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Model N Channel 開発者直接インタビュー!

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どうもUGです。今回は国産エフェクトプラグインデベロッパーとして世界中から注目&評価されている。VoosteQさんの最新チャンネル・ストリッププラグインModel N Channelについて開発者に直接インタビューさせていただき、Model N Channelの開発経緯について語っていいただきました。

この記事を読めば、Model N Channelを触るのが3倍楽しくなります!

UG
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Model N Channel 開発経緯について

Model N Channelのリリースおめでとうございます。

誰もが待ちわびたこのModel N Channel、前回のMaterial Compのリリースが 2020年3月だったと記憶しています。マテコンもリリースまでに3年かかったという話でしたが、 今回のModel N Channelは構想、コンセプト、リリースまでにかった時間、など開発経緯をお聞かせください。(一番苦労したポイント(1番の拘りは?)

ありがとうございます。まずはリリースして間もないにも関わらず、多くの方にご評価を頂けてホッとしている段階でございます。

Model N Channelは英国製のプリアンプ、コンプ、EQだけでなく、大型のレコーディングスタジオのケーブル、バンタムパッチベイ、コンソール、AD/DA含めた音質や質感をモデリングしたプラグインなのですが、DSP自体の開発は数年前から取り掛かっていました。

モデリング元の機材はメンテナンスもしっかりされていて、とても良い状態でした。最初は完全に再現しようと思ってDSPを開発し、実際聴感上は違和感ないぐらいほぼ同じ音にできました。しかしモデリング元の機材の音を何百時間と聞く中で、そもそもの実機の音や特性が現代に合わないなと思いました。

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仮にモデリング元と遜色ないぐらい同じ音のプラグインをリリース出来たとしても、それがDAW上で使える音で評価されるかは全く別問題だと思いまして、、、。語弊はありますが実機と完全に同じ音と、実機と差異はあるが使いやすい音質や質感のどっちが求められているかを検討した結果、後者を選択しました。

特にもう少し周波数特性が違ったらもっと良い、実機は歪みの音がバリバリしすぎているからもっと滑らかに、コンプのかかり方が極端すぎたりといった部分など、現代の特にITBでMIXすることを念頭に使いやすい音質を優先しました。

もちろんモデリング元から離れないようにしました。

この音質のチューニングが苦労したし、特に拘ったポイントです。また、同時に開発していてとても楽しい部分でした。

結果とても満足いく音質に仕上げることができ、単に通した音が良い、触っていてとても楽しいと、モデリング元の機材に引っ張られ過ぎてないご評価を頂いているのでひと安心しております。

今回、チャンネルストリップという形を選んだ理由は?それと同時に今回は英国風のチャンネルストリップを作ろうと思った理由は?(APIやSSLをつくる予定は?)

実際の英国製のマイクプリ + EQの音は広く評価されている音質だと思いますが、一方マイクプリ + EQだけをモデリングしたプラグインはユーザーさんが本当に求めている音と違うのではないかと思った経緯があります。

既存のプラグインは歪みや周波数帯域が似ていても、その機材特有の空気感、いわゆるアナログ感、AD/DAの質感などが不足しているように感じておりました。

上記でも解説しましたが、レコーディングスタジオのルーティングではケーブル、AD/DAなど多くの音が変わる要素がありますが、その音をまるっと再現したプラグインはあまり聞かないし、チャレンジしたいと思ったのがきっかけです。

GUI上ではチャンネルストリップですが、実際の音質はコンソール含めたスタジオのルーティングを再現したプラグインがModel N Channelです。特にコンソールまでを通した音のモデリングは他にあまりないかなと思います。

英国製をセレクトした理由としては、ありがたいことにご協力頂けたスタジオやエンジニアの方がいらっしゃたのが主な理由です。何ヶ月にも渡って何十時間、何百時間と計測させて頂き実機と比較しました。

もちろん、Model S ChannelなどModel 〇〇シリーズは今後も開発したいと思ってます。

拘り過ぎてまた3年かかるかもしれませんが笑

オーソライズ回数にについて

オーサライズについて質問です。 Material Compではオーサライズは3台まででしたが、今回は5台ということになりましたが、 この2つ増えた理由はなんでしょう?サービス精神?w

サービス精神です!と言いたいところですが、デスクトップとラップトップ以外に、レコーディングスタジオのPCやたまに作業するスタジオでも使いたいという声が多かったので変更しました。

