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SSL Native Drumstrip レビュー

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ドラムサウンドをよりモダンでロックなサウンドをしたい!このように考えても何をどのようにすればよいかわからないという人は多いです。

モダンなロックサウンドの特徴は透明感とローエンドの美しさ。そして全体像はっきりとわかる解像度がポイントです。これらの要素をうまく作り上げられればモダンなドラムサウンドに近づけるでしょう。

しかし、そのためには熟練の技術やセンスが求められます。しかし、ドラムミックスに不慣れな人はそんな知識はありません。そこでおすすめなのがSSL Native Drumstripです。

SSL Native Drumstripは音響メーカトップのSSLが開発したドラムに特化したチャンネル・ストリップです。

私もSSL Native Drumstripを使うまでは複数のプラグインを使ってはイメージする音の違いに悩んでいましたが、今ではその悩みはなくなり、SSL Native Drumstripがあればパラメーターの微調整だけでイメージする音を作れます。

ドラムミックスに不慣れな人であっても少ないパラメーターで最大限の効果を埋めるのが魅力的ですし、学びも多いプラグインです。

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール
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SSL Native Drumstrip 概要

メーカーSolid states logic(SSL)
製品名SSL Native Drumstrip
特徴単一のプラグイン内に複数のドラムミックス用コンポーネントを収録
トランジェントシェイパーでアタックとサステインを調整
専用のドラムゲートでマイクのブリードとバックグラウンドノイズを除去
高周波エンハンサーで明るく鮮やかなハイエンドを実現
低周波エンハンサーでタイトで迫力のあるローエンドを作成
クラシックなSSLリッスンマイクコンプレッサーで独特のドラムサウンド
プロセッサーの並べ替えが可能で、カスタマイズされたシグナルチェーンを作成可能
システムすべてのテーブルタイポグラフィはMサイズにする
バージョンv6.6.15(2023-09-21)
認証方式 iLok
認証数2
容量263.7MB
マニュアル公式サイト英語版のみ
価格(メーカー価格)貨幣表記は半額
備考目立って使用者がいればその名前やコメントも追記
体験版の有無
アンインストーラーの有無

SSL Native Drumstripは、デジタルオーディオワークステーション(DAW)内のドラムトラックを強化するための専門的なオーディオ処理プラグインです。、平均的なドラム録音を鮮やかで刺激的なサウンドに変えることを目的としています。このプラグインは、以下の5つの厳選されたオーディオ処理ツールを提供しています。

  1. トランジェントシェイパー: ドラムのアタックフェーズを強化し、その効果を単独でモニターする「オーディション」機能も含まれています。
  2. 専用ドラムゲート: 独立したオープンとクローズの閾値コントロールと範囲を特長としています。
  3. 高周波エンハンサー: トップエンドの周波数を活性化します。
  4. 低周波エンハンサー: 低音周波数を改善します。
  5. SSLリッスンマイクコンプレッサー: バンド制限された圧縮をフルレンジの圧縮に変更する追加のバイパス機能を備えたクラシックなSSLコンプレッサーです。

このプラグインは、AppleのM1チップをネイティブにサポートしており、異なる種類のドラムに対応するためのプロセッサーの順序も調整可能です。ドラムトラックにおいて、他にも存在感、明瞭度、詳細度を高めることを目的としています。

購入のポイント

SSL Native DrumstripとHarrison Drum Flowがセットになったセールが興味深いです。ではかんたんにこのセールが購入に値するかについてかんたんにチェックしてみたいと思います。

  1. 価格と機能:
    • このバンドルは元々$378.00で販売されていましたが、現在は$34.99と大幅に割引されています。このような大幅な割引は、消費者にとって非常に魅力的です。しかし、価格だけでなく、提供される機能とその品質も重要です。このバンドルには、SSLが誇るドラムに特化したチェンネルストリップとHarrison Drum Flowのドラムストリップにより、ドラムとパーカッションの音質を向上させる多くの高度な機能が含まれているようです。したがって、価格と機能のバランスは非常に良いと言えるでしょう。
  2. システム要件:
    • システム要件は、macOSとWindowsの両方で比較的広範です。特に、AppleのM1チップを搭載したMacにも対応している点は注目に値します。これは、最新のハードウェアを使用しているユーザーにとってもアクセスしやすいという意味です。
  3. 使用ケース:
    • このバンドルは、プロフェッショナルな音楽制作だけでなく、アマチュアや趣味で音楽を作成している人々にも有用です。特に、ドラムとパーカッションの音質を短時間で劇的に向上させたい場合には、このようなプラグインが非常に役立つでしょう。また、多機能性と高度なカスタマイズオプションがあるため、さまざまな音楽ジャンルやプロジェクトに適用可能です。

