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おすすめヘッドフォンが見つかる?漫画「ミミヨリハルモニア」感想

ゼンハイザーのHD598(通称プリンカラー)とsonyのMDR Z1000(廃盤)を使っているUGです。

新しいヘッドフォンをもう一つ欲しくなったために色々と探していたところ、歩く食べログと言われる

TAC@この創造という名の地獄へ から「ヘッドフォンを探す参考になるのでは?」という感じで教えてもらった

ミミヨリハルモニアという漫画が面白かったのでそのお話をします。

ミミヨリハルモニアで学べること

様々なメーカーのヘッドフォンの開発秘話

ヘッドフォンの音をあらゆる角度で言語化(ここ重要)

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ミミヨリハルモニアとは

ミミヨリハルモニアは著者わだぺん。ヘッドホン監修  岩井喬さんが描く、全3巻で完結するヘッドフォン漫画です。

わだぺんさんは 東京自転車少女 孫子のアイドル兵法!etcなど、テーマに対してすごいフェチ度で書いていらっしゃる漫画家でありイラストーレーターです。

そして、岩井 喬さんがヘッドフォンの監修をされています。

岩井 喬 (いわい たかし)

エンジニア・オーディオライター。 東放学園音響専門学校卒業後、レコーディングスタジオ(アークギャレットスタジオ、サンライズスタジオ)で勤務。その後大手ゲームメーカーでの勤務を経て音響雑誌での執筆を開始。現在でも自主的な録音作業(主にトランスミュージックのマスタリング)に携わる。プロ・民生オーディオ、録音・SR、ゲーム・アニメ製作現場の取材も多数。小学生の頃から始めた電子工作からオーディオへの興味を抱き、管球アンプの自作も始める。

引用:エンジニア・オーディオライター 岩井 喬氏 イヤホンレビュー (SE535) より

このおふた方によってフェチ度500%のヘッドフォン漫画になっているのがミミヨリハルモニアです。

ミミヨリハルモニアのストーリーとちょっとした注意点

音楽を楽しむためのマストアイテム・ヘッドホンの魅力に出会った女子高生・音々は、ヘッドホンマスター・響の誘惑によって、より深い“沼”へと導かれていく…。

ヘッドフォンの音質をソフトエロティックに表現している部分もあるため、その系の表現に過剰反応する人にはオススメできません。

しかし、書いてあることの熱量は凄まじく、かわいい女子高生や一癖も二癖もキャラクター、いろいろなアニメや漫画のオマージュによって読みやすくなっているので純粋に読み物として楽しめます。

全3巻で完結しているのですが、1,2巻は書籍化(紙)されているのですが、3巻めだけ電子書籍オンリーになっています。なぜこの仕様にしてしまったのかはわかりませんが、1,2巻をコミックで購入した人からは不満の声がレビューで現れています。

なので全巻揃えたい人は最初からkindleでの購入をオススメします。

ミミヨリハルモニアで触れているヘッドフォンについて

ミミヨリハルモニアでは1巻につきおよそ3本ずつ程度のヘッドフォンを紹介しています。

※収録ヘッドホン
Fostex:T50RPmk3n
beyerdynamic:T 1 2nd Generation
DENON:AH-D7200

・収録ヘッドホン/STAX SR-009…etc
世界中で愛されるコンデンサー型ヘッドホンを生産するSTAXの工場に音々と響が潜入捜査!
STAXの深部に向かう二人の前に現れた謎の人物の正体は…!?

・収録ヘッドホン/AKG K712 PRO
様々なモニターヘッドホンの名機を生み出してきたAKG。
極限にまで再現されたAKGサウンドを聴いた音々の体に異変が起きる!?
あのネットを騒然とさせた、けい〇ん!事件の真相にも迫る!!

・パイオニア/SE-MASTER1…etc
パイオニアが世界に誇るフラッグシップモデル【MASTER-1】を聞いた音々は、母性を感じさせるサウンドによって幼児退行してしまう…。
深い眠りの中で、音々は【MASTER-1】の開発に携わるエンジニアの苦悩を目にするのだった。
果たして音々は元の世界に戻れるのか!?

・NuForce/Be Free5…etc
日々進化を続けるブルートゥースイヤホンの現場をレポート!
ユーザーの求める集合知によって作り出される、最新イヤホンはこれまでの常識をひっくり返す!?
コードの煩わしさから解放された音々は、サウンドに身も心も酔いしれてしまい…。

ヘッドフォンの歴史と言語化された音の印象

先程もお伝えしましたが、内容は開発記録とその会社の歴史がメインです。そこはそこで楽しめるのですが、個人的には徹底的に絞り出された音への言語化にあると思っています。

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ミミヨリハルモニア 1巻より

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ミミヨリハルモニア 2巻より

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ミミヨリハルモニア 3巻より

個人的に好きなのが、2巻の一度聴いただけで「オーケストラの構成がすべて把握できる」という表現は音の解像度の高さをわかりやすく表現しています。

これ以外にも、音の言語化とイメージ化に挑戦しています。表現方法が性的な部分もあるので、無理な人にはオススメしませんが、内容としては本当に楽しく、サクッと読みながらも頭の片隅に残り続けてくれる印象があります。

開放型と密閉型について

作中の中で語られる密閉型と開放型のヘッドフォン

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説明が実にわかりやすく、ホントイメージとしてこのままです。

当然マイクを使った録音するときに開放型を使えばダダ漏れした音がマイクに入ってしまうので、録音時に使えるマイクは密閉型だけです。

正直想像以上に音漏れします。

より詳しいことを知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

まとめ

読みながら思っていたのはこの漫画のテンションは一言で言うならばミスター味っ子です。(分かる人だけわかってください。似たようなテンションの料理漫画です)

漫画で表現するのがもっとも難しいとされている音の世界ですが、言わんとする気持ちはよくわかります。3巻で終わってしまったのが残念ですが、今、私がヘッドフォン購入に悩んでいるSONYのM1STやYAMAHAのMT-8あたりの開発秘話も描いてほしかったところです。

DTMerにとってヘッドフォンは大事なツールであり、多くの人が業界標準的なものを使う傾向があると思います。それはそれで間違いではありませんが、創作時には自分のテンションがしっかりと維持できて楽しめる、自分にぴったりのヘッドフォンをこの本の知識を通して購入するのも良いと思います。

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