DTM初心者が「パクリ」と言われないための5つの作曲手順とコツ

DTMをする理由の一つは「〇〇のような曲を作りたい」という思いがあると思います。しかし、いざやってみると「これってパクリじゃない?」っていう結果になることありませんか?作曲の初心者にはありがちな話です。しかしそれをそのまま似するわけは行きませんよね。そこで

この記事では作曲 マニュアル的に使えるように

  • 「どうすればオリジナリティが出せるのか?」
  • 「どうすればそのアーティストをリスペクトした曲を作れるのか」

という2つの作曲の悩みについて解決する方法を具体的に書いています。この記事の通りにすればもう「その曲パクリやん!」なんて言われることはなくなります。

そしてより好きなアーティストに対しての感謝と尊敬そしてそこから得られる共感の素晴らしさを実感できます。

無意識にパクってしまう?

よくあるのが「気づかないうちにパクってました」という話ですが、なぜこんなことが起こってしまうのでしょうか?実は簡単です。何も考えずに作るからです。つまり目的がなく作曲すればかなりの確率でパクることになります。

なぜなら、私達は生まれていままでたくさんの音楽の影響を受けて生活してきました。無意識レベルには膨大な音楽ストックが存在しているわけです。何も考えずに作り始めると当然頭の中の膨大なストックを頼りに作ってしまうことになります。

「でも知らずに似た曲ができてしまうことってあるでしょう?」って思いますよね。確かにそういうケースもあります。しかし、作曲をするときに大切なのは「どういう目的で曲を作るのか?」ということです。

プロの人たちが大量の曲を聞き続けて勉強しているのも、自分らしさの確立と似た曲を作らないためでもあります。

もし無意識にパクってしまうようであれば当然やるべきことは作曲意図を明確にするところから始めます。

そこで大切なのが参考曲になるわけです。つまり参考曲はある意味「無意識にパクってしまわないためのものと」という存在にもなります。当然その参考曲は多いほど、似させないために何が必要かを考えることができます。

まずは3曲くいらはパクリにならないためにも「自分がこういう曲を作りたいんだ!」というものを用意しましょう。

音楽のパクリはどこから(線引について)

この問題について「どこからならパクリではないか?」という目的を求めての話になります。偶然似てしまった「意図しないパクリ」を言い訳的に「かぶった」という表現をするみたいですが、プロであれば「パクリ」と騒がれた時点でプロとしての自覚が足りないということになります。そもそも誰もがわかる有名どころと曲が似ているという時点でそれを知らないというのは、プロの仕事ではありません。このような人は残念ながらプロの作家には向いていません。

しかしアマチュアの場合、「パクり」にどれくらいの重みがあるのでしょうか?どんな責任があるのでしょうか?似てしまうこともあります。意図しない結果は故意によるものではなく「無知ゆえの結果」です。それを他人から指摘されても、それをどうすることもできません。一つの経験として受け止めるか、受け流すかのどちらかです。

なので「パクリはどこからだったら?」と考えながら作曲するのではなく、一生懸命やって似てしまったら「自分ってすごいな。そのアーティストと同じ考えが出来ていたんだ!」と思ってしまいましょう!

なぜパクリと言われてしまうのか?

パクリと呼ばれる理由は以下の4つです。上から「パクリ度」が高い要素になります。

  1. メロディ(譜割と音程)の類似点
  2. コードの類似性
  3. 音色の類似性
  4. 構成
  5. リズム(ビート&テンポ)類似性

つまりこれの逆からたどればパクリではなくなります。では具体的にどうすればよいかをこれから詳しく説明していきます。

パクリ回避の作曲法

これはコンペのときにでもよくある話ですが「参考曲」を渡されたときにそれをどう解釈していいかわからない場合です。にさせすぎると「パクリ」ですし、離れすぎると「参考にしてないでしょ?」となってしまいます。

では「参考曲(自分の好きなアーティストのような曲を作る)のポイントをベースとした作曲のやり方は」はどこにあるのか?

コツとしてはシンプルな方法で先程説明した4つの要素を反対から捉えていきます。

リズム(ビート&テンポ)

まずはビートとテンポです。参考曲が8ビートの曲であればそこは抑えます。ジャンルはビートに現れるので、ここを外してしまうと、違う曲になってしまうくらいに考えてもよいかもしれません。好きなアーティストの曲を参考にするときまずは「ビートとテンポ」の意識から入ることで一番シンプルな「らしさ」が得られます。

では、なぜこれはパクリに感じられないのか?ジャンルの言葉の意味から考えてみましょう。

部門。種類。特に芸術作品を様式・内容によって区分する場合にいう。

weblioより https://www.weblio.jp/content/ジャンル

「クラシック、ロック、ポップス、EDM、演歌、ect」これがジャンルですね。さて、これをもし「パクリ」にしてしまったらどうなるでしょうか?音楽を作ることはできません。小説で「推理小説」「純愛小説」「ラノベ」これらのジャンルで書いたものをパクリとは言いませんよね?

