TOKYO SCORING STRINGS レビュー 初めてのストリングス音源購入のポイント6つを解説

TOKYO SCORING STRINGSメイン画面

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DAW付属のストリングス音源は迫力やリアリティに欠けてしまう。KompleteのSession Strings Proの音に飽きた。もっとゲームやアニメの中で使われているようなストリングス音源がほしい、この悩みを解決してくれるのがImpactworksがリリースしたTOKYO SCORING STRINGSです。

リリース前から小出しに出てきた情報に一喜一憂した人も多いストリングス音源です。

この記事では初めてのストリングス音源購入の候補としてTOKYO SCORING STRINGSを挙げている人にTOKYO SCORING STRINGSの使い勝手やメリット・デメリットなどを主観で解説しています。なのでこの記事での情報は絶対ではなく参考の1つとして読んでもらえれば嬉しいです。

すでに何十というストリングス音源をお持ちの方には基本的な話もありますが、それぞれの音色の特徴等もお話するので、TOKYO SCORING STRINGSの概要は理解できるようになっています。

総合評価
音質
操作性
価格 
購入のしやすさ
安定度(CPU負荷)
評価の根拠について
UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール

タップできる目次

Impact Soundworks TOKYO SCORING STRINGSとは

TOKYO SCORING STRINGSはリアルなギターやベース音源、スーパーファミコンのサウンドを再現した音源などをリリースしているImpact Soundworksと日本最高のストリングス集団である、室屋光一郎ストリングスのサウンドを完全再現したストリングス音源です。

開発のコンセプトとしては、「TOKYO SCORING STRINGSを使った人が「なんだ私の曲めっちゃいいじゃん」と思ってもらいたい」ということであり、作家に寄り添った音源ということがわかります。

また「日本のアニメコンテンツの音を世界で再現するための音源」というポジションでもあるらしく、今後の日本のコンテンツの音を世界に発信しそれがどのように捉えられていくのか?というところも注目しています。

1stインプレッション(使ってみた感想1)

触った印象としては自分今まで使っていたKONTAKTのSession strings ProやEast Wetsのオーケストラ音源のストリングスとは違う音質であり私が求めていたサイズ感とリアリティがありました。しかし、リアルになったことでよりストリングスを綺麗に鳴らすための勉強の必要性を強く感じました。

TOKYO SCORING STRINGSの価格

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現在購入価格が一番安いのは公式サイトのImpact Soundworksです。あと公式サイトで購入する$49のブラス音源がMegaBrassがプレゼントされるので、そちらもほしい人は公式サイトでの購入がおすすめです。

TOKYO SCORING STRINGSのメリット

Look A Headモードで打ち込みタイミングをクオンタイズ!

高価なストリングス音源で困るのはピアノロールでグリッドにそのまま打ち込むと音が遅れてしまいます。そのため、ピアノロール上で数十ティック、大きいとなると数百ティック前にずらして打ち込むことで再生時のタイミングを補正します。

私これすごい苦手です。もちろんクオリティのためにはその辺りは臨機応変に対応するのがプロなのですが、本当は

ぴったり(ジャスト)が好きなんです!(A型Dtmerの特徴)

合わせられるならピアノロールのグリッドに合わせたい!、その方が見た目もいい!!

というのは半分は冗談なのですが、実は楽譜にするときもデーターが大きくずれていたりすると、修正が大変なんです。

しかし、Look A Headモードを使えば、発音タイミングを自動で補正してくれるので、ピアノロール上でグリッドに合わせても音が遅れることはないので、見た目もすっきりですし、精神的にも落ち着きます。

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ただ、使い方に少し癖というか「??」と思うことがあるので、それは後ほど解説します。

小編成でポップスにも使いやすい生々しいストリングス音源

TOKYO SCORING STRINGSは8.6.4.4と言われる編成で歌ものやポップスでも使いやすいサウンドになっています。

ファーストバイオリン4人

セカンドバイオリン4人

ヴィオラ6人

チェロ4人

コントラバス4人

多くの人がDAW以外のストリングス音源で最初に手にするのはKONTAKTに入っているSession Strings Proかもしれません。その編成と比較すると次のようになります。