これらの考察を踏まえ、このバンドルは多くのユーザーにとって価値のある投資であると言えます。ではここからより具体的なレビューをしていきたいと思います。

SSL Native Drumstrip レビュー

音質4.5
機能性(オリジナル性)4
操作性(使いやすさ)4
安定性(CPU負荷)4
価格2.5※
総合評価3.8
※は通常価格の評価

それでは具体的なレビューをしていきたいと思います。レビュー内ででの帯の色には次のような意味合いがあるので参考にしてください。

  • 青帯はメリット
  • 赤帯はデメリット
  • 黒はどちらでもない

音質

4.5

SSLクオリティが随所に見られる高品質なサウンド

SSL Native Drumstripはドラムに特化したチャンネルストリップです。その音質は丁寧かつ自然です。Drumstripという名前なのでドラムにしか使えないような印象を持つ人もいるかもしれませんが、パーカッションや、ボーカルやギター、ベースでも使っても問題はありません。

ドラムであればキック、スネア、ハイハット、タム、何でもOKですが、SSL Native Drumstripはトランジェントとコンプが個性的なので、アタック感を調性したいパーツには特に有効です。

基本的にはドラムのレコーディング時に使うのが効果が高いプラグインですが、ドラム音源で使ってもメリットはあります。たとえば、アンビエント成分が多いドラムループからアタックを取り出すことでパーツの距離感を微調整できる可能性があります。

drum ambi dry
drum ambi wet

微々たる違いですが、これらをOHと組み合わせることで絶妙なドラムトラックを作り出すことができます。

drum ambi+OH dry
drum ambi+OH wet

SSL Native Drumstripは当然ドラムのステムミックスに通しても非常に効果的です。

drum stem dry
drum stem wet

ここでは個人的にお気に入りのLOW FREQ ENHANCER機能を使ってロー強調してみました。この機能を使えばとても簡単に気持ちよいモダンなドラムサウンドになります。

ではSSL Native Drumstripを使う前と使った後でミックスの中ではどのように聴こえるのかを最後に確認してみます。

song mix dry

song mix wet

全体がほどよくまとまりながら、ローエンドに深さが生まれ、「かっこいい!!」感じのミックスになりました。

SSL Native Drumstripは非常に高機能かつシンプルな操作性で最高の音質をかんたんに得られるプラグインだということがわかります。

SSL Native Drumstripで作られる音を別のプラグイン1つ1つ立ち上げて行くのは大変ですし、それぞれのプラグインの相性もあるので思っているような効果が得られない可能性もあります。

それらを踏まえて、音質面でモダンで深みのあるドラムサウンドを作りたいのならば、SSL Native Drumstripは強力な存在といえます。

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機能性

4

単体販売レベルのエフェクトを装備!

SSL Native Drumstripはゲート、トランジェントシェイパー、ローエンハンサー、ハイエンハンサー、コンプレッサーの5つのエフェクトが1つになったものです。

特筆すべきなのは、コンプレッサー、こちらはSSLからリリースされているListenMicCompressor(LMC+)の機能限定版が装備されています。

画像
画像

LMC+は$130.90もするコンプレッサープラグインであり、往年のクラシックロックサウンドをかんたんに作り上げることができるSSLを代表するプラグインの1つです。

ListenMicCompressorについて詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。

他の楽器との相性も悪くはありませんが、歪みのあるコンプ感はドラムとの相性が良いので、ただ圧縮するだけのコンプではなく率先して音作りに使えるコンプといえます。

コンプにはパラレルミックスノブがついていますが、SSL Native Drumstripには全体のパラレルミックスノブがあるのでかなり柔軟なパラレル処理ができるのも嬉しいポイントと言えます。

LOW FREQ ENHANCERがすごい!

SSL Native Drumstripで個人的にお気に入りのなのがLOW FREQ ENHANCER、かかり方がユニークで、設定した周波数のすぐ下にディップが生まれ、それより下が急激に盛り上がります。

とにかく一度使ってしまうとOFFにしたくないほど強烈なインパクトがあるので、ローエンドに深みを与えたい人には使ってほしい機能です。

LOWがあるならHIGHもある!

こちらもユニークでアマウントを変更すると、ピーク以外のフラットな部分が相対的に下がります。その結果より高域が持ち上がる印象です。

ただこれらの機能は基本ブーストのみでカットする機能はないということだけ覚えておいた方がよいでしょう。

トランジェントシェイパーも奥が深く、トランジェントのバリエーションを選び、よりイメージにあったアタック感を取り出すことができます。

ゲートに関してはこれは生ドラムのレコーディング時に活躍する機能ですが、DTMでドラム音源を主体にしている人はそこまで必要になる機能ではないかもしれません。

これらの機能とインプットゲインとアウトプットゲイン、そしてパラレルミックスノブを使って音作りになります。

これらのエフェクトセクションは自由にルーティングを変更が可能です。

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どの組み合わせがいいかはどのような音を作りたいのか?という点で考えるのが大切です。

