DTMクリップノイズが発生した場合の回避方法と改善方法について

どんなに頑張って作った曲であっても意図しないノイズがのってしまうと、楽曲の魅力はゼロです。どれだけ美しい曲であってもそのノイズ1つでリスナーは聴くのをやめてしまいます。

それくらいクリップノイズはDTMerの敵です。

クリップノイズの原因は録音レベルが高すぎたため、またはマキシマイザー等の使いすぎによって起こります。一度割れてしまった音は取り直しかミックス作業のやり直しが求めれますが、修復できる方法もあります。

今日はその緊急処置的な修復方法とクリップノイズを発生させない方法についてお話します。

ノイズの種類

クリップノイズとは主にレベルオーバーによる音割れで発生したノイズのことですが、それ以外にもノイズの種類はあります。

  • リップノイズ(ボーカリストが歌っているとき唇同士がぶつかるときに出る)(ピチャピチャ音)
  • クラックルノイズレコードの針が飛んでしまうときにでる(ブツッブツッ音)
  • ヒスノイズアナログ楽器などによる(サー音)
  • ハムノイズ低い音で鳴り続ける(ブーン音)

これらのノイズが総合的に合わさってしまいクリップノイズになることもあります。

クリップノイズの原因

各トラックのボリュームがレベルメーターのレッドゾーンに入ってい待っている場合です。トラックではレッドゾーンしかしマスターはレッドゾーンでない場合この場合書き出したファイルに音割れはありません。このあたりはDAW上でのミックス処理の仕方(16bit 24bit 32bit)で変わります。

しかしレッドゾーンに入っているトラックがあればあるほど最終的なマスターアウトに入ってくる量が増えるのでレッドゾーンになってしまいます。レッドゾーンを超えているマスターアウトにマキシマイザーを指した場合、無理やり潰すことになるので予期せぬクリップが発生してしまいます。クリップとはミックス時にデジタル処理しきれなかったことで起きるこういう考え方ができます。

マキシマイザーは煮えたぎっている鍋の蓋をするものではありません。そんなことをしたら鍋から吹きこぼれてしまます。えっ?料理経験ないって?やってみくださいw料理と音楽は通じるものがあります。

話を戻します

最終ミックスはレッドゾーンにつくかつかないかではなく余裕を持ってプラグインによる味付けが可能なスペースをあけるミックスすると音割れはおきません。DAWによっては音割れしたミックスは書き出し時に教えてくれるものもありますのでそのあたりも注意してみておくと良いでしょう。

レコーディングノイズ

ノイズの種類は最初に説明しましたが、たとえばボーカルの場合、歌っているときにお腹がなる。服が擦れるなにかにあたる場合があります。レコーディング時に気がつかなくてもあとでエフェクト処理をしている工程でどんどん見つかる可能性があります。

そしてそれらが原因でクリップノイズになります。まず大切なのはノイズレスのレコーディングをすることは絶対必要です。

楽器ループのノイズ

気にかけていない人が多いですが、サンプリングされた楽器はメモリの関係でループ処理されているものが多いです。バイオリンでいえばこの赤線のみをループさせるみたいなイメージです。こうすることで鍵盤を抑えている限り音が途切れることなく鳴り続けます。

ちなみにこの画像の状態でループするとブツブツいいまくってとても使えるレベルではありませんがwほとんどの音源は使うのに支障がないレベルでループ処理されていますが、たまに「ブツ」と途切れてしまうような音色もあります。そういうところもクリップノイズの原因になります。やっかいなのはかなり小さいループ処理ノイズが発生しているときです。

これをプラグインで音圧処理してでてきたときは原因解明に時間がかかります。なので音源のループ処理が適切かどうかしっかりチェックしましょう。

MP3書き出しノイズ

音を圧縮することでノイズが出ることがあります。mp3は聞こえない帯域をカットするのと音が埋もれて認識にしにくい音をマスキングしてしまうことにあります。その工程でノイズが発生してまうことがあります。これはmp3のソフトレベルの話なので解決方法は多岐にわたりますが、mp3後に音割れをしていないか確認するソフトがありますのでそういうのを使って確認するのが1番です。

有名なところではoxfordのCodec Toolboxです。これはmp3などの圧縮で失った帯域を書き出す前に確認できるものでこれを使うことで圧縮時に起こる可能性のノイズを確認することができます。

ノイズを取り除く

ペンシルツールと言われているものでノイズ自体をDAW上で削ってしまうことができます。ただStudioOneのようにペンシルツールがないものもありますのでそういう場合は単体の波形編集ソフトを使う必要があります。私はゲーム会社にいたのでこのペンシルツールでよくノイズをとっていましたが、SOはそれがないのでちょっと困っています

プラグインで取り除く

ノイズを取り除くプラグインはいろいろとありますが、とにかく現時点で最強なのはRX6(7が発売されました)です。ありとあらゆるノイズはほぼ一発で確実にとってしまいます。

 

これの最新版RX7はさらに進化していて噂えはノイズだけではなく任意の楽器も取り除けるという噂があります。

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RXはizotopeのバンドルのなかにも含まれているのでより編集したことが多い場合はそちらを購入した方が良い人もいるかもしれません。

MP3ノイズを取り除く

MP3を低圧縮で書き出したときに起こるノイズを取り除くことができるソフトプラグインもあります。ZYNAPTIQのUnchirpというソフトを使えばmp3特有のシュワシュワノイズをある程度抑えることができます。

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安くはないですが、非常によくできたソフトです。

さいごに

DTMクリップノイズが発生した場合の回避方法と改善方法についてまずはノイズの原因を探ることです。そして次からはそのノイズが発生しないようにしなければいけません。

ノイズの種類はなにか?

  • リップノイズ
  • クラックルノイズ
  • ヒスノイズ
  • ハムノイズ

ノイズの原因は

  • レベルオーバー?
  • 音源ループ処理?
  • レコーディング時のノイズ?

ノイズ対策の秘訣はずばり原因を見極めることです。

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