DTMではマイクケーブル、電源ケーブル、ギターケーブル、USBケーブルやTBケーブルなど様々なケーブルを使います。
しかし、機材の買い足しや長さの問題で気がついたらケーブルが増えて散らかっている!という経験をした人は多いのではないでしょうか?
ケーブルが多すぎて部屋が散らかる
散らかるのも嫌だけとケーブルにもよくないよ
ケーブルで散らかった部屋は見栄えの良いものではありませんし、それ以上のデメリットもあります
私も多くのケーブルを持っていますが、片付けてもまた散らかるの繰り返しでした。そこで今回は散らかる原因とそれらの改善方法について提案してみたいと思います。
「ケーブル収納」の必要性とは?
ケーブルを収納する必要性は次の3つです。
- 部屋の景観を損ねる
- ケーブルの断線や故障を防ぐ
- ケーブルの取り出しに無駄な時間を使わないですむ
それでは詳しく見ていきます。
部屋の景観を損ねる
部屋でケーブルが散らかっていると見た目がよくありません。必要なケーブルだけをマイクスタンドや壁にフックを使って使うのも悪くはありませんが、知らないうちに増殖して地味にこちらのテリトリーを侵食します。
ケーブル系は片付けるのがだんだんと億劫になってそのあたりに散らかり始めます。常にきれいな部屋こそが創作意欲に最適な部屋!とは言いませんが、整頓されている部屋が気持ち良いことに変わりはありません。
ケーブルの断線や故障を防ぐ
ケーブルをそのあたりに散らかしていたりするといすのキャスターで踏みつけたり、絡まったケーブルを外そうとして力ワオ入れた結果ケーブルの断線や故障につながる可能性があります。
とくにちょっと古い延長ケーブルなどは断線しやすくなっていることが多く、音が出ないというトラブルだけではなく火災の原因になる可能性もあります。
とりあえす隅に追いやった感がある
バレてる!
ケーブルの取り出しに無駄な時間を使わないですむ
ケーブルが上記のように散らかっていると必要なケーブルを取り出すときに時間がかかってしまいますし、それが絡まっていたりすると重複しますが、断線しやすくなります。
DTMにおいて時間は貴重です。その時間をケーブルのとりわけ等に使うのはあまりにももったいないと私は思っているので、勉強や仕事の作業効率をよくするためにもケーブルの収納は重要と考えています。
おすすめの「ケーブル収納」グッズ
ケーブル収納に使うアイテムで便利なのは、某アニメの影響で認知度が上がっている結束バンド
これはケーブルなどのまとめるの便利なアイテムです。しかし、結束バンドは再利用できるものとそうでないものもがあります。
そこでおすすめなのがマジックテープタイプの結束バンド
ハサミで好きな長さに切って使えるのでとても便利ですし、色も白と黒の二色があるので、ケーブルカラーに合わせて使い分けるられるのもポイントです。
あとは、ケーブルを収納できるケースがあると便利です。これは衣類等をしまえる用なもので問題はありません。
私使っているのは全面が半透明のクリアタイプです。重ねて使用するのも可能で、うっすらと中身が確認できるので中に何が入っているかある程度わかりますが、このあたりは部屋のカラーやレイアウトによって好みのものを選ぶのがよいです。
しかしあまり小さいものを選ぶと入り切らないので、幅45cmくらいのものがオススメです。
ケーブルが片付けな苦手な人はこの中に入れてしまえばOKだね
ところがそれがでっかい落とし穴!
そう、私もとりあえずこれがあればケーブル収納は終わりだと思っていたのですが、そうではなかったです。
「ケーブル収納」のコツ:取り出しやすさと美しさを両立する方法
買ったクリアケースにとりあえずケーブルを突っ込んだ画像がこちらです。
蓋をしめればとりあえずは片付いた感はあります。しかし、これだとどのケーブルがどのあたりにあるのかわかりません。
そして中で絡まってしまって目的のケーブルが取り出せずかなりのストレスになりました。
片付いているように見えて実は片付いていないのと同じです。臭いものに蓋をする原理は後々困るのです。
うまくいくと思ったのに
たしかに一番下にどんなケーブルがあるのかわからない
とくにACアダプターみたいなものは線も細く絡まりやすいのでこの収納方法ではまだ改善ポイントがあります。
そこで役立ったのがこれ!
料理の保存や調理で使うZiplocです。おすすめはLサイズ一箱に30枚入っています。
これにケーブルを入れていきます。
その時のポイントは2つ
- 一つの袋には最大で4本程度
- ケーブルの種類はまとめる
入れすぎてしまうと結局取り出すのに苦労するので本末転倒です。また同じケーブルをまとめておくことで探しやすくもなりますし、持ち出すときもその袋ごと持っていけるのが便利です。
そしてこれらを先程のクリアケースに入れると、中がごちゃごちゃにならずに目的のものをすぐに取り出せるのでかなり便利です。
またケーブルだけではなく紛失しやすい細々としたものを入れておいてもOKです。ジップ機能で中のものが出てしまうこともありません。
使い勝手の面ではあまり乱暴にするとZiplocが破れてしまうのでその部分では注意が必要です。
あと、閉じるときに空気が入って少し膨らんでしまうのでZiplocを使っていないときと比べるとケース内に多少のデッドスペースができてしまう可能性があるので、しっかりと空気を抜いて使うようにしましょう。
こういうことも考え少しだけ大きめのケースを使用するのがポイントです。(今回紹介したケースの大きさは幅45 奥行き40高さ30なのでちょうど良い感じです)
Ziplocにケーブルを収納することでケーブルを縦に収納できるようになり、取り出し時のストレスはほぼなくなりました。
そしてDTMや音楽ケーブルだけではなく知らずに増えていくUSBケーブル系をまとめてしまえるのが良いです。
確かにUSBケーブルとかって自然に増えていく気がする
まとめ
ケーブル収納のメリットは部屋がすっきりし掃除もしやすくなりますし、故障や断線による火災のリスクも軽減できます。
何より非生産的なことに時間を取られるのはクリエイターにとって大きな痛手です。一度行ってしまえばあとは楽なものなのでぜひこの機会にケーブルが散らかってなんとかしたいと思う人にはオススメです。