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[限定秘話]Material Comp VoosteQインタビュー

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この記事のまとめ

万能コンプは存在しない。と思っていた人はMaterial Compを使ってみてください。音質、機能、価格、操作性、どれをとっても使えるコンププラグインです。この記事ではVoosteQにインタビューという形でMaterial Compの魅力をお伝えします。ここでしか聴けない裏話もありますよ!

MATERIAL COMPって評判いい感じなんだけど実際どう?

評判どおり使いやすくて楽しいコンプだよ!

今世界中のクリエイターが注目しているVST プラグインがあります。それがMaterial Compです。

近年出てきたコンプの中で音質も使い勝手も良くプロからアマチュアまでそのサウンドの虜になってしまっています。しかし、このメーカーさん聞いたことないですよね?実は日本の会社なのです。今日はそのMaterial Compを作った会社VoosteQに取材をしてみました

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール
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Material Compの機能について

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取材の前にMaterial Compについて少しだけ説明させていただきます。

主な特徴

◯VoosteQ独自のアナログ回路シミュレーション技術”DFP(Division of Force Processing)”を採用 ◯6つのコンプレッサータイプ
◯6つのプリアンプのサチュレーション
◯8つのアナログ回路のシミュレート

◯4つのグルータイプ
◯オーバーサンプリングに対応 ◯表示に高性能なアナライザー ◯完全64-bit内部処理による、最先端の透明感のあるサウンド ◯非常に低いCPU負荷

◯ステレオ/モノ対応 ◯最大192kHzまでのサンプリング・レートに対応 ◯PDFマニュアル(日本語版、英語版)付属

マニュアルより

これらの機能を無駄なく完璧なレベルで調和させたのがMaterial Compで、リリースしたのにも関わらずKVRでのランキングでは一位を獲得している今世界から注目されているコンプレッサープラグインです。

さらにバージョンが1.5になったことで多くの機能が詰め込まれました。1.5の情報について知りたい人は

こちらで詳しく解説しています。バージョン1.5の概要

VoosteQという会社について

はじめましてUGと申します。今日は色々と聞かせてください

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どうぞよろしくおねがいします。なんでも聞いてください

では早速ですが、VoosteQの創業経緯について教えていただけますか?

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Material Compの前身となるコンプレッサーやアナログ感を演出する技術を駆使した未公開のプラグインを、数名の日本で活躍するトッププロデューサー、アレンジャー、エンジニアに使って頂き、オリコン1位やストリーミングチャートでもトップになる楽曲に次々使って頂きました

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ここでは名前は伏せさせて頂きますが、誰しもが一度は耳にしたことのある近年の日本の楽曲で使用されております。
また、某有名ゲームやCM曲でも本当に多く使って頂きました。
そこでその音のプラグインをVoosteQとしてリリースしていこうと思ったのがきっかけです。

これはいわば、今まで老舗の料理人だけが使うことを許されなかった秘伝のタレが誰でも使えるようになったということか

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ちなみに、よくボーズテックと言われてしまいますが、読み方はVoosteQ>(ブーステック)です。
今後は日本語HPも作成していこうと思ってます

ブーステック!!ブーステック!(大事なことなので2回言いました)HPは英語だったからみなさん外国の会社と思っている人いますが、日本の会社だったんですね。会社の名前は正しく覚えよう。日本語HPも今後追加ということφ(..)メモメモ

Material Compの開発期間や裏話について

開発期間について教えてください。

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開発期間はざっくり3年です。もちろんMaterial Compだけに3年かけた訳ではなく、プラグインをいかに軽く、かつ高品質で絶妙な色付けをする独自の技術の開発に多くの時間を費やしました。なので今後リリース予定のプラグインにもその技術を生かしております。

何か裏話的なエピソードってありますか?

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Material Compに限った裏話だと、ただ高音質のデジタルコンプレッサーを目指した訳ではありません単品で聞いて音が良くなる音色よりもミックスの中で本当に生きてくる音色を優先しました。

Material Compの魅力といえば??

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それはビンテージ感だったり空気感だったりすると思いますが、そういった点を特に意識して開発した結果、多くのヒット曲で使って頂きました。

コンプって正直いくらでもありますし、単品で使った瞬間はよくてもトラックに混ぜた瞬間に「えーこんな音だっけかな?」と思うプラグインをたくさん見てきました。
プロはそこからその音を良くしていくための「技法=絶妙な味付け」があるわけですが、その技を私達が使えるというのは嬉しいですね。こういう微妙な味付けってそうそう表に出てくることではないので、Material Compからそういう部分も学べるのは大きいですね!!

