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Arturia V Collection 9レビュー 進化し続ける総合音源の魅力を紹介

Arturia V Collection 9の購入検討しているたくさんシンセが入っているのは知ってるけど、使い所がイマイチわからない迷っている自分に背中を蹴り飛ばしてくれるようなおすすめポイントが知りたい

という人に向けて書いたのがまさにこの記事、題して「徹底解剖!!Arturia総合音源V Collection 9の実力と性能」です。

この記事では次の3つをV Collection 9 評価の基準としながら個人的感想を書いています。

  1. 音源の特徴、
  2. 実際触ってわかったメリット・デメリット、
  3. 使用しているアーティスト
メリット
デメリット
  • ハイクオリティな32のシンセサイザーエミュレーションが手に入る
  • 日本語マニュアルがある
  • 実機と同じ音作りを再現
  • 有名アーティストによる新規のプリセット
  • 国内購入が安い
  • 多少CPU負荷が高いものがある
タップできる目次
UG
作編曲家(DTMブロガー)
作編曲家/DTMブロガー&講師 /テレビ番組/CM、映画、よさこい、ゲーム、などのBGM及び効果音を作成

Arturia V Collection 9とは?

32のインストゥルメントを収録したArturiaの総合音源です。

使用環境

スタンドアローン、VST 2.4、VST 3、AAX、Audio Unit、NKS*(64ビットDAWのみ)

Windows:Windows 7以降(64ビット)、4GB RAM、2.5GHz CPU、16GB以上のハードディスク・スペース、OpenGL 2.0対応GPU

Mac OS X:10.11以降、4GB RAM、2.5GHz CPU、16GB以上のハードディスク・スペース、OpenGL 2.0対応GPU

Analog Lab、CZ V、Mellotron V、Synthi V、およびB-3 V2ではNKS互換性は現在利用できない

V Collection 9追加内容

V Collection 9になってから次の4つのインストゥルメントが追加されました。アナログシンセ及びデジタルシンセをメインにリリースしてきたがArturiaが1ノブタイプのモーフィングシンセを出してきたので今後はベースやギターの音源がリリースされてくるのではないかと思っています。

Korg MS-20 V画像KORGと提携して設計されたオリジナルMS-20のソフトウェアエミュレーション
SQ80 V画像エンソニックのクラシックな80年代のクロスウェーブシンセサイザー
Augmented STRINGS画像豊富なサンプルストリングと最先端のシンセシスを組み合わせて、
親しみやすく刺激的なソフトウェアインストゥルメントを作成
Augmented VOICES画像詳細なボーカルサンプルを最新の合成エンジンと独自に融合
リンククリックで読みたい内容の箇所に飛ぶことができます!

V Collection 9アップデート内容

上記の追加音源とは別に以下の音源のバージョンがアップされました。

CS-80 V 4画像再構築されたYAMAHA CS-80のエミュレーションシンセ
Prophet-5 V /
 Prophet-VS V
画像従来は1つであったProphet-5 V /Prophet-VS Vを独立。
Piano V3画像12種類のピアノをモデリングPianoteqに次ぐ使えるモデリングピアノに進化

実機名と製品の違いについて

Arturiaではリリースされている名前と実機の名前が異なります。例えばMoogであってもMini Vと表記されています。これはいろいろな原因が考えられますが一番の理由は実機の名前を表記するためのライセンスの許諾が必要であります。

ARP 2600ARP 2600 V
Hammond B3B3 V2
BUCHLA Music EaselBuchla Easel V
Hohner ClavinetClavinet V
Fairlight CMICMI V
Yamaha CS 80CS 80 V
Casio CZCZ V
Yamaha DX7DX7 V
E-Mu Emulator IIEmulator II V
Farfisa Compact Deluxe Combo OrganFarfisa V

Analog Lab 4

画像
バージョン5.50(2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴Vコレクションインストゥルメントからの2000以上のキュレーションされたサウンド
タイプ別検索(バス、パッド、リード…)
2つのインストゥルメントを組み合わせる新しいスタジオビュー(マルチ)
キーボード全体でマルチサウンドをレイヤー化または2つのプリセットを分割
Arturiaキーボードのパラメーターの自動マッピング
パラメーターは他のMIDIコントローラーに簡単にマッピングできます
ステージビューでは、Arturiaキーボードを使用したり、
MIDIコントローラーからプログラムの変更を送信したりして、
準備したプレイリストで演奏できます。
Vコレクションおよび顔料機器の所有者は、
アナログラボ内で機器全体を開くことができます
インスタントサウンドエディションのすべてのサウンドに
4つの新しいマクロコントロール
メリットArturiaのアナログ・デジタルシンセサウンドを堪能できる
デメリットインスト単体レベルの音色エディットはできない

V Collection9に付属していますが単体で購入可能、単体レベルの音色エディットを必要としないけれど

Arturiaのすべてのサウンドを堪能したい人には十分すぎる音源です。

Arturiaキーボードシリーズと組み合わせて使えばシームレスな音色管理が可能

ARP 2600 V3

画像
実機名/Arturia名ARP 2600/ARP 2600 V
バージョン3.10(2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴元のARP2600のすべてのパラメーター:
3つの電圧制御発振器
Osc2->Osc1同期
自励発振の24dB/オクターブローパスレゾナントフィルター
1 LFO(ホストシーケンサーのテンポに同期できます)
1つのサンプルアンドホールド、1つのリングモジュレーター、1つのノイズジェネレーター
1つのADSRと1つのARエンベロープフォロワー
ARP2500マルチモード12dB/オクターブフィルター、LP、HP、BP、およびノッチ設定
オリジナルのARPシーケンサーモデル1601
リアルタイムのインタラクティブなLFO作成機能を備えた4つの専用トラッキングジェネレーター
電圧プロセッサーは、インバーター、ミキサー、またはラグプロセッサーとして使用できます。
オンボードエフェクト:コーラス、MIDI同期可能なステレオディレイ、リバーブ
ユニゾンオプション付きの2〜32ボイスのポリフォニー
トップサウンドデザイナーによる500以上のプリセット
TAE®アナログモデリングからの絶対に純粋で最高品質のサウンド
メリット有名アニメの効果音が作れる!
デメリット操作に慣れるの時間がかかる
使用アーティストChemical Brothers Underworld 他

ガンダムやスター・ウォーズのドラゴンボールの効果音で使用されたアナログ・シンセサイザーARP 2600のモデリングです。

もちろん効果音だけでなく、リード、ベースから何にでも使えます。

音は太く、存在感があります。ARP2600で音作りができるようになればたいていのアナログ・シンセサイザーで思い通りの音作りが可能になります。

Augmented STRINGS

画像
バージョン1.10(2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴DAW(Live、FL Studio、Logicなど)で再生できる仮想楽器、
またはMIDIキーボードを使用してスタンドアロンで再生できる仮想楽器。

ダイナミックハイブリッド弦楽器

各プリセット内の2つのレイヤー。
各レイヤーには、2つのカスタマイズ可能な音源が含まれています

詳細な文字列サンプルライブラリ
ソロとアンサンブルの弦をフィーチャー
コントラバス、チェロ、ビオラ、バイオリン
近距離マイクと遠距離マイク
60以上のアーティキュレーション

柔軟なシンセエンジン
受賞歴のあるTAE®テクノロジーを搭載したバーチャルアナログ
ワープ、グリッチ、ストレッチサウンドを生成する粒状エンジン
アディティブシンセシスに基づくハーモニックエンジン
より研ぎ澄まされたデジタルサウンドのための
ルックアップテーブルを備えたウェーブテーブルエンジン

モーフコントロールはレイヤーAとレイヤーBの間を移動し、
最大8つのカスタム宛先に影響を与えます

7つの追加マクロ:時間、色、
モーション、FX A、FX B、リバーブ、ディレイ

2つのLFO、2つのファンクションジェネレーター
、2つのランダムジェネレーター、
4つのキーボードモジュレーションソース、
専用のビブラートとトレモロ

ParamEQ、Bitcrusher、BL-20Flangerなどを含む
14のFXを備えたレイヤーごとに2つのFXスロット

5つの空間/時間ベースのアルゴリズムを使用した
専用のディレイとリバーブの送信

内蔵の16ステップアルペジエーター

250以上のファクトリープリセットが含まれています

MPEの互換性

MTS-ESPODDSOUNDマイクロチューニングの互換性
メリット豊富なサンプルストリングと最先端のシンセシスを組み合わせて、
親しみやすく刺激的なソフトウェアインストゥルメントを作成
デメリットリアルなストリングス打ち込みにはそれほど向かない

