MENU

プロがオススメ最新ポップガード3選!効果のある付け方や必要性についても解説

ボーカル録音時に必要なのがポップガード!これがあるのとないのとではレコーディングのクオリティが全然違います。

画像

でもいっぱいあって何が良いかワカラナイヨ

そうなんです。布やメッシュなど値段も割と幅が広くてどれがいいか迷いますよね。

そこでこの記事ではポップガードの必要性や効果のある取り付け方からプロがオススメする最新のポップガードをいくつか紹介します。

この記事の解説内容

ポップガードとは?(効果や必要性について)

ポップガードの種類(金属製と布製の違い)

ポップガードの付け方(マイクとの位置)

プロすすめる最新のポップガード3つ

みんな
気になるよね?
画像
タップできる目次

ポップガード(ポップブロッカー)の役目とは

ポップガード画像

ポップガードとは、ボーカルレコーディング時にマイクの前に装着し吹かれ音や破裂音といったポップノイズがマイクに入らないようにするためのものです。

ポップノイズの長さはゼロコンマ秒程度のものですが、それが入ってしまうと取り除くことは難しいので、その対策としてポップガードはかかせません

またポップノイズを防ぐ以外にマイクに直接唾液があたらないようにするマイク保護の目的もあります。コンデンサーマイクの場合は破裂音だけではなく、唾液等による故障リスクが高いのでノイズ混入以外にも重要な役目を果たしています。

吹かれ音と破裂音ってどんな音?

口の前でティッシュを広げて端っこだけを持ち上げて、「はっぽうしゅ」や「ハプスブルク」と言ってみください。ティッシュが大きく動くと思います。おもにハ行の音が吹かれ音、パ行が「破裂音」と言われています。

そしてこのティッシュがコンデンサーマイクの主要回路だとするとその回路に風があたっているのがわかります。そして口の中は基本湿っているのでこれらの音に混じって唾液であったり、湿った空気も一緒に出てくるわけです。これがコンデンサーマイクには大敵で故障の原因に繋がります。

「えっ?そんなんでコンデンサーマイクって故障するの?」と思う人もいるかもしれませんが、壊れます。コンデンサーマイクは想像以上に繊細です。壊れたらどうなるのか?音がでなくなります。(当然です)

当然修理に出す必要がありますが、かなり修理代金がかかります。最近は安いコンデンサーマイクも増えてきましたが、それなりの音質を求めると安いコンデンサーマイクでは物足りなくなります。

無駄な修理をしないためにもコンデンサーマイクに大敵の湿気であるツバや吐息などがかからないためにポップガードが必要です。「それなら、ツバを飛ばさないように注意して歌えばいいのでは?」と思ったかもしれませんが。

「絶対できません!断言します。」

というか「そんなところに注意しながら歌っているとボーカル録音のクオリティは低いものになります」

プロの中には破裂音(パピプペポ)や吹かれ音(ハヒフヘホ)を極力抑えながら歌える人もいますが、まさにプロのワザです。一朝一夕で身につくものではありません。

画像

コンデンサーマイクは湿度に敏感な機材、唾液に限らず湿度が高いことでカビが生えて壊れてしまうことがあるんだよ!

コンデンサーマイクはとても繊細な機材で壊れてしまうとものにもよりますが、修理費数十万もすることもあります。

画像

安物マイクだから壊れてもいいかなー

画像

安物であっても今この瞬間を録音できるマイクはかけがえのない存在だよ!大切に扱わないと!

ちなみにテレビドラマなどの野外収録でマイクを持ち上げている姿を見たことがあるかもしれません。

↓こんなやつです。このもこもことした中に細長いマイクが入っています。

画像

これも吹かれを抑えるという点ではポップガードと同じ役目ですが、こちらはおもに風よけとして使われるため「ウィンドスクリーン」と呼ばれています。

ポップガードとポップスクリーンの違いについて

最近ではポップガードのことを以下のように呼ばれることがありますがすべて同じポップガードとして覚えてもらって大丈夫です。

  • ポップブロッカー
  • マイクポップガード
  • マイクガード
  • ポップスクリーン

よくリフレクションフィルターをポップガードと間違えてしまっている人がいますが、リフレクションフィルターは部屋の残響がマイクに入ってしまうのを防ぐものです。

ポップガードの寿命は?

