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Sonarworks SOUND IDレビュー使い方や新機能について

Sonarworks SOUND IDを使えば今まで悩んでいたスピーカーでのミックス問題を解決出来る可能性があります。無駄な音を省いた完璧なアレンジであっても、スピーカーの再生環境が悪ければ低音が出すぎる音がこもる原因になります。そういう場合はSonarworks SOUND IDを試す価値があります。

この記事では「Sonarworks SOUND ID」の使い方や使ってわかったメリットデメリットについて纏めています。

目次

Sonarworks SOUND IDとは

Sonarworks SOUND IDとはフラットなリファレンス・サウンドをスピーカーやヘッドフォンで実現するソフトです。

部屋でスピーカーを鳴らすと様々な反響が重なり、意図しない帯域がブースト/カットされてしまうことがあります。これはミックスにおいても作曲においてもプラスではありません。それらのマイナス要因を排除し環境に左右されないモニター環境を作ることができるのがSoundID Referenceシステムです。

SoundID Referenceはスピーカのみのキャリブレーションを行う。SoundID Reference for Headphonesとスピーカーとヘッドホンの両方のキャリブレーションを行うSoundID Reference for Speakers & Headphonesの二種類になります。

SoundID ReferenceはSonarworks Reference4の新しいバージョンです。SoundID Referenceという名前に変化しましたが、バージョンとしてはReference5.0.0.410と表記されています。

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Sonarworks SOUND ID〜製品の種類と価格について

価格購入先ストア備考
SoundID Reference for Speakers & Headphones¥31,504Pluginboutique.comヘッドホン&スピーカーキャリブレーションソフト
SoundID Reference for Headphones Upgrade from Reference 4¥6,375Pluginboutique.comヘッドホンキャリブレーションソフトのみ
SoundID Reference for Speakers & Headphones Upgrade from Reference 4 StudioEdition¥15,153Pluginboutique.comヘッドホン&スピーカーキャリブレーションソフト
SoundID Reference for Speakers & Headphones Upgrade from SoundID Reference for Headphones¥21,693Pluginboutique.comヘッドホン&スピーカーキャリブレーションソフト
SoundID Reference for Headphones¥12,426Pluginboutique.comヘッドホンキャリブレーションソフトのみ

注意したいのはキャリブレーションには専用のマイクを使います。DL販売ではマイクはついてこないので、別途購入するか、パッケージ版を購入する必要があります。

システム要求

  • macOS 10.12以降 (64ビットのみ)
  • Windows 8以降 (64ビットのみ)
  • 2 GB RAM、1024 x768ディスプレイ
  • オーディオインターフェース-+ 48vファンタム電源と44.1kHzのサンプルレート機能
  • Sonarworksがサポートされているか、Sonarworksが個別に調整したヘッドフォンが必要です。
  • SoundIDリファレンス測定マイクまたはその他の全方向測定マイク

ダウンロード販売のソフトにはヘッドホンとスピーカーはこの製品には含まれていません。

ライセンス認証はiLokになります。

Sonarworks SOUND IDの使い方

インストール手順

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STEP1

インストーラーを起動

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STEP2

購入した製品に合わせて選択

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STEP3

インストールは2分程度で終わります。

キャリブレーション手順(ヘッドフォン)

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STEP1

ソフト起動語、Add New Outputからオーディオ出力を選択

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STEP2

Select Your calibration profileからSpeaker及びheadphoneを選択

ヘッドフォンの場合は選択するだけでOKです。

キャリブレーションはスペースキーで切り替えが可能です。

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キャリブレーション手順(スピーカー)

キャリブレーションの方法は至ってシンプルですが全行程を終わらせるのに20分近くかかります。またキャリブレーション時はクーラーとのエアコンは停止しできるだけ生活環境ノイズが少ない状態でやるのが望ましい結果につながります。