ストリングス音源といってもポップスからサントラ系のリアルな演奏状態を再現するというものではなく、あくまでパッド的な使い方をするのに向いているストリングス音源ですが、音質自体は大編成なストリングスサウンドなのでうまく調整すればオーケストラ系の中にもうまく溶け込ますことが可能です。

中央のノブを回すことでウェーブテーブル的な変化が発生するのが特徴的です。この音源をどう使いこなすのかがユーザーのうでの見せ所かもしれません。

Augmented VOICE

画像
バージョン1.10(2022-05-13)
マニュアル英語
特徴DAW(Live、FL Studio、Logicなど)で再生できる仮想楽器、
またはMIDIキーボードを使用してスタンドアロンで再生できる仮想楽器。

ダイナミックハイブリッド音声楽器

各プリセット内の2つのレイヤー。
各レイヤーには、2つのカスタマイズ可能な音源が含まれています

詳細なボーカルサンプルライブラリ
ソロとアンサンブルのレコーディングをフィーチャー
近くと遠くのマイクの配置
50以上の表現力豊かで現代的なアーティキュレーション

柔軟なシンセエンジン
受賞歴のあるTAE®テクノロジーを搭載したバーチャルアナログ
ワープ、グリッチ、ストレッチサウンドを生成する粒状エンジン
アディティブシンセシスに基づくハーモニックエンジン
より研ぎ澄まされたデジタルサウンドのための
ルックアップテーブルを備えたウェーブテーブルエンジン

モーフコントロールはレイヤーAとレイヤーBの間を移動したり、
最大8つのカスタム宛先に影響を与えたりします

7つの追加マクロ:時間、色、
モーション、FX A、FX B、リバーブ、ディレイ

2つのLFO、2つのファンクションジェネレーター、
2つのランダムジェネレーター、
4つのキーボードモジュレーションソース、
専用のビブラートとトレモロ

ParamEQ、Bitcrusher、BL-20Flangerなどを含む
14のFXを備えたレイヤーごとに2つのFXスロット

5つの空間/時間ベースのアルゴリズムを使用した
専用のディレイとリバーブの送信

内蔵の16ステップアルペジエーター

250以上のファクトリープリセットが含まれています

MPEの互換性

MTS-ESPODDSOUNDマイクロチューニングの互換性
メリットボーカルコーラスをモーフィングすることで
体験したことがないボーカルコーラス音色を簡単につくれる
デメリット特になし

Augmentedシリーズ第二弾はコーラス音源。中央のノブでモーフィングすることで有機質な音から無機質な音まで自由にコントロールできます。

B3 V2

画像
実機名/Arturia名Hammond B3/B3 V2
バージョン2.6.0(2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴物理モデリングエンジン(サンプルなし)
デュアル手動インターフェース
各マニュアルには個別のMIDIチャンネル設定
マニュアルごとに9つのドローバー
3つのモデル化されたコーラスとビブラートの設定
上下を分けるON/OFF
プリアンプドライブ
モデル化されたロータリースピーカーエミュレーター
モデルを調整するための高度なコントロール
コンボリューションベースのリバーブ
従来のレスリーパフォーマンスコントロール
スウェルペダル
パーカッションコントロール
オンオフ
ボリュームソフト/ノーマル
遅い/速い減衰
ハーモニックセレクション
順序を変更できる出力エフェクト
ボリューム、ワウ、オートワウ
フランジャー
コンプレッサー
コーラス
アナログディレイ
新しい高度なドローバーモジュレーター
複数の波形と位相を持つLFO
マルチポイントエンベロープ
ステップシーケンサー
正と負の金額コントロールを備えたドローバーの宛先
順序を変更できる出力エフェクト
ドローバーの漏れ
トーンホイールの漏れ
輝き
バックグラウンドノイズ
ポリフォニックパーカッション
キークリックボリューム
攻撃と解放のコントロール
50のプリセット
使いやすいMIDIマッピング
メリットバンドに負けない究極のオルガンサウンド
デメリットCPU負荷が高い
使用アーティストキース・エマーソン ジョン・ロード 他

音の細部までこだわり抜いたモデリングオルガン音源です。すべての挙動をフィジカルモデリングによって再現しているためCPU負荷が高いです。

しかしその負荷の高さか出てくるオルガンの音は限りなく本物に近く、バンドなどの爆音の中にあってもしっかりと音を主張してきます。

ロータリースピーカーとは?

ロータリースピーカーとは、高音部用のホーンと、低音部用のローターを、モーターで別々に回転させてコーラス効果を発生させ、音に広がりを与える仕組みをもったスピーカー。ハモンドオルガンと組で使われることが多い。回転速度は速い・遅いの2段で、停止させることも可能。ドン・レスリーが開発し、レスリー・ユニット(通称レスリー・スピーカー、後述)という名称で発売されていたが、この名称が代名詞として一般化している。

本来製造・販売元はハモンドオルガンとは別会社であったが、現在は鈴木楽器製作所が商標権を取得し、ハモンドオルガンとともに製造・販売されている。

1940年代にドナルド・レスリー (Donald Leslie) によって考案された、ドップラー効果を利用して、トレモロ、ビブラートなどの音色の効果を出すために作られた、アンプ内蔵のスピーカーユニットである。特にハモンドオルガンと接続して用いられることが多いがハモンド社の製品ではない。1960年代以降はハモンドオルガンとともに、ロックミュージシャンに好んで使用されるようになった。

開発当初の1941年は「ビブラトーン (Vibratone) 」と言う名称であった。ハモンド社の純正品ではなかったが、似た構造を持つスピーカーユニットが製造され始め、最後までハモンド社はレスリーをオファーすることなく、1965年にフェンダー社がレスリーを買収する形になった。

wikipedia ロータリースピーカー より引用

レスリーって人の名前だったんですね。

有名なのはライム・プロコル・ハルムのストリート・ブルース(青い影)冒頭はレスリーはかかっていませんが、1:18秒あたりから

音が揺れ始めるその効果がレスリーの特徴です。

Buchla Easel V

画像
実機名/Arturia名BUCHLA Music Easel/Buchla Easel V
バージョン1.10( 2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴BuchlaMusicEaselのコンポーネントレベルのモデル
コンプレックスおよびモジュレーションオシレーター、
デュアルローパスゲート、スプリングリバーブモデリングを備えた出力セクション
完全に再現されたモジュレーションソース:5ステップシーケンサー、
エンベロープジェネレーター、パルサー
セミモジュラーアーキテクチャ、色分けされたルーティングおよびケーブル
強化された機能、同期可能なパルサーとクロック、オシレーターの量子化
マルチポイントエンベロープとLFOを作成するための左側のモジュレーションソース。
モジュレーションにランダム性とスムージングを追加します
右側のステップシーケンサーモジュール
グラビティXYモジュレーションソース。
惑星やワームホールの間を飛ぶ発射体の動きで音をコントロール!
10エフェクト、フェイザー、フランジャー、コーラス、
オーバードライブ、ディレイ、..。
高速、中速、または低速の応答のためのバクトロールモデリングの制御
ポリフォニーの最大4ボイス
256のプリセット
メリットスペーシーなアンビエント音や変態サウンドが作れる
デメリットCPU負荷がめちゃめちゃ高い
使用アーティストチャーズルコーエン 他

非常にマニアック度が高いアナログ・シンセサイザーです。いかにもアナログシンセ!というような音を作るのに向いていますが、変調機能に癖があり、ワブルベース系のような音も作れます。

このソフトシンセもB3 V同様CPU負荷が高いのが難点です。CPU負荷に関しては以下の記事で紹介している「CPU負荷逃し」という方法があり、それを使うと負荷は減らすことが可能です。

