DTMを始めよう!と思って1ヶ月過ぎても動かない人の5つの特徴

機材も買ったソフトも買ったでも1ヶ月経っても全然DTMを始められない。多くの人が悩むあるあるです。「ちょっと触ってみたけどやっぱりよくわからない」という理由で自分の可能性に蓋をしていつまでも前に進めない。そんな人たちに共通する特徴と改善方法についてお話したいと思います。

準備100%じゃないとは始めてはいけないと思いこんでいる

山登りには専用の準備が必要です。それがないと命に関わります。ランニングするときも柔軟体操が必要です。それがないと怪我をするかもしれないからです。しかし、DTMを始めるのに準備は必要ありません。準備不足で始めても怪我をすることもありませんし、命にも関わりません。

多くの人は「作曲=DTM」と思い込んでいるかもしれませんが、最初からできるわけありません。私がシンセを始めた時は音色だけ切り替えて遊ぶ日が何ヶ月も続いていました。ちなみに私の場合作曲できるまでに3年くらいかかりました。

当時は今みたいに教則本もない時代です(あっても書いてあることの9割はわかりませんでしたけどw)でも音色だけ切り替えて遊んでいるだけでも立派にDTMです。準備は1%のやる気だけで十分です。

パクリを悪いことだと思いこむ

模倣ではなくいわゆるパクリです。上手にパクるとかそういう技術でもありません。もちろん100%パクったらそれはオリジナル曲ではありませんが、コード進行だからなら好きな曲から丸パクリしても問題はありません。そもそも、始めるきっかけを持つのが重要な話です。

「やりたい!と決めても一ヶ月も何もしない人」です。せめて好きな曲のコード進行を当てはめるところからスタートしてみましょう。

大事なのはやれることからやる

理解できるまでやろうと思わない

教則本に書いてあることを一度見た態度「何書いてるかわからないから」とやめてしまう人は多いです。「なんか思ってたのと違うなーやっぱり私は馬鹿だし才能なんてないんだよ」と思うことはあるでしょう。しかしよく考えててください。今まで使ったことがない脳みそを使っているわけです。それを「数回、数十回やったら理解できる」と思う根拠はどこにあると思いますか?

わからなくて当然なんです。それを恥じること必要もありません。

たしかに巷では「根拠のない自信をもて」なんて言う言葉を聞きますが、それはスタートラインの立ち方の話です。多くの人はスタートラインにすら立たないわけですから、そのラインに立っているだけもすごいことなのです。ですが、スタートしてしまったら、今まで経験したことのないような障害物競走を走っているようなものですから出来ないことが出てくるのは当然です。しかしそれでも「走る」だけはできるわけなので、前には進んでいけます。

そこで初めて出来ない障害物を見つけたときにどうすればクリアできるかを勉強して挑戦して失敗して攻略していくわけです。

つまり出来なくても何も問題ない。出来ないなら許す限り時間をかけて問題をクリアすればよいだけの話なんです。たとえそれが1年であっても10年であってもいいわけです。そもそもDTMでの作曲は一生涯かけて楽しめるものなのですから。

才能ある人と比較する

1ヶ月で出来た、6ヶ月で100曲作った。という話を聴くと「すごい天才だー」と思ったりしますが、ものすごくどうでもいい話だったりします。例えば素人が半年で100曲作ってそれがいきなりJPOPでオリコンすべて1位とかなら本当にすごいことかもしれませんが、そんな人はいません。ネットで100曲書いたことを豪語してもそれはその人の成果であってもあなたが出来ていないことを証明するものではありません。

たとえネットで「こんな下手くそな音楽しか書けない人が作曲なんかできるわけがない」と言われたとしても、それは言った人の主観であってあなたの主観ではありません。やめずに続ければ必ず作曲スキルは上がっていきます。

しかし、そこでもしやめてしまうようなことがあった場合、あなたは「周りの声」が原因と思うかもしれませんが、あなたにやめたい目的があったから、その声を理由にしているだけです。

可能性の世界で生きる

心の奥底では「もっとうまくなりたい」と思っているにも関わらず必死にならないのは、「必死になって出来なかったときの惨めな自分を見たくない」という心理です。「やればできる」という可能性の中に自分を置いている方が楽ですからね。

しかし可能性は行動しなければゼロです。「本気になったらできる」という熱い意気込みも行動しなければやはり「ゼロ」なのです。

やってどうしても出来なければやめればいいのです。「でも、それにかけた時間がもったいない」と思うかもしれませんが、そこで得た経験をその後無駄にするかしないかはあなたが決めることです。

できるまでに3年かかろうが5年かかろうがいいんです。スタートラインを飛び出した速さを競うのがDTMの楽しみではありません。自分がやりたいことをできるようになっていくのがDTMの楽しみ方です。そこに年月は関係ありません。

「でも私はプロを目指しています。だから早く曲をかけるようになる必要があります」という人もいますが、そういう人は必死に2年間死にものぐるいでやってみましょう。そうすれば自分の可能性は判断できます。

さいごに

DTMを始めるのは簡単です。たいそれた理論を学ぶ必要もありません。「1%のやってみたい」で始めるだけでOKです。

その1%でできることは

  • コード進行を丸パクリする
  • 何回勉強しても理解できないことに罪悪感を覚える必要はない
  • 才能ある人と比較する必要もない
  • 小さな一歩を踏み出せばやりたいことが実現できる
  • すぐにできる必要はない

はじめてみないことにはその山が高いのか低いのかもわかりません。やってみたら「簡単だった」と思えるかもしれません。

アメリカ人に日本語を話せるか?と訊くと「もちろん話せるよ。かんたんだよ」と言ったあと「スシ!フジヤマー」と言います。「いやいやそういう意味ではなくて」と思うかもしれませんが、でも考えてみればその考え方でいいのです。

あなたはDTM出来ますか?と言われたら、元気よくDAWを立ち上げて適当に遊ぶだけでもDTMをしていることになるんです。

できない理由を小難しく考えるのはやめましょう。

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