ネット接続していればディアクティベート(認証の解除)も出来るのですが、解除し忘れることも多いようで様々な声に応えた形です。

他にはユニットやバンドメンバー、友達同士で一個だけ買ってシェアしたいという声にお応えしました。

そうなると3台では足りないので、5台に変更しました。

もちろんストレージなどのトラブルや認証の解除し忘れで5台以上の認証が必要の際はサポートにご連絡頂ければ解除致しますので、実質的に台数は気にせずご使用頂けると思います。

音質の良さの秘密について

音質についてお伺いします。 Model N Channel、プロアマ問わずすでに多くの人が使われ、その独特の音質に魅了されている人がSNS界隈で多く見受けられます。 Model N Channelや前回のマテコンにもつながる話ですが、Voosteqさんにとって音質のよさとはなんでしょうか?Model N Channelが目指した音質の良さについて教えてください。

SNSでは本当に多くのご評価や拡散を頂きとても嬉しく思ってます。

本当にありがとうございます。

音質ですが先ほどの説明と被りますが、やはりITBで使いたくなったり説得力のある質感を重視してます。

例えば一言で音が細い、太いなどと言ってもそこには様々な要素が存在します。

周波数特性的にはハイが落ちていてもTHDが上まで伸びていればハイ上がりに聞こえたり、周波数特性的には太くても倍音が少なければ前に出てこない音になりただモコモコするだけとなったりすると思います。

一方、特性的には全然良くないのに魅力を感じる音質のEQやコンプ、またはシンセも多く存在すると思います。それらは言葉ではなかなか説明難しいですが、魅力を感じれればそれは音の良さだと思ってます。

様々な要素のトータルバランスで音が良い、悪いの判断になると思うので、オーディオ的な解析、使用する技術的な観点ももちろん大事ですが、プラグイン開発では一切手を抜かずに耳で聞いて本当に細かくDSPをチューニングすることが大事だと思ってます。

あとは数年前と違ってCPU負荷をそこまで気にせず、DSPに大胆なアプローチがしやすくなった部分も音質に繋がっていると思います。

プリアンプのゲインについて

機能面についてお伺いします。 通常プリアンプを上げるとゲインがどこかのポイントで歪んでいきます。 Model N Channelでは歪みこそすれば、そこからゲインが上がらずに、むしろ下がっていきます。 これは珍しい気がしています. (ちなみに個人的にTrimとの組み合わせれば絶妙な音作りが可能になって気に入っています) この仕様を選んだ理由は?

入力信号のレベルにもよりますが、ゲインを上げると大きく音量を変えずに歪みや質感が変わるように調整しました。この仕様にしたのは大きく2つの理由があります。

他社のアナログモデリング多く採用されている方式で、Preampのゲインを上げると音量もとても大きくなり、結局マスターで下げなきゃいけない操作性は実機の挙動としては正しいけど、プラグインとしてはあまり良いと思わなかったのが一点です。

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もう一点がModel N Channelはチャンネルストリップを含むコンソールのルーティングのモデリングなので、Preampのゲインで大きく音量が変わると、その後段のコンプレッサーの入力信号のレベルに影響が出て今度はコンプレッサーのスレッショルドまで操作する必要や、質感制御のDSPにも影響が出てくるのは使用感として適さないと判断したからです。

この仕様にするために苦労した点は、使用用途や素材によってどのようなレベルの信号が入力されるか分からないところです。

もしかしたら0dB超えるような爆音のシンセかもしれないし、ささやいているとてもレベルの低いウィスパーボイスかもしれません。

なるべく入力のレベルに関係なく歪みの量だったり質感が整うようにちょっと特殊な歪みのDSPの作り方をしてます。

また、ある素材だととても良いけど、全く違う素材だと全然合わないということがないように歪みの質感も入力信号を検知して素材に応じて自動で微調整するDSPになってます。

もちろんモデリング元から離れないようにしました。結果プリアンプの3タイプともに差別化も出来てとても満足いく質感になったと思っております。

機能追加の有無について

プラグインでエミュレートする場合は、現代的な使い方を考慮して実機にない機能(今回で言えばコンプのアタックタイム)を追加することもありますが、そのあたりはModel N Channelではどのようにお考えですか?

