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PSP Pianoverb2レビュー!DTMピアノ打ち込みをリアルにできる!

ピアノをもう少し生っぽい雰囲気にしたいけどどうすればよいのだろう?やっぱり高い音源じゃないと駄目かな?

細かくピアノを打ち込んでも「イマイチ」な感じになっているならそれはピアノの響き方が原因です。

ピアノは全体が共鳴することで深みがある音をだしますが、ソフト音源だとそのあたりが弱いです。

バラードなどで聞かせてくれる「甘く潤い感溢れた大人のピアノサウンド」やオーケストラサウンドなどにうまく溶け込むようなピアノサウンドを求めている人には今回紹介するプラグインPianoverb2はかなりヒットします。

目次
UG
作編曲家(DTMブロガー)
作編曲家/DTMブロガー&講師 /
日本シンセサイザー協会準会員/
テレビ番組/CM、映画、よさこい、
ゲーム、などのBGM及び効果音を作成

Pianoverb2の特徴

ピアノの弦の振動をシミュレートする12個のレンゾナンスフィルターによる音作り

トンスポーズ、チューン、デチューンなどの弦の設定

一般的なプレートリバーブやホールリバーブとは違うピアノのサウンドの魅力を最大限に引き出すためのリバーブプラグイン

Pianoverb2は空間を作るのではなくピアノの響きを作ることを目的としたリバーブプラグインです。

イメージとしてはピアノにリバーブを掛けるというものではなく1音1音にふくよかさを作ってくれるそんなイメージです。

ピアノのクオリティの高さの要因は「倍音同士の音の混ざり合い」だと私は思います。

本当のピアノはド一つの音他の音(ピアノの弦)と共鳴することで奥行きがある音色になります。サンプリングされたピアノは1音ずつ録音するので音同士の共鳴を作り出すことができません。

Pianoteqなどのモデリングピアノはそのあたりの共鳴に力をいれているので、音の同士の混ざり方がとてもリアルです。

Pianoverbはその共振を簡易的にエミュレーションすることで、手軽にピアノらしい深みのある音を作り出せますが、倍音の出方をエミュレーションしているものではないので、そのような音色がほしい場合はpianoteqなどをオススメします。

使用(システム)環境

Windows

  • VST
  • Windows x32 又は x64 (XP Service Pack 2, Vista 又は 7)
  • VST 2.4 準拠ホストアプリケーション
  • RTAS
  • Windows x32又は x64 (XP Service Pack 2, Vista又は 7)
  • ProTools LE 8.0.0又は ProTools TDM 8.0.0 (以降)
  • AAX
  • Windows x32又は x64 (XP Service Pack 2, Vista or 7)
  • Pro Tools 10又は Pro Tools HD 10

Mac (intel)

  • AudioUnit
  • Mac OSX 10.5 以降
  • 32又は 64-bit ホストアプリケーション
  • VST
  • Mac OSX 10.5又は later
  • 32又は 64-bit VST 2.4 準拠ホストアプリケーション
  • RTAS
  • Mac OSX 10.5又は later
  • ProTools LE 8.0.0又は ProTools TDM 8.0.0 (以降)
  • AAX
  • Mac OSX 10.7以降
  • Pro Tools 10又は Pro Tools HD 10

pianoverb2の値段

公式サイトPSPでは49ドル(2020/01/12現在5,364円)です。たまに80%近いセールをすることがあるので、セールで購入するのがお買い得感もあります。

日本の代理店でも購入できるのでポイント支払いやポイント貯金を考えている人は代理店購入を考えるのがよいでしょう。

Pianoverbの使い方

どのパラメーターもそれほど難しいものではなく、触ることで「音の変化」が確認できるものばかりです。

個人的に面白いと思ったのは中央のTransposeです。ここで共振のピッチが変化することです。大げさに使えば、ピアノの大きさ自体が変わるような印象になります。

Wetにしすぎると他のリバーブ同様、音が奥に行き過ぎてしまいます。またピッチのゆらぎなどが原因で原音を悪くしてしまう可能性もあります。

使用目的がその方向性であるならば問題はありませんが、大げさに使いたくないけどもっとピアノらしい共振がほしい場合はドライ気味で使うのがポイントになります。

なぜならば後に使うプラグインの影響が大きくなってしまうからです。マスタリングで音が大きくなる場合など、リバーブ系を書けすぎるとその残響も大きくなってしまいます。あくまでひとつまみの塩をいれる感覚からはじめるのがいいでしょう。

サウンドデモ

2小節おきにOFFの状態、Pianoverb1 PIanoverb2と切り替えています。空間を作るリバーブ感とはまた一味違った質感を作り出せていると思います。

CPU負荷はについて

リバーブと言えば高負荷なイメージが強いですが、空間のエミュレーションではないためかほとんど負荷はありません。

  • パソコン  Macmini2018
  • CPU  Corei7i7-8700B6コア HT使用時12コア 3.2GHz/ターボブースト(TB)使用時4.6GHz
  • メモリ 32GB
  • システム OS10.14.6 Mojave
  • Audio/IF Motu896HD
  • バッファー 256
  • DAW   LogicProX10.4.8
  • 再生ストレージ HDD

負荷は以下の画像の通りです。

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Pianoverb1と2の違い

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Pianoverb1は機能をパラメーターを簡略かした無償版です。共振のゆらぎを扱えるモデュレーションパラメーターや、ステレオ感を作るSpread、そしてHPFが装備されているのがおもな違いです。そこまでピンポイントな音の作り込みを意識していないのならば無償のPianoverb1で十分ですが、パラメーターの違いなのかエンジンに違いがあるのか、音のピントがPianoverb2の方が優れているように思います。

さいごに

ピアノのクオリティは共鳴音できまる部分が多いです。最近流行りものモデリング音源はその辺りがリアルですが、手持ちの音源でもう少しだけピアノの音をよくしたい場合はこのプラグインを試してみる価値はあります。Pianoverb1は無償ですし、Pianoverb2も14日間のトライアル版があるのでしっかりとためすことができます・

空間を作り上げるのではなく共振を再現するのがPianoverbの目的なので、不必要な共振が出てほしくない音色には使わない方がいいかもしれません。ピアノ以外では特殊効果的な印象を強く出てしまうので、そういった要素で使うのは有りだと思います。

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