どうもUGです。

先日の深夜の二時間DTMのお題で

「ビットクラッシャーを用いたもの」というものがりました。

ビットクラッシャーの使い方は

基本解像度を落とす(bitを下げる)ことで起きる音の劣化を

利用したエフェクトプラグインです。

 

今日は元祖ビットクラッシャーと言われた

ハードウェアKORGのDSM-1とプラグインのビットクラッシャーで有名な

Krushの聴き比べをしてみたいと思います。

果たしてどちらがより太く汚せるか?


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ビットクラッシャーの経緯

ビットクラッシャーがどういった経緯で

汚し系となったのかは昔のサンプラー事情が関係しています。

 

昔のサンプラーはとにかく高価でした。

なぜならメモリが今と比べるととんでもないくらいの価格だったからです。

ちなみに私が初めて買ったパソコン用のメモリは32MBで49,800円でした

ギガじゃないですよw

 

短い時間内でサンプリングするために、

ミュージシャンは試行錯誤をしながら使っていましたが、

メモリの価格もだんだんと安くなり、そのうちにパソコンで

作曲環境ができるようになり、

ハイファイハイレートで作業することが容易になり、

サンプラー自体の役目はあまり必要がなくなりつつありました。

しかし、

常に音に拘りをもつプロのミュージシャンは

音の存在感として汚れた音が注目するようになり、

ローファイなサンプラーをエフェクティブに使うようになりました。

それがビットクラッシャーの使い方の元祖でした。

KORG DSM-1

 

 

ヤフオクで手に入れたらボタンがやたらカラフルになってましたw

KORG DSM-1が出てきたのは1987年

今から31年前になります。

値段は348,000円

DSM-1の搭載メモリは1MBでした。

KORGのDSM-1のスペックは

16音ポリフォニック 16VCF

12bi 16khz〜48khz

最大で64秒ということですが、(ここは確認できていません)

16khz 16秒

24khz 11秒

32khz 8秒

48khz 5.5 秒

DSM−1以外にもサンプラーはたくさんありましたが、

通すだけで音が太くなるというエフェクティブな使い方ができたのは

DSM-1とASR-10Rというサンプラーだけと言われています。

 

(ASR10R)は汚し系とはまた違うものなのでここではDSM-1だけに

注目します。

DSM-1を汚し系として活躍したアルバム

私の記憶では1995年の坂本龍一のアルバム SMOOCHY の一曲目「美貌の青空」の

リズムをTOWA TEIが持っていたDSM-1に通したというのが有名な使われ方をした例だと

記憶しています。

(他にもあったら教えてください)

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VST(プラグイン)ビットクラッシャー

技術的には難しいことをしていないのでかなりの数の

ビットクラッシャーが存在していますが、

そのなかでフリーでありながら高音質なビットクラッシャーKrushと

DSM-1を比較してみたいと思います。

DSM-1はモノラル使用なのですべてモノラルファイルにしてあります。

まずは何もかかっていないドラムのループです。

次がプラグインKrushで汚したもの

そしてDSM-1を通したもの

さすがDSM-1いかにも実機!という感じの音質です。

これが好きな人はいくらプラグインで似たような音を使っても

「何か違う!」となってしまうんです。

 

今回はわかりやすいようにかなりオーバー気味にDSM-1に突っ込んでいます。

なので音色によってはもっとわかりくい音質の変化した感じないこともあります。

 

プラグインのビットクラッシャーに慣れてしまうと

ハードの音は「あんまり変わらない」という印象を受けた人も多いかもしれません。

そもそも12bitという音は音質を劣化させるかさせないか

ギリギリの解像度だったりもします。

それ以下だとチップチューン系のような音になります。

 

DSM-1は通しただけでも太くなるという使い方はできますが、

きちんとサンプリングすればVCFを使うことが可能になるので、

拘る人はサンプリングして使っている人が多いです。

 

しかしながらKrushの音もかなりいい線言っていると個人的には思います。

正直実機よほどのこだわりがないかぎりをつなぎサンプラーに流し込みまたパソコンに録音する

という手間を考えてればプラグインで済ませてしまいたくなるかもしれませんね。

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追加記事

RX950も比較してほしいという話があったのでこちらも載せておきます。

RX950はビットクラッシャーというよりはAD/DAエミュレータという立ち位置です。

しかし実機は12bit機なので一応ビットクラッシャーの用途もイケるかな?と

思いました。

音の印象としては

DSM-1もKrushもビットクラッシャー特有の歪で頭の部分が結構潰れています。

しかし、RX950はインプットマックスにしても全然潰れずに

非常にキレイなトランジェントを保ったまま

音が太くなっています。

しかしRX950はビットクラッシャーの用途で使えるかというと

少し方向が違うかもしれません。でもRX950いい音です!

さいごに

ビットクラッシャー比較!DSM-1VsKrushどちが太く汚せるか?

いかがでしたか?

なかなかこういう実機とプラグインを比べるということは

少ないので参考になる人には参考になったと思いたいですw

 

しかし久々にDSM-1鳴らしてみましたが、

やはり実機の音はいいですね

独特の質感がたまりませんw