JD-Xiレビュー コンパクトサイズに強力なアナログ&デジタルシンセを搭載

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Roland JD-Xiは、そのコンパクトなボディにアナログとデジタルシンセサイザーの両方のエンジンを搭載したハイブリッドシンセです。

この多機能シンセは、アナログの暖かさとデジタルの精密さを組み合わせたサウンドを実現し、SuperNATURAL音源によるリアルなピアノやストリングス、PCMベースのドラムマシン、そして多彩なエフェクトまで、あらゆる音楽ジャンルに対応します。

さらに、内蔵のUSBオーディオインターフェース機能により、DAWとの連携もスムーズ。JD-Xiは、スタジオ作業からライブパフォーマンスまで、あらゆるシーンで活躍する多才なシンセサイザーです。

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール

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JD-Xiの魅力

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コンパクトシンセと言われるシンセでデジタルとアナログハイブリッドシンセはJD-Xiしかありません。アナログ・シンセの構成は1VCO-1VCF-VCAというシンプルなものですが。音色作り等はできませんがSUBオシレータースイッチがあるので2VCOという考え方も可能です。

波形は「のこぎり波」「三角波」「矩形波」から選択サブオシレーターは矩形波のみです。デジタルシンセとVCFを使用できたらよかったのですが、

VCFはVCOのときのみ、つまりアナログシンセモード時のみ使用可能になります。

JD-800のピアノ

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SuperNaturalシンセというローランドのPCM音源のことそしてここにはあのJD-800ピアノも入っています。R40にはたまらないサウンドです。当然本家の音なのでクオリティは間違いありません。そのほかにもエレピやアコースティック・ギター、エレキギターシタールなどの音色も入っています。そしてシンセパートにはこちらも本家本元のSuperSawが入っています。あらためてこのSuperSawを聞くと、「そうそうこれだよね!」と言いたくなるレベルの音色です。

ボコーダー完備

このサイトのキーボードにはもう当然ついているボコーダーもついています。こちらも本家のVP330も搭載していてキレイなコーラスから完全Tokioのロボットボイスまで幅広いボイスサウンドを楽しめます。しかし!JD-Xiのボコーダーは単なるボコーダーにとどまりませんwこれは後日追記するので楽しみにしていてください。

TR系のドラム・マシン&シーケンサー

TR909 808 707&727 606 EDM Hiphop POP Rockとにかく生ドラムからドラママシンまでてんこ盛りのドラムサウンドは33個あります。そして本当にキックが太いです。おまけではない本当に使えるキックを選んでいるあたりに開発者の意気込みが感じます。

遊べるリズム・パターン

リズム ベース シンセ シンセ(ボコーダー)のマルチパートで組まれたリズム・パターンがありますが、これが本気で遊べるリズムパターンで創作意欲を刺激してくれます。また自分でパターンを作ることができるのでこれでベーシックなシンセとドラムパターンを作れます。

オーディオインターフェース

JD-Xiオーディオインターフェースについて DTMステーション

私はこの機能をまだ使っていませんが、そこそこの機能みたいです。

惜しい点

サスティンペダルが付きません。サスティンボタンはあるので、それで代用する形になります。ミニキーボードでサスティンペダルを必要とする演奏はあまり向かいとの判断なのでしょう。しかし、中にはほしい人がいるかもしれませんし、私もあればやっぱり便利だと思いました。

VCFを外部入力できない

これは正直ほしかったですね。やっぱりせっかくアナログフィルターを積んでいるわけですし、外部入力に対応していろんな音を加工してみたかったです。

JD-Xiをオススメする理由

アナログ・シンセだけでいいえばKORGやArturiaにヤマハからアナログに特化したシンセが出ています。どれも本物のアナログ・シンセでアナログサウンドを楽しむにはどれも甲乙つけがたいものがります。

しかし、私はソフト音源で慣れたあとにいきなり、アロングシンセオンリーにいっちゃうとすぐに飽きてしまうのでは?と思ってしまうんです。もちろん飽きない人もいるでしょう。しかし。派手な音色やリズムパターンで慣れたDTMerには1VCO-1VCF-1VCA モノフォニックのアナログ・シンセの良い意味での無垢な音色は刺激に乏しい気がします。

無垢なアナログ・シンセの音に満足できない贅沢なDTMerのためにもデジタルとアナログのハイブリッドシンセのJD-Xiはアナログ・シンセの音色を楽しみながらもデジタルシンセのきらびやかな世界も楽しむことができる一石二鳥なシンセサイザーだと思っています。アナログの音作りもデジタルの音作りも両方楽しめるそれがJD-Xiだと思っています。

JD−Xi価格

サウンドハウスで54,000円ですが、

Roland(ローランド)
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アマゾンは同じ価格でキャリングバッグとヘッドホンがついてきます。断然こちらの方がお得です!

まとめ

DTMアナログ・シンセ入門機は音作りが楽しいJD-Xiがオススメ!オススメする理由を少しでも分かっていただけたら嬉しいです。DTMerの贅沢を叶えるJD-Xi音色、操作性、ルックス すべてにおいてオススメです。

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