ポップガードの材質は主に布(ナイロン製)と金属製に分けられます。どちらも1年や2年では寿命を迎えることはありません。とくに金属製について物理的な破損がない限り半永久的に使えると言っても過言ではありません。

ナイロン製は経年劣化でハリがなくなってきます。そうなるとポップノイズを上手く排除することができなくなるのでハリが著しく弱いなーと感じたら交換するとよいでしょう。

また、ポップガードの中には布製の部分だけを取り外して手洗いできるタイプのものもあります。手洗いはわりとダメージが残りやすいので洗わずに使用しているものと比べると寿命は短いです。

株式会社GUNZEによるとストッキング自体に消費期限は設けていないとのことです。長期の保管により脆化するといあります。

具体的な消費期限は設けていませんが、ストッキングやタイツに使用されているポリウレタンという繊維が、長期間の保管により、ぜい化する(もろくなる)ことがあります。

ポリウレタンのぜい化現象とは、ポリウレタンが硬化し、下記の写真のようにもろくなった部分の糸が切れて、ムラになるとともに、生地の弾力性もなくなる状態です。

引用元:ストッキングやタイツは、新品のまま保管した場合、どれくらいもちますか?

ポップガードも基本長期間の保管が前提になるとは思いますので、やはりハリやもろくなってきたように感じたら新しいものと交換するのがよいです。

ポップガードの洗い方について

ゴシゴシと洗うと破損する恐れがあります。基本はつけ置きで十分きれいになります。匂いがキツイ場合は手洗い用洗剤等を使うのがオススメです。

気をつけたいのは洗った後はしっかりと乾かすことです。乾ききっていないとポップガードの湿気がコンデンサーマイクに悪影響を及ぼす可能性が高いです。

洗い終わったら一日天日干しをすると完璧です。

ただ、寿命の項目でもお話しましたが、洗いすぎると痛むのが速いので、使用頻度を考えながら洗いましょう。

ポップガードを選ぶときのコツ

ポップガードの違いは布製か金属製の2種類そこから以下の4つの点を考慮しながら選んでいくと良いです。

使い勝手
音質
機能性(材質)
サイズ

ポップガードの種類について

ポップガードは主にナイロン製とメタル製の2種類。それぞれで音質が若干違います。

ナイロン製
メタル製
  • 価格が安い(2,000円〜15,000円)
  • 自作することもできる
  • 吹かれに強い
  • 価格が高い(3,800円〜7000円)
  • 自作は難しい
  • ナイロン製と比べると少しだけ吹かれに弱い

ナイロン製のポップガードのメリット・デメリット

メリット
・デメリット
  • 価格が安い!
  • 自作可能
  • 不衛生

ナイロン製は素材自体が安いため、ポップガード自体も数千円程度で購入できます。またストッキングを購入して自作することも可能です。

最近では不織布マスク等をマイクにつけてポップガードの代用する人もいます。取り付け方によっては一定のポップガードの役割を果たすあもしれませんが、あまい見栄えの良いものではありません。

ボーカルは歌うときに思っている以上に唾液が飛びます。それがポップガードに付着することで異臭とまでは生きませんが、口臭的な臭いがついてしまうことがあります。ナイロンはあまり水洗いに強いわけではないので、臭い等が気になったら買い替えた方がよいと思います。

また近年ではコロナウィルスが流行っているので、ポップガードの衛生レベルはかなり気をつけておきたいところです。

「ストッキングが洗えるならナイロン製のポップガードも洗えるのでは?」と思うかもしれません。たしかに不可能ではないですが、プロの現場でもナイロン製のポップガードを洗濯しているという話は聞きません。

どうしても洗いたいのなら洗濯ネットに入れて洗うのがよいかもしれません(洗濯の結果は自己責任で!)

メタル製のポップガードのメリット・デメリット

メリット
・デメリット
  • 価格がナイロンより少し高い
  • (衛生的)手洗いができる!
  • ナイロン製より高音域が減衰しにくい
  • 丈夫で長持ち
  • 怪我のリスクがある

少しでも音質に拘るのならメタル製の方がいいでしょう。しかし、メタル製にしたら「イコライザーで4kHzを5dBブーストした」ような明らかな差がでるわけではないのでそこは注意が必要です。

ナイロン製と比べるとコストが高いです。またメタル製はナイロン製と比べると鉄の部分がむき出しなタイプが多いのでなにかの拍子に引っかかったり、怪我をするリスクもあります。

また、一部のユーザーからは吹かれに弱いという話もありますが、あまりにも強い吹かれはナイロン製でも取り切れないので、さほど気にする必要はありません。

使い勝手①(クランプ式orクリップ式)

