そうだったのか!ミックスが3倍楽しくなるスペアナ活用方法

ミックスで使われることが多いスペクトラム・アナライザー略して「スペアナ」おそらくたくさん人がミックス時にスペアナを参考に「ベストミックス」を作り上げているとは思いますが、上手く行かなくて悩んでいる人は多いと思います。「100hzが出過ぎだから、イコライザーでもうちょっと削って高音域が足りてないから12khzをちょっとつついて」

まぁこんな感じの使い方だと思います。

しかし、それではよいミックスにはなりません。ミックスで重要な要素はいろいろありますが、スペアナを通して理解できるのは音の周波数ピークです。しかしより重要なのは「音色」のもつ周波数の重なり合いだと私は思います。どんな音色はどんな周波数ピークを持っていてどう重なっているのか?

この記事を読むことでスペアナの見方と活用方法を理解できます。最終段階にスペアナを指して音の出方を確認するだけではない一歩上のスペアナ活用方法を覚えてもらえれば嬉しいです。

スペアナを多用しちゃ駄目?

「音楽は耳で聞くもんだ!スペアナなんかに頼るな!」ってことを聞いたことあがる人いると思います。たしかに音楽は耳で聴くものです。ミックスも耳ですべてが判断できればいいですが、それがすぐに出来る人ばかりではありません。スペアナに頼ることでより良い音楽を作れるきっかけになるのであればガンガンと使うべきだと私は思います。

だから使えるものは何でも使おうの精神で良いと思います。

スペアナとは

音の周波数成分を確認することができるプラグインです。各メーカーからいろいろなものが出ていますが、今回使うのはwavesのPAZ Analzerです。かなり古いタイプのアナライザーなので最新式と比べると解明精度が幾分弱いですが、このプラグインの利点はpeakポイントを2つ保存し比較できることにあります。

やり方は簡単まずマスターにPAZ Analyzerを指します。次にkickを鳴らします。するとスペアナが反応します。そしてこのときに上記に並んでいるボタンの中からGraph->Memボタンをおします。すると今なった音の周波数ピーク結果が表示されます。次に、シンバルを鳴らします。するとアナライザーにはKICKとシンバル2つのピークが表示されます。

ただ上記の写真はシンバル再生時にレスポンスを遅くしているのでkickの音とシンバルの音のかぶっている部分が表示されていますg、とめてしまうとKICKとシンバルのかぶりはマスキングされていると見て、一つの表示になってしまいます。

ピンクがkickのピークオレンジがシンバルのピーク正直アナライザーで大切なのは音のピークより重なっている部分だと私は思っています。どれだけの音が重なっているかわかれば音の棲み分けがしやすくなるのですが、PAZ Analyzerにはその機能は搭載されていません。

マルチトラックスペクトラム・アナライザー

なんかすごいかっこいい響きですよね。オタク心をくすぐりますw

Voxengo SPAN Plus

最大で5つの別トラックの音を一つのアナライザー内に表示可能、色分けされているので表示も見やすく、機能も抜群です

pluginboutiqueでお値段4,995円セールなどでは半額になったりすることもあるのでその時が狙い目かもしれません。

Audio Plugins from Pluginboutique.com

MeldaProduction「MMultiAnalyzer」

こちらも複数のトラックのアナライズ結果を表示できるプラグインです。

こちらの方は色目的に華やかさはないですが、重なりあっている部分は見やすいのでこちらの方がVoxengo SPAN Plusよりこちらの方が作業しやすいかもしれません。pluginboutiqueでは8,334円ですが、公式サイトでは70ドル2018/09/11現在位置ドルは111円なのでこちらで買った方が少しお得です。

 

さいごに

大切なのは音の重なり方の認識です。もちろんシングルアナライザーでも確認できますがマルチトラックアナライザーの方がより精度の高い重なりを確認でき、適切なミックスをすることができるようになります。

高いものになると何万というものがあるなかでは上記のVoxengo SPAN PlusとMeldaProduction MMultiAnalyzerは安くて視認性もよく使いやすい部類のアナライザーだと思います。音のかなりをみるだけにお金をかけられるかどうかは人それぞれですが、アナライザーで得られるミックスクオリティは初心者の耳判断だけではたどり着けないミックスになると思います。

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