コンプに関してはモデリング元にアタックタイムの調整がないこともあり、プラグインとして追加するかとても悩みました。

実は開発の途中ではアタックタイムをノブとして追加していました。しかし他にもノブやボタンなど操作する箇所が多いので、複雑になりすぎると判断し、アタックのノブは無しを選択しました。

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同様にPreamp Sectionに位相反転のPhase切り替えのボタンも搭載しませんでした。

Phaseに関しては必要な場面があることは承知してますが、同時に全く不要の場面も多くあるのが搭載しなかった理由です。

アタックタイムが調整できない代わりに、アタックタイムは実は固定ではなくゲインリダクション量によって自動で可変する準オートアタックのような仕様にしました。

これはモデリング元のコンプレッサーがそうだったんですが、本来はアタックが固定のはずがリダクション量に応じて可変しているように聞こえたため、実機の仕様よりも使えると判断した音質を優先してその仕様にしました。

モデリング元は深くかけても破綻しない音だったのですが、その音質に近づけました。

発売して間もないですが、実機にない機能として、すでにコンプにSideChain Filterを追加して欲しい、オーバーサンプリングを8倍に、、など要望が続々届いています。

これらはユーザーさんの声を聞きつつ、今後のアップデートの際に検討していきます。

進化したアナログフレイバーについて

今回もMaterial Comp同様にアナログフレイバーが素晴らしいですね、 マイクプリ、コンプ、イコライザーをOFFにして、アナログフレイバーとしてだけ楽しむという使い方も 有りな気がしました。 4. Console A(1) 70年代のスタジオのコンソール 5. Console B(2) 90年代のスタジオのコンソール このあたりの詳細をお聞かせできる範囲で教えてもらえると嬉しいです。 個人的にはConsole Aの空気感がすごく気に入っています。 FAKEというのが気になります。こちは一体?www

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気に入って頂きありがとうございます。

Console Aはとんでもなく空気感のあった実機のモデリングです。通しただけで中域の質感が増してコンプ感も付加される70年代のコンソールのモデリングです。

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Console BはConsole Aとは対照的で、比較的フラットでコンプ感やTHDも少ない素直な質感にも関わらず、説得力のあった90年代のコンソールのモデリングです。

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実際のコンソールはチャンネルによってどれが本当の音?と言うレベルで全然周波数特性もノイズの量も音質も違っていて驚きました。その中でも数値的に良い音質というより、何か魅力を感じたり特徴的な音質だったチャンネルやルーティングの音をモデリングしました。

Fakeはその名の通り、偽物の個体のモデリングです。

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さらにおかしな改造をされてトランスレスや追加のボタンが付いていた個体の音がそれはそれで良い音だったので、モデリングしました笑

続いてAnalog Flavor自体の説明をさせてください。Analog Flavorはマテコンでも人気の機能だったのでModel N Channelでも搭載しました。しかしModel N ChannelではAnalog Flavor 2.0と言っても良いぐらいDSPの中身をいじりました。プリアンプ、コンプ、EQの設定によって動作がリアルタイムで変わるようになってます。

説明が難しいのですが、入力信号のレベル、プリアンプの歪み率、コンプレッサーのゲインリダクション量やそれに伴う周波数帯域の変化、EQのかかり具合とそれによって生じるアナログ特有のコンプ感だったり質感などを情報としてAnalog Flavorがリアルタイムで処理して最終的な音質にすると言う感じで、ありとあらゆるDSPや内部のパラメーターに相互作用を与えるようにしています。

これらの動作もありModel N Channelはどうしてもレイテンシーが発生する仕様となりましたが、音質を優先した結果なのでご理解頂けたら幸いです。

ノイズ付加機能について

操作性についてお伺いします。 Model N Channelはマテコンと違いノイズの量は非調整になり、バックパネルで3つのモードから 設定する形となりました。この理由をお伺いできますか?

この設定にあるノイズは右からOn、Mute、Disableとなっています。

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「On」は名前の通り、実際のレコーディングスタジオのコンソールのノイズをそのままサンプリングしたサーっという機材のノイズが出力されます。

「Disable」はこのノイズの機能自体がオフになります。

「Mute」というのが、なかなか馴染みのない項目で説明が難しいのですが、これは内部のDSPにはサーっというノイズの影響を与え、ランダム感やアナログの揺らぎを付加しますが、サーっというノイズ自体はアウトプットからは出力しません。

もしかしたら既存のプラグインにはあまりない珍しい機能かもしれません。

本当は前面にスイッチを設けたかったのですが、詰め込み過ぎると複雑な印象を与えるかと思い、こっそり設定に入れました。

現状は一括での切り替えしか出来ない仕様なので、リクエストが多ければ設定ボタンを前面(プラグインのGUI上)に移動しようと思ってます。

YABさんにはかなり早い段階でこの機能に気づいて頂き、流石だと思いました笑

オートメーションについて

Material Compではアナログフレーバーとオーバーサンプリングをオートメーションすることは可能ですが、 プラグインのレイテンシに影響するのでオートメーションは推奨されません。 アナログフレーバーとオーバーサンプリングのオートメーションには特に注意が必要です。 今回のModel N Channelでも上記の使い方については同様ですか?

