DTMerのほとんどは防音室に憧れます。気にせず音が出せる環境、マイスタジオ!思い切り誰にも気にせずDTMができたらさぞかしい楽しいはず…でも実際は少しでも大きな音を出せば苦情が来る
昔はピアノの音が大きすぎる!といって殺人事件があったくらいです。
防音室を買うという手段もありますが、ピアノサイズが入る1,000,000クラスになります。
なので小さい音やヘッドホンで音で我慢するわけですが、実は防音していなくても大きな音を出せる部屋があります。
音が出せる物件ってないの?あります。キーワードは騒音です
この記事を読むことで音がだせる物件とはどういうものか?について書いてありますので、お部屋探しの参考にしてください。
それでは音を出せる!DTMで防音を必要としない部屋の見つけ方
詳しくお伝えしていきます。
数値からみるうるさいと感じる目安は
日本騒音調査によると
日常生活の騒音レベルはこのような数値で表されます。
これが音楽になると
(サイレントデザイン社より)
これは純粋な音量のみで
打鍵音
たたくなどの振動は含まれていません。
防音をするとき以外に問題になるのは打鍵音です。
音は聞こえないのにカタカタ音がするというのは
振動音が伝わっているということです。
木造よりは鉄骨RC
音が階下やとなりに響きやすいのは木造です。
なぜなら音や振動を吸収することができないからです。
固くても材質が軽ければ振動して伝わってしまいます。
鉄骨やRCは振動を吸収してしまえるので、
木造よりは圧倒的に隣近所への音漏れが防げます。
一般的な住宅でできる防音は
一般的な木造住宅30~40 dB、
マンション30~60 dB
防音スタジオ80db
これらが防音対策が限界とされます。
防音を必要としない部屋とは?
つまり自分が出している音より外の方がうるさい場合
自分の騒音はかき消されます。
部屋を選ぶポイントは
- 飛行場近く
- 線路沿い
- 高速道路沿い
- 幹線道路沿い
などが騒音レベルとしては高い場所になります。
その中でもオススメなのが高速道路沿いです。
高速道路は走行音が日常音になっているので
その近隣住人はその音になれて住んでいます。
住宅街で漏れる音の印象と
高速道路沿いの住宅で漏れる音は
同じ音量であっても体感は全然違います。
そういうところであれば防音質がなくても
音をだせます。
またそういうところは設計段階から
二重サッシになっていたり、防音に強い
窓ガラスになっていたりする場合もあります。
部屋のどこで音を出すかは大きなポイント
1番音が伝わるのは壁際です。
つまり壁から1番離れたところで音を出すことで
音のエネルギーが壁に伝わるのを弱くしてしまえば
となり近所へ伝わる音量は少なくなります。
そういうときに部屋の壁に分厚い吸音材を
貼っておくとより効果が出ます。
さいごに
音を出せる!DTMで防音を必要としない部屋の見つけ方
いかがでしたか?
防音室といっても完璧ではありません。
家に防音室を入れても
防音室のすぐ横に立っていたらボーカルの声はよく聞こえます。
しかし、防音室の目的はその伝わる音のエネルギーを減らすことにあります。
なので防音室+部屋の防音で隣階下には効果が出るというわけです。
条件さえあうならばそういう「街が賑やかな」ところに住むのも
アリかもしれません。
ただあまりうるさいと今度は楽器によるレコーディングは難しくなります。
出る音
入る音
どちらもバランスですね。
コメント