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おすすめシンセサイザーをググる前にしっておきたいこと(アナログ編)

なんでもいいのでおすすめシンセサイザーを教えてくださいと言われてとても困ることがあります。なぜなら、どういう用途で必要なのかがまったく不明瞭だったりするからです。

そういう場合は何でもできるマルチ音源をおすすめすることしかできないのですが、やはりDTM歴20年の経験を活かしたシンセサイザーをおすすめしたくなります。

そのためにはとりあえず「おすすめシンセは何?」と聞く前に次のことを意識するようにすることが大切です。それは「自分がほしい音を明確にできているか?」ということです。

こう聞くことで楽器屋さんや詳しい人からより詳しい情報を聞き出すことができます。今回の記事を読むことで自分に本当に必要なシンセサイザーを選ぶ基準をもつことができて余計な時間、お金を節約できてよいことだらけです。

目次
UG
作編曲家(DTMブロガー)
作編曲家/DTMブロガー&講師 /
日本シンセサイザー協会準会員/
テレビ番組/CM、映画、よさこい、
ゲーム、などのBGM及び効果音を作成

アナログシンセorデジタル(サンプリング)シンセ

アナログ・シンセとはオシレーターから発信する波形のみで音を作るシンセのこと。

そのためリアルな楽器音は当然出ません。

サンプリングシンセとは生楽器からシンセまであらゆる波形をサンプリング

取り込んで発音するシンセのこと。

豪華なオーケストラからピノやギターにベース、ドラムまで

サンプリングシンセがあれば「なんでもできます」

ジャンル的に言えば

アナログ・シンセは

テクノ、ダンス、EDM

デジタル(サンプリングシンセ)は

アナログ・シンセのジャンルを含むすべてのジャンル

ポップスにロックになんでもできると考えてよいです。

こうやって考えると便利で良い感じがするのは

サンプリングシンセのように思います。

実際そのとおりでデジタルシンセには

アナログ・シンセを再現しているモデリング機能を搭載しているものも

多く、デジタルシンセの方が用途は確実にひろいです。

しかし、やはりアナログの音の変化を知ってしまうと

いくら優れたモデリングといってもやはり本物のアナログ・シンセと

比べると出音は全然違います。

アナログシンセを選ぶポイント

まずはフィルターです。

とにかくフィルターです。

アナログ・シンセの良さはこのフィルターによって決まると言っても過言ではありません。

moogタイプのフィルタやTB-303のフィルターがあってと

マニアはここの話をすると止まりませんw

90年代に発売されていたアナログ・シンセはこのフィルター部分だけを

交換できるものもありました。

それくらいフィルターが音作りにおいて重要ということです。

アナログ・シンセは基本出てくる音は

VCOに搭載されている波形の数できまります。

つまり音色的には4つくらいしかありません。

それをフィルターやLFOやエンベローブを使いまくって音を作ります。

なので、オシレーターの質(波形)も重要ですが、

音作りの肝となるフィルターはとくに重要となります。

つまりここでアナログ・シンセのおすすめをきくときのポイントは

「アナログ・シンセを味わい尽くせるフィルターを搭載した

おすすめシンセはありますか?」と聞くと

通ですw

次に同時発音数も重要です。

昔は1970年〜1980年デジタルシンセが出てくるまで

アナログ・シンセは基本単音(モノフォニック)でした。

当時ポリフォニックのアナログシンセはそれこそ何百万もするレベルです。

なのでアナログ・シンセを選ぶときは

「モノフォニック単音かポリフォニック(複音)か」

しっかり意識しないといけません。

「自分がアナログ・シンセをつかう目的はポリフォニックなのかモノフォニックなのか?」

考えましょう。

安くてそこそこよい音がでるアナログ・シンセ

ポリフォニックの1番安いアナログ・シンセは

KORG ( コルグ ) / VOLCA-KEYS

エディットはそれほどできませんが、

安くてもしっかりとアナログの音しています。

なのでアナログシンセの音について触れてみたいという意味でしたら

おすすめできるシンセです。

それ以上にエディットと同時発音が必要とあれば

おすすめはkorg minilogueです。

同時発音が4音でがっつりとしたアナログ・シンセです。

お値段も5万以下とおすすめです。

高くてめちゃめちゃ良い音がするアナログ・シンセ

Dave Smith Intruments Tom Oberheim OB-6

ポリフォニックアナログ・シンセの王様と呼べる

音色の素晴らしさ

パラメーターの並びの美しさ

どれをとっても触ることへの欲望を制御できない

アナログ・シンセです。

お値段も良い値段しています。

KORG ( コルグ )prologue8

最近korgはアナログ・シンセに力を入れています。

お値段はOB-6より安いですが

値段的にも音色的も

「20万以下のアナログ・シンセでおすすめはありますか?」と言われたら

間違いなくこれです。

moog  Minimoog Model D復刻版

モノフォニックアナログ・シンセの王様

minimoogです。

本当に太い音で存在感が半端ないです。

DTMerの憧れ、シンセマニアの憧れ、

私も手に入れいたいシンセです。

さいごに

本来ならばアナログ・シンセを買う段階で「おすすめは?」と聞いている買い方をするものでもありませんが、

最近はアナログ・シンセも安く良いものも出てきています。

初めてのアナログ・シンセとして「おすすめは?」と気軽に聞けるのはある意味良い時代だなーと思ったりもします。ハードの雰囲気や出音に惹かれるのもいいですが

「アナログ・シンセで私は何がしたい(できる)かな?」と考えならながらアナログシンセを触ったりレビュー動画をみることでよりぴったりなアナログ・シンセを見つけられると思います。

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