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SSL Fusion Stereo Image レビュー

ステレオ音源のワイド感を気持ち調整したい。でもそれによってわざとらしいワイド感になるのは嫌だ。

そんな人におすすめなのがステレオイメージャーVSTプラグインのSSL Fusion Stereo Imageです。

SSLの高級ハードウェアに搭載されているステレオイメージャーをプラグイン化したものですが、そのかかり方はナチュラルで、無理がありません。

ステレオをモノラルにしたりモノラルをステレオにしたりするプラグインではありませんが、使い勝手は思っている以上に便利です。

この記事では音質、機能性、操作性、安定性、価格面からSSL Fusion Stereo Imageの魅力を解説していきます。

メリット
デメリット
  • 自然なワイド感
  • 周波数帯域別にステレオ感を調整
  • SSLクオリティ
  • 価格が高い

SSL Perfect Pairing Sale 最大92%OFF 8月9日まで

タップできる目次

SSL Fusion Stereo Imageとは

メーカー/製品名SSL Fusion Stereo Image
特徴サウンド、楽器、ボーカル、ミックス全体の幅、奥行き、スペースを微調整
システム要求マック
macOS 10.12 Sierra-macOS 11 Big Sur 
(M1 Macはまだサポートされていません)(64ビットのみ)
2.4GHz以上で動作するIntelデュアルコアMac
最小4GBのRAM(8 GBのRAMを推奨)
AU、VST2、VST3、AAXネイティブ
重要な注意: SSL製品は、Rosettaを使用することでM1 AppleSiliconMacと互換性があります。
ウィンドウズ
Windows 7-Windows 10 
(Windows 11はまだサポートされていません)(64ビットのみ)
2.4GHz以上で動作するIntelCore2(または同等の)CPU
最小4GBのRAM(8 GBのRAMを推奨)
VST 2、VST3、AAXネイティブ
バージョンv1.0.21(2022-07-20)
認証方式無料のiLokアカウント認証
インストール容量126.9MB
マニュアルの有無英語版のみ
価格(メーカー価格)$199
備考体験版あり(14日間機能限定なし

SSLFusionステレオアウトボードハードウェアプロセッサのミッドサイド処理回路をモデルにしたステレオイメージャーです。ただ、気をつけておきたいのは、これはモノラルをステレオ化するものではなく、ステレオ素材のステレオ感を調整するものになります。

「それじゃ使い勝手悪そうだね!」と思うのは少し早合点かもしれません。

実際使ってみるとSSLの看板を背負っているだけはある非常に自然なステレオ感を調整できます。

関連動画

Fusion Stereo Imageのレビュー

音質4
機能性(オリジナル性)4
操作性(使いやすさ)4
安定性(CPU負荷)4
価格(購入のしやすさ)3
総合評価3.8
リンククリックで読みたい内容の箇所に飛ぶことができます!

音質

4

例えば次のような若干ステレオ感のあるドラムあるとします。

Fusion-Stereo-Image Dry

これにFusion-Stereo-Imageを使って広げると次のようになります。

Fusion-Stereo-Image Wet

設定は次の通りです。

画像

かなり音像を広げた印象になりますが、思っているよりは自然な広がり方に感じます。あくまで個人的な見解ですが、実機のFusionでステレオFusion-Stereo-Imageを触ったときより自然に大きく広がっているようにも感じます。

では、逆にステレオ感を狭めてみると次のようになります。

Fusion-Stereo-Image wet2

設定は次の通りです。

画像

詳しい機能については後述しますが、スネアのステレオ感が減衰(モノラルより)になっているのがわかります。

ギターに使ってみると次のようになります。

Fusion-Stereo-Image Dry

このギターはかなりワイドになっているのでこれを少し狭めてみます。

Fusion-Stereo-Image Guitar wet

設定は次の通りです。

画像

中央の表示もかなりモノラルよりになっています。

完全にはモノラルにはなりませんが、使い勝手は良さそうな気がします。

ただ、音質面ではFusion-Stereo-Image を通すことでハイが少し弱くなる印象があるので素材を選ぶシーンも出てくると思います。

機能性

4

基本的にはWIDTHによってワイド感を調整します、ワイド感の調整幅は±6dBとやや控えめな印象ですが、これくらいの方が調整に無理がない気がします。

SHUFFLEではカットしたい周波数を選び、SPACEでその周波数帯域のゲインを調整しますゲイン幅は±12dB

SSL Fusion Violet EQと同様に、エンジニアによる即戦力のあるプリセットやA/B比較機能は使い勝手良いので重宝します。

操作性

4

操作性で迷うことはおそらくないほどシンプルです。ただ、あくまでこれはモノラルをステレオ化するのではなく、ステレオの音像感を調整するプラグインなので、モノラルファイルに使っても「変化ない!駄目なプラグインだ!」とならないようにしましょう。

安定性

4

Fusion Stereo Imageを1つ使った状態の負荷になります。

画像

まったくと言っていいほどありません。ただあまり使いすぎるステレオ感が統一できなくなりそうな気もします。

価格

3

SSL Fusion Violet EQ同様に価格は$199です。正直高いですし、この価格ではおすすめできるものではありません。

気持ち的には$70くらいが妥当なところのように思います。

SSL Perfect Pairing Sale 最大92%OFF 8月9日まで

まとめ

メリット
デメリット
  • 自然なワイド感
  • 周波数帯域別にステレオ感を調整
  • SSLクオリティ
  • 価格が高い
音質4
機能性(オリジナル性)4
操作性(使いやすさ)4
安定性(CPU負荷)4
価格(購入のしやすさ)3
総合評価3.8
リンククリックで読みたい内容の箇所に飛ぶことができます!

DTMerの使いみちとしてはステレオ感がありすぎるループやギターシンセのオーディオファイルを調整するのに向いているように思います。

若干音の天井が低くなるのが懸念材料ではありますが、その音質面も人の好みによる部分だとは思うので、気にならないのであれば十分戦力になるステレオイメージャープラグインだと思います。

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