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Logic Proオーディオステレオファイルをモノラルにする方法

Logicでは普通にモノラル音源として扱いたいのにバウンスするとステレオになってしまうことあります。これってすごくめんどくさいですよね。

とくにクライアントにミックスをお願いするときに全部がステレオファイルというのは、容量が大きすぎたり、必要以上のチェックが必要になります。今日はLogicProXでステレオファイルをモノラルにバウンスする方法お話します。

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ソフト音源をStereo To Monoのやり方

①最初からモノラルに設定して書き出す

以外に忘れているのが最初からモノラルに設定しておく方法です。

Logicは最初にモノラルとステレオを選ぶことができます。

ここでモノラルを選んでおけばモノラルファイルとして書き出されます。

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しかし、音源によっては最初からステレオしか選べないものがあるのでその場合は

この方法は使えませんので、一度Stereoで普通に書き出すのが良いです。

②Stereo Outのチャンネルモードをモノラルで書き出す

有名なのは、Stereo Outのチャンネルモードをモノラルにして書き出す方法です。

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赤丸で囲ったところがチャンネルモードです。

ここをクリックするとモノラルになります。

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これでバウンスすれば、ステレオ音源はモノラルオーディオファイルとして書き出されます。ではappleJamのようなサンプルネタがもともとオーディオファイルがステレオだった場合はどうすればよいか?

というのが今回の話です。

外部エディタを使う

実はLogicProは外部エディタと連携してオーディオ編集ができます。最近のLogicは波形編集がかなり重たく感じます。良いか悪いかは別にして3分のステレオファイルのノーマライズをしようと思うと40秒くらいかかったりします。

そこで、外部エディタを使うことで実は波形編集の時間を大幅に減らすことができます。

やり方は次の通りです。

ブラウザボタン→プロジェクト→編集→外部サンプルエディタ

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ここで任意の波形編集ソフトを選びますが、注意しなければいけないのはステレオファイルをモノラルにできるソフトであることです。

詳しいやり方は

外部サンプルエディタでは軽編集ソフトを選んだあとオーディオファイルを選択してSHIFT+Wをすると外部サンプルエディタにオーディオファイルが読み込まれます。そこで、Stereo To Monoのコマンドを実行し保存するとすぐにLogicのオーディオファイルに反映されます。

以下の動画ではSoudStudio4というソフトを使っています。

ステレオ To モノラルに対応しているソフトは次の通りです。

  • Audacity(無償)
  • Twisted Wave(Liteは2400円)(無印は9800円)Lとの違いは書き出しフォーマットの数とVSTAUプラグインが使えるかどうかなどが大きな違いになります。
  • SoundStudio4(4800円)ではVST/AUプラグインは使うことはできません。

他にもあることはあるのですが、とりあえず有名ところではこのあたりは対応しています。ちなみにAudacityはモノラル後にAudacity側でも書き出しをしなければいけないためおすすめはしません。

外部サンプルエディタの変更方法

やり方は簡単です。Logicの環境設定からオーディオを選択肢オーディオファイルエディタを選択し、一番したの削除をクリックするだけです。

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気をつけたいプロジェクトファイルの保存場所

LogicProXのデフォルトの保存場所はOSがインストールされているストレージです、そこにポンポンとオーディオファイルが書き込まれていくのはあまりよくはありません。なぜなら最近のSSDはマザーボードに直接つけられているので壊れるとMacの買い替えを検討する可能性がでてきます。そうならないためにデフォルトの保存先を変更しておきましょう。

詳しい方法はこちらの記事に書いてあるので参考にしてください。

まとめ

簡単と言っておきながらある程度の出費が必要になりますが、その価値はあるくらいにStereo To Monoが楽になります。何より結果がすぐにLogic側で反映されるのがいいです。

ここに価値をおくDTMerがどれくらいいるかわかりませんが、一度試すとLogicでモノラルバウンスをするのがもったいないくらい時間の節約ができます。

上記で紹介したソフトはトライアルができるので一度試すことをおすすめします。

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