MODO DRUM音の良さや使い勝手は?サンプルドラムより音はいい?

リアルなドラム音源がほしいならばBFD3やSUPERIOR DRUMMER 3を買えば納得できるクオリティが手に入ります。大容量のドラム音源ですからスネアやキックに関してもあらゆるサウンドを網羅しています。しかし、それでも「なんか違う…」と思ってしまうこともあるでしょう。「もうちょっとだけスネアの抜けがあってでも胴鳴りもほしくて」とパーツのカスタマイズをするにもサンプリングタイプのドラム音源には限界があります。

そんな贅沢な願いに全力で叶えてくれるのがIK Multimediaが11年の歳月をかけて作り込んだModoDrumです。Mododrumは金物を除くキックやスネアにタムなどの太鼓類をフルカスタマイズできる究極のモデリングドラム音源です。

MODODRUMを120%を使うための考え方についてお話してみたいと思います。

なぜそれが必要なのか?

ドラム音源に限らず、「新製品が出たから買う」「音がいいから買う」という理由で買う人がいます(ハイ私ですw)ですが、目的が明確でない状態で音源を買うとプリセットだけ触って終わることが多いです。

表面的な理由としては「かっこいいドラム音源がほしい」というのがあると思います。なぜなら、かっこいいドラム音源があればかっこいい曲を作れると思い込んでいるからです。しかし、みなさんはもう知っているはず。それを買っても決してかっこいい曲を作れるわけではないことを…w

Twitterでも多少つぶやきましたが、ドラム音源は音色の中でもっとも選び方が乱暴になりやすいです。例えばベルの音がほしい場合シンセベルを使いたいのにチューブラーベル(のど自慢の鐘の音)を使う人はいないと思います。なぜならシンセベルを選ぶ明確な目的がそこにあるからです。

しかしドラムはとりあえずこのキットで…という「とりあえず」で選ばれることが多いのは、リズムとしてアクセントを刻む楽器が違うことでどういう印象になるのか?という問いにそこまで重要性を見出していないからです。

MODODRUMの音作りの幅はモデリングだけに相当細かく作り込むことができます。意味もなくパラメーターを触って「すごーい」というのもいいですが、「〇〇したいからこの部分は〇〇しよう」という意識で使うことが最もMODODRUMを使いましょう。良い音源は明確な目的を持って使うことで初めてそのポテンシャルを発揮することができます。

モデリングドラムの弱点

ドラムに限ったことではないですが、現状のモデリング技術は金物に向いていません。つまり金属的なニュアンスを出すのにまだまだ最適だとは言えない段階です。MODODRUMもモデリングするのはタイコ類であってハイハットやシンバルの金物類はサンプルを使用します。

MODOBASSのときもリアルであっても違和感があるのは弦のこすれる金属的な要素をうまく再現できていないからなんですよね。MODODRUMはその部分は理解していて金物類はサンプリングを選んだのはその難しさを実感したからでしょう。その結果ハイブリッド音源としてMODO DRUMが誕生したと思われます。

ではそれで万事解決かというとそんなわけはなくシンバルやハイハットだけが金物というわけではなく、スネアにも金属的なサウンドがあります。そのあたりに対して違和感を感じる人も多いかもしれません。ただ一つ懸念材料があるのは

ドラムで最も重要なのは私はハイハットだと思っています。ハイハットの表現力はドラムの中で一番複雑ではないかと思うほどです。なのでドラムサンプル音源でもハイハットには大量のメモリが使われます。

その部分がどうなっているのか気になります。最近はドラム音源の使い方が「キックとスネアは○○だけど、金物は他の音源」という使い方をするケースもあります。ですがやはり一台で完結できるのであれば完結したいですから正直ここがいまいちだとドラム音源としての魅力は半減するかもしれません。

MODODRUMの使い方

音色の傾向を学ぶ

DEMOムービーの段階でかなり音が良いことをは証明されています。しかし、これはかなり作り込まれているので素の音がどれほどのなのか気になるところです。おそらくプリセットも大量に用意されているとは思いますが、使い方のポイントとしては、スネアのウッドとブロンズなどの切り替えよって音の印象を深く観察することが良い使い方の一つではないでしょうか?よくウッドは暖かい音がする。と言われていますが、その辺りの研究に使うのは面白いと思います。