グラフィックボードの有無がDAWに影響がでるようになってきていると言われています。ひょっとするとグラボがあるパソコンであれば負荷は異なるかもしれません。

Clavinet V

画像
実機名/Arturia名Hohner Clavinet/Clavinet V
バージョン1.10(2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴高度な物理モデリングエンジン(静的サンプルなし)
Hohner™クラビネット
ミュートバー
ピックアップノイズが発生する正確なピックアップモデル
(ピックアップの下部と上部の4つの組み合わせ)
回路モデル化されたトーン回路
(4バンド、ブリリアント、トレブル、ミディアム、ソフト)
音量調節

フェンダーツインアンプ
モデル化されたスプリングリバーブ
オン軸とオフ軸のマイク配置
トーンコントロール
モノビブラート
効果は出力後回路です

順序を変更できる出力エフェクト
ワウ、オートワウ
フランジャー
Phaser
コンプレッサー
コーラス
アナログディレイ
オーバードライブ
ボーカルフィルター

モデル自体を編集するための詳細モード
高調波プロファイルの選択
ベロシティカーブエディタ
弦の共鳴
リリース時間
チューニング
キーリリースノイズ
ダイナミクス
ハンマー硬度
ハンマーノイズ
ピックアップノイズ
74のプリセット
使いやすいMIDIマッピング
メリット定番のFunkリズムカッティングはこれ!
ギターのカッティングに対抗できるリズミカルなサウンド
デメリット特になし
使用アーティストスティービー・ワンダー .レッド・ツェッペリン 他

ギターカッティングに負けないグルーヴを作り出せます。Funkの要素を入れたいならクラビネット!というほどの定番です。

Wahエフェクターと同時につかうのも定石です。

クラビネットの代表といえばやっぱりこれ。スティビーワンダーのSuperstition

しかし、実はこの曲、よく聞くとクラビネットが複雑なことをしているんです(パッと聴いた感じではシンプルなんですけどね)

しかし、その謎を紐解いた動画があります。それがこちら

実はステレオ録音に聴こえていたクラビネットは8トラックを使っていました。

スティビーワンダーの多重録音のセンスと正確さには本当に驚かされます。

CMI V

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実機名/Arturia名Fairlight CMI/CMI V
バージョン1.10(2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴MIDIキーボードで演奏できるソフトウェアシンセサイザー
元のCMIライブラリからの600サンプル

Arturiaサウンドデザイナーによって作成された360プリセットサウンド
トラック数を10に拡張し、トラックあたりのポリフォニーを最大32

アナログフィルター応答の完全なエミュレーション
機器のサンプリングおよびアディティブシンセシス能力の忠実な再現

可変ビット深度とサンプルレート
新しいサウンド生成モードの導入:スペクトル合成

クラシックな「page-R」にインスパイアされた32ステップシーケンサー
すべての「CONTROL」パラメーターに適用する、トラックごとに24の変調ソース

高品質の出力効果
VST、VST3、AU、AAX、およびスタンドアロン操作
メリット1980年代のデジタルシンセ黎明期のサウンドを再現!
デメリット音作りのパラメーターが複雑
使用アーティスト坂本龍一、久石譲、冨田勲 など

DAWの走りと言われた総合ワークステーション。発売当時の価格は1200万。ジブリアニメ「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」で使用されたことでも有名、

最近ではオーケストラヒットのシンセとして認知されている側面もあります。

音作りはそのパラメーターの豊富さから理解をするのは容易ではないので、まずはプリセットから「フェアライト」の音を楽しみ、そこから少しずつパラメーターを覚えていくのがよいでしょう。

CS-80 V4

画像
実機名/Arturia名Yamaha CS 80/CS 80 V
バージョン4.0.0(2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴DAW(Live、FL Studio、Logicなど)で再生できる仮想楽器、
またはMIDIキーボードを使用してスタンドアロンで再生できる仮想楽器。
3つの形状、PWN、およびノイズを備えた2つのVCO
4つのVCF(ハイパス、ローパス)
2つのLFO
4 Envelopes
2つのVCA
サブオシレーター
リング変調器
専用コーラスとトレモロ
15FXから選択する3つのFXスロット
仮想リボンコントローラー
3つのデスティネーションを備えた2ソースモジュレーションミキサー
オリジナルのファクトリーパッチを含む
200以上のプリセットを備えたプリセットライブラリ
ポリフォニックアフタータッチレスポンス
内蔵の5モードアルペジエーター
フルMIDIコントローラーマッピング
MPEの互換性
MTS-ESPマイクロチューニングの互換性
メリット生のオーケストラにも劣らないシンセストリングスサウンド
デメリットパラメーターが少しわかりにくい
使用アーティストヴァンゲリス スティーブポーカロ

CS-80は、3000台程度 定価128万 重量80kg 少しずつシンセサイザーが小型化していく中でもCS 80はまだまだ巨大なものでした。しかしCSサウンドと言われるほどウォームで存在感のある音は多くのソフトシンセに収録されるほどの人気です。

オシレーターの変更や、ADSRなどよく見るとわかるのですが、一見しただけでは「??」となる部分もありますが、慣れてしまえば問題無いレベルです。

CZ V

画像
実機名/Arturia名Casio CZ/CZ V
バージョン1.6.0
マニュアル日本語
特徴2つの合成ラインと独立したノイズソース
すべてのCZ-101/CZ-1000の元のパラメーター
8オリジナル波形とカスタム波形エディタ
オリジナルのCZSysExインポート
ピッチ、DCW、および振幅を制御するためのCZ、DADSR、
およびマルチセグメントエンベロープ(同期可能およびループ可能)
2変調エンベロープ
4つの割り当て可能なマクロ
高度な変調マトリックス
サンプルアンドホールドモジュール、6つの波形を備えた2つのLFO、
3つのソースコンビネーターとアルペジエーター
一連のまたは合成ラインごとにルーティングできる4つのFXスロット
リアルタイムフィードバック用の合成ライン状態ビューア
オリジナルのCZDACのエミュレーション
ポリフォニーの32ボイス
ユニゾンデチューンで最大8ボイスのユニゾン
400以上のプリセット
メリット80年代のポップヒットサウンドを得られる
デメリット負荷が高い
使用アーティスト冨田勲 他

PD音源とはPhase Distortion(フェイズディストーション)の略称で、オシレーター波形のサイン波を読み出す際の位相角を歪ませることによって様々な波形をに変化させることで音作りが可能なユニークな音源です。CASIOが開発したPD音源搭載のシンセサイザーです。

YAMAHAのFM音源と少し似ている部分もありますが、CZ Vはとにかく簡単操作で音が変化していくので音作りの初心者でも楽しめるソフトシンセです。

こちらも負荷が多少あるのでCPU負荷の調整及び「負荷逃し」をするのがオススメです。

DX7 V

画像
実機名/Arturia名Yamaha DX7/DX7 V
バージョン1.10(2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴32オリジナルDX7アルゴリズム
すべてのDX7オリジナルパラメーター
オリジナルのDX7SysExインポート
オペレーターごとに25の利用可能な波形
マルチモードフィルターとオペレーターごとの
フィードバックを備えた6オペレーター

オペレーターごとのDX7、DADSR、
およびマルチセグメントエンベロープ(同期可能およびループ可能)

2変調エンベロープ
4つの割り当て可能なマクロ
高度な変調マトリックス

ステップシーケンサー、
6つの波形を備えた2つのLFO、およびアルペジエーター
並列または直列にルーティングできる4つのFXスロット

オシロスコープ
DX7コンバーターの適切なエミュレーションのための
ビンテージおよびモダンDACモード
ポリフォニーの32ボイス

ユニゾンデチューンとユニゾンの4ボイス
432のプリセット
メリット世界中の音楽シーンの定番サウンドが手に入る
デメリット音作りが複雑
使用アーティスト世界中の著名ミュージシャン

誰でも一度は聴いたことがあるFMエレピにベース、デジタルシンセでありながらウォームなパッド、近年の商業音楽からは切っても切り離せない、それがDX7です。そのDX7を完璧に再現してしまったのがDX7 Vです。