洗練されたGUIについて

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GUIがとても綺麗ですね。スマートかつエレガント!GUIが良いとそれだけテンションがあがります!最初からこのようなデザインだったのですか?

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実は最初は無機質でフラットなデザインにする予定でした。
実際、数名のプロデューサーに使い始めて頂いた初期の段階では3Dのデザインではありませんでした。
というもの最初はをそれぞれ別プラグインとして開発していたからです。
開発が進んでいく中で色々なアイデアを頂き、ひとつに集約してのリリースが決定し、多くのデザインを検討した結果3Dで全体をデザインしました。

勝手な想像で最初はフラットじゃないかなーって思ったら本当にそうだった。また、それぞれの機能が別途開発だったのには驚きです。しかし独立したプラグインで”Preamp Spice”、”Analog Flavor”、”Special Section”をつかうよりも1つのプラグインの中に入ったことでシナジー効果が生まれているように思います。
でもコンプ以外の機能を独立して欲しがる人はいるんじゃないかと思うほど、コンプ以外の機能も充実しています。

開発者が語るMaterial Compおすすめ機能!

VoosteQ開発者から見た「この機能が本当にオススメ!「このプリセットは試してほしい!」というものはありますか?

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機能としてはSpecial Sectionの”Punch”、”Groove”、Imager”は本当にオススメです。
よく海外の方から”Punch”と”Groove”はエンベロープを調整しているのかと質問されますが、実際に行なっているのは全く異なる処理です。

私もPunchは驚きました。コンプで潰れたアタック感を簡単かつ嫌味がないサウンドを作り出してくれます。パラレルコンプ的な処理とは違うサウンドに感じます。本当にすごい。一度味わったらこの機能は手放せません!!

動画はドラムミックスにPunchを加えていったものです。本来埋もれるアタック感が前に出てくるのが特徴的です。

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特に”Groove”は文字どおりグルーヴを付加する機能なのですが、
おそらく既存のプラグインにはなかなか無いであろう、特殊な処理をしております。トラックの中で存在しているけど、小さくて気づかない音のうねりのような成分を調整しております。大きくグルーヴを変更する訳ではありませんが、ミックスする中で効果的に聞こえるはずです。

ポンピング的な変化をグルーヴとして扱える機能のようにも感じます。このうねりくせになります。コンプのリリースと一緒に作っていくことで、かなりアグレッシブなサウンドになります。
これもPunch同様、一度味わってしまうと手放したくないサウンドになりますね。

Imargeに関しては最初どう扱えばよいのか少し悩みどころでした。最初はステレオイメージャー(モノラルをステレオに変更する)と思っていましたが、そうではないのですね。パラメーターをあげていくと気持ちよくステレオ感が広がるのですが、最大にすると大げさすぎる雰囲気にもなるので60%くらいを上限に考えてステレオ音源系やマスターに使うとしっくりきました。

もう少しよい使い方はないものかと考えたときにリバーブにかけたら嫌味なく音が広がり、なおかつ、Punchをいじることで埋もれにくいタイトでドライなサウンドを得られました。こういう使い方ができるのはMaterial Compならではですね。

動画はドラムミックスにGrooveを加えていったものです。ここまで大げさにするようなものではないのかもしれませんが、Grooveによって得られる効果は実にユニークだと思います。

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あとは”Glue Magic”も特徴的でオススメの機能です。
大型のスタジオコンソールのバスコンプなどに発生する独特の一体感というかまとまり具合を簡単に付加できる機能です。

Glue感は人の好みで大きくその評価が分かれるところです。Material CompのGlue感はしっかり接着する感じもありますし、Guleの種類を選択できるので好みのものや、ジャンルやよって使い分けできるのがいいですし、さらにMIXノブで接着度合いをコントロールできるのも使いやすいですね

おすすめのプリセットはありますか?

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プリセットはそうですね、、、『コレ!』という訳ではありませんが、”Master Country”みたいに繊細にかけることも出来るし、
”MixBus British Trash”のように音色を作ることもできるので、幅広く試して欲しいです。
あとは全体的にステレオバランスや音色が壊れないようにチューニングしているので強くリダクションして使うのもオススメです。

プリセットを選んで驚いたのは音色の多彩さです。本当にこれがコンプのプリセット?というくらいにバリエーションが広いです。

個人的にピアノやストリングス、などのプリセットがあるのは嬉しいですね。キーボード系のコンプってどうしていいかわからない人結構いると思います。個人的には「Piano Pop’n Magic」が気に入りました。「アイドル曲やアニソンでも聞かれるちょっと鼻が詰まった感じで押してくるようなコンプサウンド!!」は重宝するのではないでしょうか。あと本当に結構強くかけてもバランスが壊れないのすごい<ですね。

オーバサンプリングについて

オーバーサンプリングは何倍に設定されていますか?VoosteQはオーバーサンプリングの重要性についてどう考えていますか?

