StudioOneでバウンスするとめっちゃ時間がかかる!どうやったら速くなるの…?
最新のプログラムで作られているのでStudioOneのキビキビとした操作感は他のDAWにはない魅力です。
しかし、たまに異常にバウンスが遅い!と思うことありません?なんか3分の曲なのに、残り時間が10分とか出たり「あれ?バウンス以上に時間がかかっている!」
そのようなトラブルを回避する方法が今回の記事の内容になります。
書き出し(バウンス)とは?
ボーカルやギターにベース、ピアノやシンセなど複数のトラックを一つのステレオファイルにまとめること。StudioOneではトラックからミックスダウンでバウンスできます。
書き出しが遅い原因
私は普段48kHzの32bitという環境で仕事をしています。
仕事上SMFを使用することが多いのですが、SMFを読み込むと、なぜか、サンプルレートが44.1kHzになってしまうことがあります。
SMFにサンプリングレートの変更なんて、記録できた覚えはあまりないのですが…これを知らずに作業し続けて「さぁ曲が出来たバウンスだ!」ってなったとき
4分くらのトラックエクスポートがこんな時間になって全然終わりません。この状態になると3分の曲とかに10分以上の書き出し時間が必要になったりします。
そして本来?であればStudioOneのサンプリングレートを変更すればバウンス時のサンプルレートも変更してくれていてほしいところなのですが、なぜかこちらは48kHzのまま
遅い原因はバウンス時にサンプルレートのリアルタイム変更をしているとか思ったのですが、
フォーマットは書き出し時の設定の48kHzの24bitが有効になっています。当然書き出したwavファイルは48kHzの24bitです。
謎ですね。
対処方法
それほど難しい話ではなく、ソング設定でサンプルレートを書き出し時に設定されているフォーマットに合わせるだけです。下のバーからサンプリング周波数が表示されているので、そこをクリックして元に最初使用していたレートに戻せばOKです。
この仕様にどういう意図があるのかイマイチわからないので誰か分かる人がいたら教えてください。
まとめ
studio Oneバウンスが遅い時はここを疑えいかがでしたか?今回の書き出しが遅くなるトラブルはトラックが少ないときでも遅くなり、多くなればなるほど信じられないような書き出し時間になってしまいます。あまりこういうトラブルは起きないと思いますが、おきたときはサンプルレートのチェックをすることで回避できるかもしれません。参考にしてください。