誰でもわかるソフトシンセの使い方!これさえ知れば音作りに迷わない

「ソフトシンセの使い方を覚えて、好きな曲のあの音色を再現したい」「自分の曲にイメージどおりのシンセサウンドをいれたい」DTMerの多くの願いと言っても過言ではありません。

しかし、ソフトシンセの使い方はすぐに覚えられるほど簡単ではありません。ですが、どのソフトシンセがどのような音作りにむいているかを知ることで覚える手間は半分以下になります。

今日はソフトシンセの特徴や使い方について解説します。

音作りの基本1 パラメーターの名前と音の流れを確認しよう

オーソドックスなアナログシンセサイザーをモデリングした場合のソフトシンセは

STEP.1

オシレーター(VCO)

STEP.2

オシレーターボリューム MIXER

STEP.3

フィルター VCF

STEP.4

ADSR

STEP.5

マスターボリューム

という流れで音を作っていくことになります。

オシレーターVCO

「ピー」とか「ブー」とかいかにもシンセサウンドとうい言われる音はこのオシレーターの音ですですが、アナログ・シンセの場合はVCO(ボルテージ コントロール オシレーター)という電圧によって波形を変化させることでいろんな音を出していきます。

主な波形は

SIN波 Square波 SAW波 PLUS波 ノイズというのが一般的なVCOとして疲れます。

ソフトシンセの代名詞ではないですが、マルチ音源(ピアノやベースが入っている音源)の場合はピアノやサンプルという波形をオシレーターとして使っているので意味としては同じです。あえていうならSO(sample Oscillator)といえます。

音作りの要はどのおシーレーターを選ぶかでほとんど決まります。ピアノの波形からドラムは出来ませんし、ギターの波形でピアノにはなりません。

VCOの場合もSIN波は倍音を含んでいないので素朴な音色になります。多くのバラードなどで使われるリード音でSIN波が多いです。これは倍音を含んでいないために強調しすぎないリードで優しくカウンターメロディを彩ることが目的にあると思います。

SAW波などはEDMなどでおなじにSUPERSAWなどが有名です。本来であれば一つのSAW波を7つ重ねた状態により倍音マシマシのきらびやかな音になります。

倍音が多ければ多いほどきらびやかで派手な印象を受けるのでEDMなどのダンスミュージックにはもってこいですね。

このようにオシレーターの特徴を把握しておくことで音作りに迷いがなくなります。

TUNE FINE(detune)

音を半音単位(ドからド#)で変化させるのがTUNEそれよりもっと細かく音程を変化ささえるのがFINEです。FINEでは音のピッチをわずかにずらすことでコーラス効果を生み出します。初めて音作りする人が1番最初にハマる音の変化かかもしれません。

オシレーターミキサー

オシレーターを一つしか使わない場合は必要ありませんが複数のオシレーターを管理したい場合は好みのバランスを調整するために使います。

例えば、オシレーター1はオクターブ上オシレーター2はそのままオクターブ違いの音色を作ったそのバランスを調整するのに使います。またMOOGのオシレーターミキサーはドライブ機能でアクの強いリードサウンドを作ることができるタイプのものもあります。

マルチ音源の場合はピアノとストリングスを同時に使った場合のバランス調整と言ったところです。

フィルターVCF

音の波形をこもらせたり、特定の周波数だけを強調することでいかにもシンセらしい音の変化が得られる場所です。VCFは(ボルテージコントロールフィルター)の略です。フィルターに低い音程のみに変化が起きるLowpassフィルター

高い音程のみに変化がおこるBandPassフィルターなどいろいろな種類のフィルターがありますが、基本はLowpassフィルターだけ覚えておけば問題ありません。

オシレーターがシンセの顔だとするとフィルターは外見と言ったところかもしれません。MOOGフィルターやARPフィルターなどのメーカーによって様々な特色が見られます。

レゾナンス

特定の周波数だけを強調することで「ミョンミョン」いうあれですwそしてフィルターの音の時間変化であるADSRで音を作ります。音をこもらせたあとどれくらいの時間でその音がもとにもどるのか?