ポップガードはスタンドに装着して使用しますが、装着の仕方は主に二種類

クリップ方式とクランプ式です。

ポップガードの8割はほぼクランプ式です。クリップ式はほとんど見かけません。理由としてはクランプ式の方がしっかりと固定できる。またスタンドの太さ等にそれほど影響されないため使いまわしが良いからと考えています。

またクリップ式は洗濯バサミみたいな方法で抑え込んでいるだけでなので、振動や何かしらの接触で外れてしまう可能性があります。

配信用途で使う一例として卓上に設置できるポップガード専用のスタンドタイプのものもあります。

画像

ボーカル録音をするときはほとんど立っていると思うのでボーカルレコーディング用途で使うことは少ないかもしれません。

ただ、ポップガードはドラムのキックにつかうこともあるのでそういう場合はこのスタンド式は約に立ちます。

使い勝手②(グレースネックの長さ)

ポップガードのネックの長さは平均して34cm程度になります。安いポップガードだとネックの耐久性が指摘されているものがいくつかAmazonレビューで見受けられました。ネックの強度は価格と比例している部分もありそうです。

スクロールできます
画像
ポップガード ポップブロッカー 2重張り
画像
マイクポップガード クランプ式/フレシキブルアーム (2層構造)
画像
マイクポップフィルター ポップスクリーン Blue Yetiと他のマイクに対応
画像
ポップガード DCP-2 金属製 丸型
画像
PROSCREEN101 メタルポップガード
画像
ポップブロッカー ネット直径10cm PO-5S
メーカーSRIN RyomyunNEEWERDicon AudioSTEDMAN キクタニ
素材金属金属
サイズ15cm15cm13cm13.5cm11.7cm10cm
ネック長さ32cm34.5cm37.5cm34cm35cm程度35cm程度
ネック直径8mm500[単位]
固定方法クランプ式クランプ式クランプ式クランプ式クランプ式クリップ式
デザイン丸形丸形丸形丸形丸形丸形
価格¥1,280¥660¥1,699 ¥2,091¥6,480¥1,709
評価3.53.74.144.33.8
詳細を確認詳細を確認詳細を確認詳細を確認詳細を確認購入する
各製品の比較

ポップガードを装着し使用するときは曲げて使うことになります。ここで耐久性の弱いポッガードだと使っている最中に落ちてきたりすることがあります。レコーディング中にポップガードが落ちる、外れるって想像したらかなりヤバい状況です。1音に全神経集中しているわけですから、合ってはならない話です。

音質

安いタイプ(¥2,000~10,000くらい)までのポップガード正直な印象、どれもそれほど変わりません。ポップガード選びに悩んで貴重な創作時間を削るくらいならば定番のものを持っておいた方がよいと思います。

ただそれ以上の価格となると独自の機能性をもたせたポップガードがありそれらはあきらかに音質の違いがあります。

機能性(材質)

ポップガードは先程もお話しましたが、おもに布製と金属製に分かれています。ポップガードの中にはそれらを2枚同時に扱えるものもあります。

ポップガードの中には独自の機能性をもたせたものがあります。フィルターを二枚重ねて好きな方が使えるものであったり、用途にあったフィルターにかんたんに交換できるようなものです。

サイズや形

ポップガードの大きさはだいたいですが15cmくらいが主流ですが、大きすぎると譜面が見えにくいなど使い勝手が悪いのでプロの現場ではわりと小さいポップガードを使うことが多いです。

また形に関してはほぼ丸い形が一般的ですが、コンデンサーマイクに乗せるような形で使うU型のものも最近はよく見かけますあ。ただ、

画像

ただ、このU型は必然的にボーカルとマイクとの距離がかなり近くなるためポップノイズに関しては従来のポップガードと比べると性能はそこまで強くはならないと思われるので、個人的にはU型ポップガードの性能については手放しでオススメはできません。

効果のあるポップガードの付け方

ダイナミックマイクもコンデンサーマイクも基本的に同じです。大切なのはマイクとポップガードの距離です。近すぎるとポップガードで防ぎきれない場合があります。なのでマイクとポップガードの距離は最低でもこぶし1/2くらい空けるようにしています。

画像

その理由として近づきすぎるとポップガードでもポップノイズが取り切れない場合があります。なので、目安としてポップガードとマイクの間は拳一つ分程度を作っておくと安心です。

あまり離れすぎるとマイクの性能が活かしきれない場合があるのであくまでこれくらいの距離が一番音質的にも問題ありません。

SM58やカラオケで使うようなダイナミックマイクの場合マイク自体にポップガード的な役目を果たすスポンジが入っていることがありますが、口に近づけて歌うことが多いため破裂音を拾ってしまいます。

