どうもUGです。
Arturiaレビューシリーズ第9段は
ArutiraのPIano Vです。
おすすめ!
誰が買っても間違いない!
と言いたいところですが!
結論を先に言ってしまうと
この音源あまりクオリティが高いといえません。
悪いとは言わないのですが、
私がメインで使っているピアノモデリング音源
pianoteqと比べると、イマイチ感がすごいんです。
最新のPiano V2はPianoteqと同等か好みによっては
それ以上のレベルになっているのですが、
私が所持しているPiano VはV-Collection5にバンドルされていたもの
V-Collection6にはPiano V2をはじめDX7やフェアライトなど
興味引きまくりのシンセが追加されていますが、
とりあえずは現状の5を使っています
さてそのあまりクオリティが高くないpianoVですが
実は1音色だけとてつもなくピュアで透明感のあるピアノサウンドが
あるんです。
わたしの中でPiano Vはこの音色のためだけに存在していて
それだけの価値がある思っています。
今日は「ピアノとベルサウンドの奇跡の融合!透明感のあるピアノサウンドがすごい」
ArturiaのPiano Vについてのお話です。
モデリング音源とは
このブログで何度か出てきていますが、
モデリング音源とはサンプルを持たない音源のこと
すべてパソコンのなかで仮想的に作られている音源のことを
物理音源(モデリング音源)と呼ばれています。
最近ではIK multimediaのModoBass
オーケストラの管楽器を一同に集めた
WIVI instrument
モデリング+サンプル音源のハイブリッド音源
sample modeling(現在 弦楽器は販売休止状態となっています)
modart のPianoteq
などがあります。
ちなみにarutiraの製品はpiano Vを覗いて基本は
バーチャル音源です。
表現力においてはサンプル音源ではコントロールできる表現の幅が
限られるのでそういうときがモデリング音源の出番と思っていただけるとよいでしょう。
バーチャル音源とモデリング音源の違い
技術的には一部似ている部分もあるけど、
根本的には
バーチャル音源(バーチャルアナログ)はアナログシンセを再現を目指した技術に対して
モデリング音源は生楽器のシミュレートを意識したもの。
またモデリングは振動と共振を自由自在に扱えるため
3mのバイオリンとか、
サックスのリードをトランペットにくっつけるみたいな
現実に存在しない楽器を作ることができるのもモデリング音源の特徴といえます。
PIano Vの魅力
arturiaにとってはじめての生楽器のモデリングということもあって
まだまだ煮詰めきれていない部分が多い piano Vですが、
これだけはすごいと思ったのが今回のメインテーマ
ピアノとベルサウンドの奇跡の融合!透明感のあるピアノです。
美しい!!
Glass Grandという名前ですが、
一見XJPANのYOSHIKIさんが使っていたKAWAIのクリスタルピアノのようにも見えます。
しかし音は完全に別物!
まず結論がいうと
Glass Pianoはピアノの音ではありませんw
完全にシンセサイザーのベル音色ですw
では実際どんな音のなのかというとこんな感じです。
すごいキラッキラ☆☆
もう100%FMシンセベルw
でもこれが物理モデリング音源で作られたピアノの音ということですw
なんだか笑えてきますw
もう物理音源で表現力なんて言葉はどこへやった?
と強烈につっこみたくなりますねw
しながら存在感がなかなかすごい。
特に低音の存在感とかすごくないですか?
癖がまったくなくどこにでも溶け込んでいけるそれが
Glass Pianoです。
私はこれをこそっと使うのが好きですw
実はV-Collection6にしなくても
また単体でPiano V2を買わなくても
Piano V2を使える方法があります。
これは後日にお話させていただきますね。
お楽しみに
さいごに
ピアノとベルサウンドの奇跡の融合!透明感のあるピアノはArturiaのPianoVに任せろ!
と言ってみましたが、任せられそうですか?
結構この系の音は需要があると思います。
私も好きです。
90年代くらいのハードシンセにはあたりまえのように入っていた音色で
ゲームBGMで使われまくりましたが、
やっぱりこういうキラキラサウンドはいつまで経っても
色あせないのかもしれません。
|
コメントを残す