CASIO CDP-S300 レビュー5万以下ではトップクラスの弾き心地だがDTMerには若干使いづらい部分も

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今まで使っていたArturiaのKeyLab Essential 88 mk2が壊れました。購入して1年以内に特定の鍵盤の音が出なくなり保証期間で修理しましたがまた同じ鍵盤で同じ不具合が発生です。

どストライク外見と魅力的なソフト音源をリリースしていることで好きなメーカーではありましたが、製品クオリティに難ありと考え、他のメーカーのものを検討しましたところ楽器屋さんにおいてあったCASIO CDP-S300を試奏した際に鍵盤クオリティの高さが素晴らしく購入を悩んでいたところヤフオクで半額以下で見つけたので購入しました。

結論を先にいうと鍵盤は素晴らしく使える音色や機能があるので優秀なMIDIキーボードとして使えるレベルですが、CASIO CDP-S300の特定の仕様が私には使いづらくすぐに売却となりました。今回のレビューはその経緯を追ってみたいと思います

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール

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CASIO CDP-S300 について

項目内容
製品タイプ88鍵 電子ピアノ
鍵盤スケーリングハンマーアクション鍵盤II
鍵盤数88鍵
タッチレスポンス3段階+OFF
最大同時発音数128音
音色数700音色
リズム数200リズム
自動伴奏あり
レイヤー / スプリット対応
エフェクトリバーブ10種、コーラス4種
録音機能5曲・6トラック録音
MIDIUSB MIDI、GM Level 1対応
BluetoothワイヤレスMIDI/AUDIOアダプター対応
スピーカー8W + 8W
ペダルダンパー対応(3本ペダルユニット対応)
ピッチベンドホイール搭載
メトロノーム搭載
トランスポーズ±12半音
電源ACアダプター / 電池駆動対応
電池駆動単3×6本
サイズ約1322 × 232 × 99 mm
重量約10.9kg
特徴奥行きが非常に薄いスリム設計
対応アプリCASIO MUSIC SPACE
発売系統島村楽器×CASIOコラボモデル

CASIO CDP-S300はCASIOの電子ピアノです。どの楽器屋さんでもカシオの電子ピアノが多くおいてあるので一度や二度触ったことがある人はいると思いますが、CASIO CDP-S300は島村楽器で触ることができると思います。

搭載されている音色はDTM用途の専門の音源には負けますが、「適当に弾いてイメージをふくらませる」ならば十分な音色ですし、ピアノに以外にもギターやベース、シンセといった音色も多数用意されています。

カテゴリ的には電子ピアノですが、DTM用途でも使いやすい設計担っています。

CASIO CDP-S300のオススメ機能5つ

CASIO CDP-S300は電子ピアノとしてもコスパの高い製品ですが、DTM用のMIDIキーボードとしても使える機能が多く搭載されています。

超重要!CASIO CDP-S300は厚みが薄い

DTM用途で使う場合、机の上に置くのか、それともDTM専用的なDTMデスクに置くのか、使い方はそれぞれだと思いますが、88鍵盤でピアノタッチのものを求めるとなると問題になるのが本体の厚みです。

グランドピアノ等のハンマーアクションを再現するためにどうしても鍵盤したの部分が高くなり結果として本体自体の厚みが増してしまいます。

この厚みはプラスチッチ系の鍵盤を採用しているMIDIキーボードと比較してだいたい12cmくらい高くなる傾向にあります。

「10cmくらいは平気だよ?」と思うかもしれませんが、長時間使っていると肩や手首へのダメージは相当高くなり肩こり等の原因になり、集中力が削られていきます。

CASIO CDP-S300は厚みが99mmということもあり、ピアノタッチの鍵盤のクオリティとしてはかなり低い方なので肩等へのダメージは最小限に抑えられます。

また、専用のDTMデスクではデスクの下にMIDIキーボードを収納できるスペースが用意されているものもあります。

このスペースも高さを調整できるものであればよいのですが、調整できないタイプですと、購入したはよいけれど入らないという問題が発生します。CASIO CDP-S300では99mmなので、おそらくどのタイプのDTMデスクのMIDIキーボード収納スペースに収まるとおもいます。

ピッチベンドホイールを搭載

画像

その一つがピッチベンドホイールを装備しているということ。

電子ピアノにピッチベンドホイールが搭載さているのはあまりみたことがないため,、弾いてギターやベースなどのフレーズをDAWに入力したい人にはありがたい機能ですし、ピッチベンド幅も設定でオクターブまで変化可能です。

鍵盤クオリティ(弾き心地が最高)