スクロールできます
ヴァイオリンビオラチェロコントラバス
TOKYO SCORING STRINGS8644
Session Strings Pro(2)4(8)3(6)2(4)2(4)

Session Strings Pro(無印)ではTOKYO SCORING STRINGSより小さいですが、2になると編成数では同じになります。しかし人数が多くても同じサウンドにはならず、TOKYO SCORING STRINGSの方が生々しい演奏ノイズやタイミングがより大きなスケール感を作っているように感じます。

Session Strings Proと比較すると音が太く、存在感のあるストリングスサウンドを堪能することができます。今までストリングスの太さが得られずにコンプやイコライザーでこねくり回していた時間はTOKYO SCORING STRINGSを手にすることで終わらせてくれます。

奏者の顔すら見える生々しい表現力のあるサウンド

ストリングス音源は生々しい音にするためにダイナミクスや奏法を含め複雑にプログラミング(オートメーション)していく必要がありますが、TOKYO SCORING STRINGSはデフォルトのパッチからある程度生々しさを感じさせてくれます。

これは、ダイナミクスのRANGEカーブとビブラートの設定によるものです。最初からある程度揺らしてくれるおかげで、無味無臭なストリングスになることがありません。

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より綺麗に鳴らすためには意図したダイナミクスを打ち込む必要がありますが、弾きながらイマジネーションを掻き立ててくれるほど、なめらかで味わい深い音色を立ち上げ当初から得られるメリットは大きいです。

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ちなみにダイナミクスとVIBRADは筆で書かれた感じが日本の音源っていう感じがあってステキです。

以下の動画では1stバイオリン、2ndバイオリン、Viola Cello Contabassを使い、ベロシティは一定、抑揚的な意味でのオートメーションは書かない(最後多少ボリューム調整的な意味では書いています)ほぼベタ打ち込みしたものです。

これで完成ではなく、ここからしっかりと練り込んでいくわけですが、雰囲気はあると思います。

[超重要]しっかりとしたアタックがある

ストリングス音源を使うときに一番困るのは速いパッセージを打ち込んでも音色にアタックがないと埋もれてしまうことです。ストリングスの打ち込みに長けた人はイメージするアタックを出すために、別のアタックの強いストリングス音源をレイヤーさせて使ったりしますが、TOKYO SCORING STRINGSの場合、LONGのアーティキュレーションにSHOTを加えることができます。

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そしてこの加えられたSHORTのレイヤーはボリューム調整が可能なので、作曲者が意図する微妙なアタックの量感を調整できるので使い勝手がよい機能です。

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必要なアーティキュレーションだけを取り込みメモリ削減

Session Strings Proや他のストリングス音源でもある機能になりますが、TOKYO SCORING STRINGSの場合も赤い四角で囲ったボタンをクリックすることで必要最低限のアーティキュレーションだけを読み込ませメモリを節約できます。

サスティンとスピッカートだけでよいのならば、メモリ使用量は700MB程度まで抑えることができます。

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TOKYO SCORING STRINGSのデメリット

デメリットと聴いて「使えない!、金の無駄遣いだ!」と感じるかは人それぞれです。ここでは触って気がついた疑問点や困惑点について解説しています。

1stストリングスのノイズが目立つ…

TOKYO SCORING STRINGSは次のパッチが用意されており、それぞれダイナミクスはpp〜ffまで用意されています。

1-Violins I(ファーストバイオリン)

2-Violins Ⅱ(セカンドバイオリン)

3-Violas

4-Cellos

5-Contrabasses

それぞれ味があっていかにも日本のアニメやゲームで聴いた「あと音」を感じることができるクオリティですが、1stバイオリンでダイナミクスをffでアーティキュレーションのLongを選択するとリリース後に[ サー」というノイズが目立ちます。

(音量を大きくして聴くとリリース後にノイズがわかります)

さらにいくつかの音には、「パチっ」スイッチかなにかを切るような音や、他の弦を巻き込んだ音などが見受けられます。

バンドの中では目立たないかもしれませんが、小編成の曲では目立つように思うレベルなので気になる人はいるように思います。

Violins Ⅱはリリース後綺麗にノイズが処理されているように思います。どういう意図があるのかわかりませんが、個人的には両方を同じようにしてくれたらいいのに…と思ってしまいました。

