DTM割れ(Crack)って何?違法コピーソフトまで使ってDTMしたい?

最近はDTMソフトが安いです。

私が使っているLogicProは一時期10万近くしていましたし、

他のDAWもまあ似たような価格でした。

それがDTMの広がりもあってか5万以下でDTMソフトを変える時代になりました。

 

しかし、未だに割れ(Crack)と言われている違法コピーを使っている人も

残念ですが一定数いるのも事実です。

 

正直違法ソフトを使ってまでDTMをやりたい人の気持ちは理解できません。

盗んできた食料を使って定食屋をやっているみたいなものですね。

バレなければ良いという価値観もよくわかりません。

 

もし「DTMをはじめよう」と思っている人は

この記事を読んでしっかりと違法ソフトの存在と対処の仕方を覚えてください。

なぜ割れというのか?

Softwareの後半Wareをとって出来た日本のネットスラングです。

プロテクトを破るの割ると表現するところから、定着してきましたが

一般的には違法コピー(違法ソフト)と呼ばれています。

なぜ違法ソフト(コピー)が生まれるのか?

これには2つのパターンがあり、一つはおもしろ半分でクラッキングによる

プロテクトの解除、もう一つはプロテクトを解除し通常の1/10の価格で販売する

というもの。個人でクラッキングして私服を肥やす人もいますが、

世界レベルでは反社会組織がバックについていてそれが一つの資金源になっている

という話もあります。

 

以前ヤフオクで違法ソフトについての記事を書きました。

あなたの創作価値がゼロになる!DTMerが絶対買ってはいけないソフト音源とは?

こちらで販売しているソフトをもし買ってしまったりすると

その売上は反社会勢力に流れてしまう恐れがあります。

 

以前かなりしつこくヤフオクに削除申請を出したことがありましたが、

取り締まることなどなく放置状態でした。

なぜ違法ソフトは取り締まらないのか?

違法ソフトは基本的に犯罪です

違法コピーを行い著作権法に違反した場合、10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金、またはこの併科です

 

ただこの基本的という言葉を使うのは

使った時点でのすぐに逮捕とはなりにくいからです。

警察が違法ソフト云々で逮捕に動けるのはメーカーからの訴えがあって初めて動けるのです。

私がヤフオクにいくら削除申請をしてもメーカーがヤフオクに対して訴えない限り

事件として捉えられていないので、小さな声は無視されれてしまうのが現状です。

そしてそれ以上にヤフオクも「手数料」による収入が入るので、有耶無耶にしてしまっています。

 

ただこれは裏を返せばヤフオクはまっとうな対処を怠っているわけですから、

サービスとしての評価は低いと言えます。

いつかお尻に火がついた瞬間にサクッと違法コピーはなくなるかもしれません。

というかなくなるべきだとは思っています。

DTMerが違法ソフトを使う意味

最近でこそソフトが安くなってきたとは言え、やはり安いわけではありません。

しかし、ニコ動やYoutubeで自分の曲を発表するに際して

やはり少しでも良い音源を使いたいという気持ちがあるのでしょう。

そういう人たちが割れに手をだしたがるのかもしれません。

 

しかし、「割れ」を使ってまでDTMをしたい理由は理解できません。

犯罪ソフトを使って人からいいねを求めて満足する生き方に

どんな幸せを見出しているのでしょう?

 

「みんなも使っているから良いじゃないか?」と

開き直る人もいますが、それで開き直る理由もよくわかりません

私はDTMをすることで得られる一番の幸せは

「音楽をより良くするために考え続ける生活ができる」ということだと思っています。

言い換えれば「より人生をよくするための哲学」をDTMを通して学べているということです。

 

ソフトを買うために好きなものを我慢してたった一つの音源を買ってそれが失敗することもあります。

しかしその音源をなんとかして使いたいとあれこれ知恵を絞ることで考えもつかなかった

方法にいきつくこともあります。

 

もちろんその苦労がすべて報われるわけではありませんが、

そのプロセス自体にはお金では買えない価値が生まれています。

 

ですが、割れにそのプロセスが生まれる余地はありません。

まっとうな金額で購入するという対価を存在させていないわけですから、

嫌ならば使わない、また割れを買えばいい。という思考です。

必要なのはソフトではなく知識

ソフトは使う人によってポテンシャルが変わります。

それは何で変わるのか?と言われれば正しい知識です。

 

ソフトが必要と思いこんでいる人の多くは

そのソフトを正しく使えるだけの知識を持っていない人が多いです。

 

いくら良いストリングス音源を思っていても

オートメーションを上手に書けないのであれば宝の持ち腐れなのと同じです。

知識は一度身につけば一生使えますし、効果的なアップグレードも可能です。

しかし、違法ソフトにアップグレードはありません。

何が必要で何が不必要なのか?

落ちついて考えれば誰でもわかることです。

クリエイティブとは「生む、育てる」

クリエイトとはラテン語のcreare(クレアーレ)から来ています。

DTMにおいても最も大切な考え方です。

ものを作る人のことをクリエイターといいますが、

作るのではなく「創造する」いわば0を1にする作業のこともクリエイティブです。

 

どんな環境でも「創造」することは可能です。

しかし、薄汚れた黒い水と自然で透き通る水から作られたものと

どちらを口にすれば人は幸せになれるかというと私は後者であると信じたいです。

さいごに

違法ソフトを使ってまでDTMをする必要はありません。

本気で人を感動させるのはその人の人間性からにじみでた音楽です。

たとえ瞬間的に違法環境による音楽が評価されたとしても

長くはもちません。

 

なぜDTMをしたいのか?そこから何を得たいのか?

幸せな音楽をつくるための「哲学」は違法ソフトから生まれません。

 

もし違法ソフトを勧める人がいたら、「いりません」ときっぱり断るべきです。

もし、その程度で壊れる人間関係であれば壊してしまった問題はありません。

その人がどんなに有名であってどんなに結果を出していても

その先に待っているあなたの音楽は決して評価されるものではなくなります。

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