どうもUGです。

作曲はしたものの「なんか物足りない」と感じるDTMerは本当に多いです。

そして、その物足りなさを感じた結果「やっぱ才能ないわー」と思ってしまう人もたくさん見てきましたが、

「物足りない」ということと才能は全く関係ありません。

 

物足りないということを感じるはスキルが上がり始めている証拠ですし

さらにスキルアップの兆候とも言えます。

 

今日は「物足りない」という感情を正しく理解して

何が必要かを説明して見たいと思います。









物足りないと感じるのはステップアップの兆し

最初からこれを感じることができる人は、ある意味センスがあるといえます。

もちろんなくても問題ありません。

私がDTMを始めた高校の頃は今よりはるかに音源も貧弱で

ギターもギターに聞こえないようなプリセットでしたが、

頭の中にはそれを補うだけの妄想力があったため

プロの音と比較しても作曲仲間の曲と聞いても

「物足りなさは」感じませんでしたw

 

なぜ物足りないと感じるのか?

楽曲のクオリティ云々の前に言えるのは物足りている対象との比較です。

つまり「ほかの何かと比較することで」自分のサウンドの拙い部分を感じるようになります。

 

クオリティの高い音色とエフェクトプラグインを駆使したサウンドの楽曲と比べると

それらを使用していない自分の曲は見劣りする部分があるのは当然です。

 

勉強するための比較は良いですが、環境の違いまで比較する必要はありません。

今の環境で今できることを見つけることが大切です。

 

ではここから具体的な改善方法についてお話ししたいと思います。

 

楽曲の骨格は成り立っているか?

私が大切にしているのは楽器1つで楽曲の骨格が成り立っているかどうかです。

では楽曲の骨格とは何んでしょうか?

答えはリズムメロディハーモニーが成り立っているかどうかです?

 

意図があってそれで納得し違和感がなければ良いのですが、

例えばコードがCメジャーの場合、構成音は「ドミソ」

Cマイナーの場合「ドミ♭ソ」となります。

 

ドから数えてミという3番目の音が半音低いか高いかでメジャーかマイナーの響きになります。

 

ギターでパワーコードを弾くと「ドソド」となります。

そしてこの時メロディの音がドかソの場合

Cメジャーの重要な構成音である「ミ」の音がないため

コードがメジャーかマイナーか瞬間的にわからなくなります。

これを専門的な言い方をすると「omit3」と言いい

第三音を省略するという意味です。

 

これを理解して使う分には問題ありませんが、

適当に第三音を省略してしまうと

当然「物足りない」印象になります。

物足りないというか「あるべき音がないからすごい違和感」になるかもしれません。

 

まず使われるべき音がきちんと使われているかを意識しましょう。

案外やってしまったりしている人いるんですよw








トラック数が足りないと思い込んでいる

最近は普通のポップスでも何百というトラックを使うこともあります。

しかしこういう情報だけを聞くと

「トラック数が足りていない=物足りない」と考えてしまう人がいますが、

それは間違いです。

 

そもそも4ピースのバンドではドラム、ギター、ベース、ボーカルです。

ドラムにkick snare HH TomX3 OH ROOM 10トラックほどあれば最低限のドラムサウンドにはなります。中には

KickとSnareとOHX1の三点取りという方法で録音することもあります。

どちらにしても、やはり16トラックもあれば、4ピースのバンドは収録可能です。

さらにいうと、アコギ一本で歌うシンガーソングライターの曲はボーカルとアコギだけになります。

 

もちろんコーラスワークや多少ギミック的な感じでアコギを増やすことがあるかもしれませんが、

トラックの少なさ=物足りないという答えにはならない話になります。

ミックス時の物足りなさ

音抜けが欲しくて必要以上に高域にこだわる

その結果全体的に音が細くなることがあります。

音が遅くなるというのは「音楽を気持ちよく感じるために必要な要素がないということですから」

物足りないという印象を受けることがあります。

 

特に初心者の段階では必要以上に高域を上げる傾向にあります。

これは高域が聞こえると音の輪郭が見えやすくなるためです。

音がはっきり見えると全体像が捕らえやすくなることで意識しなくても音楽の隅々まで

感じることができるので脳が心地よいと感じるためです。

 

しかし、必要以上に高域を上げる必要はありません。

そもそもミックス時に高域を何デシベルもあげるのではなく

音色を作る段階でその音色がアレンジとして成り立つかどうかを

確認していればミックスはそれほど高域を持ち上げる必要はなかったりもします。

 

マキシマイザーを多用する

音圧が低いと物足りないと感じるかもしれません。

その結果マキシマイザーで音圧を上げて満足するかもしれませんが、

それは見せかけでしかありません。

 

作曲はリズムメロディハーモニーが高度なレベルで組み合わさってできるものです。

初心者からそれが出来るかどうかは関係ありませんが、

それらをマキシマイザーを使って「音が大きくなったら物足りた」と感じていると

やはりどこかで「物足りない」という壁に当たります。

間違いありません。

 

マキシマイザーを使ってするのは自分の中で作った音楽が

他の人に聞いてもらった時にその楽曲の意図がより伝わりやすいためにあります。

 

必要以上のことをやろうとする

ロックがやりたいのに気がつけばシンセもいっぱいに入れ込んで

カオスな状態になっている一見物足りない感じとは相反する気がするかもしれませんが、

作りたいジャンルのコアな部分が見えないと「どんなに音色を増やしても物足りない」という

印象になります。

 

ラーメに例えると

 

めっちゃダシも美味しいし

メンマもたくさん

チャーシューはとろけるレベル

ネギも一級品!

 

しかし麺がない!

これだとラーメンにはなりませんよね。

 

絶対存在しなければいけない音を考え、

それを隠してしまうようなアレンジをすると「物足りなくなる」感じる

これは結構落ちってしまう人が多いのでぜひ覚えておくといいですよ。

 

知識不足

数は質を凌駕しますが、ある程度の質の数をクリアしていくことも重要です。

数ヶ月で100曲を書くというのが流行っていたりしましたが、

てっとり早いスキルアップを測りたいなら、

好きなバンドのスコアを買って30曲ほど打ち込むと驚くほど

スキルが上がります。

 

バンドスコアは全ての楽器を完璧に記載されているわけではありませんが、

それでも30曲も打ち込めば楽曲がどういう構成になっているかは理解できるようになります。

 

バンドスコアを打ち込みたい時に意識したいのは

コード進行

楽器の編成(ギターの数やシンセの数)

ベースとメロディの関係

ドラムのフィルは?

これらを意識しながら、打ち込めばかなりの知識を身につけることができます。








さいごに

DTM初心者感じる作った楽曲の物足りなさと効果的な改善方法は?

どうでしたか?

 

  • 物足りないと感じる理由はまず自分以外の音楽と比較した時に生まれる感情です。
  • 物足りなさはスキルアップの兆候であって才能があるかないかは関係ありません。
  • 必要以上の比較は意味がない
  • あるべき音を意識して音楽を作る

 

他にも色々とありますし、「物足りない時はマキシマイザーだ!」なんていう人もいますが、

大切なのは「物足りないと感じる理由」を自分で考えながら、解明していくプロセスが

もっとも成長につながります。

 

自分の楽曲が物足りないと感じた時は飛躍するチャンスです。

しっかりと意識して大きく成長していきましょう。