メモリ使用量は多い

TOKYO SCORING STRINGSの各メモリ使用量は次の通りです。

1-Violins I(ファーストヴァイオリン)1.87GB
2-Violins Ⅱ(セカンドヴァイオリン)1.88GB
3-Violas1.64GB
4 Cellos1.74GB
5-Contrabasses1.89GB

上記のすべて使用すると9.02GBにもなるので、メモリ搭載量が少ないDTMerでは快適な動作が見込めない場合があります。ただ、

使用するアーティキュレーションだけを選ぶことでメモリ使用量は調整が可能

ちなみにSession Strings Proではヴァイオリンで9つのアーティキュレーションを読み込ませても600MBです。TOKYO SCORING STRINGSがリリースや各アーティキュレーションにかなり贅沢にメモリを使用しているのがわかります。

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Mic MixerのROOMは好みが分かれる

TOKYO SCORING STRINGSには2つのミックスモードがあります。1つはエンジニア相澤 光紀氏によってミックスされたBoard Mixで、もう一つは、Close Decca Room Surroundと呼ばれるMic Mixerモードです

普通に使う分にはBoard Mixで十分だとは思いますが、より部屋の雰囲気や、よりCloseマイクなサウンドがほしい場合はMic Mixerを使うべき…だとは思いますが、

個人的に2つの問題点を感じています。

①メモリを大量に消費する。

たとえば、Deccaだけの場合メモリ使用量は1.87GBになりますが、これにROOMを加えると3.56GBまでメモリ使用量が増えます。そしてこれはROOMに限ったことではなく、CloseやSurroundを加えたとしても同じように増え、すべてのマイクを使用すると6.93GBのメモリを使用することになります。

これはヴァイオリンだけの話なので、他の楽器をすべて使うと、30GB近くのメモリを使用することになります。

②メモリを大量に消費しても音質の違いが分かりにくい

個人的には広がりすぎないルームな質感が好きなのですが、人によっては「わかりにくい」「これだけのメモリを使う意味あるのか?」「リバーブプラグインで良くない?」という声もあると思います。

もう少しリバーブらしい響きがほしい場合はミキサーのタグの中のアルゴリズムリバーブまたはIRリバーブを使うか、外部リバーブプラグインを使うとよいでしょう。

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LOOK A HEADモードについて

ストリングスに起こり得る遅延を補正してくれるのがLOOK A HEADですが、デフォルトで立ち上げた状態では別にタイミングの遅延等はありません。(私の環境Kontakt Player6)しかし、LOOK A HEADをクリックしてしまうと遅延が発生するようになります。

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LOOK A HEADのそれぞれの機能は、次のようになります。

Pure Attack

有効にすると、アーティキュレーションタブでオフセットを定義した場合でも、すべてのサンプルがサンプルオフセットなしで再生されます。サンプルオフセットは、サンプルレコーディングのイントロ部分を「切り取り」、より「きびきびとした」応答性を感じさせます。スタッカートのようなアーティキュレーションにオフセットが使用されていない場合、録音にはノートの前に少し「一時的な」ノイズがあるため、ノートはDAWのクリックや他のオーディオトラックと比較して数十ミリ秒遅れて聞こえる可能性があります。

先読みモードのおかげで、この問題を完全に回避できます。完全なグリッド同期を維持しながら、完全なサンプルを再生して最大のリアリズムと精度を実現できます。すぐに音質が向上するため、このオプションを使用することを強くお勧めします。

オプション:Easy Artic

有効にすると、これにより、再生中にアーティキュレーションがトリガーされる方法が変更され、MIDI書き込みが簡素化されます。キースイッチなしで、さまざまなショートパンツやポリフォニックレガートパッセージをすべて1つのMIDIトラック内で作成するのはとても楽しいことです。

オプション:Legato Speed

有効にすると、エンジンは周囲の音符に応じて音符ごとにレガート速度プロファイルを調整します。たとえば、短いメモが近くに書かれている場合、より高速なレガートプロファイルが使用されます。通過が遅い場合は、より遅く、より優雅なプロファイルが使用されます。

引用:TOKYO SCORING STRINGS MANUALより

ここで発生した遅延を制御するためにはDelay Compを使用します。

(途中でメトロノームが流れます。音量に注意してください)

