DTM初心者に読んでほしい教則本「作曲少女」をオススメする3つの理由

DTMの教則本が色々あってどれがいいのかよくわからない。「超初心者の私が楽しく読めて理解できる教則本はないの?」という悩みを持っているならば「作曲少女 平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話」はうってつけです。

難しい専門用語は出てきません。「これって私のために書いた本?」と思う人も少なくないです。

ですが、書いてあることは本質的で実に優れたDTM教則本です。私も大好きで何回も読み返していてそのたびに新しい発見があります。

作曲少女には打ち込みの方法が書いてあるわけではない

すぐれた教則本と書きましたが、ベロシティの設定やドラムのフレーズ、ギターにベースの打ち込みデータは一つも載っていません。しかし、何故それをする必要があるのか?どうしたらできるようになるのか?という考え方について詳しく書いてあるので、この本を参考にすればいろんな打ち込み技術も身につきます。

作曲家は感動の再現作業

20年近くDTMを続けた結果、いろんな曲がかけるようになりましたが、大切なことを忘れていました。それは「はじめて作ったときの感動」です。こればかりは、どんなに曲を書いても二度と味わえないです。

最初は好きではじめたシンセサイザーで好きなアーティストの曲をコピーしたり、似たような音色作ったり、毎日が楽しかったわけですが、いつごろからか、「こうすればもっとよくなる」という言葉を「こうしなきゃいけない」に置きかけて曲を作るようになっていくと、一見、曲のクオリティは高くなりますが、一番最初に感じたドキドキ・ワクワク感が薄れてきます。

初心忘るべからずとは「最初の決めたことをやり通せ」みたいな捉えられ方をすることも多いですが、違いますよね「初めてのワクワクドキドキを忘れるな」ってことです.

理論書は確認のためのもの

家に理論書の類が20冊近くある人てーあーげて♫作曲しまくってますか?wシーン…w

理論書があればすごい曲が作れる。理論書があれば間違いがない。理論書があればなんでもできるすすめば分かるさ!イチ、ニ、サン、ダァー!じゃないですが、曲を書くのは理論書ではなくてあくまで自分。

感動の再現が目的なのに、「理論書通りの曲を作るのが目的」になったらたぶんDTMは面白くないw

最近は「誰でもできるシリーズ的な理論書」がたくさんあるおかげでそれにそった曲の大量生産が可能になったけど、大切なのは「なんでそうしたのか」ということを簡単でいいから説明できること「なんとなく。いいかなーって思って」というのは感動の再現じゃないから。

「山登りをしたときにツライ勾配をこのメロディで表現しました」ってこんな感じ。そもそも作曲なんざ基本解釈の塊なわけだから「理論理論」と思い込む必要はない。不協和音だって意図が間違いなければめちゃめちゃかっこいい世界なんだから。それ以上に理論を勉強したければアカデミーに行くのがいい。でもその目的が「より理論を知るため!」ってならないように。あくまで「山登りの勾配をメロディ」をもっとわかりやすく感じる方法について学ぶことを目的としていることをお忘れなくw

持っていると安心する。バファリンみたいな存在で理論書を山積みしているそこのあなた!!(←わたしのことです)用法用量はちゃんと守りましょうw

とりあえず作り終える

初心者へのテッパンメッセージだけど、これ中級者くらいの人も出来ていない人が多いと思う。なまじ知識が増えてきたりすると「ストックストック」っていいながら結構作りためたフレーズを量産するのに、完成している曲の割合が少なかったする人いませんか(ここにいます)ストックも大事だし毎日書き続けることも大切だけどやっぱり作り終える力は大切です!

さいごに

ナメてましたよ「作曲少女」学ぶというより気づかされる。この気付きってホントに大切で、そこから新しい世界が見えてくることが多いです。初心者はとりあえずこの本通りにやれば、下手な理論書を買い込むよりぜったいいい曲できます。

中級者はわすてしまった何かをこの本に見いだして、あのころのワクワクドキドキを思い出してDTMライフを送ると今以上に楽しくなります。作曲は感動の再現いい言葉だなー

この本を読んでDTMに興味をもってくれる人が少しでも増えるとDTMをやっている立場の人間からすると嬉しい限り。