DX7 Vは実機にないフィルター、アルペジエーター、エフェクターを装備した完璧なFMソフトシンセになっています。音色エディットは簡単ではありませんが、大量のプリセットを選ぶだけでもFMシンセサウンドを堪能できます。また世界中のDX7ユーザーが作ったプリセット(実機データ)がネットに大量にありそれを読み込めるのでそれを探しに行くのもまた楽しいです。

EmulatorⅡ V

画像
実機名/Arturia名E-Mu Emulator II/Emulator II V
バージョン1.3.0(2022-05-13)
マニュアル日本語
特徴オリジナルのE-muEmulatorII機能セット:
8ボイスマルチティンバーサンプルエンジン
各レイヤー(音声)に独自のVCF(+ ADSR)、LFO、VCA(+ ADSR)
オリジナルの8ビット圧伸技術と27.7kHzのサンプルレート
アナログフィルター

ハードウェアビューから複数のボイスを制御して、簡単に編集できます
元のハードウェアからのファクトリーサンプルバンクが含まれています

レイヤー(音声)ごとにFXを挿入
各レイヤー(音声)は、元の8ビット圧伸またはよりクリーンな変換を使用できます
統合アルペジエーター

11種類のマスターエフェクト
(リバーブフェイザー、フランジャー、コーラス、オーバードライブ、ディレイ、…)
高度な明るさ、音色、時間と動きのマクロコントロール

250ファクトリープリセット
MTS-ESPODDSOUNDマイクロチューニングの互換性

MPEの互換性
メリットシティっポップなどの80’Sサウンドが強い
デメリット音の印象が全体的に古い(ノイジー)
使用アーティストStevie Wonder、New Order、Tangerine
Dream、Genesis、坂本龍一、小室哲也

音の太さや存在感はさすがといえるレベルのクオリティ、近年流行りのシティっポップに最適なサウンドですが、EDM系やKawai FutureBassなどでも相性が良い独特のあらさがあります。

Farfisa V

画像
実機名/Arturia名Farfisa Compact Deluxe Combo Organ/Farfisa V
バージョン1.10(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴デュアルマニュアルFarfisaCompactDeluxeplusペダルの物理モデリング
アッパーマニュアル、ロワーマニュアル、ベースペダルセクション
1オクターブまたは2オクターブをカバーする選択可能なベースキー範囲

低音部の音色をフルートから弦楽器に変更する低音シャープ/ソフトコントロール
減衰時間を調整可能なパーカッションセクション

古典的なストンプボックスタイプのモデル化された効果が含まれています
FXの順序を変更するための単純なドラッグアンドドロップ

ヴィンテージライブサウンド用のギターアンプシミュレーター出力
カスタムクラシックスプリングリバーブを備えたコンボリューションリバーブ

同期–トレモロをホストコンピューターのテンポに合わせることができます
リピート同期–リピーターがホストコンピューターのテンポに一致することを可能

個別の音声チューニング
ToneDraw:添加剤/ウェーブドロースライダー

4極共振フィルターで選択可能な低音波形
アディティブシンセシスとウェーブドローイングモードを備えたユーザー波形

アッパーアタックとリリースエンベロープ
エクスプレッションペダル、モッドホイールまたは
アフタータッチによるトーン/ワウコントロール用の「ニーレバー」

ポリフォニックまたはパラフォニック操作
MIDIスプリット可能
メリット60年代のオールドな本物のオルガンサウンドが手に入る
デメリット好き嫌いが分かれる音色
使用アーティストピンク・フロイド 他 スライ&ザ・ファミリーストーン 他

知る人ぞ知る!とい割れているのがFarfisaオルガンです。

音に癖があり、好き嫌いが分かれるところではありますが、

その存在感はすさまじくオーディエンスの耳に光速で届いたあといつまでも頭の中でぐるぐると回り続ける中毒性の高い音色が特徴です。

Jun-6 V

画像
実機名/Arturia名Roland Juno-6/Jun-6 V
バージョン1.3.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴RolandJuno-6の次世代コンポーネントレベルモデル
最先端のアナログコーラス再生

真のアナログリアリズムのための3つの音声キャリブレーション状態
最大36ボイスのポリフォニーを備えた自走式位相発振器

ユニゾン&ポルタメント
アナログピッチ動作の音声デチューン制御

アルペジエーター
カスタマイズ可能なコードモード

パフォーマンスが最適化されたコントロール
(ベンダー、Mod、および割り当て可能なキーボードパラメーター)

モジュレーション機能を強化するための追加のLFOとエンベロープ
モジュラー可能なディレイとリバーブを内蔵

高度な明るさ、音色、時間と動きのマクロコントロール
組み込みのチュートリアル

180のプリセット
メリットシンプルで覚えやすい音作りパラメーター
ウォームなパッドやベースが得意
デメリットモジュレーションを多様した音作りは苦手
使用アーティストMadonna A-Ha Enya
Duran Duran The Cure、Sean Lennon、Faithless、Astral Projection、Vince
Clarke、Men At Work、Flock of Seagulls、Eurythmics、Mr. Fingers Niels
Frahm等々

シンプルながらに繊細な音作りが可能なのがJun-6 Vです。実機のDCOサウンドを高い精度でエミュレーションしているので、俗に言う「ウォームなパッド」は得意とするところです。

例えばSerumを始め多くのソフトシンセでも似たような音色は作ることは可能です。(それだけJun-6 Vがシンプルであるということですが)しかし、似たような音色であっても、ソフトシンセを変えることでミックス時に奥行き等が現れます。

プロが似たような音色であってもソフトシンセを一つ一つ切り替えるのはこういうところにあります。

Jup-8 V4

画像
実機名/Arturia名Roland Jupiter-8/Jup-8 V
バージョン4.3.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴RolandJupiter-8の次世代コンポーネントレベルモデル
ユニークなサウンドキャラクターのための
4つのカスタマイズ可能な音声分散モード

最大16ボイスのポリフォニーを備えた
自走式位相発振器VCOクロスモジュレーション
AssignaleVCO同期

クラシックおよびモノユニゾンモード
アルペジエーター
追加の変調機能

2つの複雑なLFO
モジュレーションミキサー
ダブルノートとモジュレーションシーケンサー
割り当て可能な、ベロシティ、アフタータッチ、

Modwheel、キーボードトラッキングを
備えた高度なキーボード表現力

3つの出力エフェクトスロット

高度な明るさ、音色、時間と動きのマクロコントロール
組み込みのチュートリアル
+300ファクトリープリセット
メリット 世界が認める日本のアナログシンセの最高峰を完全再現
操作しやすいパネルと使いやすいプリセットサウンド
ピッチモジュレーションによる癖のあるサウンド作れる
デメリット特になし
使用アーティストTangerine Dream、Underworld、Jean
MichelJarre、Depeche Mode、Prince、
Gary Wright、Adrian Lee、Heaven 17、
Kitaro、Elvis
Costello、Tears for Fears、
Huey Lewis and the News、Journey、
Moog Cookbook、Yes、Devo、
Freddy Fresh、Simple Minds、Jan Hammer、BT

定価98万に対して中古市場でもプレミアがついて現在1,738,000円の値段がついています。

Jup-8 V3の魅力はピッチモジュレーションによるアクの強いサウンドです。どんなパッドの中にいようと一瞬手で音の輪郭を掴み取ることができる素晴らしい機能です。

その他にもパッドやリード、アルペジエーターすべての音色が優等生なのでレイヤーからメインまで幅広く使うことができます。

KORG MS-20 V

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実機名/Arturia名Korg MS-20/Korg MS-20 V
バージョン2.1.0(2022-05-14)
マニュアル日本語(KORG実機のマニュアル)
特徴DAW(Live、FL Studio、Logicなど)で再生できる仮想楽器、
またはMIDIキーボードを使用してスタンドアロンで再生できる仮想楽器。

KORGと提携して設計されたオリジナル
MS-20のソフトウェアエミュレーション

ノイズ、PWM、リング変調、ハード同期、
および周波数変調を備えたデュアルVCO

KORGIC-35およびOTAチップをモデルにした
ハイパスおよびローパスフィルター

モーフィング波形を備えた
モジュレーションジェネレーターLFO

ループ/スナッピーモードを備えた
デュアルエンベロープジェネレーター

エンベロープフォロワと
サイドチェーンを備えた外部信号プロセッサモジュール

セミモジュラー信号のカスタマイズ用のパッチベイ

KORGSQ-10をベースにした内蔵3チャンネル12ステップシーケンサー

4スロットにまたがる16FX、直列または並列に構成可能

ユニゾンモードで拡張された6ボイスポリフォニー

MTS-ESPマイクロチューニングの互換性

MPEの互換性
メリットルーティングによるフレキシブルな音作り
デメリット音作りには多少慣れが必要
使用アーティストAphex Twin
Astral Projection
BOOM BOOM SATELLITES
Daft Punk
JIMMY EDGAR
Luke Vibert
Theo Parrish
電気グルーヴ

V Collection9の目玉の1つがKORGのMS-20のエミュレーションです。MS-20 VのGUIも素晴らしく見ているだけでテンションが上がります。音の方も良い意味でざらついた音がトラックの中で存在感があります。

リングモジュレーションなリードから深みのあるパッドまでどの音も即戦力なものばかりです。テクノするならまずはMS-20 Vを抑えておきたいところです!