プロがおすすめ&注目!最新ポップガード3選

上記で紹介したポップガードを選ぶときのコツを満たしたうえでプロがオススメしているポップガードを紹介します。

JZ Pop Filter

4.5

タイプ3D波形型金属製メッシュ
大きさ直径:10cm
グースネック45cm クランプ
クランプネジ止め幅:約1cm~約2cm

最強のポップフィルターとして有名なポップガードです。特殊な形状のメッシュタイプが特徴です。お値段もポップガードの中では高額(下手なコンデンサーマイクより高い)です。

しかし、ポップノイズをかなり防いでくれるのと音質の変化が少ないことからプロの現場で使われることが多いです。

プロが絶賛し複数購入しておきたいとまで言わせる最強のポップガード、また今まで布製のものや他のメタル製を使っていた人もJZ Pop Filterを使ったらその違いに驚愕しています。

デメリットとして特殊な3D構造のため凹んでしまうと元に戻するのが若干難しいという話です。

無理にオススメとはいいませんが、これを購入している人を見ると「本気で誰かのために最良の歌を届けたいんだな」って思います。

ISOVOX ISOPOP

4

タイプフィルターを取り外して洗浄可能 な2種類のフィルター
Neutral」ポップ音のみが除去
DE-ESS」ポップ+耳障りな歯擦音も除去
大きさ直径:10cm
グースネック約35cmクランプ
クランプネジ止め幅:約1cm~約2cm

頭からかぶるタイプの防音ブースでおなじみのISOBVOXがリリースした最新のポップガードです。動画の中でも使用例が紹介されていますが、コンパクトなサイズなのでISOVOX2の中でも邪魔な感じがしません。

定番メタル製ポップガード STEDMAN PROSCREEN 101

4

メタル製で定番なのはSTEDMAN PROSCREEN 101 多くのユーザーが「ナイロンよりテンションがあがる」とのこと

お値段もそこそこしますが、とにかくお金に余裕があってポップノイズがひどい人はこれを使うべきというものです。

また気軽に洗えて使えるという点から清潔感プラスポイントにしている人も多いです。

迷ったらこれがオススメ!

正直なところプロが勧めるもの高いです。それはレコーディングがそのまま仕事につながっているわけですから、やはり最良の録音を取るための道具としてしっかりとしたものを使いたいからです。

ですが、DTM初心者や宅録初心者にとってはそこまで必要かと言われると答えはNoです。私もポップガードに関しては¥2,000程度のナイロン製を使っています。それで特に問題を感じたことはありません。

なので、とりあえず最初のポップガードとしてもっておくなら下記のものでも十分効果はあります。

定番ナイロンポップガード K&M ポップガード 23956

K&Mはマイクスタンドも制作していた耐久性にも問題なく、「これをつかったら失敗した」という声も評価も聴きません。とりあえずこれを基準に考えてよいと思います。

番外編KAOTICA EYEBALLの使い勝手

通称目玉の親父と言われているマイク全体を包むタイプのポップガード

賛否両論がありますが、私の周りではあまり良い反応がありません。部屋なりが多い人には多少効果があるのかもしれませんが、JZ MICROPHONE Pop Filter以上の価格をかけるべきものかと言われると疑問です。

ポップガードで悩んでも歌はうまくなりませんのでサクッと決めてしまうのが一番だと思います。

ダイナミックマイクはポップガードいらず?

画像

ライブの定番のSHUREのSM58やボーカル目的のダイナミックマイクにはグリルと呼ばれる上記の丸い鉄の中の部分に簡易的なポップガードがついていますが、音の抜けの悪さが目立つからと自宅では外してボーカル録音する人もいます。

まとめ

「ポップガード」はふかれノイズ(通称ポップノイズ)を対策することを目的としたアイテムです。

この吹かれの音が入っているとどんなにボーカリストがうまくてもボーカルサウンドとしてのクオリティは低いものになってしまうので、ボーカル録音時にナイロン製かメッシュ(メタル)製のどちらかを必ず使用することをオススメします。

コンデンサーマイクは買ったけどポップガードは買っていない!という人はすぐに買ってください。間違ってもそのまま使うのはやめましょう。壊れてからでは遅いです。

数千円でコンデンサーマイクを守れる保険としてポップガードは最強です。

ポップガードはボーカル録音の必需品ですが、衛生面でも気をつけたいところです。昨今コロナウィルスが騒がれている中でのレコーディングツールには十分気をつけたいところですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次