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SSL Guitarstrip レビュー 最高品質のギター音作り専用プラグイン!

どうも!ギターは弾けませんがギターアンプシミュ系プラグインが大好きUG(@96bit_music )です。

楽曲の中でギターにはコンプやイコライザー、アンプシミュレーター等、多くのエフェクトプラグインで音を作り込むことでよりリアルになり説得力を増していきます。

そしてそれらをまとめたギターアンプシミュも各メーカーからリリースされています

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でも、操作性が複雑だと素早く音作りができない

多機能なのは時として諸刃の剣であり、イメージしている音を素早く作り上げるのに邪魔になる場合があります。

この問題を解決すべく作られたのがSSLのGuitarstripです。Guitarstripを使えばかんたんな操作性で芯があるギターサウンドを作れます。

SSL Guitarstrip
総合評価
( 4 )
メリット
  • SSLクオリティのギターストリップ
  • アンプシミュのクオリティが高い
  • 音の変化がわかりやすい
  • ギター以外でも十分使える
デメリット
  • アンプシミュは2つ
  • プリセットが少ない
SSL Guitarstrip
SSL
タップできる目次

SSL Guitarstrip 概要

メーカーSSL
製品名Guitarstrip
特徴4 つのギター プロセッシング モジュール
2 つのクラシックなアナログ チューブ アンプ ドライブ エミュレーション
5つのモードを使い分ける使いやすいシンプルなコンプレッサー
ディレイとオールパス フィルターを装備
3 バンド チャンネル EQ とフィルター
システムマック
macOS 10.12 Sierra – macOS 12 Monterey  
(Intel / M1 Apple Silicon 対応) (64 ビットのみ)
2.4GHz 以上で動作する Intel デュアルコア Mac
最小 4 GB の RAM (8 GB の RAM を推奨)
AU、VST2、VST3、AAX ネイティブ

ウィンドウズ
Windows 7 – Windows 10 
(Windows 11 はまだ未サポート) (64 ビットのみ)
2.4GHz 以上で動作する Intel Core 2 (または同等の) CPU
最小 4 GB の RAM (8 GB の RAM を推奨)
VST 2、VST3、AAX ネイティブ
バージョンv1.0.9(2022-09-12)
認証方式 iLok アカウント認証
容量279MB
有無公式サイトにて英語版のみ
価格$199.00
備考体験版あり
14日間期間限定

SSLからギター専用のチャンネルストリップがリリースされました。

4つのプロセッサーを使っての音作りはシンプルでありながらも想像以上の本格的なチューブドライブギターサウンドを作り上げることが可能です。

ギターサウンドを作り上げるためのドライブではギターアンプとベース・アンプのエミュレーションが搭載されていますが、これらはキャビネットシミュレーターではなく、あくまでアンプのトーンコントロール的な立ち位置になります。

SSL Guitarstrip レビュー

音質4.5
機能性(オリジナル性)4
操作性(使いやすさ)4
安定性(CPU負荷)4
価格(セールバリュー)3.5
総合評価4
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音質

4.5

太さと粘り気のあるギタードライブサウンド

ギターのチャンネルストリップということもあり、同社からリリースされているチャンネルストリップのSSL Native Channel strip2とどのような違いがあるのかと思っていましたが、使ってみたらまったくの別物です。

SSL Native Channel strip2は原音を忠実にブーストカットするのに対して、Guitarstripのドライブセクションは積極的に音が変化していくタイプでです。

音質的にはチューブ特有の粘り気のある図太い音でブルース、ロック、メタルと広いジャンルで使えます。

Guitarstrip Dry
TYPE1
TYPE2
TYPE3

プリセットをベースに適当に音を作ってみた状態ですが、個人的にもちっとした質感が好みヒュースアンドケトナーのTUBUMANを彷彿とさせる印象があります。

ベースモデルのデモがこちらになります。

Bassモデル Guitarstrip Dry
Bassモデル Guitarstrip WET

使えるパラメーターはGuitarモデル選択時とはことなりますが、十分な存在感を提供してくれているように想います。

ギター以外でも使える(Lo-fi系にもオススメ)

ドラム等に入れてドライブを調整すると程よい劣化感があり、Lo-fi系のサウンドともマッチします。

Drum Dry
Drum wet

ドラムにかけると80年代独特の音の太さを持ったLo-fiサウンドを作れます。

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機能性

4

シンプルでかんたんに使える5つのコンプモード

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コンプはSSL定番のFASTEST〜SLOWESTまで5種類用意されています。FASTにするとパッツン系にサウンドでスローにするとアタックに余裕がある印象です。

このコンプは通常装備されているアタックやリリース、レシオ等のパラメーターがなく、スレッショルドとMIXノブ(原音とのパラレル処理)しかありません。

以前こちらの記事でも紹介しましたが、コンプで一番重要なのはスレッショルドです。

設定したスレッショルドを超えて初めてコンプが作動するわけですから、アタックやリリースよりも重要なのはそういうことです。

SSL Guitarstripでは5つのコンプモードから1つを選択し、あとはスレッショルドで動作するポイントを探すだけ、これだけでギターに最適なコンプサウンドに仕上げられるのは本当に便利です。

イコライザーのカーブについて

イコライザーのカーブ特性です。

LFとHFは周波数ポイントがありません。

実際ブーストすると。LFに関してはかなり高域からブーストされるので、音作りの時には少し注意が必要かもしれません。

MFのみ0.5kHz〜7kHの範囲で周波数を設定できます。

コンプ/ドライブにあるマスターにあるMIXモードが便利

最近はコンプに原音の音を混ぜて使う手法が一般的ですが、GuitarStripにも当然搭載されていてるので絶妙なギターのプレイニュアンスを残したコンプサウンドを作れます。