Matrix-12 V2

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実機名/Arturia名Oberheim Matrix 12/Matrix-12 V
バージョン2.1.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴それぞれが三角形、鋸歯状、
およびPWMを備えた可変幅パルス波を提供する2つの発振器。
発振器2はホワイトノイズジェネレータとしても機能
オシレーター1またはフィルターは周波数変調可能
15のモードを備えたシングルフィルター:

4つのローパス、3つのハイパス、2つのバンドパスモード、
ノッチと位相シフト、および4つの追加の「コンボ」フィルターモード。
27のソースと47のデスティネーションを備えた

超強力なモジュレーションマトリックス。
ソースには、5つのエンベロープ、5つのLFO、
4つのランプ、3つのトラックジェネレーター、
Velocity、Pressure、Keyboardfollow

6つのスタジオグレードのエフェクトが
利用可能な2つのインサートエフェクトスロット。

元の楽器のようなポリフォニーの12の声
マルチティンバー
スタンドアロン、VST、VST3、AU、AAXで動作
メリットモジュレーションルーティングによる有機的なサウンド
デメリットモジュレーションマトリクスが少しわかりにくい
使用アーティストStyx – The Grand Illusion
Rush – Moving PIctures
The Police – Synchronicity
Prince – 1999
Queen – The Game
Jean Michel Jarre – Magnetic Fields
Bruce Hornsby & The Range – The Way It Is
Madonna – Madonna
Tangerine Dream – Exit
Van Halen – 1984

世界の商業音楽に愛されたと言っても過言ではないのがMatrix-12です。

使用アーティストを見るとその豪華さに驚くと思います。

分厚いサウンドはブラスやパッドで使われています。またMatrix-12と言えばフィルターというほどフィルターが音作りの要になってます。

Matrix-12 Vは実機のMatrix-12を忠実に再現しながらも音作りの幅は実機を超えるレベルになっています。メインパネル上でのオシレーターやフィルター、エンベロープだけでもMatrix-12のサウンドは堪能できますが、やはりこだわろうと思うとモジュレーションマトリクスを使った方がいいです。

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Mellotron V

実機名/Arturia名Mellotron/Mellotron V
バージョン1.6.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴MKI / MKII / M300/M400
メロトロンの65個のオリジナルテープラック

ユーザーサンプルのインポート:
任意のサンプルでメロトロンサウンドを活用

サンプルを選択またはブレンドするための3つのトラック

モデリングパラメータと変調:フラッター、
テープ飽和、メカニックノイズ、ノイズフロア、
ボリュームの速度、フラッターのアフタータッチ

各サンプルの振幅エンベロープとループコントロール

ユーザーサンプルのタイムストレッチ

専用エフェクトペダルボード
10種類のエフェクトを選択できる4つのスロット
1つのアンプシミュレーター(フェンダーツインまたはレスリー)
1部屋の雰囲気
7つの波形を持つLFO
1ノイズジェネレータ
1 VCA
1ミキサー
1つの外部オーディオ入力と1つの外部オシレーター
およびフィルターモジュレーション入力

61のプリセット
メリット代替がきかないリアルなメロトロンサウンドを使える
デメリット特になし
使用アーティストビートルズ 他

数多くのデベロッパーがメロトロンサウンドを再現した音源を提供していますが、Mellotron Vはただのサウンド再現には満足せずに、実機の挙動レベルまで再現できる究極のメロトロン音源です。

なぜそんなことができるのか?それは「フラッター、テープ飽和、メカニックノイズ、ノイズフロア、ボリュームの速度、フラッターのアフタータッチ」これらのテープサウンドの要となるパラメーターを調整できるからです。

「あと少しだけ揺れていたらもっとかっこいいのに」「このメカニックノイズ邪魔だな」とこんな気持でメロトロンサウンドを聴いたことがある人は多いですが、それらを完全にカスタマイズできるのがMellotron Vの魅力です。

当然誰もが思ったことがある究極の願い「自分の好みの音色をメロトロンに入れてみたらどんな音になるのだろう」ということ、その夢を叶えてくれるのもMellotron Vです。

Mellotron Vでは好みのオーディオファイルをインポートできるのでよくあるフルート、ストリングス、のメロトロンサウンドに飽きてもどんどん自分だけのライブラリを拡張できます。

Mini V3

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実機名/Arturia名Minimoog/Mini V
バージョン3.10(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴オリジナルのMiniVのすべてのパラメーター:
5つの波形を持つ3つの電圧制御発振器
1つの驚くべき24dB/オクターブフィルター
2つのADSRエンベロープ
7つの波形を持つLFO
1ノイズジェネレータ
1 VCA
1ミキサー
1つの外部オーディオ入力と1つの外部オシレーターおよびフィルターモジュレーション入力
最大8つの接続(15の送信元と35の宛先)を備えた変調マトリックス

アルペジエーター
ボーカルフィルター:独自のLFOを備えた完全に自動化可能なフォルマントベースのエフェクト

最大32ボイスのポリフォニー
ユニゾンモードオプション
一流のサウンドデザイナーの国際チームによって作成された450以上のプリセット

ステレオエフェクト:コーラスとディレイ
ソフトクリッピング機能

高度な自動化モード
メリット音作りに迷わない。すぐに肉厚なアナログサウンドが得られる
デメリットバージョンによって音色が変わってきている
使用アーティスト世界中の著名なミュージシャン

説明するのが野暮すぎる究極のシンセサイザーMiniMoogを再現したものです。太さと鋭さを備えた音は曲の中で圧倒的な存在感を出します。

本来実機はモノフォニー(単音)ですがMini V3は最高で32ポリフォニーまで拡張できます。

そしてそれらをユニゾンモードで使用するととんでもないシンセリードが誕生し、ひ弱なシンセリードを駆逐します。

バージョンが上がるに連れて音色の傾向が異なり「V2の方がよかった」という人もいますがV3はV3の良さがあるので新しく購入して使うことに何ら問題はありません。

Modular V

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実機名/Arturia名Moog IIIc/Modular V
バージョン3.10(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴オリジナルのモジュラーシンセのすべてのパラメーター:
9オシレーター
2つのLFO
3つのフィルタースロット
1ノイズジェネレータ
6枚の封筒
2つのVCA

変調入力を備えた16個の補助VCA
24ステップシーケンサー

1つのフィルターバンク(14の帯域幅が利用可能)
ステレオディレイとコーラス
12段フェイザーとリングモジュレーター

伝説的な24dB/オクターブローパスフィルターの非常に正確な再現
TAE®エンジンによる優れたオーディオ品質

プロのサウンドデザイナーによって作成された500以上のプリセット
モノラル/ポリフォニック(楽器ごとに最大64ボイス)
ソフトクリッピング機能
メリット太いパッドやベース、リードを曲に使える
デメリット音作りには多少の慣れが求められる
使用アーティスト冨田勲 松武秀樹

またArturiaの製品の中でもっともハイレゾに近い周波数まで高域が伸びるのも特徴です。Mini V3よりより太く。より鋭く、そしてはやりのパッチングシステムを堪能したい人におすすめです。