88鍵盤のMIDIキーボードといえばプラスチッチ系の柔らかいものが多いのですが、CASIO CDP-S300は電子ピアノとカテゴリのため鍵盤タッチはかなり上質と言えますし、他メーカーの10万相当の電子ピアノよりも程よい重みと弾きやすさがあるため、鍵盤クオリティにこだわるのであればオススメといえます。

実際私が購入動機の大きなきっかけがこの鍵盤クオリティでした、

小型スピーカーを搭載

画像

小型ながらスピーカーを搭載しているので、パソコン等に接続しなくても弾ける環境は、生活の中に新しくもちょっとしたクリエイティブなスペースが生まれたような感覚です。

小型とは言ってもそれなりの音量も出ますし、低域から高域までバランスのよい音質といえます。

USBにて簡単接続

CASIO CDP-S300ではMIDI端子があるのでオーディオインターフェイスにMIDI端子がある場合はそちらに接続すればMIDIキーボードとして使用できますが、CASIO CDP-S300にはUSB端子もあるのでそこからPCに直接接続すればすぐにMIDIキーボードとして使えます。

CASIO CDP-S300の最大のデメリット(私が購入後、すぐに売った理由)

本体の厚みもなく、鍵盤クオリティも5万以下だと最強クラス、ピッチベンドホイールに小型スピーカーやUSB接続も可能、何の問題もないある意味MIDIキーボードのダークホース的な存在とも言えるCASIO CDP-S300ですが、たった一つの機能が私には問題でした。

サスティンペダル情報が複数出力される

画像

画像を見てもらうとMIDIチャンネル1.2.3.5という複数のチャンネルが出力されているのがわかります。

つまりサスティンペダルを踏む/離す(ON/127 OFF/0)たびにこれだけの情報が出力されてしまいます。

最初は気づかずに使っていてサスティン情報を消しても消えないことからDAW上のバグかと思いましたが、原因はCASIO CDP-S300だったのです。

これについてCASIOのサポートに連絡取ったところ完全な仕様と説明されました。

ペダル操作でMIDIメッセージが複数送信される

レイヤー・スプリット機能が搭載されているデジタルピアノやキーボードからのMIDI出力をご利用いただく場合、ペダル操作にかかわるダンパー(CC64), ソステヌート(CC66), ソフト(CC67)のペダルに関するコントロールチェンジのメッセージはメインパート(通常1ch)に加えてレイヤー・スプリットパートのチャンネル(2~4chなど)にも出力されます。
外部にMIDI音源を接続して演奏する場合やPCにMIDIデータを取り込んで利用する場合に、内蔵音源と同様な演奏表現を行えることを目的としてこのような仕様としております。
複数のMIDIチャンネルへのペダルメッセージが不要な場合は、設定により不要なメッセージの除外を行ってご利用ください。
この設定に対応していない製品の場合は受信側機材(PCのソフトを含む)の設定(チャンネルごとのメッセージ受信のON/OFF機能やMIDI IN Filterなど)で除外をしてご利用ください。
受信側機材の設定については該当機材の販売元にご相談ください。

※ダンパー, ソステヌート, ソフトのMIDIメッセージが送信されるチャンネルは製品により異なります。(1~3chで送信される/1~4chで送信される等)
※お使いのシーケンスソフトによっては同一のトラックに複数チャンネルのメッセージが混在する場合があります。
※上記の他ハーフペダル対応製品では1回のペダル操作で多数のMIDIメッセージ(ペダルの中間値)が送信されます。

引用:よくあるご質問 | 電子楽器より

対策方法は不要なサスティン情報をこまめに消す。または設定でMIDI入力チャンネルをすべてから1にすればよいわけですが、新しいトラックを作るたびにこの設定をしなければいけないのは私にとってはストレスです。

まとめ

CASIO CDP-S300は本体の厚み、鍵盤クオリティ、音色の質、ピッチベンドホイールやスピーカー搭載など使いやすい電子ピアノであり優秀なMIDIキーボードでしたが、ただ一つサスティンペダル情報の出力問題が私には合わなかったので長期使用と諦めましたが、この条件が問題ない人にとってはかなりオススメです。

掲載はしませんでしたが、ドラムパターンやメトロノーム機能、音色レイヤー、気に入った音色数個を簡単に呼び出せるプリセット機能などもあるので、電子ピアノとMIDIキーボードの中間的なポジション的なものがほしい人にとってはまさに最強かもしれません。

イメージ的に「CASIOっておもちゃっぽいよね?」と思うかもしれませんが、そう思ったら近くの島村楽器で触ってください。イメージ完全に変わります。

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