音がぬけない!こもる原因をとりあえずEQで簡単に解決する方法

どうもUGです。

音が「こもる」原因は中域で楽器だんご状態でひしめき合っているからおきます。

中域はいろんな楽器が集まりやすい場所として覚えてください。

 

このときにやってしまいがちなのが、ハイをブースストさせてしまうことです。

これは一見正解のようなサウンドになりますが、これだと今度は高音域が耳につきます。

ぬけの良い音とは「バランスのとれた音」であって「高域が強調された音ではない」ということです。

 

今回の記事を読んでいただくことで

こもる原因にになりやすい低音部のイコライザー処理について具体的に理解できると

ようなります。

 

それでは

音がぬけない!「こもる」原因をとりあえずイコライザー解決する方法

みていきましょう

音がこもる原因

編曲

最初にも書きましたが、音がこもる原因は各楽器が団子状態になっているからです。

これはミックスがどうというより編曲が原因になっていることが多いです。

 

同じ周波数に楽器が集まれば一つ一つの楽器が見えにくくなるのはイメージできると思います。

 

そしてその団子状態が起こる周波数は中域がほとんどです。

なので団子状態を解消しようと思ったら「中域」をいかにすっきりさせられるか?というのが

答えになります。

 

ではどうすれば「中域」をすっきりさせされるのか?という話ですが。

ざっくりした説明は

同じ周波数帯域に音がかぶるのを防ぐ

パンニングによって左右に逃がす。

コンプを使って音の奥行き感をコントロールし見せる音と見せない音を決める。

EQによって重なっている部分を削る

という方法が考えられます。

この中で最も簡単なのが「EQによって重なっている部分を削る」ということです。

 

とりあえずもスッキリしたことを実感したいという目的であるならば

パート毎に中低音域をカットしてしまうのが良いかもしれません。

 

結構乱暴な方法と思われるかもしれませんが、

こもる原因を知るにはこれが1番やりやすいです。

ところで中域って何?

実は厳密な意味で何をもって「高域」「中域」「低域」と決まっているわけではありません。

しかし大まかな目安として

高域は1kh〜20khz

中域は100hz〜1khz

低域は20hz〜100hzと言われています。

しかし、各メーカーによってこれらの数値は異なります。

そして最近は中低域、中高域というさらに細分化されています。

グラフィックEQ(下記のような特定の周波数をピンポイントで上げ下げできるEQ)を扱う場合は

かなり細かく周波数を扱える反面、慣れていない人には難しく見えることもあります。

なのでそういう人はスペクトラム・アナライザー等を使って「中域」と思っている周波数「100hz〜1khz」の中で

飛び出している部分を目で見ることをオススメします。

なぜ中域が団子状態になりやすいのか?

これは各楽器がどの音域なのかを考えるとわかりやすいです。

ギターの場合

1弦:330Hz (E4)

2弦:247Hz (B3)

3弦:196Hz (G3)

4弦:147Hz (D3)

5弦:110Hz (A3)

6弦:  82Hz (E2)

エレキベース(4弦)
1弦:98Hz (G2)
2弦:73Hz (D2)
3弦:55Hz (A1)
4弦:41Hz (E1)

6弦E2で刻むことで82hzの波形が出ます。

倍音を持たないサイン波ではないので、E2を発音させれば第二倍音である

オクターブ上の164hzの倍音が発生します。

ベースでE1の41hzも同じく第二倍音が出て82hzの音が出ます。

そこにキックを鳴らした場合これまた60hz〜5khzくらいまでの音が発生し

スネアであれば200hzにピークを持った音が出てきます。

後はピアノやシンセにボーカルが増えつければどこが一番最初に音の渋滞を起こすかはわかると思います。

 

低域や中域は大型バスが通りまくっているそんなイメージでもいいかもしれませんね。

 

そこをどうやって住み分けるかが音色作りの要であり、アレンジの領域でもあるのです。

 

今回は「こもる」という原因をてっとり速く理解するためにざっくりとしたEQの処理で

確認をしていますが、「こもり」はミックスで取り除くものではない

ということを頭においておいてくださいね。

EQはハイを足すのではなくローを削る

合言葉のように思ってもらっていいですw足りないからハイを足すのではなく

多すぎるからローを削る。結果ハイが強調される。

LFを-4db削ったところを基準0dbと考えると303hz以降はその基準より5.41db上げた状態になります。

これがEQを引き算的に考えるということです。

ハイを上げてしまうとその分のボリュームが上がってしまいます。

そうなるとバランスが大きく崩れます。

ではなく特定の帯域を下げることでそれ以外の帯域が相対的に上げることができる

これがEQを簡単に使う一つの目安になると思います。

ShelfEQを使う

ShelfEQとは指定した帯域より上または下をがっつりカットブーストするというもの、

ピンポイントの周波数を調整するものPeakといいます。このあたりは覚えておくと後々役にたつので

覚えておきましょう。下の図がシェルフEQです。

 