OP-Xa V

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実機名/Arturia名Oberheim OB-Xa/OP-Xa V
バージョン1.4.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴オシレーター、フィルター、LFOパラメーターに
左右のオフセットがあるステレオスプレッド
変調行列

アルペジエーター
簡単なモジュレーションのためのLFOの柔軟性の向上

最大16の音声ポリフォニー
革新的な音声離調

オンボードエフェクト:
ディレイ、コーラス、リバーブ、フェイザー、
フランジャー、コンプレッサー、オーバードライブ、
マルチモードフィルター、ビットクラッシャー

オシレーターの連続X-Mod変調(クロス変調)
豊かな音源のためのフィルターセクションでの
オシレーター(1、2、およびノイズ)ミックス

4 Function Generators

洗練されたデザイン

ジュアルブラウザによるシームレスなプリセット選択
400以上のプリセット

個別の音声パン

拡張パネルには、Mod Matrix、4 Function Generators、
およびそれぞれ9つのエフェクトを備えた3つのバスが含まれています。
MTS-ESPODDSOUNDマイクロチューニングの互換性

MPEの互換性
メリット分厚くオケに埋もれないシンセサウンド
デメリット音作りには多少の慣れが求められる
使用アーティストヴァン・ヘイレン

ヴァン・ヘイレンのJumpでおなじみすぎるほどの世界レベルの大定番シンセです。テクノロジーが進んだ今でもこの個体が持つ音の粗さや太さは再現できないほどの存在感ですが、その中でもOP-Xaはかなりの精度で再現しています。

Piano V3

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実機名/Arturia名Arturiaオリジナル音源
バージョン3.0.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴DAW(Live、FL Studio、Logicなど)で再生できる仮想楽器、
またはMIDIキーボードを使用してスタンドアロンで再生できる仮想楽器。

高度な物理モデリングエンジン(サンプルは必要ありません)

から選択する12の異なるピアノモデル
アメリカングランド
ジャーマングランド
ポップグランド
ジャズアップライト
ピアノバーアップライト
ポップアップライト
クラシックアップライト
グラスグランド
メタルグランド
ジャパニーズグランド
引き抜かれたグランド
タックアップライト

サウンドをすばやく調整するための4つの柔軟なマクロコントロール

カスタマイズ可能な力学とダイナミクス
ハンマーアクション
文字列の年齢
ユニゾン離調
ストレッチチューニング
ダイナミックレンジ
ふたの位置
サウンドボード、シンパシー、デュプレックスレゾナンス

キーボードアクションに合わせたベロシティカーブエディター
複数のマイク位置
メリット手軽で使いやすい クリスタルピアノがオススメ
デメリット高域のモデリングが少し甘い

中域がとても使いやすいモデリングピアノです。ソロよりは曲の伴奏に使う方が適しています。ベロシティを最大にしたときの弦の共鳴の仕方がまだシンセっぽい雰囲気になります。

生の代用品として使うにはまだ難しいと思います。モデリングエンジンによって作られたプラックピアノやクリスタルピアノなどは楽曲の中でも使いやいサウンドなので、割り切った使い方をするのがよいように思います。

追記、2022/05/14

V3になっていままでにあったピエゾ感のある音色がだいぶ生々しくなりました。モデリングピアノといえばPianoteqですが、ArturiaのPiano V3もかなりクオリティが上がってきているので今後は活躍の場が広がると思います。

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Prophet-5 V5

実機名/Arturia名Prophet-5(バージョン4まではProphet V)
バージョン1.0.0(2022-05-14)
マニュアル日本語(バージョン3.0のみ)
特徴DAW(Live、FL Studio、Logicなど)で再生できる仮想楽器、
またはMIDIキーボードを使用してスタンドアロンで再生できる仮想楽器。

5つの波形、ノイズジェネレータ、
およびハード同期を備えた2つのモデル化されたSSM VCO

独自のPoly-Mod機能
ユニゾンデチューン

クイックデスティネーションコントロールを備えた3字型LFO
モデル化されたDaveRossumが設計したSSM2040ローパスフィルター

ホールドモードの5パターンアルペジエーター
エミュレートされたアナログ音声分散

追加の6波形LFOと関数発生器
4つのキーボードモジュレーションソース

コードモード
直列または並列に構成可能な、3つのスロットにまたがる16の組み込みFX

MPEの互換性
MTS-ESPマイクロチューニングの互換性
メリットシンセウェイブから現代のダンス・ミュージックまで使える音色
デメリットサスティンペダルの設定に癖がある
使用アーティスト坂本龍一、他

最近では実機のProphet5が再販されることになり注目をあつめています。ArturiaのProphet V3は完成したProphetモデリングシンセです。そしてただの完成にとどまらずProphetVSやProphet5+Vsのハイブリッド型シンセエンジンを搭載したある意味で次世代のProphetです。

シンクリードからウォームなパッドまで使える万能なサウンドのクオリティの高さはProphet5の再販を見れば明らかです。

触って気になったのは、サスティンペダルを使うとき、RELEASEを全開にしてからRELEASEボタンをチェックしないと働きません。なぜこのような使用になっているのかわかりませんが、使うときには注意が必要です。

追記2022-05-14

今回のVCollection9のある意味目玉と言ってもよいのがこのProphet-5 Vのアップデートです。いままでロゴがArturiaだったのがProphet-5になりました。これは想像するにメーカーからのライセンスがクリアになったものだと思います。

(過去にはminimoogがMini-Vになるなどのこともありました)

音質及び各種パラメーターの挙動がV2とはまったく異なるため、音源を置き換えるとかなり音色が変わってしまうので注意が必要です。

その部分もあってか、Arturiaは今回バージョン2から3に変わったいくつかのシンセは共存できるようになっています。

Prophet-VS V

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実機名/Arturia名Prophet-VS (バージョン4まではProphet V)
バージョン1.1.0(2022-05-14)
マニュアル日本語(バージョン3.0のみ)
特徴DAW(Live、FL Studio、Logicなど)で再生できる仮想楽器、
またはMIDIキーボードを使用してスタンドアロンで再生できる仮想楽器。

450以上のシングルサイクル波形から選択できる
4つのオシレーターとユーザー波形

ハンズフリー波形モーフィングのためのミキサーエンベロープ機能を備えた
独自のジョイスティックベースのオシレーターブレンディング

エミュレートされたCurtis33794極ローパスラダーフィルターとVCA

2×6字型LFO

本物の5ステージループエンベロープに加えて、
DADSRとMSEG、クイックルックと高度なコントロール

コントロールが追加された本物のランダム機能

パンスプレッドとグライドおよび
ユニゾンコントロールを使用したボイスごとのパン

内蔵のモデル化されたBBDコーラス回路

ゲート、ノートリピート、オクターブコントロールを備えた
6パターンのアルペジエーター

Modマトリックス

3 x Function Generators
16FXを備えた3xFXスロットから選択

MTS-ESPマイクロチューニングの互換性

MPEの互換性
メリットジョイスティックで波形を連続的に変化させられる
デメリット特になし
使用アーティストブライアン・イーノ、トレント・レズナー、
アポロ440、デペッシュ・モード、ヴィンス・クラーク、
クラフトワーク、ヴァンゲリス、イレイジャー、
映画製作者/作曲家のジョン・カーペンター

Prophet-5 V3までは同じプラグインの中で切り替えて使う使用でしたがここにきてProphet-VSを独立させてきました。

音の特徴はモーフィングによる連続的な変化です。Prophet-5 Vと比べると少しだけひんやりした音色が特徴的です。

プラック的な音も多いのでEDM系にもマッチングします。

SEM V

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実機名/Arturia名Oberheim SEM/SEM V
バージョン2.10(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴・オリジナルのOBERHEIM SEMが搭載するすべてのパラメーターを装備。
2基のオシレーター(各ノコギリ波、PWM波搭載)、LFO、
12dB/octマルチモードフィルター(ローパス、バンドパス、ノッチ)、
2基のADSエンベロープ
・ソフトウェアシンセSEM Vならではの追加機能
新しいLFO、ノイズジェネレーター、サブオシレーター、アルペジエイター、
ポルタメント、エフェクト(ディストーション、コーラス、ディレイ)
・ポリフォニックモードと8ボイスマルチティンバーモード
・新開発された、8ボイスプログラマーモジュール
・新開発された、進化形キーボードフォローモジュール
・新開発された、モジュレーションマトリクスモジュール
・正式に”OBERHEIM”ブランドの使用を認可されたサウンドクォリティー
・スタンドアロンをはじめ、様々なプラグインフォーマットに対応
メリット明るく張りのある、オーバーハイム・サウンドを得られる
デメリット特になし
使用アーティストヤン・ハマー ジョー・ザビヌル 矢野顕子 他

