Logic Proインストール後にやっておいた方がいいお作法について解説しています。これを守らないとSSDの寿命を気づかないうちに短くしてしまう可能性があるので注意が必要です。
logic のインストールの方法ってどうやればいいの?プロジェクトファイルの保存先ってどこでもいいの?
Logic Proをデフォルトの設定で立ち上げでプロエジェクトを作るとSSDの寿命を縮める可能性があります。この記事ではLogicProのインストール時に知っておきたいお約束について
LogicProX購入方法
この記事ではLogicProXの購入方法からインストールまでの流れについて説明しています。
LogicProXの購入方法は現在APP Storeのみとなっています。
APP StoreとはDockの内に表示されている。またはDock内の左が二番目のLunchPadの1ページ目にあります。
購入方法はApp Storeアプリを起動後「見つける」の中にLogicProXがるので購入ボタンをクリックするか、検索ウィンドウに「LogicProX」と入力すれば出てきます。
トップ有料Appとゲームというところに表示されているはずです。私の場合はすでに購入している画面なのでアップデートという画面と表示されています。
あとは購入に必要な内容を入力して購入すればOKです。
インストール後はアプリケーション及び、LunchPadにて確認できます。
さて、ここからLogicProXで使うマルチ音源や拡張音源等をインストールしていきます。
Logic Pro音源のインストール方法
Logic ProXはApp Storeで購入→ダウンロードし→インストールしただけでは全ての音源が使える状態ではありません。すべてをインストールするには
メニュー→サウンドライブラリ→利用できるすべてのサウンドをダウンロードを選択することでAppleから提供されるすべてのLogicProXのコンテンツが手に入ります。

その合計容量は80GBを超えます。近年のMACはシステムディスクがマザーボード直付のSSDにインストールされています。容量の小さいSSDの場合は80GBを入れるのには躊躇してしまうサイズですよね。そこで、「サウンドライブラリの場所を変更」することで外付けのストレージにLogicProXコンテンツを逃がすことが可能です。
ただし今のところインストール前に外付けストレージを選ぶことはできず、インストールしたコンテンツを移動するだけしかできません。

近年のSSDは寿命が伸びたとは言え、最初からコンテンツのインストール先を変更できれば不必要な80GBというデータをシステムSSDに書き込まなくてもいいのにと思うのは私だけではないと思います。
LogicProXのデフォルト状態での保存先を変更しよう。
なぜデフォルトの設定が問題なのか?それは「SSDに必要以上の負荷をかけることになる」です。
SSDに負担をかけるということは仮MacMini2018やImac2019のようにSSDがマザーボード直付けの場合、そのSSDが壊れたら最悪のところmacが立ち上がらなくなってしまいます。
LogicProXはプロジェクトを立ち上げて「保存」するときになって初めて「どこに保存するか」を聞いてきます。しかし、プロジェクトは立ち上がっていて、ギターやボーカルをレコーディングすることができます。保存先が決まっていない状態でギターやボーカルはどこに保存されていると思いますか?
答えは「OSがインストールされているシステムディスク」です。「Macintosh HD」と書かれているのがそうです。さてこれなにがマズイなのかというと最近のOSはマザーボードに直接つけられたSSDにインストールされています。
最近のSSDは一昔前より壊れにくくなったとはいえ、不要なデータの書き込みを続けているとあるときいきなり壊れます。そしてマザーボードに直接つけられているSSDは壊れたら交換はできません。マシンを買い替える事を検討しなければ行けなくなります。
LogicProXのプロジェクトフォルダはどこにあるのか?
LogicProXのプロジェクトをデフォルトで保存される場所はMacintosh HD→ユーザー→ログイン名前のホーム→ミュージック→LogicProX最後のLogicフォルダの中がプロジェクト保存場所になります。
ユーザーフォルダの出し方はFinderの移動からコンピューターを選べばMacintosh HDが表示されるのでそのまま上記を階層を辿れば見つけれられます。

プロジェクトを保存する時初めて「どこに保存するのか」聞かれるわけですが、これは言い換えると「デフォルトの保存先に保存していいの?それとも変更する?」という事を聞かれていることになります。
ここで新規の場所を保存先に選ぶとデフォルトの場所に保存されていたオーディオデータが新規のストレージのLogicProXプロジェクト保存フォルダにコピーされることになります。
デフォルトのLogicの保存先を変更する方法
方法はエイリアスを作ってしまうことです。詳しく見ていきましょう。

ミュージックフォルダのLOGICフォルダのエイリアスを作り元のフォルダを意図とするストレージ(外部ストレージとか)にコピーします。あとは元のLogicフォルダを消去してエイリアスだけを残します。この時注意したいのは「エイリアス」という文字は決してください。残っているとLOGICは新規のフォルダを再びユーザーミュージックフォルダに作ってしまいます。
こうすることLogicを立ち上げたときにデフォルトの場所がシステムディスクから外部ストレージに変更されるのでオーディオレコーディングをしてもシステムのストレージには書き込まれることはなくなります。
そういうことが苦手な人はLogicProXを立ち上げてどこに保存するか聞かれるのでそこを設定しましょう。
ただ良いアイディアが浮かんだときはそういう手間を邪魔だと思ってしまうこともあるので最初から変更するクリエイティブなひらめきを逃しません。
Logic Pro X保存方法はパッケージとフォルダどっちがいい?
Logic Pro Xには保存方法が「パッケージとフォルダ」の二通りあります。
パッケージの魅力は、Logic Pro Xのファイルのアイコンに関連するすべてのフォルダがパッケージされていることにあります。


パッケージ化されている状態でオーディオファイルにアクセスすためには「右クリック」でパッケージの内容を表示

2つ目のフォルダMediaの中に保存されたオーディオファイルや、バウンスした場合などがある場合そこに収納されています。
ファイルをなくしてしまったり、間違えて消してしまう恐れもないですし、同じLogic Proユーザーであればプロジェクトファイルを渡すだけでOKです。
(ただし、お互いが持ち合わせていないサードパーティの音源やエフェクトプラグインは当然共有はされません)
フォルダで保存すると、任意の名前をつけたフォルダの中にはプロジェクトの他にオーディオフォルダが表示されます。バウンスすれば自動でバウンスフォルダも作られます。

基本的にどちらを使っても問題はありません。ただ、オーディオファイルの管理やバウンスファイルを誰かに渡す場合、パッケージだと、
「右クリック→内容を表示→Mediaフォルダをクリック」という手間が発生するので、その手間を省きたいかどうかが使用の分かれ目です。
まとめ
誰も教えてくれないDTM初心者必須のLOGICプロジェクトフォルダ設定どうでしたか?
今回の情報はこの私のつぶやきに対して
https://twitter.com/composer_tac/status/1093435330693189632
に教えていただきました。本当にありがとうございます。LogicProXを使っている人はこの設定しておくことを強くオススメします。今のところ私のところでは問題はないのですが、一応デフォルトで決まっている事を変更する作業なので
最終的には自己責任でお願いしますね