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BiasFX2のGuitar match機能とVariaxモデリングを比較してみた

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持っているギターはレスポール(ハムバッカー)でもストラトもほしいなー。でもそんなお金はないし、ハムバッカーをストラトっぽく聞かせられるプラグインってないのかな?

という人にうってつけなのが、BiasFX2のGUITAR MATCHです。

これを使うと、レスポールがストラトになりますし、その反対も可能です。

でどれくらい自分のギターを他のタイプのギターに似せられるか気になりますよね?そして「Line6のモデリングギターVariaxとの差はどれくらいなのか?」をサウンドデモを交えながら両者の違いについて書いてみました。

UG
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BiasFX2 GUITAR MATCH機能とは

改めて、GUITAR MATCHを説明すると、手元のギターを(LPやStartなど)BiasFX2の中で解析して他のギターにできる機能です。詳しい技術はわかりませんが、おそらく精度の高いMATCEQか何かをベースにしていると思われます。

GUITAR MATCH機能(エミュレーションしているギターの種類)はBiasFX2のバージョンによってその種類が違います。

Standard Guitar Match – Standard 機能(2 ギターまで)

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Professional Guitar Match – Professional 機能 (6 ギターまで)

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Elite Guitar Match – Elite 機能 (18 ギターまで)

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LINE6のモデリング技術について

Line6のモデリングギターVariaxは2002年に作られたモデリングギターです。その後700、300、600とと開発が進み、アコギ専用のVariax Acousticやベースモデリング専用のVariax BASSが作られました、

INE6も似たようなBiasFX2と似たような技術だと思っていましたが、少し違うようです。

他の楽器のサウンドを模倣しようとしている訳ではなく、実は、元になるビンテージ楽器のサウンドと、Variaxギターそのもののサウンドの差の補正を行っているのです。

Variaxの技術で異なる楽器を正確に再現するプロセスは非常に複雑で、それぞれのボディ本体、弦とそのタイプ、ピックアップ、各ピックアップ・タイプ特有のマグネティックピックアップのパターン、弦の消耗具合などによるサウンドと共鳴、そしてギターの実際の配線やポットのサウンドと特性をキャプチャーしているのです。

Variax サウンド再現の技術と魔法より引用 https://line6.jp/blog/4762/

Variaxのギターモデリングの種類は28種類、ユニークなのはアコースティックギターにバンジョーやエレキシタールをモデリングしている点です。

またVariaxは専用のソフトを使うことでギターのピックアップなどを含めた細かい部分までカスタマイズすることもできます。

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サウンド比較

今回は一例として、Startのモデリングで比較をしてみたいと思います。

使用するギターはStart Fender USAとVariax JTV-59 James Tyler Variax Tobaco Sunburstです。ちなみに私ギターは基本弾けませんが、ヘタなりに弾くのは好きなんで、お耳汚しの時間になるかもしれませんが、お付き合いいただければと思います。

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GUITAR MATCHの設定は Variaxにて行っています。その方法については

こちらの記事で詳しく触れていますので参考にしてみだくさい。

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BiasFXの設定はプリセットのGlassy CleanにDynaCompを挟んでいます。

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ではまず、ストラトの音から聞いてみます。ピックアップポジションはNECKで統一します。

粘り気があってこれぞストラト!という感じがするサウンドです

次にVariaxのノーマルのサウンドです、シンプルなハムバッカーなサウンドです。

次にVariaxのストラトモードです。

本家に比べると少しばかり軽い印象もありますが、明るくシャキッとしたストラトらしさを感じるサウンドです。

次に、BiasFX2のストラトです。今回はこちらのタイプから選びました。

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粘り気や少し曇ったトーンは明らかにBiasFx2の方が雰囲気が違いように感じます。

ここで素朴な疑問がわきました、「VariaxにてGUITAR MATCHしStratをサウンドを選択したものをStratに適用するとどうなるのか?」その結果はこのようなサウンドになりました。

からっとした乾いたサウンドが非常に気持よいです。もともとハムバッカータイプをシングルタイプにMATCHさせるために若干ハイをブーストする方向で動いたせいもあると思いますが嫌味ではない程度に強調されカッティング向きなサウンドになっているように思います。

おまけ

Variaxのアコースティックギターモデリングです。

BiasFXではアンプは繋がずにコンプとリバーブだけにしています。

まとめ

本当はもっと上手な人がやるべき検証記事とは思いますが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。改めて今後の記事のためにもBiasFX2のためにも練習に励みたいと思います。

BiasFX2のGUITARMATCH機能のクオリティは当然本物には劣るものの、サウンドのイメージはつかみやすいと思います。

使い方は人それぞれですが、今後増えるであろうGUITARMATCH機能に注目していきたいと思える技術でした。

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