Nembrini Audio PSA1000レビュー HIDEも愛したあの名器の音を再現!

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どうもUGです。

rockギタリストでもないけれど日夜ロックな音をDTMで求めているそんなDTMerはきっと多いはず、アンプシミュプラグインをあれやこれやと試して、究極なロックサウンドを求めるのもDTMの楽しみ方の一つ

今日紹介するのは私がどストライクで好きだったSANSAMPのPSA-1をモデリングしたNEMBRINIのPSA1000を紹介します。PSA1000を一言で言うと「語り継ぐべくロックな音!」と言えるべき存在です。

90年代のROCKサウンドを求める方には特におすすめのプラグインです

UG
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Nembrini Audio PSA1000とは

価格とバランスの取れたアンプシミュやエフェクトプラグインを作っているNembrini AudioがSANSAMPのPSA-1をモデリングしたのがPSA1000です。

PSA-1使用アーティスト

有名なところではX-JAPANのHIDEさんがENGL SAVAGE 120とSANSAMP PSA1の組み合わせで音を作っていました。そしてギタリストだけではなく、ベーシストからはたまたミキシングエンジニアまでとにかく幅広く使われていた機材です。

SANSAMP PSA-1とは

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モデリング元になったPSA1(現在はPSA1.1)

チューブ・アンプのような幅広い音を作りが出すことを目的としていますが、近年のようなキャビネットアンプまでの音を作り込むことを前提としたアンプリミュレーターではなくあくまでプリアンプで

歪みをコントロールするものです。パーツも基本アナログ回路を使ったものなので、アナログ・ギター・プリアンプと名乗っているところに強いこだわりがあるように思います。

PSA1000のバージョンの違いについて

PSA1000は「PSA1000」と「PSA1000Jr」に分かれています。大きな違いは、

「PSA1000」2U表示

MID/SIDEが操作できる

INPUT/OUTPUTで音量を操作できる

SPAEAD機能で簡易ダブリングサウンドを作ることができます。

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「PSA100Jr」は1U表示で元のPSAと同じ操作パネルになります。

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使い方(パネル表示の意味)

音の変化のスペクトラムアナライザーで見ると次のような感じです。ピンクノイズによる比較設定はPRE-AMPだけMAXにしています。

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地味に嬉しいのは右端の三角になっている部分をドラッグすると拡大化できますw

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下がPSA1000を通している状態です。

PSA1000はPSA1同様にパラメーターの名前にちょっと癖があるので簡単に説明します。

左から

PRE-AMP

入力感度コントロール

PSA1にあったユニティゲインポイント(矢印になっている部分)はPSA1000にはありません。

これはブーストもカットもなしと言う意味で音作りを始めるポイントにもなっています。

高出力な楽器を使いクリーンサウンドを使いたい場合はプリアンプを下げることで得られるものです。

PREによるオーバードライむはユニティゲインポイントを超えたところから発生するものです。

実はこのポイントはPSA1の音作りの要なのですが、PSA1000の場合は11時のあたりが

PSA1と同じユニティゲインポイントなのかどうかはわかりませんが、

おそらくPSA1に示されている箇所と同じセッティングをすることで同じ効果が得られるのではないかと思っています。

低域の歪とオーバードライブをコントロールします。

LOWとの違いはBUZZは(50から80hz)くらいの歪みを作るの対して

LOWはあくまでボリュームとなっているようです。

上がBUZZをMAXにした状態

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右がLOWをMAXにした状態

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かなりカット感が見てわかります。

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上がBUZZをカットした状態

下がLOWをカットした状態

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BUZZの方がLOWのカット感が強いです。

歪みで音を作っている感じなんですね

Punch

中域の歪とオーバードライブをコントロールします。

PSA1ではカットするとフェンダー・スタイル、

ブ ーストすると重量感溢れるディストーションと言うことです。

上がMAXの状態

下がカットした状態(左に回し切った)

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表記はされていないのですが、やはり中央12時がユニティゲインポイントのような気もします。

Crunch

このつまみは高域ハーモニックスとピック・アタックを引き出します。

上がMAX

下がカット

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MAXにすることで低音がかなり持ち上がります。

高域の歪みとして上がり方はそれほ多くはありませんが、

3khzから5khzあたりをブーストしているのでピッキングのニュアンスはかなり変わってきます。

Drive

パワーアンプ・ディストーションをコントロールします。

上がMAX

下がカット

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ピンクノイズなので音量の増減だけのように見えますが、

歪みは変わっているので音色に違いはかなりあります。

サウンドチェック

V-metal

SR52BASS

BFD3

ハードロックな感じのフレーズです。

いかにもハードロックな音です。

プラグインのプリアンプでここまで綺麗に歪んで嫌味がないのは流石な気がします。

プリセットにある「Stereo  Clean Guitar」を歪ませてみました

それっぽい感じにはなりますが、違和感は残ります。

私が個人的に気に入っているbx_rockrack V3のENGL530に通してみます。

ドラムとベースにもかけてみました。

良い意味でレンジが狭くなった押しの強いサウンドになります。

ツイッターでの反応

いつもFlonatichさんのツイートにはお世話になっていますが、

PSA1000についても激推しツイートを見つけて飛びついた次第です。

おっしゃるようにPSA1のプラグインはProtoolsにしか入っていませんでした、

それが今回他のDAWでも使えるようになったのは本当に嬉しいことです。

CPU負荷

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ベース モノラル

ギター ステレオ

kick   モノラル

snare モノラル

HH モノラル

OH モノラル

ROM モノラル

こんな感じで使ってみましたが、

負荷はそんなに大きくありません。

個人的なsansamp歴

ギタリストではないのですが、

昔sasampclassc(無印)にBASSDRIVERを通してロックなサウンドを作っている時期がありました。

ベースドライバーは基本ベース用なのですが、「BLEND」と言うキャビネットシミュを通した音が

結構ストライクでClasscとBASSDRIVERを混ぜるとかなりアンプっぽいサウンドが出たので

使っていました。そしてその時から「いつかPSAを使ってみたい」と言う気持ちになっていました。

(ギターは弾けません。おまけにロックサウンドをメインに作っているわけでもありませんが)

それがプラグインで使えるのは本当に嬉しいですね。

使うことのメリットデメリット

とにかく歪み方が ROCKですw

キャビネットを通さなくてもわかるそのサウンドの良さは

十分ROCKのソレとわかります。

圧倒的な存在感の歪みが欲しいという時には

やはり強い味方になってくれるとは思います。

ただその反面、SANSAMPカラーが強いので

そのカラーを苦手とする人にはオススメしにくいです。

まとめ

語り継ぐべきロックな音を出せるプラグインPSA1000レビュー

どうでしたか?

ポテンシャルの高さがとにかくすごく、どこまでもロックな歪みを追い求めたくなります。

もちろんクリーンな音も得意なので。オールマイティな音を作れます。

ただ、やはり「sansampカラー」がすごいので、聴く人がきくと「sansampだ!」思われるかもしれません

現在PSA1000はイントロセールということで

通常$127のところ、イントロプライスで$29

これは買っておいて損がない値段です。

NEMBRINI AUDIO

是非是非オススメです。

ギターからベースからドラムからなんでもござれ!

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