Mojaveが重たいのがストレスだ!軽くできる方法が知りたい
「速いはずのMac Mini2018の起動が遅い…OSであるMojaveが原因かも…」と思っているかもしれませんが、実は他に原因がありました。私の環境では購入当初起動は20秒足らずだったのが、だんだん遅くなり気がつけば1分15秒!これはおそすぎると思い色々と調べてみた所、原因がわかったので今回はその対処方法についてお話します。
mac mini 2018 mojaveの起動が遅い原因!
最初は速かった起動が遅くなったのは、外付けストレージとシステムの不具合が原因でした。
外付けストレージ問題
外付けストレージに関しては思ってもみなかったのですが、全ての外付け機器を外したら起動時間は20秒まで改善されました。私のMac mini 2018の環境は
これにSSDが512GBです。(画像は10.14.2ですがシステムは10.14.3にしてあります)現在メインSSDの使用率は29%。インストールしすぎによる速度低下があるのかはわかりませんが、このあたりが512GBの速度の限界かもしれません。
そしてこのMac mini 2018に外付けしているのは
これらのペアでストレージを取り付けています。そしてこれらを一つずつ外して起動速度を調べた結果
Samsung SSD 1TB 970 EVO Plus M.2
アイティプロテック AOK-M2NVME-U31G2 NVMe(PCI Express接続タイプ)M.2 SSDケース USB3.1Gen2接続対応この組み合わせのストレージを外すと起動速度が6秒ほど改善されました。このストレージはThunderbolt3の端子にUSB3.1Gen2として繋がっているのでストレージ自体の速度は次のような結果なのですが、
変換によるシステムへの負荷なのか、ケースのチップの問題なのか起動速度に影響していることがわかりました。
Mac Mini2018は遅い?
Mac Mini2018は遅いと思っている人がいますが、そんなことはありません。デフォルトの段階では起動十数秒程度で立ち上がります。
アプリを大量にインストールすれば当然起動は遅くなりますが、core i7の6コア12スレッドの動きはLOGIC PRO10.4.5でD16の重たいパッチでも数十トラックを動かすことができます。これに関しては記事に次第追加したいと想います。
また内蔵のSSDに関しては512GBクラスで3000MBオーバーの速度を出すことができますし
外付けでもUSB3.1で1000MB弱の速度を出すことができます。・
Mac OS Mojaveは重い?
OSのアップデートのたびにどんどん重くなります。しかしこれは最新のマシンで使うことを想定しているためです。昔は、OSのアップグレードによる重たさは3世代前のマシンでもそれほど感じるものではありませんでしたが、
今では1世代前のマシンですら重く感じることが多いです。
Mac OS Mojaveの起動を速くする方法
メモリ増設
最新マシンで使うことを想定しているMojaveですが、マシンメモリを増設することで速くなるケースがあります。16GBのメモリを32GBに増設したら数秒速くなったというデータもあります。
1枚のメモリ(シングルメモリ)で動かすのと2枚のメモリ(デュアルメモリ)で動かすのではデュアルチャンネルのメモリの方が処理速度が速くできるなので16GBのメモリ1枚より8GBのメモリ2枚挿しにした方が起動が速くなる可能性が十分にあります。
ただそれでも数十秒も変わるのではなく、2秒〜3秒程度しか起動速度は変わりません。
起動速度改善のためのシステム不具合の修復方法
PRAMクリア
使用しているOSはMoajaveの最新版です。クリアの方法はoptionキーとcommandキーとPとRを起動時に押し続けます。以前なら起動音が二回なってくれたのですが、最近のMacは起動音がならなくなりました。その代わり推し続けていると「エラー音」が二回なるのでそれの PRAMクリアになります。
SMCリセット
SMC のリセットが必要な場合の兆候
以下の症状が認められる場合は、SMC のリセットが必要だと考えられます。
コンピュータへの負荷が高くなく、正しく通気されているにもかかわらず、コンピュータのファンが高速で回転する。
- キーボードのバックライトが正しく機能しない。
- ステータスランプ (搭載されている場合) が正しく機能しない。
- バッテリーランプ (搭載されている場合) が正しく機能しない (バッテリー内蔵の Mac ノートブックの場合)。
- ディスプレイのバックライトが周囲の明るさの変化に正しく反応しない。
- Mac が電源ボタンを押しても反応しない。
- Mac ノートブックが蓋を開閉したときに正しく反応しない。
- Mac が予期せずスリープ状態になったりシステム終了したりした後、電源が入らない。
バッテリーが適切に充電されない。
- MacBook または MacBook Pro が内蔵の USB-C ポートで充電されない。
- MacBook または MacBook Pro が、内蔵の USB-C ポートに接続された外付けデバイスを認識しない。
- MagSafe 電源アダプタの LED (搭載されている場合) が適切な充電状況を示していない。
- CPU に異常に負荷がかかっているわけでもないのに、Mac の動作速度が通常よりも遅い。
- ターゲットディスプレイモード対応の Mac で、思うようにターゲットディスプレイモードにしたり、ターゲットディスプレイモードを解除したりできない。または、予期せずターゲットディスプレイモードになったり、ターゲットディスプレイモードが解除されたりする。
- Mac Pro (Late 2013) の入出力ポート付近のイルミネーションが、コンピュータを動かすと点灯しない。
普段は必要ないSMCですが、macの動作に何かしらの問題があるときは試す価値があります。
これらを実行することで1分15秒かかっていた起動時間は30秒後半になりました。
システムメンテナンスソフト
無料で定番のなのはOnyxです。これでシステムキャッシュあたりをまとめてクリーンにしてもらいました。ただ今回はOnyxによる起動時間改善の恩恵はありませんでした。
まとめ
Mac mini 2018の起動が遅くなる原因を調べてみましたが。メモリの増設による改善案は多少有効のようにも感じます。また当然ながら必要以上のソフトをインストールしないことも若干の改善になります。
もともとmojaveはできたばかりのOSで今後改善されていくのでひょっとしたら今後はシステムレベルで起動速度の改善があるかもしれませんが、
Mac mini 2018の電気代を調査シャットダウンしなくてもいい?
これで書いたようにスリープ状態でも構わないので起動速度はそれほど気にしなくても良いのかも?と思ったりもしています。
追伸
最新の10.14.5ではだいぶ起動は速くなっていますが、今度は、サンボル3経由でつないだシネマディスプレイが起動時に認識しない不具合に悩まされています。具体的にはOSは起動しているのにシネマディスプレイが暗いままという状態です。
解決方法としては、起動後一度サンボル3プラグを抜いてやると認識します。サンボル、DVIの変換の不具合なのか、シネマディスプレイの不具合なのかわかりませんが、困っていますw
追伸2019/09/02
上記の不具合は10.14.6で解決されました。