かっこいい曲のためにいろいろなソフト音源を買い集める人の多くはとても大事なことを忘れています。それはノイズ対策です。とくにギターは歪ませたサウンドをで録音するときのノイズは死活問題です。「別に気にならないからいいよ」という人もいるかもしれませんが、「ノイズを軽んじものはノイズになく」ということわざがあります
かりにすべてが打ち込み音源であってもノイズレスな環境は製作時のストレスを軽減してくれます。
「普段は気にならなくても集中時になんかブーンとなっていたり、サーというノイズがあったら気になってしまいますよね」そこでそれらのノイズ対策に有効なのが「電源ケーブル」です。「ラインケーブルではないのですか?」と思う人もいますが、電源ケーブルはノイズ対策にかなりききます。
DTMではギターに限らずマイクプリとの組み合わせで生音を録音する人も多いと思います。いかにノイズを入れないように録音するか?これが生音の録音でもっとも注意すべき点であり、こだわらないといけないところだと思っています。
今日はそのノイズ対策に成功した電源ケーブルについてお話します。
ノイズの原因(環境)を調べる
DTMの環境について
macmini2018
CPU3.2GHz corei7
メモリ32GB
オーディオインターフェイスはmotu896HD
マイクプリはAMECのDMP CL
モニタースピーカーはADAM A7X
電源ケーブルについて
macにはオヤイデの電源ケーブルEXsの初代のもの
Macmini2018は無名の電源ケーブルを使っています
896HDはオヤイデのTUNAMI GPX-R V2を使っています。
macとモニタースピーカーと896HDは直接壁のコンセントから電源をとっていて、
それ意外はディストリビューターにつながっています。
ラインケーブル
基本ベルデン8412です。専門の人からするとこだわりがあるのかないのか分からない環境ですw
ノイズ対策を考える
エアコンをつけないという選択肢もありますが、それでは夏場が地獄です。以前、40度を超える部屋でクーラーを付けずに長時間作業してたら倒れそうになりました。そして私が倒れるよりも先にPCが壊れましたwエアコンをつけたままDTMするためにはノイズをなくさないといけません。そしてノイズはマイクプリによって増幅されていることがわかりました。
故障も考えられましたが、ノイズが出た場合は電源周り、電源ケーブルの断線、およびアース処理を疑うことという話を思い出したので調べてみることにしました。
ギターとシールドについて
まず有線でつながっているのはギターです。私のDTM環境での録音の仕方はマイクプリAMEKのDMPCLを使ってそれを896HDに送ります。ギターとマイクプリアンプをつないでいるのはBelden8412というケーブルしかし、ここでマイクプリを経由せずに直接896HDにつないだところノイズはのりませんでした。
やはりマイクプリが怪しいです。
次に疑うのはマイクプリのラインケーブルと電源ケーブルノイズの感じからして電源ケーブルではないかと思い以前ヤフオクで購入した海外製の電源ケーブルBasic powerを試してみました。ケーブルの太さが2cm弱あり固くてとにかく取り回しがきかないのが難点でしばらく使っていなかったのですが、引っ越してすこしスペースに余裕ができたので今回使用する流れになりました。
電源ケーブルを変更したことで、いままで使っていた電源モジュールAV-P25に接続できなくなったので
スピーカー専用に使っている電源タップCSEに接続しました。
結果
ギターピックアップ特有のノイズは若干残りますが、ほぼ無音になりましたwギターのカッティングの粒が目立つようになりました。電源ケーブルでの音質の良し悪しよりノイズが乗らない方が大事だったのでそのあたりを考えてケーブルを買っていましたが想像以上に音に影響があったことに気づいて少し驚いています。
とりあえず電源環境から見直しましょう。
ノイズの原因は人それぞれですがとりあえず疑わしいのは電源周りです。かりにノイズがのっていなくても、電源環境を改善するだけも音質がかなり良くなります。
正直私がもっているようなケーブルでなくてもノイズ対策はできると思います。それでもとりあえずこのあたりの価格くらいからはじめてみてもノイズの効果は実感できるかもしれません。
このあたりになればかなり安心して使えるかもしれません。
電源タップ
このあたりがコストもよく評価も高く使っている人もおおいですね。
まとめ
[DTM」ギター録音でノイズに悩む人は電源ケーブルを変えてみよう!ケーブル類は俗にいう「沼」ですから深入りは禁物です。正直ハマってしまったら沈むだけですw生音を取る人はノイズをとる環境をつくることもオーディエンスのためと思って今の電源環境を見直して可能であれば1ランク上の電源環境にしましょう。