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Material Compのオーバーサンプリングは2倍です。VoosteQではオーバーサンプリングの重要性をもちろん理解していますが、全てのソースにオーバーサンプリングが合うかと言われればそうは思いません。

処理する中でどうしても高音域の周波数に多かれ少なかれ影響が出ますので、適材適所かと思っております。例えば高サンプリングレート高レートではなく、48Khz/24bitなどの環境の方が比較的効果は体感出来ると思います。

最近はとにかく「オーバーサンプリング」がついているものが多いのですが、果たしてどこまで必要なのか?と思っている人も多いでしょう。

オーバーサンプリングによって得られる効果は実際ありますが、8倍とか16倍とかそんな数字が必要なのか疑問でしたし、ソースによっても果たしてどこまで必要かという疑問に対して、プラグイン開発メーカーとして2倍でも効果はある。という答えを得られたのは我々にとっては良い学びになったように思います

Analog Flavor機能について

質感を変えるAnalog Flavor機能はユニークでかつ実践的な機能のように思います。その多彩に驚きましたが、9.Analog+ はかなり笑えました。
まさかケーブルのエミュレーションとは…wこれはどんな理由でつけようと思ったのですか?ちなみにこれはどんなケーブルなのか教えていただくことはできますか??

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笑ってくれて嬉しいです(笑)
まずAnalog Flavorの説明をさせてください。

Analog Flavorは文字どおり、アナログの空気感を付加する機能なのですがイコライザーでは再現できない、ハードウェアを通した音色や空気感をモデリングしています。

AD/DAを通すことで起こる位相のズレや周波数の変化が手軽に実現できる機能になっています。少し前に流行った、一度外のミキサーに通して戻してアナログ感を付加するといった流れを再現しています。

その中で、”9.Analog+”のようにただ単にケーブルを通した音は意味ないように思えて実は空気感を付加するには十分効果がある手法です。

ケーブルの種類は50年代のハンダとビンテージケーブルで作成したオリジナルケーブルです。

質感に拘ったVoosteQさんならではのアイデアだと思いました。アナライザーなどで見ると「そんなに変化はしていない気がする」と思うんですが、音の変化はアナライザー以上の雰囲気を感じます。この辺りが「空気感」のように思います。

笑ってしまったケーブルエミュレーターですが、楽器毎でその効果が違うようにも感じました。ローズのエレピなどに使うと本当に微妙なところで「コロン」っていう独特の広域が強調される感あります。また個人的にcheapConsoleが良かったですね。

音が悪いとかじゃなくてなんか懐かしい。音楽にひたむきな時代に聞いたあの音の匂いがします

オーソライズの回数について

オーソライズはどのような方式でしょうか?ilokは必要ですか?

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オーソライズはシリアル方式です。1つのシリアルナンバーでオーソライズ可能なのは3台までです。コンプピューターのクラッシュやシステム移行などで、4台目以降が必要な場合はサポートに連絡頂ければ対応します。

これはありがたいですね。人によって複数のパソコンを使い分けている人もいますし、ilokだと忘れたり紛失したりする恐れもありますから、手軽に扱えるのはいいことだと思います。

今後の展開、次回作の話について

今後の展開などについて教えてください 次のプラグインはどんなものをリリース予定なのか?それはいつごろですか?

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現在、いくつかのプラグインを絶賛開発中です!
VoosteQでは数百種類のDSPやAI技術を持っているのでそれを駆使して開発していきます。リリース時期は春以降になると思いますが、候補にあがっているのは、ソースをAIが判別して自動でそのソースに適したルームアンビエンスを生成するプラグインや、音を3D的に操れるプラグインなどです。
あとは、エンジニア向けというよりアレンジャー向けの音をオシャレに加工するクリエイティブエフェクト系も候補にあがっています。逆にこんなの欲しい!などありましたらいつでもお気軽に連絡ください。

プラグイン業界AIの流れはトレンドですね。「ソースをAIが判別して自動でそのソースに適したルームアンビエンスを生成するプラグイン」というのはすごく気になりますね。ドラム音源などではデフォルトのOHやROOMが使いにくいものもあったりするので、その辺りを改善できるのかな?と期待しています。

追加2021年6月3日 VoosteQ新製品について

コロナ禍で大変とは思いますが、新製品の開発は進んでいますか?

