Waves Goldバンドルは、41種類以上のプラグインを収録し、EQ、コンプ、リバーブなどの基本的なエフェクトから、MaxxBassやL1 Ultramaximizerなどの特殊な処理まで、幅広いニーズに対応します。
このバンドルは、ボーカルからギター、ドラムトラックのミキシングやマスタリングに必要な全てを提供し、DAW標準のプラグインでは実現できない独特のサウンドと質感を実現します。
特に、RenaissanceシリーズやC4 Multiband Compressorなどは、プロのスタジオでも頻繁に使用される人気製品です。Waves Goldは、その手頃な価格にも関わらず、アナログとデジタルの最良の要素を組み合わせたプロレベルの音楽制作を可能にし、DTM初心者から上級者まで幅広く推奨される理由がここにあります。
wavesとは?
Wavesは、プロフェッショナルオーディオ業界で広く認知されているプラグインメーカーの一つです。1992年に設立されたイスラエルの企業で、音楽制作、録音、ミキシング、マスタリング用の高品質なデジタルオーディオプラグインを提供しています。
Wavesのプラグインは、EQ、コンプレッサー、リバーブ、ディレイ、ノイズリダクション、ボーカル処理など、幅広いカテゴリーをカバーしており、そのリアルで暖かみのあるサウンドは、アナログ機器の質感をデジタル環境内で再現することに成功しています。
Wavesは、業界標準とも言えるL1 Ultramaximizerをはじめ、RenaissanceシリーズやSSL 4000 Collectionなど、多くのヒットプロダクトを世に送り出してきました。これらのプラグインは、ホームスタジオからプロのレコーディングスタジオまで、幅広いユーザーに愛用されています。
また、Wavesは技術革新にも積極的で、オーディオ処理の品質向上のために常に新しい技術を開発し続けています。その結果、Wavesのプラグインは、音楽制作のみならず、映画やテレビ、ライブサウンドの分野でも重宝されています。ユーザーフレンドリーなインターフェースと、プロフェッショナルな結果を出すことができる高度な機能性が、Waves製品の大きな魅力です。
waves Goldおよびバンドルの中身について
Wavesは、音楽制作やオーディオエンジニアリングに必要な様々なエフェクトとプロセッシングツールを提供するため、多くのバンドルシリーズを市場に出しています。Waves Goldはその中でも特に人気のあるバンドルの一つで、基本的なミキシングとマスタリングツールを幅広く提供します
プラグイン名 | カテゴリ |
---|---|
AudioTrack | ユーティリティ |
C1 Compressor | コンプレッサー |
C4 Multiband Compressor | |
Renaissance Axx | |
Renaissance Compressor | |
V-Comp | |
DeEsser | ボーカル処理 |
Doppler | エフェクト |
Doubler | |
Enigma | |
MetaFlanger | |
MondoMod | |
SuperTap | |
H-Delay Hybrid Delay | ディレイ |
Renaissance Reverb | リバーブ |
IR-L Convolution Reverb | |
TrueVerb | |
Q10 Equalizer | イコライザー |
Renaissance Equalizer | |
V-EQ3 | |
V-EQ4 | |
L1 Ultramaximizer | マスタリング |
MaxxBass | ベースエンハンス |
Renaissance Bass | |
Renaissance Vox | ボーカルエフェクト |
S1 Stereo Imager | ステレオイメージング |
PS22 Stereo Maker (TDM only) | |
Vitamin Sonic Enhancer | ソニックエンハンサー |
Waves Tune LT | ピッチ補正 |
MV2 | ダイナミクス |
H-Comp Hybrid Compressor | |
GTR3 Amps | ギターアンプ |
GTR3 Stomps | ギターエフェクト |
GTR3 ToolRack | |
Eddie Kramer Drum Channel | ドラムエフェクト |
Electric Grand 80 Piano | キーボード |
ここからは私の経験談ですので、参考程度にお聞きください。
私は上位版のwaves dyamondを持っています。買って何年くらい使ったかわかりませんが、EQに関してQ10はほとんど使っていません。もちろんQ10が悪いわけではありまんせんが、私の力量でQ10を使わなければいけない現場に遭遇しないんです。
EQのほとんどはR-EQです。と同時にコンプはR-compまたはH-compです。モデュレーション系に限っては使ったことすらないです。確認程度に触ったことはありますが、使う必要性は見いだせませんでした。
こんな感じで振り分けていくと使っているのは
- Rシリーズ
- Hシリーズ
- PAZ
となります。DIAMONDシリーズも安くなった時期に購入しているのですが費用帯効果してはずいぶん割高な気もしています
waves Gold購入のメリットは
時代を作ったプラグインの数々が収録されているのでこれらを適切に使えばプロのレベルのミックスが可能です。プロの人でも2020年でもwaves goldを使っている人はたくさんいます。最新のプラグインと比べると音質のクリアさにはかけますが、使用者が多く動画にtips系が多くあるので勉強しやすいプラグインと言えます。
基本的にコンプもイコライザーも同じ数値であれば近い結果を得ることができますが、勉強するうえでは同じものを使った方が理解は速いです。
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上記の記事でDAW標準のプラグインとwaves Goldに入っているコンプの音質さを確認することができます。
wavse Goldにできないこと
これはGoldに限ったことではありませんが、これがあれば「かんたんにプロの音になるか?」と言われたら答えはNoです。そのためには対象となる音に関して多くを学ぶ必要があります。なぜここで「イコライザーが必要なのか?」「ここでのコンプはR-CompなのかC-Compなのか」といった使い分ける意味など考えて使わないと宝の持ち腐れになることがあるかもしれません。
また、プラグインレベルの有無でいうと、一世風靡したマキシマイザーのL1は入っていますが、最近ではあまりこれをメインのマスタリングで使う人は少ないです。もちろん、そこに意図があるならば問題はありませんが、後に発売されたL2やL3のようなクオリティには及ばない部分があるので、より自然なマキシマイザーを求めるのであればGoldのスペックは少しだけ見劣りするかもしれません。
waves goldは買いなのか?
DAW標準のエフェクトプラグインでできないことがwaves Goldでできるようになるのか?というのが一番の疑問だと思いますが、wavesの特殊なプラグインではない普通のコンプやイコライザーとDAW標準のプラグインの違いはそこまであるかと言われたらないかもしれません。
しかし、コンプのかかり方やイコライザーのかかり方一つにしてもそこに「そうそうこういう音がほしかったんだー」というクリエイティブのきっかけになることは多いです。
なので購入ポイントとしてはDAW標準をしっかり使いこなしたあとであればよりwavesの良いところが見えてくるので「買ったけど何がよくなったかイマイチわからない」なんて問題からは開放されるでしょう。
少しでも安く買いたい
wavesのサイトで「YN23」と打ち込んでもらえれば10%オフのクーポンが発行されます。これは常に有効なクーポンなので使うことをオススメします。
まとめ
waves Goldを買う理由は明確でしょうか?企業は売るために美味しい文言をぶら下げまくってあなたの財布の紐を緩めようとしてきますが、緩める価値をキチンと見出してから購入しましょう。
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