どうもUGです。今回は「[CUBASE10]CPU過負荷で困ったらASIO-Guardをオフにしよう」についてお話します。
BFでBFD3を手に入れた人いますか?
良いドラム音源ですよ。
そしておそらく来年あたりにはBFD4が登場すると思われます。
さて最近CUBASEの触り方を色々と勉強しているのですが、
BFD3を扱うとちょっとした問題に遭遇しました。
それはCPUメーターが何もしていなのにピークがついてしまう。
ということ。
今回はその問題の解決方法について書いてみたいと思います。
しかし、現状ではこの問題にぶつかっている人があまり見かけないため
非常にレアな問題かもしれないので
「あぁUGさんのところではそんな事起きてるのねー大変ねー」くらいの
気持ちで読んでいただければと思います。
それでは
[CUBASE10]CPU過負荷で困ったらASIO-Guardをオフにしよう
早速見ていきましょう。
作業環境
Macpro2009
OS High Sierra
CPU3.46ghz6コアX2
メモリ64GB
使用DAW CUBASE10
48khz 32bitF
バッファ512
オーディオインターフェイス Motu896HD
CUBASE上でのエフェクトはなし
CPU過負荷状態とは?
CUBASEに負荷がかかり、オーディオパフォーマンスメーターが振り切れて
再生時に音が途切れるような状態になっているのが
CPU過負荷状態です。
この状態は主にたくさんの音源や高い負荷がかるプラグインを使用することで
起こる減少ですが、
今回はBFD3を一つ読み込ませただけ、
とても過負荷の状態になるとは思えないのですが、
オーディオパフォーマンスはそう判断しています。
BFD3を読み込ませた直後は特に問題ないのですが、
ドラムパターンを作り再生させて停止すると
数秒以内にメーターが上がっていきピークがついてしまいます
ただ、このあと音がでなくなるということはなく
再生すると10〜20%の間でウロウロとし始めます。
改善のために試した内容
Cubase上でのASIOバッファー変更 効果なし
BFDのストリーミング系の設定変更 効果なし
BFDのタムレゾナンス エフェクト オフ 効果なし
ひょっとしたらタワーマックプロにVelocity DuoというPCIカードを使って
SATA3環境にSSDをつないでいるのが問題なのかも?と思い
mac直付け(SATA2)HDDからBFD3のファイルを読んでみました。
その結果がこちら
なんか微妙に下がったw
しかしprotools StduioOne4 DigitalperformerでBFD3を使っていたときは
各DAWのピークはつかなかったのでやはりCUBASEの問題かと思います。
実は9.5の時代のときも同じような問題に悩まされていました。
そこで原因を調べていたらASIO-Grandなるものが怪しい可能性があるということがわかってきました。
ASIO-Guardとは
Cubase 7、Nuendo 6 において、Steinberg はオーディオエンジンをアップデートしました。
新しいエンジンは、安定性、パフォーマンスの両面で向上しています。
新しいオーディオエンジンが搭載する ASIO-Guard テクノロジーは、
オーディオ処理負荷の突発的なピークなどの問題に効果的に対処します。特に OS X 環境において、
パフォーマンスをより安定させ、ドロップアウトを減少させることができます。
Windows 環境においても、ハードウェアの組み合わせによりますがパフォーマンスの向上が得られます。
ということらしいw
まぁ負荷を軽減する的なやつと思われます。
オフにする方法簡単
スタジオ→スタジオ設定→ASIO-Grandを有効化のチェックを外す
外した結果がこちら
暴れん坊将軍がおとなしくなりましたw
原因はASIO-Guardだったみたいです。
ただこの機能をオフにすることが今後の作業にどのように関わってくるのか
少しだけ不安にもなります
しかし、とりあえずBFD3を使うためオフにしておいて
これから不具合が出たらまた試してみたいと思います。
さいごに
[CUBASE10]CPU過負荷で困ったらASIO-Guardをオフにしよう
いかがだったでしょうか?
BFDに限らずCPU負荷が多くてCPUメーターがピークに達する場合は
ASIO-Grandで回避できるかもしれませんが、
しかし、私の周りではそのような問題で困っている人がいないので
やはり私のハードの問題のような気もしています。