今回は「とりあえずこれだけは覚えたい!DTMギターの打ち込みお作法(ベロシティ編)」について

お話します。

 

ギターパートを打ち込んでいるときに特に

難しいというか疑問に思うのが

「ベロシティ」です。

いろいろな教則本を見ても

そのベロシティの数値関しては

あまり言及されていないことが多いです。

 

初心者は「まずは覚えろ、というか感じろ!」と

教則本データを鵜呑みにするところから始まることが多いのですが、

 

やはり気になるところは自分の腑に落としたい人もいると思います。

 

ということで今日は

ギターを打ち込む際のベロシティについて今日はお話したいと思います。


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ベロシティを扱う前に注意したいとこと

このブログでも何度か出てきていますが、

ベロシティとはボリューム調整ではありません

本来であるならば「弱く弾いた音」と「強く弾いた音」は厳密に言うと別の音色です

ですが、DTMソフト音源でベロシティ毎にサンプリングしてたら

とてつもない容量ギター音源ができてしまいます。

 

なので演奏にそれほど支障がでない2〜4段階程度で分けられていて

ベロシティの強弱はボリューム的な位置づけに鳴っていることが多いです。

 

ベロシティが弱ければ音量は小さい、ベロシティが大きければ音量が大きい

といった感じです。

 

クリーンギターなどはベロシティによるニュアンスの差が大きいのですが、

ディストーションギターなどで歪ませるとダイナミクスが下がる(コンプされたような状態)ので

ベロシティによるニュアンスはそれほど必要ないといえば必要ありません。

 

音色によってベロシティの設定は違う。

という前提を覚えておくとよいでしょう。

 

ベロシティの悩みコードストローク

まずこちらをお聞きください。

コードをじゃらんと鳴らす「ストローク奏法」です。

現状でベロシティは一定です。

発音タイミングを遅らせるだけでもギターらしさはでてきます。

ギターのストロークは発音タイミングが大事なのがよくわかりますね。

さてではここで1番低い音から順に強くしていくものと

弱くしていくものの2つを聴き比べてみます。

ずいぶん印象が違って聞こえると思いますが、

大切なのはここでこの2つの違いをどう感じたか?です・

 

私は高音域を強くした一回目は低音を強調した2回目より

軽く聞こえる印象があります。

なぜならば低音が多ければおおいほど音は重くなる傾向にあるからです。

 

ここに演奏目的の違いを演出できます。

つまり「軽い感じの曲にしたいのであるならば」高音域を強くして軽さを演出

「どんどん突き進んでいく」のであれば低音を強調

 

楽曲のなかに「軽さを表現したいのか重さを表現したいのか」で

ベロシティの値を変更することでその意図を表すことがえきます。

 

コードストロークではこのような解釈ができると思います。

 

ただ実際の演奏ですと、常に高音を意識した演奏をするのは難しい部分があります。

アップストロークとダウンストロークでまた変わってもきます。

 

打ち込みにおいて一般的にどちらが多いか?と言われると

前者だと思います。

なぜならはギターという音源をいかにキレイに響かせるのであれば

より高音域が強調された方が響きとしてはわかりやすさがあります。

もちろんこれらは音源によって変わりますが、

例えばギターでローカットを入れる理由は低音の濁りが原因です。

それを考えるとやはりベロシティで高音域を活かす方が

よりギターらしさにつながると思います。

ソロの場合

リズムにおけるベロシティの考えは

強弱中弱のビートを感じることができることを前提されています。

8beatの場合

100 80 90 80

こうすることで表と裏の違いを確認することで拍の意識がはっきりします。

 

そして拍を感じるということは

音の進行していくという印象を与えられます。

 

表現的には「グイグイ前に行く!」といった感じです。

 

メロディ(ソロ)を打ち込むときも前に進んでいくことを前提とするならば

 

100 80 90 80という流れをつけたうえで

 

上昇していくメロディはならばベロシティも上がっていく

下降するならばベロシティは下がる。

 

と覚えてもらって大丈夫です。

 

ポイントはメロディはなめらかに上下するということ

歌ってみるとわかるのですが、

裏と表がベロシティの差がありすぎると動きがギクシャクするので

ベロシティの変化も当然なめらかであることが望ましいです。

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さいごに

とりあえずこれだけは覚えたい!DTMギターの打ち込みお作法(ベロシティ編)

いかがでしたでしょうか?

 

以前にもお話した基本は「教則本のベロシティを鵜呑みにしない」

そのうえでベロシティ変換による音の確認を自分の作曲意図に

あわせながら、調整していくことでよりリアルな演奏に近づいていくことができます。

ぜひお試しください。