DTM割れ(Crack)って何?違法コピーソフトまで使ってDTMしたい?

少しでも安くDTM、ソフト音源やエフェクトプラグインを買いたい気持ちはプロでもアマチュアでも同じです。「えっ?プロでも?」って思ったかもしれませんが、安く買得る喜びはプロ・アマ同じです。

しかし、そのやすさに目がくらみ犯罪にまで手をそめてしまう可能性があるのをしっていますか?それが「違法コピーソフトの購入」です。この記事では違法コピーの危険性について詳しく書いています。

この記事を理解すれば健全なクリエイターとして心構えを手に入れれば必ずその行為から作られた音楽は人の心に届きます。

なぜ割れというのか?

冒頭に書いてある通り”Software”の”ware”に複数形の”s”を変化させた”z”をつけたものが由来であり、本来は「ウェアーズ」と読むのが正しい。しかし日本では故意にローマ字読みで「ワレズ」とされることが多い。日本での読みはある掲示板における誤読が由来だと言われている。(「ファイルの分割から転じて」とする説は、割れよりWarezが先にある用語のため後付だと思われる。)また、そこから派生してインターネット掲示板などでは「割れず」、「割れ物」、「割れ」などの表記が用いられる場合がある。上記の事項にかけて洒落として、俗に「割れ物にはご注意ください」などと書かれることもある。

「割れ」の語源は 違法コピーを表す(世界的に使われていた)スラングである “Warez” と認知されています。

プロテクトを破るの割ると表現するところから、

定着してきましたが一般的には違法コピー(違法ソフト)と呼ばれています。

なぜ違法ソフト(コピー)が生まれるのか?

これには2つのパターンがあり、一つはおもしろ半分でクラッキングによるプロテクトの解除、もう一つはプロテクトを解除し通常の1/10の価格で販売するというもの。個人でクラッキングして私服を肥やす人もいますが、世界レベルでは反社会組織がバックについていてそれが一つの資金源になっているという話もあります。

以前ヤフオクで違法ソフトについての記事を書きました。

あなたの創作価値がゼロになる!DTMerが絶対買ってはいけないソフト音源とは?

こちらで販売しているソフトをもし買ってしまったりするとその売上は反社会勢力に流れてしまう恐れがあります。以前かなりしつこくヤフオクに削除申請を出したことがありましたが、取り締まることなどなく放置状態でした。

なぜ違法ソフトは取り締まらないのか?

違法ソフトは基本的に犯罪です

違法コピーを行い著作権法に違反した場合、10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金、またはこの併科です

ただこの基本的という言葉を使うのは使った時点でのすぐに逮捕とはなりにくいからです。警察が違法ソフト云々で逮捕に動けるのはメーカーからの訴えがあって初めて動けるのです。私がヤフオクにいくら削除申請をしてもメーカーがヤフオクに対して訴えない限り事件として捉えられていないので、小さな声は無視されれてしまうのが現状です。

そしてそれ以上にヤフオクも「手数料」による収入が入るので、有耶無耶にしてしまっています。

ただこれは裏を返せばヤフオクはまっとうな対処を怠っているわけですから、サービスとしての評価は低いと言えます。いつかお尻に火がついた瞬間にサクッと違法コピーはなくなるかもしれません。というかなくなるべきだとは思っています。

DTMerが違法ソフトを使う意味

最近でこそソフトが安くなってきたとは言え、やはり安いわけではありません。しかし、ニコ動やYoutubeで自分の曲を発表するに際してやはり少しでも良い音源を使いたいという気持ちがあるのでしょう。そういう人たちが割れに手をだしたがるのかもしれません。

しかし、「割れ」を使ってまでDTMをしたい理由は理解できません。犯罪ソフトを使って人からいいねを求めて満足する生き方にどんな幸せを見出しているのでしょう?

「みんなも使っているから良いじゃないか?」と開き直る人もいますが、それで開き直る理由もよくわかりません私はDTMをすることで得られる一番の幸せは「音楽をより良くするために考え続ける生活ができる」ということだと思っています。

言い換えれば「より人生をよくするための哲学」をDTMを通して学べているということです。ソフトを買うために好きなものを我慢してたった一つの音源を買ってそれが失敗することもあります。しかしその音源をなんとかして使いたいとあれこれ知恵を絞ることで考えもつかなかった方法にいきつくこともあります。

もちろんその苦労がすべて報われるわけではありませんが、そのプロセス自体にはお金では買えない価値が生まれています。ですが、割れにそのプロセスが生まれる余地はありません。まっとうな金額で購入するという対価を存在させていないわけですから、嫌ならば使わない、また割れを買えばいい。という思考です。

必要なのはソフトではなく知識

ソフトは使う人によってポテンシャルが変わります。それは何で変わるのか?と言われれば正しい知識です。ソフトが必要と思いこんでいる人の多くはそのソフトを正しく使えるだけの知識を持っていない人が多いです。

いくら良いストリングス音源を思っていてもオートメーションを上手に書けないのであれば宝の持ち腐れなのと同じです。知識は一度身につけば一生使えますし、効果的なアップグレードも可能です。しかし、違法ソフトにアップグレードはありません。

何が必要で何が不必要なのか?落ちついて考えれば誰でもわかることです。

クリエイティブとは「生む、育てる」

クリエイトとはラテン語のcreare(クレアーレ)から来ています。DTMにおいても最も大切な考え方です。ものを作る人のことをクリエイターといいますが、作るのではなく「創造する」いわば0を1にする作業のこともクリエイティブです。

どんな環境でも「創造」することは可能です。しかし、薄汚れた黒い水と自然で透き通る水から作られたものとどちらを口にすれば人は幸せになれるかというと私は後者であると信じたいです。

さいごに

違法ソフトを使ってまでDTMをする必要はありません。本気で人を感動させるのはその人の人間性からにじみでた音楽です。たとえ瞬間的に違法環境による音楽が評価されたとしても長くはもちません。

なぜDTMをしたいのか?そこから何を得たいのか?幸せな音楽をつくるための「哲学」は違法ソフトから生まれません。もし違法ソフトを勧める人がいたら、「いりません」ときっぱり断るべきです。もし、その程度で壊れる人間関係であれば壊してしまった問題はありません。

その人がどんなに有名であってどんなに結果を出していてもその先に待っているあなたの音楽は決して評価されるものではなくなります。違法プラグインがDAWの中でひしめき合っている姿はかっこ悪いですよ。

コメントを残す