つまり、打ち込み意図としてLOOK A HEADを使う必要性がないのであれば、無理やり使うこともないように思います。

TOKYO SCORING STRINGS使い方のコツ

個人的にストリングス音源で気にしているのはスタッカート(音を短く切る奏法)とアルコ(サスティン=音を持続させる奏法)のバランスです。特にスタッカートは音をリズミカルに聞かせるためには重要な奏法ですが、ここは音源によって色々なカラー(音の長さや質感)が異なる部分でもあります。

TOKYO SCORING STRINGSには音を短く切るスタッカートはStaccatoとStaccatissimoの二種類があり

さらに、スピッカートと呼ばれる奏法(こちらも音を短く切る奏法)があり、スピッカートにはSpiccatoとSpiccato Seccoがあります。

これらの使い分けを正しく行うことでよりリアルなストリングスの打ち込みが可能になります。

スタッカートとスピッカートの使い分けについて

バイオリンでは音を短くきるための奏法としてスタッカートとスピッカートがあります。それらの違いはわかりやすく言うと次のようになります。

スタッカート弓を弦に置いて短く切る
スピッカート弓を弦から飛ばすように切る

実際スタッカートと言っても長さやニュアンスにはバリエーションがあるので「短い音=スタッカート」と決めつけるのは早合点かもしれません。以下の動画でもスタッカートといっても音の切り方1つで長さは随分と変わっています。

実際使い分けのポイントは作曲者が意図とする長さが出ているのであれば好みの奏法を使うのが良いと思いますが、最初にお伝えした通りスタッカートとスピッカートはストリングス音源によってカラーが異なります。

例えば、Session Strings Proのスタッカートとスピッカートは次のようになります。

1〜2小節  Spiccato 3〜4小節 Staccato

TOKYO SCORING STRINGSでは次のようになります。

1小節Staccato 2小節Staccatissimo 3小節Spiccato 4小節Spiccato Secco

同じ奏法であっても音の長さや印象は随分と変わります。TOKYO SCORING STRINGSを使う場合の1つのコツとしてスピッカートとスタッカートを曲によってしっかりと使い分けることでより「らしさ」が出てくることを覚えておくとよいでしょう。

ちなみにTOKYO SCORING STRINGSのスタッカート&スピッカートの長さは次のようになります。

●  Notes 11-200ms are Spiccato Secco

●  Notes 201-300ms are Spiccato

●  Notes 301-400ms are Staccatissimo

●  Notes 401-500ms are Staccato

引用:TOKYO SCORING STRINGS Manualより

この長さは曲のクオリティにつながる要因の1つです。例えば音の長さは60(秒) ÷ BPM = 4分音符の長さ(秒)という式で表すことが可能であり、テンポ120を上記の式を使って計算すると次のようになります。

4分音符付点8分音符8分音符付点16分音符16分音符
500ms375ms250ms187.5ms125ms

テンポと音の長さをしっかりと意識すると驚くほどリズムが纏まり音が洗練されますし、コンプやリバーブのかかり方も変わってきます。

Session Strings ProとTOKYO SCORING STRINGSのデモ比較

同じ曲でストリングスだけを差し替える形のデモを作成しました。Session Strings Proは多少オートメーションを書いていますが、それでもベタ打ち込みに近く、TOKYO SCORING STRINGSに関してはアーティキュレーションの切り替え以外はほぼベタ打ちです。

Session Strings Proはもう少しリバーブ感がほしかったのでTR5 Sunset studioと音が埋もれてしまうことから、Voosteqのマテリアルコンプをバスにかけています。

Session Strings Pro

TOKYO SCORING STRINGSの方が圧倒的に音が太く埋もれません。そしてそれなりに聞こえてくれるのがありがたい限り、もちろんここから色々と書き込んでいくわけですが、質感としては申し分ないレベルだと思いました。

TOKYO SCORING STRINGSのCPU負荷

1 – Violins I(ファーストバイオリン)

2 – Violins Ⅱ(セカンドバイオリン)