はい、同様です。

通常そのような使い方はあまりしないと思うのですが、必要という声もありオートメーション可能にしています。

複雑さを避けるためにも、場合によっては将来的にレイテンシーに影響があるボタンやノブのオートメーションは廃止する可能性もございます。

CPU負荷について

これだけの機能と音質、そしてGUIの美しさ、それなのにCPU負荷は低く抑えられていますが、このあたりの理由を教えてください(できる範囲で大丈夫です)

CPU負荷に関しては相当こだわって低くなるようにしました。もちろん音質に妥協は出来ないのでギリギリのところを攻めたつもりです。CPU負荷の削減を怠ると例えば5倍ほどCPU負荷が重くなったり、CPU負荷を意識しすぎて減らしすぎるとアナログ感や音質の深みみたいな部分を犠牲にすることになります。

特にEQはGUI上では3バンド+2つのフィルターに見えますが、複雑なカーブを再現するため、さらに直接出力する音を加工しないがDSPを制御する用に内部で21バンドのEQが動作しています。

コンプに関しても1バンドですが、内部でコンプ以外のDSPを制御するためにパラメーターによっては最低4個〜最大14個のコンプが作動してます。

Material Compは最大7つのコンプレッサーが同時に動いてましたが、より複雑なDSPになってます。

ここまでのDSPを組み込んでもCPU負荷は抑えるように丁寧に開発してます。

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ドラムトラックに9つ挿した状態のCPU負荷

また、これはマニアックすぎてどこまでご興味ある話か分かりませんが、プログラミング的には通常プリアンプ、コンプ、EQのDSPのコードの行数はそれぞれ500行もあれば簡易的なDSPは作れます。少し複雑なことをやろうと思ってもおそらく2千行ぐらいです。

そんな中、Model N ChannelはDSPだけでも合計4万行以上あります。これは想像ですが他社と比較しても多い方だと思います。それらを組み合わせて、無駄な計算や処理は極力行わず、音質とCPU負荷のバランスを取ったつもりです。

将来的には5〜15%ぐらいは軽く出来そうなので、今後のアップデートでしっかりやっていきたいと思ってます。

価格について

価格についてお伺いします。 今回も信じられないリリース価格を打ち出していますが、いくらなんでも安すぎませんか?w 音質やグラフィックを見るともっと高くしてもいいような気がしています。

音質やグラフィックがいくら良くても高額だったら、試したりご購入頂く機会が減るので、それは本望ではないのでこの価格にしました。

マテコンの時に「初めて買うプラグインがマコテンです!」と色々な方からご連絡を頂いた経験がとても嬉しかったので、音質はもちろんGUIや価格、さらにはサポート体制までユーザーさんの期待を裏切らないようにしたいと思ってます。

もしかしたら今後大きく活躍していくようなミュージシャンやエンジニアの方の初めて買うプラグインがVoosteQ製品だったら嬉しすぎるので、今後も買いやすい価格を維持していきたいと思ってます。

ライバルとして意識した製品等があれば教えてください。

他社製品はどんな仕様になっているかなど、複数のプラグインを実際に使って比べたりしましたが、意識すると劣化版にしかならなくなると思ってあまり意識しませんでした。

それより音質、GUI、操作性などワクワクする製品をVoosteQなりに突き詰めたつもりです。

あえて言うならMaterial Compを使って頂いているユーザーさんがMaterial Compと一緒に使った時にもしっかり効果を発揮するように意識したつもりです。

開発者自身による評価について

今回のプラグイン得点をつけるとしたら何点ですか?

音質的には100点、仕様としては90点です。

今後、少しでもCPU負荷の軽減や、先ほどお話ししたノイズのパラメータを前面に出したり、オーバーサンプリングを8倍まで増やすなど、ユーザーさんの要望も聞いて100点の仕様を目指していこうと思ってます。

新製品情報および開発者からのメッセージ

Voosteqさんの次回作の構想はありますか?また、今後のビジョン等について教えてください。

構想はめちゃくちゃ大量にあります笑

多分今あるアイデアを形にしてリリースするだけで2024年、場合によっては2025年が終わると思います笑

次回作はTokyo Comp 1958というコンプレッサーをリリース予定です。

しばらくはアナログやモデリング系が続きそうですが、デジタル系と言いますか痒い所に手が届くようなMIXするにあたって必需品となりえるプラグインや、最近流行っているトランジェント系、リバーブなどの空間系、または変態系ぐらい音を変えれる遊び心しかないようなプラグインも続々開発していきたいと思ってます。