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あくまで予定となりますが、夏に予定している一つは正統派アナログモデリングのチャンネルストリップ、もうひとつはまたまたコンプなのですがおそらく世界に1〜数台しか存在しないであろう50年代に製作されたコンプのモデリングになります

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特に50年代のモデリングの製品はMaterial Compとは全く違う音になっており、実機と比べてほぼほぼ同じ音が出るようにチューニングしてます。

ちょっと余談…GUIに会社のロゴがない理由???

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多くのプラグインにはメーカーのロゴか何かが入っているものも多いですが、こちらにはそれがありません。何か意図するものがあるのでしょうか?無意識に見ている画面なのでロゴがあった方が覚えてもらいやすいと思ったりしています。

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実は左上にロゴだけコッソリあります、、、。
覚えてもらうために次回作でものすごく大きくするかもしれません笑

追加2021年6月3日

Ver1.5になってからデザインが変わったようで、会社ロゴがよりわかりやすく鳴りました!やはりGUIがかっこいいとそれだけでテンションあがります。

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VoosteQから一言

まとめこれを読んでいるみなさんにメッセージをお願いします

まだまだ小さい日本のメーカーですが、みなさんに気に入ってもらえるような製品をリリースしていきますので宜しくお願いします!何かあればいつでもサポート or Twitterに連絡ください。
もちろん日本語で対応します!

ありがとうございました。これからの活躍に期待しています

こちらこそありがとうございました。

インタビューをしてみて思ったこと

昔アップルコンピューターがiphoneに使うパーツを世界中探してたどり着いたのは大阪の小さな工場でした。

視察に来たアップルのスタッフは工場を訪れたときに「どうして、こんな小さい会社がこんな優れたものを作れるのか?」と驚きました。

そのとき工場の社長は「ものを作るのは会社のデカさではない!志のデカさだよ」と言っていました。

Material CompもVoosteQさんの「志の高さ」によって出来上がったプラグインだと思います。

プロ・アマとわずMaterial Compに出会えたこと、日本の小さいメーカーが作り上げたこのプラグインがが、これから大きく評価されていくのかと思うとワクワクします。世界標準プラグイン=Material Compと呼ばれる日になることを目指しているVoosteQさんから目が離せません。

使えば使うほど味がでる純国産プラグインMATERIAL COMPどう使うかはあなた次第です!

MATERIAL COMPはどんな人におすすめなのか?

  • おすすめコンププラグインに振り回されたくない。
  • 1台のコンププラグインでもタイプを変更できる万能タイプがほしい
  • マスタリングにも使えるレベルのものがほしい
  • 負荷が軽い方がいい
  • 楽しい機能がいっぱいあるやつがいい

一言でいえば「贅沢」な悩みですが、これを解決するのがMATERIAL COMPです。

逆におすすめしない人は

  • 実機の音レベル以外認められない
  • コンプだけの機能だけで十分

有名なコンプをエミュレーションしているMATERIAL COMPですが、そのどれもが実機レベルとは言いません。しかし実機レベルを求める人はそもそもプラグインで処理すること自体がストレスになると思います。

このタイプのコンププラグインは「触って楽しいか?」「音が楽しいか?」というところです。個人的にはMATERIAL COMPはこの両方を満たしている珍しいプラグインに間違いはありません。

MATERIAL COMPバージョン1.5の概要

「Material Comp v1.5の主な新機能」

  • ・リサイズ機能(±30%)を追加
  • ・グラフを非表示にしメーターのみにするモードを追加
  • ・ヘッダー、グラフセクション、スライダー、ボタンなどのデザインを一新
  • ・外部サイドチェインの追加
  • ・Lookaheadの追加
  • ・Attackにオートモードを追加
  • ・Releaseにオートモードを追加
  • ・Input、Output、SC Filterスライダーをノブに変更
  • ・Protoolsのゲインリダクションメーターに対応(AAX)
  • ・CPU負荷を最大20%軽量化
  • ・ディアクティベーション(認証の解除)に対応
  • 「Material Comp v1.5のその他の変更点」
  • ・モノトラックにアサインした際に不要のパラメーターを非表示に変更
  • ・グラフのカラーコントラスト調整を追加
  • ・サブセクションのスライダーの並びを変更
  • ・Preset Browserのパラメーターロックに機能を追加
  • ・デフォルトのメータースケールを60dBから30dBに変更
  • ・デフォルトのアニメーション表示をコンパクトに変更
  • ・アニメーション関連のオプションを追加
  • アニメーション関連のオプションを追加
  • ナイキスト周波数付近の音質向上