エフェクトルーティンについて学びたい人は以下の記事が参考になります。

SSL Native Drumstripの音質は機能面との絶妙なバランスによって成り立っているように感じます。もっと機能が欲しいと思う人もいるかもしれませんが、最短最速で求めるサウンドに近づけるこれらの機能は使いこなせば使いこなすほどにより手に馴染むものばかりと言えます。

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操作性

プリセットは少ない

SSL Native Drumstripに限らずSSLの製品はプリセットは24個と少数精鋭タイプです。しかし、よく作り込まれた印象があるので、使うと多くのことが学べます。

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プリセットには私も大好きな「default」があるので、音作りに迷ったらデフォルトでまっさらにするのがオススメです。

それ以外には、1つ前の状態に戻るUNDOとその反対のREDO機能、A/Bは比較ボタンが装備されています。

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安定性

4

CPU負荷低く安定している

オーディオトラックに1つだけSSL Native Drumstripを挿した状態の負荷が次の画像です。

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もともと負荷はそれほど高くなかったと思いますが、さらにマルチコアへの負荷分散がうまくできている様子です。オーディオトラックからソフトシンセトラックまで大量に使っても問題はなさそうです。

CPU負荷計測環境

パソコン  Macmini2018

CPU  Corei7(i7-8700B)6コア 

HT使用時12コア 3.2GHz/ターボブースト(TB)使用時4.6GHz

メモリ 32GB

システム OS12.6.1 Monterey

Audio/IF Focusrite RED 8PRE

バッファー 256

DAW   LogicPro10.7.7

48kHz/24bit

再生ストレージ SSD

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価格

通常価格セール価格
415.80ドル38.49ドル

SSL Native Drumstripの通常価格は199ドルと高額です。いくら音質がよくてもこのご時世に200ドル弱は高すぎるように思います。しかし、現在はセール中につき39.49ドルで購入が可能です。

他にはないモダンな低音と単体リリースされているLMCコンプを搭載したドラムに特化したチャンネルストリップが38.49ドルというのは魅力的な価格です。

さらにSSLが音響メーカーのHarrisonを買収したことで今回はHarrison Drum Flowとセットで38.49ドルという超破格です。

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Harrison Drum FlowもSSL Native Drumstripと同様ドラムに特化したチャンネル・ストリップですが、4バンドのイコライザーやドラムキャラクターなるエフェクトも搭載しているため、SSL Native Drumstripとは違ったドラムサウンドメイキングを楽しめます。

PluginBoutiqueで購入すると月替りプラグインが無料でもらえます。無料と行っても100ドル相当に売っているプラグインがもらえるのでかなりお得です。

5月の無料特典は

Ozone 11 Elements

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注意点
  • Rent To Own プランは、無料トランザクション ギフトの対象外
  • Plugin Boutique アカウントが登録されていることを確認してください。アカウントをお持ちでない場合は、 こちらから作成できます。
  • 有料製品をバスケットに追加します (この特典は 無料製品には適用されません )。
  • 無料ギフトを選択し、チェックアウトを完了してください。
  •  取引の全額 に対してバーチャル キャッシュやクーポンを使用し ないでください。 (ただし、100% 未満の量でも問題ありません。)
  • このオファーの製品をすでに所有している場合、代替製品を提供することはできません。
  • この製品のコピーを別の製品と交換することはできません。
  •  この製品のコピーを再販することはできません。 
  • このプロモーションでは、製品の 1 コピーを請求する資格があります。
  • 1 回の取引につき 1 つの無料製品のみを請求できますが、複数の無料ギフトの場合は、すべての無料ギフトを取得するまで個別のトランザクションでこのオファーを引き換えることができます。

PluginBoutiqueでの具体的な購入方法はこちらの記事が参考になります!

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まとめ

音質4.5
機能性(オリジナル性)4
操作性(使いやすさ)4
安定性(CPU負荷)4
価格2.5※
総合評価3.8
※は通常価格の評価

SSL Native Drumstrip改めて触ってみるとバランスの取れたドラムチャンネル・ストリップだと感じました。ローエンドの美しさ、LMCによる荒々しいコンプ感など今のドラムミックスを1〜2ランク上に引き上げてくれます。

音質:ダイナミクスが独特LOW FREQ ENHANCERのローエンド感が心地よい

機能性:難しい操作はなしに単体リリースされているLMC+のコンプレッションが得られる

操作性:プリセットは少数精鋭、それぞれに特徴があるので多くを学べる。

安定性:CPU負荷は低い

価格:セール価格は買いレベル。いまならHarrison Drum Flowとセットで安い

総合して、モダンなドラムミックスを得たいのであれば、SSL Native Drumstripは使える!全体的にバランスのとれた機能とGUIのバランスで最短最速で求めるドラムサウンドが手に入ります。

すでにSSL Native Drumstripを所持している場合であってもHarrison Drum Flowを39.49ドルで購入できることを考えればコストの高い買い物になるでしょう。

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