303hzより下の帯域をがっつりカットしているのがわかると思います。

このような形で大まかにカットしたいところを決めてしまいます。

EQ処理になれていない人が「こもる」原因をイコライザーで処理をしようとすると何が正解かわからなくなります。

 

ここにスペクトラムアナライザーを使って周波数帯域を確認できるのあれば、

それを見ながらやるのもいいですが、それすらもわからないのであれば、

とりあえずとして「中低域」をどうにかしてやるという発想です。

 

本当は楽曲アレンジレベルで音の棲み分けが出来ていることが望ましいのですが、

それは徐々に出来るようになっていく話。

今は「即席対応」を覚えることで一時的に「こもる」原因を

とってしまおうというのが今回のテーマです。

処理していな音源はこちら

各パートにの300hz以下を2db程度シェルフEQをしたものがこちら

低音部のもこもこ感が減っているのがわかると思います。

でも音に迫力がなくなったわけではありません。

もともと低音域はパワーがあるので、それにこれはマキシマイザーを何も通していない状態なので音の迫力はその部分でも操作はできます

 

もちろん楽器の音色(歪有り無し)などによってシェルビングする周波数はことなりますが、

ざっくりと200hz以下をシェルビングEQでボリューム調整する意識で操作することでだいぶこもる感じは少なくなります。

こもる原因の考えた

中域はいろんな楽器が集まりやすい場所というお話をしました。

端的に言うと音を中域に集めなければよいという話でもあります。

 

例えば、ベースがルートならばギターやピアノはコードのルートを演奏しない

といった具合です。

 

DTMをやっていると何十、何百というトラックで曲を作ることができます。

一つの音に4トラックくらい重ねるレイヤーという手法を使ったりもします。

 

プロはどれだけレイヤーしても音がこもることはありません。

なぜならば「ただ重ねるだけのレイヤー」ではなく「明確な意図があるレイヤー」だからです。

 

プロとアマチュアのサウンドの違いはこの明確な意図の洗練されているかどうかです。

アマチュアのサウンドがこもる原因はこの意図に重きをおいていないからとも言えます。

 

音を抜ける「こもらせない」方法はいかに

無駄を省くか?というこの視点で突破口を考える方がもっとも

シンプルでわかりやすい方法かと思いますw

モニタースピーカーの位置

厳密な意味での音の濁りとは少し違いますが、

スピーカーは全面からだけ音が出ていると思われていますがそうではなく

全方位に音が出ています。

音は部屋中を反射して耳に届きます。

その結果濁った(必要以上に低音が強調されたり、左右の定位感がぼやけた)音になることがあります。

 

適切な音のなり方を整えることで一つ一つの音がはっきり聞き取ることがで

ミックスや編曲にまでも大きな影響を与えてくれる可能性があるので

スピーカーの位置です。

 

ポイントはできる限り、フラットな再生環境を目指すのがポイントですが、

そうは言っても、これはプロでも難しかったりします。

そういう人のためにこういうプラグインがあります。

これは部屋の音響特性をマイクで計測して、スピーカーからの出音を

フラットにしてくれるものです。

 

一部のプロの中ではこういうのに頼らず自力でルームアコースティックを(部屋の響き)を

整えないと駄目だ!という人もいますが、多くのミキシングのプロの人が

参考にはなるし、勝手損はない!

そもそも自力でルームアコースティックなんかやったら時間もお金も飛んでいく!非生産性極まりない!

という人もいるので、私も無駄なお金と時間は省けるなら省きたい方なので

こういうプラグインを使うのは賛成です。

 

さいごに

音がぬけない!「こもる」原因をとりあえずイコライザー解決する方法

今回のとりあえずシリーズはEQのシェルビングの使い方でした。

 

簡単に解決と書いてはいますが、根本的な解決には至っていませんw

大切なのは、音がひしめき合っている部分の楽器をどう振り分けるかです。

左右に逃がすもよし、

EQで帯域バランスをとるもよし、

 

しかし大事なのは

 

なぜその帯域に音が集中してしまっているかを考える癖です。

 

難しく考えるのではなく

どうやればこもる原因を排除できるか?と考えた場合

まずはガッツリ切ってしまう思い切りも有りだと思っています。

 

少し慣れてきたらこちらの記事を参考にしながら

そうだったのか!ミックスが3倍楽しくなるスペアナ活用方法

各帯域を意識した

初心者がDTMミックスに失敗しないための3帯域解析法

などを活用していくことでクオリティの高いミックスができるようになります。

 

もちろん何度もいいますが大切なのはアレンジレベルでの音の棲み分けです。

ダメなアレンジをミックスでよくすることはできません。

 

シェルビングの使い方ぜひ覚えてください。

初めての人でも簡単にできますよ。

 

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