また、DRIVEにもMIXモードがあり、歪と原音をブレンドできるため、歪みすぎて音が遅くなった。芯が足りなくなるなどの問題も回避できます。

そして珍しいのはマスターアウトプット自体にもMIXモードが搭載されています。このミックスモードをゼロにするとイコライザーやコンプ、ドライブをパイパスします。

ドライブモデルはあくまでも歪みのエミュレート!キャビネットシミュではない

DRIVEにはギターアンプと、ベース・アンプをシミュレートしたプログラムが1つずつ搭載されています。どのようなアンプがエミュレートされたかは公表されていませんが、音作りの幅が広いため、サウンドバリエーションは豊富といえます。

ただ、これらは最近流行りのIRによるキャビネットシミュレーションではないため、ガチガチな空気感等を求めるものではないような音色です。音色としてオンマイクで収録されたような印象です。

なので、GuitarStripにIRギターアンプシミュのようなサウンドを変化を求めている人には向きません。

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操作性

4

A/Bボタンでタイプ別の歪みを比較できる

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A/Bボタンがあると音を比較しながら作ることができるため自分の意図にあった音色が作りやすいのでA/Bボタンは本当に役立ちます。

また、それ以外にもUNDO/REDOもあるので、一つの前の設定への行き来がかんたんにできます。このあたりの操作性のよさは時短にもなるので個人的に高く評価したいところです。

ノブの数値をテンキー入力可能

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地味な機能ではありますが、すべてのノブの数値はテンキー入力が可能になっています。また、コマンドを押しながらノブを回すことで、ノブの動きがゆっくりとなるため微調整がかんたんになります。

テンキーでの入力なんて必要?ノブの位置とか適当でもいいんじゃない?と思うかもしれません。

次の引用はマスタリング時の話なので厳密は異なる部分もありますが、プロは数値管理を重要視しています。

マスタリングは必ずリコールが必要なのでAIに頼ることは出来ません!またOzone は小数点以下5桁ぐらいあるので、オペレーションは必ず数値を入力しています。基本的にEQはOzone 7を使っています。以降のバージョンは音がクリア過ぎるので貴重です。 #ARTISANSMASTERING

引用元:森﨑雅人@ARTISANS MASTERING

プリセットが少ない

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プリセットはさほど多くありません。

もともとSSLのプラグインは全体的にプリセットの数が少ないです。その理由は本来であればプリセットはあくまでガイドライン的なものです。アコースティックギターというプリセットがあってもすべてのアコースティックギターに使えるわけではありません。

SSLのプリセットの数からわかるのは必要最低限のプリセットであり、そこから先は「自分たちでよりベストな音を作ってくれ」というメッセージのような気がしています。

ドライブとギターアンプを分けてほしかった

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個人的にPRE-AMPとDRIVEの音質が素晴らしくここだけでも十分な音作りが可能です。しかし、DRIVEをONにするとMODEL機能(BOOST PUNCH EDGE)も機能してしまうため、PRE-AMPだけを使うことができません。

音質がよいだけに、私としては少し歯がゆい気分です。

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安定性

4

マルチコアでのCPU負荷分散が最初から効いている

ギターのオーディオトラックに1つだけGuitarStripを使った状態のCPU負荷です。さらにCPU負荷を軽減させるECOモードなえるものもをONにするとCPU負荷が小さくなります。

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動作自体も安定しているので安心して使うことができます。

CPU負荷逃がしをしなくてもマルチコアでCPU負荷の分散ができています。

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価格

3.5

SSL公式サイトPluginBoutiqueSSL Complete Bundle
$199$219$14.99/月

$199.00(メーカー価格)

機能面や操作性の側面から見ても高い印象がありますが、SSLというブランドからこの価格になっているものと思われます。PluginBoutiqueでは公式より$20高くなっていますが、今まで購入して得られたキャッシュポイントを使えば公式サイトよりお得に購入できる場合もあります。

また、月替りの無料プレゼントなどを得られる特典もあるので、それらに魅力を見いだせるかどうかがPluginBoutiqueでの購入のメリットになるでしょう。

また、SSLのプラグインがすべて入ったSSL Complete Bundleを月額$14.99から使えるサブスクリプションもあります。

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まとめ

メリット
デメリット
  • SSLクオリティのギターストリップ
  • アンプシミュのクオリティが高い
  • 音の変化がわかりやすい
  • ギター以外でも十分使える
  • アンプシミュは2つ
  • プリセットが少ない
音質4.5
機能性(オリジナル性)4
操作性(使いやすさ)4
安定性(CPU負荷)4
価格(セールバリュー)3.5
総合評価4
リンククリックで読みたい内容の箇所に飛ぶことができます!

どのアンプのトーンコントロールを意識して作られたか私にはわかりませんが、音の変化の幅は大きく、クランチからディストーションまで幅広く対応しているので使い勝手は良いです。

アンプシミュやプリセットの少なさをデメリットと捉える人もいるかもしれませんが、ギターアンプシミュとは違う立ち位置を明確にしている点で悪いポイントではないと想います。

位相補正モジュール等についてはその機能を使いこなせる環境ではないため説明は省いていますが、位相調整により音質補佐の役目として大きく貢献できる機能だと想います。

音のクオリティでは文句なしのレベルなのでSSLブランドが好きな人にはオススメできるプラグインです。

SSL Guitarstrip
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