3 – Violas

4 -Cellos

5- Contrabasses

これら5つのトラックをすべて使ったデモ曲でのCPU負荷が次のようになります。

TOKYO SCORING STRINGSの方が若干負荷が高いですが、使用しているメモリとアーティキュレーション、それにプログラムの切り替え等を考慮し、なおかつバッファーが256ということを考えれば負荷は軽いように思います。

ただ、メモリに関してはかなり使用するので、使用する場合のストレージ環境はSSDが必須になります。

CPU負荷計測環境

パソコン  Macmini2018

CPU  Corei7(i7-8700B)6コア HT使用時12コア 3.2GHz/ターボブースト(TB)使用時4.6GHz

メモリ 32GB

システム OS10.15.7 Catalina

Audio/IF APOGEE Symphony Ensemble

バッファー 256

DAW   LogicPro10.6.3

48kHz/24bit

再生ストレージ HDD

TOKYO SCORING STRINGSの特徴

  • 96kHzからのダウンミックスによる、24bit/48kHzのサンプル
  • 4つのマイクポジション:Close、Room、Decca、Surround
  • 相澤光紀氏によるボードミックス
  • 2つのビブラート・モードを伴うサステイン
  • アーティキュレーションごとに最大5つのダイナミックレイヤー
  • Spiccato、Staccato、Staccatissimo、Secco
  • Tremolo、Harmonics、Trills、Decrescendo、Sforzando
  • 4つのレガートタイプルザンド

TOKYO SCORING STRINGSシステム要求環境

macOS Sierra (10.12)

macOS High Sierra (10.13)

macOS Mojave (10.14)

macOS Catalina (10.15)

macOS 11 Big Sur (Intel CPU)

macOS 11 Big Sur (M1)

  • CPU:Intel Core Duo 2.0GHz 以上
  • RAMメモリ:16GB以上(32GB以上を推奨)
  • HDD/SSD:180GB以上の空き領域
  • KONTAKT (PLAYER) 6.6.0以上が動作する環境

WindowsWindows 8 32bit

Windows 8 64bit

Windows 10 32bit

Windows 10 64bit

  • CPU:Intel Core Duo 2.0GHz 以上
  • RAMメモリ:16GB以上(32GB以上を推奨)
  • HDD/SSD:180GB以上の空き領域
  • KONTAKT (PLAYER) 6.6.0以上が動作する環境
  • KONTAKT6プレーヤーまたはフルバージョン
  • 必要な最小RAM:8GB
  • 推奨RAM(すべてのセクション/ボードミックス):16GB
  • フルロードされたRAM(すべてのセクション/すべてのマイク):32GB
  • 84GBのハードドライブスペース

基本的にKONTAKTが動く環境であればOS等に縛られることはありません。

TOKYO SCORING STRINGSユーザー及び気になっている人の声

購入者及び気になっている人の声として挙げられるのは

多人数感によるリアルな響きを挙げられている人をよく見ました。

TOKYO SCORING STRINGS 関連動画

話題のLA Scoring Strings 3との比較動画は気になっている人も多いのではないでしょうか?

まとめ

TOKYO SCORING STRINGS は私が触ってきたストリングス音源の中で一番生々しい感じがするものでした。なのでまだストリングス音源を持っていないDTMerが有料ストリングス音源を物色していて次の項目に自分が該当するならば購入の価値はあるように思います。

  • いかにも日本のゲームやドラマなどのストリングスの音が好き
  • 日本が世界に向けて発信するコンテンツを応援したい
  • 歌ものからゲームのサントラまで使えるチェンバーストリングスがほしい
  • Session Strings Proとは別のストリングス音源がほしい

逆に、次に該当する人にはあまりおすすめできないかもしれません。

  • LA Scoring Strings を持っている
  • spitfire chamberstringsを持っている
  • 別にTOKYO SCORING STRINGS に興味はないけれど、評判的に買ってもいいかな…

結局のところどれだけメリットがあろうがデメリットがあろうがそれらは主観であって、DTM初心者ならばそれでどれだけあかっこいい曲が作れるのか?プロであれば自分の意図する音になるのかどうかは主観になります。

なので、〇〇だから駄目という判断で見るのではなく「〇〇であっても自分にとってはそれ以外の機能で補えるだけの魅力ある製品」として受け取るためにも、自分が何をやりたいのかどうかをしっかりと見定めることが大切だと思います。

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