EQではなくサチュレーターを使うとMIXレベルが上がるかも!

どうもUGです。

ミックスをしていると「もうちょっとこの帯域にガッツが欲しいなー」と思うことあると思います。

しかし下手にEQでプッシュしようとしたら

 

「なんか思っていたサウンドではなくなった

「高域をつついたら耳が痛いだけになった」

「変なピークが出てきた」

音が痩せた

 

などなどEQで思うようにいかないことを経験した人は多いと思います。

もちろん私も経験しまくりでしたが、

WavesFactory Spectreというプラグインを使うことで

その問題からだいぶ解放されました。

 

今日はEQを使わずにサウンドカラーを整えられる

WavesFactory Spectreについてお話したいと思います。

 

WavesFactory Spectreとは

WavesFactory Spectreを一言で言えば

グラフィカルパラメトリックイコライザーとエンハンサの機能を組み合わせたものと言えます。

GUIはほぼEQに見えますが、特定の周波数のボリュームをあげるのではなく歪み(サチュレーション)を付加しているのが

ポイントです。

使い方

操作方法はEQと基本同じですが、下にある項目から必要条件を選択して音を作り込んでいきます。

EQとは違い指定した帯域に倍音を付加するのがこのプラグインの目的です。

倍音を足すことで、例えば超低音域が弱いキックに歪み(サチュレーション)が生まれ

存在感のあるキックなどを作ることができます。

 

サウンドデモ(ドラム)

設定は60hzにQ0.7で12dbを加えた状態です。

これをLOGICの付属のEQにも同じ設定にしてサウンドの違いを確認します。

 

最初の4小節は何もかかっていない状態

次にLOGIC付属のEQをかけた状態

さいごにSPECREをかけた状態です。

 

SPECREをかけることで音にわずかながらサチュレーションをかかっているのがわかると思います。

EQだけであげると確かに音量感はますのですが、その音量感の増加は時に邪魔になることがあります。

そういう時はSPECREのサチュレーションが非常に役にたつと思います。

 

サウンドデモ(ギター)

超絶なローエンドのギターをイメージして設定しました。

それに若干抜けを作るにために4.4KHzを持ち上げています。

これをLOGIC付属のEQモ同じ設定にして比較します。

 

最初の2小節は何もかけていない状態

次の2小節はLOGIC付属のEQ

次の4小節はSPECREです。

全体的に前にサウンドが出てきます。

特筆すべきは低域を持ち上げた時の無理がない感じが素晴らしいです。

 

スティーブルカサーのエヴァーチェンジング・タイムズというアルバムでギ

ルカサーがターをの音を作ろうとした時に

 

ギターのローエンドを録音するのに12インチのスピーカーでは100Hz以下は鳴らせないから

サブウーファーを別トラックに録って重ねた。そうすることで低音の厚みがよくなる

 

という記事を読んだことがありますが、

まさにそのふくよかなローエンドを作り上げることができるようになります。

 

次にSPECTREの操作項目について説明します。

機能紹介

Quality

Qualityはnormal Good Bestの3段階です。

CPUの負荷は以下の通り

計測環境はmacmini2018 で以下のシステムで動かしています。

使用プラグインは1つだけ

Nomarl

Good

Best

使用している数は1つだけなので、そこそこの負荷があるようにも思います。

Color

音のキャラクターをしますカテゴリは次の10種類から選べます。

66.2hzのサイン波でアナライザーチェックすると以下の感じになります。

「Tube」

「Warm Tube」

「Solid」

「tape」

「ClassB」

「Diode」

「digital」

「Bit」

「Rectify」

「Half Rectify」

「Clean」

とにかくキャラクターが豊富です。

ClassAアンプではなくBがあるのがいいですね!

個人的にはTubeとtapeが好みです

Cleanとdigitalは全く倍音が付加されていませんw

何か特別な使い方があるのか気になるところです。

 

Preset

プリセットはドラムやベースギターなどに特化したプリセットが多数用意されていますので、

音の傾向を知りたい場合はプリセットで確認することができます。

Mode

完全には把握できていないのですが、

設定した周波数待機を「subtle」「medium」「Aggressive」

という3段階に分けてより強調できるようです。

Processing

ステレオモードMSモードを選ぶことができます。

MSモードがあるおかげでマスタリングにも使いやすいです。

 

他のサチュレーションプラグインとの違い

似たようなサチュレーションプラグインといえば

izotopeのNeutronにもエキサイターとして似たようなプラグインがありますが、

SPECRREのようなEQ的な使い方はできません。(Q幅やGainの設定がない)

 

使用者の声

SPECREに限らずサチュレーションを使う人は結構います。

また、SPECREとは関係ないですが、

作曲家の作曲家の和田貴史さんが公開している動画の中でも

サチュレーションについて言及している部分があったので

その動画も参考になると思います。

和田さんが使っているのが

Brainworkxのsaturator_v2というものです。

https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_saturator_v2.html

さいごに

貧弱なサウンドに喝を入れるSPECTREの実力と使い方

どうでしたか?

 

EQのように特定の帯域の音量をあげるのではなく倍音を付加することで

耳に優しくもアグレッシブな音を作りこめるのが特徴です。

 

sawayakaTripさんのブログでも紹介されていて私も参考にさせていただきました。

セール中の「WavesFactory Spectre」の使い方動画

価格はPluginboutqueで12676円

セール時では半額近くまで下がることもありますが、

12676円でも決して高いとは思いません。

 

サイトにはdemoもあるので試してみることをオススメします。

ド派手なかかり方を求める人には地味な印象を受けるかもしれませんが、

さりげないサウンドメイクをこなせるDTMerに録って欠かせない相棒となってくれるのは間違いありません。

 

EQ疲れしているDTMerに強烈オススメなプラグインです。

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