Arturia初のテープエミュレーションプラグインがリリースされました。価格は$99です。
Arturia Tape J-37
Arturia Tape J-37 はアビーロード・スタジオ(Abbey Road Studios)で使用されていた Studer J37 テープレコーダーをArturiaの最新モデリングTAEテクノロジーを使ってエミュレーションしたテープエミュレーションプラグインです。
Tape J-37 には4 つの異なるテープ カラー プロファイルとキャリブレーション設定を試し、好みに合わせてサウンドを調整可能です。
- カラー1は、新しいSM911テープとヨーロッパの校正を使用して鮮明さを維持します
- カラー2はSM911テープとアメリカ製キャリブレーションで暖かさを増します
- カラー3は、 10年前のSM468テープを使用し、よりざらざらとしたヴィンテージ感を演出しています。
- カラー4は、 SM468を過剰にバイアスすることで彩度と質感を強調します。
- モダン モードでは、自然な高域と低域のフィルタリングが削除され、より自然なサウンドが得られます。
カスタムキャリブレーションでサウンドにさらなる個性をプラス
調整可能な安定性、ノイズ、遅延設定を使用して、本物のテープのような不完全さをサウンドに追加します。動きや位相の遅延を少し加えるとハイハットに活気が加わり、ノイズと不安定さを最大にするとピアノに魅力が薄れます。
イコライザー
テープ前/後の EQ オプションを使用して、ミックスの各要素を形作ります。テープ前に低音をブーストして飽和感を高めたり、テープ後に高音をロールオフしてビンテージ感のあるソフトな感じにしたりできます。
較正
ノイズと不安定性のコントロールを使用して、本物のテープ特性を導入します。テープ ノイズを追加してビンテージのリアリズムを実現し、機械の摩耗をシミュレートしてワウ フラッターを再現します。
遅延ループ
内蔵のディレイ フィードバックを使用して、あらゆるサウンドに空間と動きを加えます。微妙なフェージングやフランジング効果を導入したり、スラップバック ディレイを作成して録音した楽器に活気を与えます。
価格は$99
2024/12/21現在、販売しているのはArturiaだけです。名前で検索するとSonicwireがヒットしますが、そちらで販売しているのはwavesのTape J-37なので注意が必要です。