ドラム専用音源がなくてもここまで作り込めるロックスネアの音作り

「自分の曲のスネアがイケてない!ダサい!もっと熱いロックなスネアサウンドが欲しい!でも専用音源は高くて買えない」という人でも簡単にかっこいいロック感があふれるスネアを作ることができます。今回は専用音源を使わずにできるロックスネアの作り方についてまとめてみました。今回は使用している音源はXpand!2ですが、DAWに付属しているドラム音源でも全然作れるので参考にしてみてください。

ロックスネアらしさとは?

曲にもよると思いますが、重くて音圧があるスネアはロックらしさを感じやすいと思います。それを踏まえた上でスネアサウンドを作るときに重要な次の3つのポイントを踏まえて音を作っていくのがポイントです。

  • アタック感 (Top)
  • ボディ感  (Side)
  • ノイジー感(Bottom)

スネアの特徴

スネアを録音するときは次の3つで作られています。

  • スネアの打面を狙ったトップの音(200〜300)
  • スネアの下からスナッピーと言われる音を狙ったボトムの音(1khz〜4khz)
  • これにスネアの横から狙ったサイドの音(150〜400hz)

数字は周波数帯域です。あくまで目安ですので、自分の使っているスネアがどんな帯域かを知りたい場合は「スペアナで確認すると良いと思います」「スペアナって何?」どうやって確認すればよいの?という人はこちらの記事が参考になると思います。

中には「スペアナなんて使うな!耳で聞け!!」なんて言う人もいます。もちろん、それは正しいことですが、音作りになれていない間は自分の出してるサウンドを客観的に理解することで明確な意図をもったサウンドを作ることができるようになります。

最初にでも説明しましたが、私はボトムのスナッピーをいかにバランスよく混ぜるかがスネアの音色作りの要と思っています。BFD3ではこれらを別に収録されているので音作りが非常に細かいところまで追い込むことができます。

別々に聞くとこんな感じです

Snare Topの音

Snare Bottomの音

Snanre Sideの音

これらを混ぜるとことでスネアらしい音になります。

これらが別々の利点は、スネアの音色の作り込みをボリュームによる細かなさじ加減で調整できることにあります。

しかし専用音源でない場合はそうは生きませんが、kick編を読んで頂いた方はわかると思います。これらをパーツ要素に分解します。

Xpand!2で作るロックスネアの作り方

今回もXpand!2のドラムキットから作り込んでいきますが、今回は別々のサンプルを使ってより細かく音を作り込みます。まずボトムのサンプルはWarm DrumsのD1にアサインされているスネアこんな音です。

ノイジーな成分を多く含んだアンビエント感あるスネアの音です。これでBottomの感じつくるためにまずローをカットしてスナッピーの部分だけを強調します。

非常に良い感じのスナッピー(ノイジー)なスネアが出来ました。

次にトップの音です。

POP KitのE1にアサインされている音です。リムの響きもよくいかにもスネアらしい音です。

正直この音と先ほどのBottomの音をあわせてかなりいい感じの音ができますが、サイドの成分も美味しいので入れてみます。これは結構裏技的な感じです。

同じPopkitのC#1にアサインされているRimクリックの音です。これをエンベローブでアタックを削りイコライザーで200hz付近かなりあげてやります。

かなり非常識なイコライザーの使い方です。でもいいんです。最終的に良い音になれば何をやってもいんです。大切なのは「派手にやるなら、その意図をしっかり意識する」です。

Rimクリックは当然リムの胴の音の成分が含まれます。ですがクリック的な音は必要ありません。なのでその胴の部分だけを抜き出すために非常識なイコライザーの設定をしたというわけです。

さてこれらをすべて合わせて鳴らしてみるとこんな感じになります。

いい感じになってきました。Bottomの量は好みで変えていただくとしてまとめたものにコンプを掛けてパンチ感を出します。

がっつり潰すたレシオは12.6:1とガッツリいっています。

どうですか?ここにささらにゲートでスナッピーの部分の長さを調整します。

極端なかけかたをしていますので、ここは好みで調節するとよいでしょう。スナッピーの部分がアンビ感(残響)多かったのでこうすることでドライな感じのスネアに出来ます。

さいごに

このスネアも正直かなり作り込んだ感じのする音になったと思います。

大切なのは

  • アタック感
  • ボディ感
  • ノイジー感

これらをバランスよくまぜてノイジー感(スナッピー)は余韻(残響)が出やすい音なのでそこをゲートでしっかり切ることでタイトでかつアタックもはっきりとしたスネアサウンドを作ることができます。スナッピーの部分に関してはホワイトノイズを加えてみるのも有りなやり方です。

専用音源がなくてもここまで出来る!逆にこれらを理解していればドラム専用音源を買ったときにより突っ込んだ音作りをすることができるようになります。

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