どうもUGです。

今回は音符の長さを正確にコントロールする究極のADSR音色作成術について

お話します。

 

音色の肝となるるのが波形です。

そのどの波形を使うかで音色そのものの役割が決まります。

サイン波を使ったリードはバラードに向いていますが、

SAW波を使ったリードは攻撃的攻めていくような

ソロにぴったりでです。

 

しかし波形だけだと音色の良さは伝わりません。

楽曲の中でその音色を最大限目立たせるために必要なのは

 

ずばり「ADSR」エンベロープです。

 

なぜならエンベロープとは音色に時間的変化を与えるものですが、

このエンベローブ結構適当に済ませてしまう人が多いです。

プラック系はDecayを速く減衰させる

パッド系は立ち上がりを遅くする

エンベローブのない音色は

ただそこに音があるだけです。

 

それでは生きた音色とは言えません。

どんな音色でも時間変化があってこそ

音色としての意味を持ちます。

 

その音色の時間変化を音符単位で

コントロール出来るとしたら

どう思いますか?

 

このパッドは16分音符の長さで立ち上がりが変化する。

このプラックは8分音符の長さジャストになる。

 

音色の時間変化を音符レベルでコントロールできると

リズムのぶれがなくなり楽曲のクオリティも上がり

全体的にスッキリとしたものになります。

 

この記事を読んでしっかりとADSRを活かした

音色作りを覚えていきましょう。

 

それでは

音符の長さを正確にコントロールする究極のADSR音色作成術

詳しく見ていきます。






ADSRとは

こちら↓にも詳しく書いていますが、

簡単に説明します。

初心者DTMerが理解できるエンベロープ(ADSR)の設定方法

Aアタック

Dディエイ

Sサスティン

Rリリース

 

これらの頭文字とってADSRを言われています。

アタックを遅くすることで立ち上がりが遅くなり

ストリングスやパッド系の音色に

ディケイを速く減衰することでプラック系の音色に

サスティンを短くすることでディケイで音量が変化したと

どれくらい音色持続するか

リリースは鍵盤を離したあとどれだけ音が伸びるか

 

これらがADSR(エンベロープ)の役割です。

 

MINI-VのADSRの特徴

ArturiaのMiniVのエンベローブはアタック、ディケイ、サスティンになります。

上記の画像がデフォルトになります。

 

さてこの画像を見て「あっ!」と思った人はすごいです。

 

実はMINI-Vののエンベロープには変化する時間が表記してあります。

例えばアタックタイムを回せば画面の左下に

VCA Attack 3.20msと表示されています。

 

アタックタイムをどれだけ遅くするかということを数値で確認することができます。

これは地味にすごいことです。

「なぜならば時間によって音色は変化する」

 

つまり8分音符で音を変化させる場合は

この数値を8分音符にしてやればいいのです。

 

そのためにはちょっだけ音の時間について覚える必要があります。

 

テンポ60というのは

4分音符が一分間に60回なることを意味します。

テンポ=BPM ビットパーミニッツ

4分音符を1とすると8分音符はそれの半分16分音符はさらにそれの半分となります。

 

BPMが60のとき60回なるということは

「60秒÷60=1秒」

つまり四分音符は1秒になります。

では8分音符はその半分0.5秒になります。

16分音符はその半分0.25秒になります。

1秒より短い時間はms(ミリセコンド)で表記します。

 

ミリセコンドとは1秒の1/1000が1msなので

0.5秒の場合は500msとなります。

つまりテンポ60における8分音符の長さは500msとなります。

 

この数値はコンプレッサーで出てくる数値を同じ意味です

 

これを数値になるようにアタックタイムのノブを設定すると

8分音符の遅れたアタックタイムの音色を作ることができるわけです。

機能上ジャストにはなりませんw

 

一旦デフォルトに戻し

次にDECAY項目でこちらを500msセコンドにした場合

完全な8分音符のプラック音を作ることができます。

しかしこのままだとリリースが聴いてしまって

鍵盤を離しても音が伸びてしまいます。

そうならないために画像で◯のDECAYスイッチをオフにすることで

鍵盤を離したあと8分音符の長さを再生して音が途切れます。

 

ベースなどでも8分音符の長さで打ち込んでも

音色は8分音符の長さとは限りません。

 

それを合わせることでタイトルでクリアなベースを作ることができます。

ちなみにBPM120時の音符の秒数は次のようになります

 

8分音符=0.25秒=250ms
16分音符=0.125秒=125ms
32分音符=0.0625秒=62.5ms





 

さいごに

音符の長さを正確にコントロールする究極のADSR音色作成術

いかがでしたか?

 

本当は耳で確認できれば1番ですが、

そういうのが苦手な人はデジタル表示を有効活用しましょう

 

音色波形にこだわる人は多いですが、

エンベロープとくにADSRの時間変化までシビアに見ている人は少ないです。

 

こだわり抜けるポイントとして意識しておくと

かなりクオリティの高い音色を作ることができます。

 

ソフトシンセによってはADSRのmsが表示されないものもあります。

表示されるものを使ってしっかり音符の長さにあった

ADSRを設定してみましょう。