高額だったりレアな機材も良いですが、ホームスタジオで定番の比較的手頃な価格帯の機材のモデリングも開発したいなと思ってます。

DTMerの皆さんが駆け出しの頃に使っていたあのミキサーの音がするプラグインとか、少しチープな音だけどその質感が欲しい時があると思うので、リリースしたいなと企んでます笑

一方、すでに既存の製品で素晴らしいプラグインがたくさんあるクリーンでサージカル的なEQや、極端に玄人向け過ぎる製品は現時点で開発する予定はありません。

VoosteQに求めて頂いているのが何かをきちんと受け止めて、丁寧に開発していきたいと考えてます。

他にはXでも有名な数名の方のシグネチャー、プロデュース、コラボレーションなどプラグインを計画してます。

すでに動き始めたりアイデアを交換しあっている方もおり、来年以降続々とリリースできると思いますので楽しみに待って頂けたらと思います。

Model N Channelユーザーへのメッセージ

英国製の実機の開発者「スペックは忘れて、夢を見ろ」という言葉があります。 私達は音の良さを数値的なスペックに結びつけて解釈しようとする傾向があります。もちろんそれを完全否定するつもりはありませんが、 ブーステックさんが与えてくれたModel N Channelは時間を忘れて触り込んでしまったのは、夢の中の時間のように感じました。このような製品を作っていただいたことに感謝します。

ありがとうございます。時間を忘れて触り込んで頂いたのであればとても嬉しいです!

Material Compは想像を遥かに超えるご評価を頂いていたので、Model N Channelのプレッシャーが半端なかったのですが、現時点でとても高評価を頂きひと安心しております。

そして、またまた次回作以降のプレッシャーが半端じゃないです笑

ただ他にはないワクワクする部分だけは絶対に取り入れようと思いますので、今後のリリースするプラグインもチェックして頂けたら嬉しいです。

色々な質問にお答えいただきありがとうございました。 最後に、Model N Channelを購入した方に一言お願いします。

お買い上げ頂きまして誠にありがとうございます。

ありがたいことに楽しみに待って頂いていた方も多かったので、お待たせして大変申し訳ございません。

また、他に多くの良質なチャンネルストリップのプラグインがある中、Model N Channelを選んで頂きとても光栄です。

使用感の感想やレビューなどXにもたくさんポスト頂きとても嬉しいです。

お待たせしてしまった分、しっかりクオリティーのあるプラグインがリリース出来たと思いますので、気に入って頂けたら嬉しいです。

ご不明な点や機能のリクエストなどありましたら、いつでもサポートまでご連絡ください。

UGさん、この度はインタビューの機会を頂きありがとうございました!

こちらこそありがとうございました!今後のさらなる活躍応援しています。

Model N Channe使用ユーザーの声(口コミ)

ここではエックスより使用したユーザーの声をまとめています。

これらはほんの一部のレビューであり、プロのエンジニアから作編曲家まで多くの人が、Model N Channeの音質の方向性について深く理解を示し、評価していることがわかります。

音の善し悪しについては人それぞれの部分はあると思います。しかし、開発者が目指した音の方向性とユーザーが求める音の方向性がかなり近い部分にあるというのはユーザーにとってはよりそのツールのポテンシャルを発揮でき、その結果、よりよい音楽制作につながるのではないかと感じています。

まとめ

正直ここまでのインタビューになるとは思っていませんでした。お答えいただいた内容はもはや個人メディアで掲載するのが恐縮する内容になりました。VoosteQさん本当にありがとうございました。

しかし、これでもまだModel N Channelの魅力は語り尽くせていないように感じるほど、Model N Channelは奥が深く楽しいいチャンネル・ストリッププラグインです。

ここからは実際皆様が手にとってその実力をしっかりと見極めていただければと思っています。

Model N Channelは隅から隅まで開発者の熱量が行き届いていることが実感できます。とにかく音の良さを一番に考え、それをユーザーに楽しんでもらうことを目指したこのプラグインが日本で作られているということに嬉しく思います。

今後も皆様が驚くプラグイン等の開発に着手するという話もあり、目が離せないVoosteQの活躍を期待したいところです。

リリースセール価格ということで超格安になっていますが、それでも、一度試してみたいという人用にトライアル版をおすすめします。

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