コンパクトな拡張モジュール方式ながら図太く荒い音が特徴のSEMサウンドは、多くの作曲家を虜にしました。そのサウンドをArturiaは再現したうえで独自機能をつけてブラッシュアップしています。

近年のパソコンのスペックでは同時発音数を増やすのはそれほど難しいことではないのですが、増やしたことで変わるサウンドにも影響が出ます。

その挙動レベルまで再現しているのがさすがArturiaといったところです。

古いシンセサイザーを再現しているからといって近年のEDMで使えないということはまったくありません。そもそも今のシンセサイザーサウンドのほとんどはこの時代のサウンドをブラッシュアップしてできているからです。

Solina V

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実機名/Arturia名Solina/Solina V
バージョン2.1.0(2022/05/14)
マニュアル日本語
特徴ARP /EminentSolinaストリングアンサンブルの
元のパラメーターすべてを再現

オリジナルの1978年のボブ・モーグの
ポリシンスをモデルにしたVoxHumanaサウンド

クラシックなパラフォニック操作と
選択可能なポリフォニックモード
1978年ボブ・モーグのアッパーセクションの
ポリシンセレゾネーターセクション

低音セクションのオクターブあたり
24dBの共振フィルター

低音部のアルペジエーター

ビブラート、トレモロ、
フィルターモジュレーション用のLFO

アフタータッチと
ベロシティレベルのコントロール

ソリーナMK1および
MK2アンサンブルモード

3モードステレオコーラス

ステレオデュアルフェイザー

アナログディレイ

デジタル同期遅延

モデル化された24の
リバーブを備えたコンボリューションリバーブ

150のプリセット
メリット究極のアナログパッド(ストリングス)が使える
デメリットできれば全体にフィルターがほしかった
使用アーティストJPOPのアイドル作家に多用される

アナログストリングスの代名詞ともいえるシンセSolina は普通に聴く限りそこにリアリティはありません。しかし、レイヤーして使うとそのふくよかなサウンドに多くの人が心奪われます。

近年では、アイドルソングのアレンジの一つとしてSolinaをうっすらと使うことで広がりのある世界観を演出できるため隠し味として使われることが多いソフトシンセです。

SQ80 V

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実機名/Arturia名Ensoniq SQ-80/SQ 80 V
バージョン1.3.0(2022/05/14)
マニュアル日本語
特徴オリジナルのDOCチップをベースにした
3つのデジタルオシレーター

4つの固有のバンクにわたる400を超える波形
振幅変調とハードシンク

4つのアナログDCA; 
オシレーターごとに1つ、マスター出力1つ

オリジナルのCEMチップをベースにした
アナログ共振ローパスフィルター

3つのモードを備えた
4つのポリフォニックエンベロープジェネレータ。
SQ80、DADSR、MSEG

6つの波形を持つ3つのLFO
8つのMIDIソース

2つのモジュレーションソースを組み合わせるための
モジュレーションミキサー

内蔵の7モードアルペジエーター
ユニゾンモードで最大16ボイスのポリフォニー

直列または並列に構成可能な
2つのバスにまたがる4つのFXスロット
15種類のマスターエフェクト

高度な明るさ、音色、時間と動きのマクロコントロール
オリジナルのSQ-80インスツルメントからの
40を含む200以上のファクトリープリセット

MPEの互換性
メリットフェイズディストーション & トランスウェーブシンセシス機能による
複雑かつユニークな音作り
デメリットアナログシンセと比べるとデジタルシンセ特有の複雑さが見られる
使用アーティストAdamski

金属的でローファイな響きは今きくととても新鮮に感じます。音色的な傾向としては80〜90年代を感じさせるものがあります。

リードからベースは得意とするところで太さと鋭さを両立していますが、個人的に好きなのはDirty Drummerというドラムの音色で近年では中々聞くことができないローファイでインダストリアル感あふれるドラムサウンドを聞くことができます。

Stage-73 V

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実機名/Arturia名Rhodes/Stage-73 V
バージョン2.3.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴物理モデリングエンジン(サンプルなし)

ステージモデルとスーツケースモデル

ステージモデルの特徴
FenderRhodes™ステージ731973以前(トーン)
FenderRhodes™ステージ731974以降(バスブースト)

スーツケースモデルの特徴:
低音と高音のEQモデル
速度と強度のコントロールを備えたステレオビブラート
スーツケースアンプのモデル化されたプリアンプ

可能な発声の範囲を反映して
選択するさまざまなEPプロファイル。

専用エフェクトペダルボード:
13の異なる効果の選択を備えた4つのスロット
1つのアンプシミュレーター
(フェンダーツインまたはレスリー)
1部屋の雰囲気

モデル自体を編集するための詳細モード:
ベロシティカーブエディタ
モデルの選択
チューニング
ハンマー硬度
出力選択
ピックアップ距離
ピックアップアライメント
ダンパー持続時間
ノイズゲート
ピックアップノイズ
タインノイズ
ダンパーノイズ
ダイナミクス
トーンバー共振

50以上のプリセット
メリットリアルで使いやすい王道のエレピサウンドをカスタマイズ可能
デメリット特になし
使用アーティストハービー・ハンコック チェックコリア 向谷実 他

Rhodes Pianoは丸みのある音とコロンとしたベルサウンド的な音の輪郭が特徴のエレピです。モデリングでは比較的再現しやすい音色なのでArturiaでは力を入れてそのRhodes Pianoサウンドを再現しています。

また、再現するだけではなく、モデリング技術をつかってのカスタマイズも可能で、「あっとちょっと欲しい」感を見事に叶えてくれます。

カスタマイズと同様に充実したストンプボックスがよりRhodes Pianoをリアルで使い勝手がよいサウンドにしてくれます。

エレピを使うときに注意したいのはボイシングです。普通にドミソと弾くのではなくド ソ ミ(オクターブ上)のようなボイシングにすることでよりエレピらしさが強調できます。

Synclavier V

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実機名/Arturia名Synclavier/Synclavier V
バージョン2.1.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴MIDIキーボードで演奏できるソフトウェアシンセサイザー

450のプリセットサウンド

元のプログラマー+元のコード=元のSynclavier合成エンジン

強力なFM(周波数変調)シンセシス

完全な付加的合成:
動的加法合成用のタイムスライスエンジン
キャリア波形と変調器波形の両方の加法波

パーシャルの数を12に拡張しました(元の数は4でした)
可変ビット深度(元のビットはわずか8ビットでした)

高品質の出力効果

アルゴリズムリバーブ

オリジナルのSynclavierライブラリからの50のプリセット
VST、VST3、AU、AAX、およびスタンドアロン操作

NativeInstrumentsNKSフォーマットのサポート
メリット1億円のシンセサウンドが手に入る!
デメリットパラメーターの意味を理解するのに時間がかかる
使用アーティストマイケル・ジャクソン 小室哲哉 松任谷正隆 他

90年代を代表するプロデューサー小室哲哉が有名にしたシンセサイザーと言っても過言ではないです。そのお値段なんと1億円(機能とバージョンによって値段は変わります)

基本的にはFM音源に似た倍音加算音源ですが、サンプリング機能も搭載した総合ワークステーションです。

誰もが思った「シンクラヴィアで音作りしたらどんな音なの?」この夢を叶えてくれた音源。高機能故に使いこなせる人は限られているが、1億円のシンセサイザーを堪能できる素晴らしい音源

Synclavier Vにもサンプリング機能は搭載されているので好みのサウンドをインポート可能です。

Vocoder V

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実機名/Arturia名Moog 16 Channel Vocoder/Vocoder V
バージョン1.3.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴16チャンネルボコーダーバーチャルアナログモデリング