そういうパラメーターだと思ってください。

VCA(ADSR)

オシレーターの音の時間変化を作るものです。ADSRにはフィルター専用のものもあります。フィルタータイプのADSRはフィルターの開閉をコントロールします。つまり時間がすぎるにつれて音が暗くなっていく(こもっていく)みたいな作り方です。

通常のADSRは音色自体の時間変化です。立ち上がりが緩やかなストリングスやパッドオルガンのようにアタックがマックスがから始まる音色音がすぐに減衰するプラック音などはADSRで作られていると思ってください。

これらを画像で確認するとこんな感じになります。アナログ・シンセの王様minimoogのエミュレーション

ArturiaのMiniV3です。

OSCILATOR BANKの中にあるノブは左から音程を決めるノブチューニングを決めるノブ波形を決めるノブの3つで音を選びます。

それら独立したオシレーターが3つあると思ってくださいそれを中央のMIXERでバランスを整えます。それらをFILTERで加工して音量時間調整であるMODIFIERS(ADSR)を通り最終的な音量を整える流れです。

①VCO→MIXER

②VCF(VCF ADSR)

③VCA(ADSR)

④OUT PUT (マスターボリューム)

これが音の流れになります。音作りでわからない人はまずこれだけはしっかり覚えましょう。アナログシンセの良いところは音の流れがひと目でわかるところです。では違うソフトシンセでこれを見てみます。

wavesのアナログモデリングシンセ Elementです。moogと違っていじるところが一気に増えてかなりわかりにくいですね。

でもこれもまずはオシレーター フィルター ADSRの流れさえ見つけられれば迷うことはなくなります。

ではこのElemntを先程のmoogの音作りに当てはめるとこんな流れになります。

ELEMENTの場合

OSCは1と2があるのでオシレーターは2つ2,4,8,16,32というのが音程(オクターブずつ変わります)Tuneと書いてあるのが半音単位の音程変化FINEと書いてあるのが細かいチューニングつまりピッチをわずかにずらすデチューン効果を得られます。その2つのオシレーターのバランスはオシレーターの下のほうにMixと書かれたバーがあります。

この画像の状態ではオシレーター1のみが音量MAXという状態です。これを中央にすればオシレーターが2つ同じ音量で出力されることになります。

つぎにフィルターを通ります。Moogと違って、フィルターの数やフィルターのADSRで出来ることが増えています。ですが、まずここは触りません。次にVCAをDASRをに向かいます。ADSRというのは

  • Aアタック
  • Dディケイ
  • Sサスティン
  • Rリリース

A アタック音の立ち上がりを決めるのがストリングスやパッドのふわっとした音色はアタックによって決められます。

Dディケイはプラック音のような音の発音時間の長さをきめます。

Sは短くしたあとに音を伸ばしたいプラックの要素とパッドの音の長さを兼ね備えた音色を作ることができるそんなイメージだと思ってください。

Rリリースは鍵盤を離しても音が消えるまでの余韻を調整できます。

そしてElementoの場合はこの次にイコライザーがありますが、無理時にいじる必要はありません。そしてOUT PUTでゴールです。

OMNISPHEREの場合

はい!同じですね。OMNISPHEREの場合ABCDとあるので4オシレータになります。OSCILATORの画面をクリックして波形を選びます。

ただmoogやElementoと違って何百という量の波形があるので選ぶの人苦労です、まずは好きな波形を選ぶところから始めましょう。

デフォルトではアナログのDAW波形が選択されています。次にフィルターですが、OMNISPHEREをはじめいくつかのソフトシンセはフィルター部をパイパスできる使用になています。

FILTERの横に電源ボタンがあるのでクリックすることで点灯しFILTERを使うことができるようになります。

つぎのエンベローブつまりADSRで音を作りAMPと書かれたマスターボリュームで調整です。これらすべての音量バランスを整える場合はMAINボタンを押して

左下のゲインバーで調整します。

さいごに

大切なのは音の流れと何を触れば音が変わるのか?というパラメーターの意味をしっておくことです。音色を決める オシレーター音色に表情をつくる フィルター音色の時間的変化を作る エンベローブ(ADSR)

この他にもLFOがあったりしますが、まずはこの3つさえ抑えておけば音作りの基礎はOKです。