ベース音源を使ってもいまいちぱっとしない。なにか迫力が足りない
それはベースの音作りが適切でない可能性があります。
ベースは楽曲の土台です。ベースの音が貧弱だとその楽曲の魅力は1/3も伝わりません。
でもベースの音作りは簡単ではありません!
そこで使ってほしいのがBassKnob STDです。BassKnob STDは1つのノブで太く重くラウドなベースサウンドを作れます。もうベースサウンド作りに悩む必要はありません。
もうとりあえずベースにはこれを指しておけば間違いない!というくらい便利です
BassKnob STDとは
『BASSKNOB – STD』は、CLEAN / DIRTの2チャンネルを備えた簡単操作が特徴のベース・アンプシミュレーターです。本当に通すだけでマルチ音源に入っているような少し物足りないベースサウンドがより”らしく”なってくれます。
BassKnob STDは一目見ればわかるレベルで操作できるノブが1つだけ、Gainを右に回せばひずみ、左でクリーンな音色になります。またCLEANとDIRTと書かれたスイッチを切り替えれば、より激しい歪みサウンドを作り出すことが可能です。
主な特徴:
- シンプルな操作: ノブを回すだけで、瞬時にベースアンプのトーンを調整可能。
- リアルなトーン: プロデューサーやエンジニアが愛用するサウンドを再現しており、モダンなミックスに適した音質。
- プリアンプ/パワーアンプのエミュレーションに加え、キャビネットのシミュレーションも含まれており、アンプ全体のサウンドを再現。
- 軽量設計: システムリソースへの負荷が少なく、ラグや遅延が少ない。
BassKnob STDを使ったほうがいいシーン
BassKnob STDを使ったほうがいいシーンはずばり「かんたんにベースの音を良くしたい!」です。
しかし、音が良いというのは非常に曖昧な表現です。それはジャンルやシーンによってその意味合いが大きく異なるので、何をもって良いとするのかを吟味する必要はあります。
ここでは「ベース・アンプから得られる空気感とゴリッとした質感」これらを求めているシーンで使えるという意味で解説します。
次のデモはLogic付属のベース音源です。
これにBassKnob STDを通したものが次になります。
ベースアンプ特有の空気感とローエンドが足されたのがわかると思います。
このデモはエレクトリックベースに使用したものですが、アコースティックベースに使用することで、ジャズ・ロックでも通じるベースサウンドを作り出せます。
BassKnob STDを使わない方がいいシーン
一方でBassKnob STDを使わない方がよいシーンもあります。まず1ノブが売りである以上音作りの幅は大きく制限されます。他のアンプシミュレーターであるようなマイキングやストンプの選択等は一切できないので、細かく音作りをしたい人にとってはBassKnob STDは不向きです。
また、音色の傾向がロックベースよりになるので、その傾向を求めない人にとってはイメージする音にならない可能性があります。
まとめ
BassKnob STDを使えば貧弱なベース音源であっても存在感マシマシなベースサウンドになります。
音作りに不慣れなユーザーであっても、このレベルのベースサウンドが1ノブで出せてしまうのは便利以外の何者でもありません。
ただ、音色の傾向がロックよりになるため、ナチュラルなトーンを求める人には他のベース・アンプシミュレーターを選択肢にいれる方がよいでしょう。