ナイキスト周波数とは、ある信号を標本化(サンプリング)する際、その標本化(サンプリング)周波数の1/2に相当する周波数のこと。例えば、サンプリング周波数が500MHzであれば、ナイキスト周波数は250MHzになる。A/D(アナログ/デジタル)コンバータやD/A(デジタル/アナログ)コンバータを設計する場合の基本的な原理である。

これだけは知っておきたいアナログ用語 ナイキスト周波数

「Material Comp v1.5のバグフィックス」
・Undo/Redo時にA/Bボタンが切り替わらないのを改善
(Mac / Windows)
・一部の環境でComp Modeの「Modern」が意図しない動作
していたのを改善(Mac / Windows)
・一部の環境でPreamp Spiceの「Smoggy」にノイズが付

加されていたのを改善(Mac / Windows)
・ゲインリダクションの値の表示タイミングを改善(Mac /
Windows)
・一部の環境でAnalog Flavorが原因で無音 or クラッシュす
る問題を改善(Windows)
・ノブの操作が重くなる現象を改善(Mac / Windows)
・アニメーションが重たくなる現象を改善(Mac / Windows)

全体的に使い勝手がさらに向上している印象でした。

個人的に嬉しい機能がCPU負荷の軽減とグラフの非表示です。もともとCPUの負荷が高いプラグインではありませんでしたが、さらに軽量化が進んだようです。音質の変化については私はそこまで気になりませんでした。

使用システム環境について

MAC

CPU
インテル Core i5 / i7 / i9 / Xeon

メモリ
4 GB の RAM
システム ドライブに 500 MB の空きディスク領域

オペレーティングシステム
Mac OS X 10.12 以降

画面解像度
最小: 1024×768
USB ディスプレイはサポートされていません

インターネット接続環境
(ライセンス認証用)

WINDOWS

CPU
インテル Core i5 / i7 / i9 / Xeon

メモリ
4 GB の RAM
システム ドライブに 500 MB の空きディスク領域

オペレーティング システム
Windows 10 64 ビット

画面解像度
最小: 1024×768
USB ディスプレイはサポートされていません

インターネット接続環境
(ライセンス認証用)

最新のMAC OSにも対応しているのは有り難いですね。

MATERIAL COMPユーザーの反応

これらはほんの一部でしかありませんが、プロアマ問わず大絶賛のコンププラグインです。個人的にLogic ProのコンプがMATERIAL COMPに入れ替わったら…という妄想ばかりしてしまいますね

購入方法/価格(セール)について

公式ツイートにてアプデ記念で6/30日まで77%オフの39ドル(2021年6月3日 4,276.21 円)のセール価格です。定価は149ドルということなので、かなりの割引額です。そして嬉しいことにバージョン1を所持している人は無償アプデです。すごい大盤振る舞いです

購入方法は公式サイトから

\ ここから買えるよ! /

エイゴニガテニホンゴイイ

という人はみんな大好きDTMerの沼の(番犬)こと!ゆにばすさんのCMJ STOREからでも購入できます。ちなみにCMJ STOREで購入すると数百円ほど安く購入できるとのことです。

\ ここらでもOK /

デモも試せる!

14日間無制限で試せるデモ版を公式からダウンロード出来ます。

プラグインのデモは「アンインストールが面倒くさいからデモるのさえ嫌」という人もいます。確かにデモ期間が終了したプラグインって邪魔になりますもんね。でもMaterial Compは安心です。必要なプラグインを必要なフォルダに入れるだけの簡単インストールです。アインインストールもフォルダから外せばよいだけなので、気軽に試せるのはポイントが高いです。

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まとめ

インタビュー形式でお伝えしましたが、まだまだ足りません。この先はみなさんが使ってみて「凄いな!」「こんなのできるの?」「いやー俺はそこまで思わないね(天の邪鬼)なんて話をTwitterで盛り上がることで情報共有して気づきを得てもらえればと思います。

個人的には「〇〇と似ている/似ていない」という次元より、使っていて楽しいかどうかです。MATERIAL COMPは楽しませてくれるコンプなので使うたびにワクワクします。

追記事項
最新アップデートでメータースケールの調整機能などを追加しました。
左上のロゴをクリックして開く”About Window”内でメータースケールを-60dB~-10dBまで可変出来ます。
これは現時点でマニュアルにも未掲載になりますのでお伝えさせて頂きます。

>VoosteQ

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