統合シンセセクション:
FM付きデュアルオシレータ
ウェーブシェーピング機能
ハード同期および固定周波数オプション
コードとグライドの機能
ステレオエンハンスメント「アンサンブル」機能

ピッチトラッキング機能を備えた外部音声入力

統合されたサンプルプレーヤーエンジン:
最大12サンプルを再生するための
サイクルおよびキーボード再生モード
700以上の工場サンプルが含まれています
バーのループをDAWbpmに同期するタイムストレッチ

パッチベイから再ルーティングするボコーダーバンド

高度なモジュレーション機能
(エンベロープフォロワー、LFO、コントロールの割り当て)

11種類の統合エフェクト
リバーブフェイザー、フランジャー
、コーラス、オーバードライブ、ディレイ、…)

高度な明るさ、音色、時間と動きのマクロコントロール

250以上の工場プリセット
メリット解像度が高いアナログボコーダーサウンド
デメリット
使用アーティストKraftwerk,
Jean Michel Jarre, Neil Young,
Phil Collins, Herbie Hancock,
Daft Punk, Michael Jackson, Coldplay, Red
Hot Chili Peppers

アナログボコーダーの中でもトップクラスの解像度を誇る Moogボコーダーを再現。プリセットにはボイスにボコーダーを通した多くのサウンドがありそれを再生するだけでも気分は上がりますが、もちろんオーディオファイルにも対応しているので自分の声に最高のmoogボコーダーの音を加えることが可能です。

本来このタイプのエフェクトプラグインはMIDI制御エフェクトモードで使うのが一般的ですが、Vocoder Vはインストゥルメントプラグインとして立ち上げ、上部にあるVoiceボタンをクリックして、サイドチェインでかけたいトラックを認識するだけで可能です。

Vox Continental V2

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実機名/Arturia名Vox Continental 300/Vox Continental V
バージョン2.10(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴デュアル手動VOX300エミュレーション

ジェニングスJ70音声エンジンモード

クラシックな赤/オレンジのVOXスキン
またはUKVOX/Jenningsの灰色のスキン

アッパーマニュアル、ロワーマニュアル、
ベースペダルセクション

完全なMIDIマッピング

複数の出力エフェクトプロセッサー

マニュアルごとにMIDIスプリット
または独立したチャンネルをサポート

ArturiaKeylabMIDIコントローラーキーボードとの緊密な統合

VST、VST3、AU、AAXおよびスタンドアロンバージョン。

拡張モード:
各倍音のドローバーの完全な補完を追加します
各セクションに新しい波形ドローバーを追加します
ビブラート、トレモロ、
リバーブ、オーバードライブ、その他のエフェクト
Leslie™とギターアンプシミュレーターの出力
短い減衰時間と
長い減衰時間の拡張されたパーカッションセクション

OPENモード:
実際のVOXのように各ピッチを個別にチューニング
キーコンタクトのタイミングを増減します
(古いキーコンタクトをシミュレートします)
VOX300回路エミュレーションと
更新されたJenningsJ70エンジンを切り替えます。
古いVOX/Jenningsが持っている
バックグラウンドノイズブリードを増減します。
メリット60年代のオルガンサウンドをカスタマイズできる
デメリット若干ノイズが気になる。
使用アーティストThe Animals The Beatles 他

レトロでメランコリックなオルガンサウンドを提供してくれるVOX Continental300は癖が強いので使い方のセンスが問われるかもしれません。しかしハマれば、サウンドが得られるイニシアチブをももにできるので挑戦しがいがあるオルガン音源です。

普通にプリセットを選ぶだけでもクオリティの高いサウンドを提供してくれますが、カスタマイズモードでは

各倍音のドローバーのピッチ調整などが可能でよりピンポイントな音作りが可能です。またクラシックタイプのリバーブはスプリングリバーブはコンボリューションタイプなので非常にリアルになおかつVOX Continental300に最適化されています。

Farfisa Vと似た癖のあるオルガンサウンドですが、マルチ音源等に収録されていることは少なくあってもクオリティが低く使い勝手が悪いので、

Farfisa VとVox Continental V2は強い戦力になること間違いなしです。

Wurli V2

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実機名/Arturia名Wurlitzer/Wurli V
バージョン2.1.0(2022-05-14)
マニュアル日本語
特徴クラシックなWurlitzer200A
エレクトリックピアノの物理モデリング

サウンドデザインを詳細に制御できる高度なパラメータ

11の古典的なストンプボックスタイプのモデル化

ヴィンテージライブサウンド用の
4つのギターチューブアンプと1つのロータリースピーカーモデリング

ペダル、エフェクト、サウンドエンジンパラメーターの広範なMIDIマッピング
メリットリアルで使い勝手がよいWurlitzer200Aをカスタマイズ可能
デメリット特になし
使用アーティストカレン・カーペンター 他

Rhodes Pianoとともに二大エレピと称されるWurli V2はRhodes Pianoと比べると少し歪んだ印象を受けるかもしれません。しかしそのおかげでバンドの中ではしっかりと主張してくれます。

カーペンターズなどではボーカルのカレンの音とWurlitzerの音の相性の良さからよく使われていました。

たしかにRhodes Pianoと比べるとこちらの方が少しハスキーな感じがします。

Rhodes Pianoと同じくボイシングが肝になります。ちょっと乱暴かもしれませんが、広がりを出したいならオープンボイシング、パワー感が欲しい場合はクローズボイシングというイメージです。

ただ、他のコード楽器とのバランスがとれているかしっかりとチェックしましょう。

Arturia V Collection 9の価格

PluginBoutiqueArturia公式サイト楽天Amazon
¥85,133→¥70,922$499.00(2022-05-15 ¥64,503)¥49,800¥49,800

為替の影響で海外サイトで購入すると時期によって価格が異なります。

今のところ国内の代理店で購入すると20,000円近く安くなっています。

PluginBoutiqueでは今月のプレゼントプラグインとしてDUO & 2 Months of Auto-Tune Unlimited FREEがもらえます。ピッチ修正とケロボイスで同じにAuto Tuneを作ったAntares のダブラープラグインです。

他の総合音源との比較

価格
Arturia V Collection 9画像$599(¥77,201)
IK Multimedia Syntronik 2 MAX画像€299.99(¥40,195)
UVI Vintage Vault 4画像¥72,000
Native Instruments
KOMPLETE 13 ULTIMATE Collector’s Edition
画像¥186,200
HALion6画像¥37,158
reFX NEXUS2画像¥35,488〜654,588
SPECTRASONICS Omnisphere 2画像¥39,578
価格は為替によって変動します。

総合音源といってもピアノやギター、ベースなどの生楽器を揃えているものからArturia V Collection 9のようにシンセサイザーオンリーモノまであります。V Collection 9と比較する場合近いのはUVIのUVI Vintage Vault 4です。UVI Vintage Vault 4はモデリングではなくサンプリングという違いと搭載している音源の数が違います。

数の面で言えばUVI Vintage Vault 4の方がお得感がありますが、細かい音作りができにくいものもあるので、音作りにこだわりたいのであれば、V Collection 9の方が融通が聞きます。

まとめ

まとめるとArturia V Collection 9は以下のような音源です。

  • 32のインストからなるArturiaの総合音源
  • 一つ一つの音源のクオリティは高い
  • 使い方が難しい音源もある
  • 負荷の高さは音源によって違う
  • モデリング音源が多いのでストレージ容量を圧迫しない

「Arturiaのmoogは全然リアルじゃないよ」「もっといいのがあるよ」確かにそうかもしれません。ですが大切なのは「使ってみたい」と思わしてくれる音源としての雰囲気です。

リアルかどうかより「これを使えばかっこいい曲が作れるのか?」という問いをもって音源を探すのが重要です。

そのためにはその音源の得意不得意をしって自分が今何をしたいかを明確にすることが大切です。

私はArturia V Collection 3からのユーザーですが毎回新しい発見があり、使えば使うほど自分の音楽にも強い影響を与えてくれている気がします。

本気で向かってくる人に本気で答えてくれるそれがArturia V Collection 9の最大の魅力です。

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