真夏の暑い時期にやるとホント地獄です

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STEP1

オーディオインターフェイスにマイクを接続しキャリブレーション環境を整える

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STEP2

専用のキャリブレーションマイクのアドレスを入力

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STEP3

アドレスが正しく入力されるとマイクの特性画面に進むのでNEXTをクリック

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STEP4

マイク入力環境及びインプットゲインの確認(緑をラインを目安)

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STEP5

指定に従いノイズ音を測定していく

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STEP6(一番疲れるところ)

最適な場所にマイクを近づけるとキャリブレーションが始まるので簡単です。

この画面が出れば終了です。お疲れ様でした。

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私が使用しているADAM A7Xのキャリブレーション結果です。これでミックスしたら低音がゴワゴワになるのがわかります。

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これをフラットにするとこうなります。(ピンクのラインがフラットにした結果)聴いていてワクワクする音ではありませんが、再生環境に左右されないので、無意味に低域をカットしたり高域を持ち上げるということがなくなり、どの環境で聴いても安定したミックスに仕上げることができます。

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Sonarworks SOUND IDのメリット・デメリット

Sonarworks SOUND IDはDAWだけにとどまらず音楽プレイヤー、ブラウザでの動画再生すべてに適用できる

プロの作り込んだ音をフラットな環境で再生するとどんな感じになるのか、と考えた人は多いです。Sonarworks SOUND IDではSystemwideという機能があり、パソコンから再生されるすべての音にSonarworks SOUND ID適用することができます。

より精度の高いルームチューニングが可能になった

Sonarworks Reference4ではキャリブレーションをすることで最適のフラット再生環境が提供されました。しかしフラットすぎる故に「もう少しこの帯域だけはほしい」などの細かい調整ができずにいましたが、Sonarworks SOUND IDからカスタムターゲットカーブとしてオリジナルのリファレンス環境を制作できます。

カスタムターゲットカーブは頻繁に動かさないのであまり気にする必要はありませんが、私のMac mini2018では動かすときに少しもっさりとした印象を受けました。このあたりはグラボ搭載の有無で変わってくるのかもしれません。

気になった周波数帯域だけフラットのON/OFFが可能になった。

特定の周波数だけスルーできる機能です。個人的にそこまで使用する機能なのかは微妙なところですが、特定の周波数だけ切り替えられるのはミックス時にありがたい機能かもしれません。

再生環境を自由に選択できる!

オレンジのタグがついたTranslation Checkをクリックすると、車やイヤフォン、ヘッドフォン、スマートフォン、日本製〜韓国製のテレビの再生環境をエミュレートしたサウンドを聴けます。

個人的には韓国製のテレビのLowのブースト量が大きいことに驚きます。デフォルトでこのような低音の設定になっているのかちょっと疑問にも思いますが…

他にはWindowsユーザー向けの新しい0レイテンシーシステムドライバーが搭載さていたり、仮想ASIO-to-ASIOドライバーが搭載されています。

これは、プラグインではなくリファレンスアプリを介してキャリブレーションを実行したいASIOユーザーに最適とのことです。ASIOのすべての利点を維持しながら、システム全体のキャリブレーションの恩恵を受けることができます。ASIO-to-ASIOモードも、ほぼゼロのレイテンシーで機能します。

Windowsユーザーにとっても使い勝手よいものに進化したのは間違いありません。

部屋からの音漏れを多少軽減できる可能性がある

防音効果等を推奨するものではありませんが、フラットにしたことで低域などの音漏れがわずかですが少なくなる可能性があります。低音は壁を通り抜けやすいので、フラットにしたことでわずかながら部屋の防音性能に貢献している側面もあります。

デメリット的なポイント「音が楽しくないと感じるかも…」

再生環境に左右されないフラット特性では音を聴いても「楽しい」とい感情はあまり出てきません。淡々と作業する職人気質の人にはよいですが、音を楽しみながら作っていくという人には物足りなさが感じるでしょう。

