Transmutatorレビュー 聞く人を魅了し続ける芸術レベルのクロスフェードプラグイン

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  • M3やコミケなどに頒布するアルバムのPVのクロスフェードにも拘りたいでも難しい操作は嫌だ!

こんな人にはTransmutatorがおすすめです。

この記事ではTransmutatorで作るエモいクロスフェードの作り方について詳しく解説しています。Transmutatorを使うことで誰でもDJがやっているような「かっこいい曲のつなぎ」を簡単にできるます。

M3など、同人音楽イベントのPVなどで使うクロスフェードも「ただのボリュームクロスフェード」ではなく「エフェクティブ なクロスフェード」にすることで差別化をはかることができ多くの人の耳残りやすくなります。

United Plugins
UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール

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United Plugins Transmutator 概要

Transmutatorはナチュラルの音の変化に心血をそそくメーカーUnited Pluginsが作り出したクロスフェードプラグインです。

このプラグインを使うことで、2つの曲を自然でかつエフェクティブにつなぐことができます。

クロスフェードって何?

ラジオなどで曲がとまることなく連続して再生し続けているとき、その曲と曲のつなぎ目に使われるんぼがクロスフェードです。

一つの曲が小さくなって、新しい曲がだんだんと大きくなっていく、フェードアウトとフェードインを同時に行うことからクロスフェードと言われています。

シンプルなクロスフェードは「ボリュームの上げ下げ」でしかありませんが、それだと面白みがありません曲と曲をドラマチックにつなぐことができればより曲の印象はよくなります。

それを叶えてくれるのがTransmutatorになります。

Transmutatorの特徴

Transmutatorは以下の16のエフェクトから選んでクロスフェードさせることができます。

FilterSpectrumMorphstereo
PanTransientsDynamicsFollower
LiquidMultiDiffuserWash
BlurPitchShift Redux

使用方法はとてもシンプルで、エフェクトタイプを選んだあと、センターのAからBまで動かすだけで選んだエフェクトが適応されます。

システム要求

マック

  • macOS 10.10以降(M1シリコンMacおよびmacOS 11 Big Surがサポートされています)
  • 64ビットのみ
  • SSE2をサポートするIntel/AMDプロセッサ
  • VST2、VST3、AAXまたはAU互換ホスト

ウィンドウズ

  • Windows8-10
  • 32ビットまたは64ビット
  • SSE2をサポートするIntel/AMDプロセッサ
  • VST2、VST3またはAAX互換ホスト

すべてのDAWで使用することが可能です。とくにProtoolsで使えるのはありがたいですね。

Transmutatorの使い方

基本的な使い方としてはサイドチェイン的な使い方になります。まずクロスフェードさせたい曲を用意します。

そしてメインとなる曲にTransmutatorを使用し、サイドチェインでクロスフェード先となる曲を選択します。

Transmutatorのメリット・デメリット

自分のオリジナル曲のクロスフェードをかっこよく決めて差別化をはかろう!

M3やコミケといった同人音楽即売会のイベントようの販促PVでクロスフェードをかっこよくする方法です。

ボリュームだけのクロスフェード処理から卒業しましょう。

「でも、Transmutatorってクロスフェードできるのは一曲だけじゃないの?」と思うかもしれませんが。大丈夫です。Transmutatorはちょっとしたコツで複数の曲をクロスフェードできます。

といって簡単です。クロスフェードさせたいトラックすべてにTransmutatorを差し込んでサイドチェイン先をクロスフェード先のトラックに指定するだけです。

音のイメージはこのような感じで流れていくことになります。

画像

曲に応じてクロスフェードのタイプを変更するものありだと思います。

クロスフェードはオートメーションに対応しているので、任意の速さに変更することも可能です。

画像

普通のエフェクトプラグインとして使っても面白い!

クロスフェードエフェクトプラグインですが、エフェクトの質がよく単体機として使うのもありだと思います。

特にPitchではテープストップエフェクトも作れますし、Reduxではフィルターとディストーションをかけ合わせのようなサウンドで実用度も高い音です。

また変わり種としてはLiquidを使うことで透明感のあるサウンドにすることも可能です。

個人的にはシンセパッドなどにLiquidを通すことで独特のサウンドになるのでおすすめ!

欲を言えばもっとエフェクトがほしい!

これはデメリットというよりは贅沢レベルなのですが、16というエフェクトでも十分なのですが、欲を言えばもう少しフィルターのパターン等がほしいです。上位機種バージョンとして各エフェクトを簡単に触れるようなツマミがついたものが出てくればより幅広い使い方ができそうなプラグインです。

まとめ

Transmutatorは

  • 16のエフェクを使ったクロスフェードプラグイン
  • 操作性は簡単でクロスフェードしたい曲をTransmutatorのサイドチェインで指定するだけ
  • オートメーションでクロスフェードの速度等を変更可能
  • 単体のエフェクトプラグインとして使っても面白い!

使い方は人それぞれですが、先程もお伝えしたM3や同人即売会の販促PVで使われているクロスフェードにTransmutatorでひと手間加えることで耳に残りやすくなります。その結果CDや音源の頒布数の向上が見込める可能性があるのでそういった要素で使うのありでしょう。

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