ジャンルとは音楽のベースとなる部分です。だからパクリにはならないのです。

 

構成について

例えば「サビ、A、B、サビ」という作りであれば、これもそのまま使っても大丈夫です。この状態ではまだパクリにはなりません。なぜならばこのような構成をパクリと言ってしまうと、既存の曲はほとんどがパクリになります。

そもそもクラシックの時代から「ソナタ形式、ロンド形式、ソナチネ形式」など形式あります。それをベースにして作曲しています。これもジャンルと同じで「パクリだ!」と言ってしまうには横暴な話になります。

音色について

シンセメインの曲なのか、ギターメインの曲なのか、参考にしたいアーティストの曲を聴き込んで、使われている音色を書き出します。

  • ギターであればストラトなのかレスポールなのか、
  • ギターの音色は(ディストーション、クランチ、クリーン)
  • ベースはシンセかエレキベースなのか?
  • ドラムは打ち込み系かアコースティック系なのか?
  • シンセはどんなサウンドなのか?何種類くらい使われているのか?

とりあえず書き出すときのポイントは「デジタルorアナログ」という要素で書き出していきます。

例えば、ディストーションギターで刻んでいるのはジャンル(8ビート)と音色の要素を大きくもつので、これが曲としての骨組みにの部分になります。その音色は参考曲としての「らしさ」として外せない部分になります

コードについて

ここからが少しずつパクリとして認識されやすい要素になってきます。リズムと構成と音色が同じでコード進行も同じ場合多くの人が「ん?これどこかで聴いたことあるぞ?」となります。つまりアーティストの曲に具体的に似ているという状態になるわけです。

言い換えれば「リズム、音色、構成」の段階では「抽象的」な状態になっているわけです。

そこで用いたいのは例えば、参考曲のコードを反対にして考えます。

サビがマイナーであれば、オリジナルはメジャーにするといった方法です。「どうしてもここだけはそのまま使ってみたい」という場所もあるかもしれません。そういう場合はそれ以外は反対にするくらいの気持ちで作ります。

メロディ(譜割と音程)

そのまま使うと100%「パクリだ!」と言われる部分です。これは説明しないでもわかると思います。メロディだけ歌っても「あっ!〇〇の曲」とわかるのはメロディがそのアーティストそのものである。という具体性を示しているからです。

これは音程を多少変更しても変わりません。試しにピアノロールで打ち込んだ曲を3度あげても5度下げても「〇〇の曲」とわかるはずです。鼻歌で音程がずれていても自分の中で「これは〇〇の曲を歌っている」というのがわかるのは譜割(メロディのリズム)が音楽としての機能を十分に果たしているからです。

デビュー曲と最新曲の違いを意識する

もし参考曲ではなく「〇〇のアーティストの曲を作りたい」と思ったのならばデビュー曲とと最新の曲を聴き比べすることがオススメです。リズム、メロディ、による変化もありますが、音色の変化によってアーティストが自分たちの出している音をどのように捉え、どのように変化させていったのかがわかります。昔の曲の場合はそれはもっと顕著に現れ、テクノロジーの進歩と共にアーティストの音は大きく変わっているので、そこからいろいろなことに気づけます。

好きなバンドのルーツを探る

あなたがアーティストに影響を受けているのと同じくらいに、そのアーティストも影響を受けて自分たちの音を作り出しています。そのルーツを知ることこそそのアーティストへのリスペクトです。

自分たちのルーツを好きなってもらうことほど嬉しいことはありません。

音楽を似させるのではなく、アーティストと同じ目線で影響を受けた人を見つめる。これこそ時代を超えた音楽によって得られる究極の共感です。

さいごに

パクリになる理由は

  1. メロディ(譜割と音程)の類似点
  2. コードの類似性
  3. 音色の類似性
  4. 構成
  5. リズム(ビート&テンポ)類似性

これらを上から順に作ってしまうことで起きてしまうので、逆から作るとパクリを回避できます。そして

アーティストのルーツに目を向けて、そのアーティストの気持になりきって音楽を聴き、そこから自分にしかできない感じ方で音楽を作り出す。これがリスペクトです。