Sonarworks SOUND IDにはフラットの特性とオリジナルの特性をミックスできるの機能があるので、その部分を任意で調整するのも一つの手です。

Sonarworks SOUND IDをDAWで使う場合の注意

DAWでSonarworks SOUND IDを使う場合はマスターの最後のエフェクトスロットに使用します。書き出すときには当然Sonarworks SOUND IDをOFFにします。(バウンスにSonarworks SOUND IDの効果が反映されてしまうからです)以下のDAWではそのような失敗がおこらないように警告メッセージのONとOFFを設定できます。

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  • Cubase 8 or later
  • Studio One 4 or later
  • Ableton 10
  • Avid Pro Tools 2018*

しかし、次のDAWではその警告メッセージのONとOFFのチェックができないためバウンス時には必ずオフにする必要があります。

  • Logic X
  • Reaper
  • Avid Pro Tools 10

純正マイク以外を使うとどんな結果になるのか?

キャリブレーションには専用のマイクXREF20を使うことを強く推奨しています。推奨理由はソフト側がこのマイクの特性を理解した上でキャリブレーションするのでより精度の高いフラット環境を構築できるからです。これはReference 4 StudioEdition micを購入するとセットでついてきますし、単品での購入も可能です。

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XREF 20は測定用のマイクだけあって特性がフラットで楽器取りにも使用する人もいます。

  • XLR接続、要48Vファンタムパワー
  • 前分極エレクトレット・コンデンサーマイク・カプセル
  • 周波数特性: 20Hz-20kHz、無指向性、補正プロファイル
  • 感度: -37dB/Pa(14mV)
  • セルフノイズ: 24dB
  • S/N比: 70dB
  • ダイナミックレンジ: 106dB
  • 最大耐音圧: 132dB SPL 

Sonarworks SOUND IDは21日間の無料トライアルがあります。それを考慮してなのか、Sonarworks SOUND IDでは専用マイク以外でも測定をすることは可能です。測定時にDifferent measurement microphoneを選択すると既存のマイクを選択可能になります。

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私は以前IK MultimediaのSOUD IDとも言えるキャリブレーションソフトARC2を購入しそのときについてきたマイクがこちらです。

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似たような形状の測定マイクです。ではこれでキャリブレーションするとXREF 20とどのような違いがでるのかを確認してみたのが次の画像です。

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XREF 20
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ARC測定マイク

高域には大きな違いが見られますが、中低域に関しては「違いすぎて話にならない」というほどの差ではありません。無料トライアルを試す程度ならば、手持ちのコンデンサーマイクでもSonarworks SOUND IDの効果を実感することは可能です。ただやはりメーカーが推奨するマイクを使用するのが一番安心した結果につながるのは間違いありません。

Sonarworks SOUND IDユーザーの反応

まだ出たばかりなのでユーザーの声は多くなく、Reference 4を持っているユーザーはアップデートに迷っている人も多く見受けられました。Twitter上ではReference 4の特性結果にショックを受けたユーザーの声を纏めています。

多くの人が自分が信じでいた耳を疑うことにつながる罪深いソフトです

さいごに

Sonarworks SOUND IDは高価なストリングス音源やギター音源で得られる感動とは別次元です。ミキシング技術を上げたい人にとってはコンプやイコライザープラグインを買い揃えるよりはるかに有用かもしれません。

価格購入先ストア備考
SoundID Reference for Speakers & Headphones¥31,504Pluginboutique.comヘッドホン&スピーカーキャリブレーションソフト
SoundID Reference for Headphones Upgrade from Reference 4¥6,375Pluginboutique.comヘッドホンキャリブレーションソフトのみ
SoundID Reference for Speakers & Headphones Upgrade from Reference 4 StudioEdition¥15,153Pluginboutique.comヘッドホン&スピーカーキャリブレーションソフト
SoundID Reference for Speakers & Headphones Upgrade from SoundID Reference for Headphones¥21,693Pluginboutique.comヘッドホン&スピーカーキャリブレーションソフト
SoundID Reference for Headphones¥12,426Pluginboutique.comヘッドホンキャリブレーションソフトのみ

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