チューニングを学べる

ドラムキットの選び化は乱暴になりがちとお話しましたが、もっと乱暴なのがチューニングです。確かにドラムのチューニングはめんどくさいですし、そこまえ躍起にならなくても使えてしまう部分もありますが、1ワンク上のクオリティを目指すならばドラムのチューニングは避けて通れません。モデリングドラムの強みの一つはキットことのチューニングにあります。MODODRUMでもチューニングは用意されています。ただ、スネアの画面に関してトップしかチューニングをできないようにしているのは操作性を簡略化するためだったのかわかりません。

スネアの音質は裏面のチューニングで決まるという話もあるので、その辺りまで言及しなかったのはIKさん的に何か意図があったのかもしれません。

どちらにしてもドラムのチューニングを覚える癖をつけるのはよいことだと思います。

スネアの音は裏で決まる!?スネアの音作りスネアサイド編

作り込みすぎない

逆説的な話ですが、動かせるパラメーターが多いほど音作りに時間がかかります。そしてその領域はドラマーよりエンジニアよりの考え方になる可能性もあります。しかし、MODODRUMを使って何をやりたいのか?ときかれたら作曲なはずですwここに必要以上に時間をかけることが果たして自分の作りたい曲のためになるのかどうか?常に自問しておかないと、無駄に時間が過ぎてしまう可能性があります。

現状(私が)分かっていないこと

MODODORUMの総容量

先程もお伝えしましたが、総容量がどれくらいなのかわかりません。もっともメモリを必要とする金物にどれくらいサンプルがあるかが気になるところです。パラアウトがどこまでできるのか?これも現状でははっきりしていません。おそらく各キットごとのパラアウトができるとは思いますが、BFD3のようにキックのINやアウト、スネアの、トップ、ボトム、リム、などといった複数のマルチアウトに対応しているのか気になるところです。

さらに、これが個人的な願望なのですが、マイクのエミュレーションとかがあるのかも気になります。IKさんはマイクのモデリングプラグインを作っていたので、それをドラム音源の中に入っているとポイントは高いのですがその部分をフューチャーしていないということは搭載はされていないのかな?と考えています。

負荷はどれくらいなのか?

MODOBASSはMacmini2018 3.2GHzのCorei7 6コアで

バッファ256で23%の負荷です

おそらく同時発音数と金物とのハイブリッドという点から言ってもう少し負荷は高くなる可能背があります。最新のマシンならまだしも数世代前のマシンでは使いものにならないなんてことにならないことを祈ります。

BFD3などのサンプルドラムの代わりになるか?

おそらくそれはないと思っています。ただ、メモリを使わない便利な音源という点では広く使われるようになる可能性はあります。モデリング技術はマイクでとった空気感を100%再現するわけではなくその個体そのものをモデリングして作るのに長けています。人間はマイクによってレコーディングされたものを聞き続けてきたのでモデリングによって作られたものに関してはまだまだ「違和感を覚える」部分があるのは当然とも言えますし、その違和感の部分は人間の優れた能力の一つだと思います。

さいごに

MODO DRUMは個人的にはほしい音源ですwどこまで作り込めるのか、どこまでリアルにならすいことが出来ているのか非常に興味をそそられます。今までドラム音源はBFDをずっと使い続けてきましたが、それを悩むほどほしいと思う気持ちがあります。

BeatCloudにて格安セールをやっていますので、このタイミングでModoシリーズを購入するのはありかもしれません。

MODO BASS ¥11,990 (通常¥35,990)

MODO DRUM ¥35,990 (通常¥47,990)

MODO DRUM クロスグレード ¥23,990(通常¥35,990)

MODO DRUM for MODO BASS users ¥17,990(通常¥23,990)

beatcloud

MODOBASSときてMODODRUMが来ていよいよ次はGUITARかな?そっちの方に思いを巡らせるのはちょっと早すぎでしょうか?w

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