[小耳情報]stringsピチカートを打ち込みに必要なテンポと譜割りについて

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曲を華やかに彩るストリングス、そのストリングスにはPizzicato(ピチカート)という奏法がありますが、知らずに使うと演奏できないフレーズを作ってしまいうことがあります。

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「DTMなんだから自由にやらせてよー」

という声もあるでしょう。

実際そのとおりです。DTMは自由でなければいけません。しかし、自由だから何をやってもいいのではなく、自由にするためにもちょっとした知識を知るか知らないかで。その自由が高度な表現としての自由なのか、ただの無知なのか?によって曲の説得力は変わります。

せっかく自由に曲をつくるのであれば、知った上でやるほうがクールじゃないですか?

「でも、そのピチカートの打ち込みのちょっとした知識って何?」ってなると思います、この記事で解説するポイントは次の2点です。

ピチカートの譜割りとテンポ

ピチカートの音色の使い方

ガチガチに解説するわけではないので、あくまで「そういう見方もできるってことね」くらいの参考程度にお読みいただければ嬉しいです。

でも、この僅かな話でも知っているかどうかで曲作りは変わってきますよ。

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール

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ストリングスPizzicato(ピチカート)とは

バイオリンの弦を指で弾いて音を出す奏法のことをPizzicato(ピチカート)といいます。ピチカートはイタリア語で、楽譜上では「Pizz」書かれます。発音的に「ピッツィカート」呼ばれることもあるみたいですが、ピチカートが一般的です。

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ちなみに弓を使って演奏する場合はArcoといいます。楽譜的にPizzの後にArcoと書かれていな限りはずっとピチカートになります。

ピチカートで有名な曲は色々とありますが、ラヴェル:弦楽四重奏曲より第2楽章はピチカートがメインで演奏されているのでわかりやすいと思います。

一時期流行ったEnyaのOrinoco Flowはエンヤのコーラスと、Pizzicatoだけで作られている曲です。

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