を買いました。

当時使い込みまくあったシンセだけに思い入れも強く。

再現率がどれほどのものか興味もあったのレビューをしてみたいと思います。

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SY99とは

SY99とはYAMAHAが1991年に発売されたシンセサイザー

76鍵盤にAFMとFMを組み合わせて音色をつくるRCM(リアルコンボリューションモジュレーション)を

搭載した当時のモンスターシンセサイザーです。

76鍵、32音ポリフォニック。RCM音源を搭載している。PCM音源部は8MBのWAVE ROMで、267種類の波形を収録している。0.5MBのバッテリーバックアップされたスタティックRAMを標準装備(最大拡張時3MB)。

wikiより

定価420,000円に8MBROM…時代を感じます。当時はこれでも大容量だったんですよw

DTMer達の心の師匠こと氏家さんのレビュ

 

TMNのEXPOツアーのGetWildの冒頭のシンセベルの音はSY99のプリセットの音です。

さてそのSY99をソフト音源化したものが「TGX-99」です。

Gospel Musiciansというベンダーから発売されています。

このベンダーはいろんなハード音源をソフト音源化しています.

Synth sonicのゆにばすさんはEX5をソフト音源化したThe Blue Beastを購入しています

YAMAHA EX5のソフトシンセ The Blue Beastレビュー【Gospel Musicians】

 

青春のハードシンセということもあって、

期待と不安を半々にしながらレビューを書いてみます。

プリセットネーム再現率100%w

SY99のプリセットはすべて再現されています。

名前も順番も同じです。

これだけでもぐっとくる人がいると思いますw

音色もかなり実機に近いものがあります

拡張音源(フロッピーディスクのプリセット)はないみたいです。

EXPO GetWildのベルの音Elegantも見事に再現されていますし、

ドラムの鍵盤配置も実機と同じになっていますw

内蔵波形はモノラルサンプリング

一部ステレポサンプリングされているものもありますがほとんどはモノラルサンプリングしたものです

これを内蔵エフェクターでステレオ感あふれる音になっていますが、

この内蔵エフェクターがよく出来ていてステレオサンプリングかと思うレベルの自然な広がりを

出してくれます。

 

リバーブはオリジナルから最新のSparkVerbまで

SY99の実機エフェクターはSPX990クオリティでした。

画像はなぜかSY77。個人的にはSPXの画像を貼ってほしかったw

SPARKVERBにするといっきに今風の音になります。

SEQアルペジオ機能

実機には作曲する上でのシーケンサはありましたが、アルペジオ等の機能ありませんでした。

TGX-99はアルペジオと同一音の長さを調性するゲートSEQ機能があります。

 

MASTER機能

8バンドグラフィック・イコライザーに

COMP/GATE機能

MASTERコンプリミッタ機能

それぞれにプリセットがついているので気に入りのプリセットを使うのもありです。

レイヤー変更はできない。追記(できました)

実機は1ボイスにつき4エレメント(レイヤー)で構成されていますが、

そのあたりの変更はできません。あくまでプリセット再現機ですが、

実機にない最大8Voiceを重ねることができるデチューン機能や

フィルタードライブで結構音をいじれます。

とくに8VoiceDETUNEはシンクリード系の音のようなうねりが作ることができます。

Waveformからwaveを選んでレイヤーしていくことができます。

FM機能がないAWMとして音色エディットが可能です。

すべてのwaveformがありそうです。

FMはいじることができない。

SY99の目玉機能である「AWM(PCM波形)をFMで変調」できるRCMも

AFM(SY99)99に搭載されているFM音源)もエディットはできません。

ここがいじれたらとんでもないソフト音源になってしまいますが…

値段的にも技術的にも「できなくて当然だよね」という感じですw

アナログ系の音が結構太い!

シンセベース系のLowがかなり出てきます。

最近楽曲にも使えるレベルの音です。

 

音にばらつきがある

これはハードを触り直さないとわからないところですが、

TGX-99は音にばらつきがあります。

気になるものもあれば我慢できるものあります。

とくに目立つのがSAX系ですが、まぁここはそれほど使わない音源なので

きになりませんw

 

さいごに

使いまくっていたひとも

またはほしかったけど買えなかった人も

TGX-99を使えば懐かしいあの時代に戻してくれますw

ちなみにTG-500/SY85を再現した「TGX-85」も一緒に買いました。

こちらもいつかレビューを書いてみたいと思います。

 

最近の音源のように派手さはありませんが、

この時代は少ないメモリの中でいかに「らしく」きこえるかを

追求した音が多くそのため個性に溢れているものが多いです。

メインではなく隠し味でもないその間を補完するという使い方には

まさにもってこいの音源かもしれません。

SY99ユーザーだった人はプリセットを楽しむだけでも購入価値はあるかもしれません。

GOSPEL MUSICIANS