どうもUGです。

この記事ではボーカルエフェクターについてのメリット、デメリットについてお話します。

 

少しでも「上手く」そして「アグレッシブ」なボーカルになるために

ボーカルエフェクターを使う人が増えてきました。

面白い効果もあるのでライブなどで使うと

非常に注目されて良いのですが、

 

ボーカルエフェクターは使い方を間違えると

ボーカリストは大変なことになります。

 

それは「歌がドヘタになる」ということ

 

上手いボーカリストになるためなのに下手になってしまうとは

どういうことか?

 

この記事を読めば理由はわかっていただけますが、

結論を言ってしまうと「正しい音程を理解できなくなる」ということです。

逆にそれをわかっていればボーカルエフェクターは強い武器になります。

 

ボーカルエフェクターの正しい使い方と

使うことによるメリット・デメリットについてお話します。






ボーカルエフェクターでできること

ボーカルエフェクターでできることは

ハーモニー系(自動ハーモニーを作る)

空間系処理(リバーブ、ディレイ)

揺らし系(ダブル、コーラス、フェイザー、フランジャー、ピッチシフト)

汚し系(ディストーション、サチュレーション(真空管的な歪)

調整系(コンプレッサー リミッター)

アクティブ処理系(ケロケロボイス)

などがあります。

一つ一つ見ていきましょう。

ハーモニー系(自動ハーモニーを作る)

自動でコーラスを作ってくれます。

最近だと4声くらいのものも作ってくれます。

ドミソシみたいな感じです。

 

一人アカペラが可能とういう便利なもの。

 

ハーモニー系デメリット

とにかくピッチの正確さが求めれます。

つまり下手に歌うと下手なハモリを作ることになってしまいます。

ハモリ機能はとにかくピッチに気をつける必要があります。

 

空間系処理系(リバーブ、ディレイ)

ボーカルに空間処理を行います。

お風呂から教会みたいなところ、さらには洞窟まで

最近のリバーブは密度もこく非常に美しいリバーブをつく出してくれます。

 

バラードなどでリバーブを上手に使えば

人々を魅了するボーカリストになること間違いなしです。

ちなみにボーカリストが1番よく使うリバーブは

プレートリバーブとよばれるもの。

ホールリバーブより音が明るくぬけがよいものです。

 

またホールとプレートを組み合わせてつかうこともよくあります。

ディレイに関してはリバーブを補佐する役目から

音を8分音符飛ばしたりというグルーヴ的なテクニックから使うこともあります。

後者の方は「ココだ!」というときに使うと非常に注目されるテクニックでもあります。

 

空間系処理系デメリット

下手な設定をしてしまうと

お風呂リバーブになり、ボーカルの明瞭度が下がります。

ライブなどではハウリングの原因になったりもするので

実かなりシビアな設定が求められます。

 

ポイントとして本人が思っているよりかなりうっすらとかけること。

ついついリバーブの気持ちよさによってしまいがちですが、

楽曲にまぎれてしまった場合は残響が音の濁りの原因にもなります。

 

揺らし系(ダブル、コーラス、フェイザー、フランジャー、ピッチシフト)

ダブルとはボーカルをもう一本増やした状態のこと

POPSの歌ものでサビなどでもりあげるためにダブルにすることで

オケに負けない強いボーカルを作り出すことができます。

ギタリストの「ブースト」みたいなものと考えてもいいです。

 

コーラスもダブルをも似ている部分もありますが、

最近のダブルはより自然になるため微妙に音をずらして

本物のボーカリストが二回歌っているような印象与えてくれます。

 

フェイザーやフラジャーは昔からあり、多用されたのもあって

使いすぎると「古い」印象になることがありますが、

最近はボーカルにフランジャーを使うことも少なくなっていたので

「一周回って新しい」とも言えますw

 

ピッチシフトは

犯罪に巻き込まれた被害者がテレビで「音声を変更してします」っていうときに

使われているときの声になります。

ライブなどだったらMCのときの飛び道具として使うのもアリかもしれません

 

揺らし系デメリット

声をを揺らすということはピッチを変更しているわけなので、

もともとのピッチが悪いとさらにピッチが悪くなってしまいます。

歌唱力を適切に届けるためには揺らし系も空間処理系と同じくらい

薄くかけることが望ましいです。





汚し系(ディストーション、サチュレーション(真空管的な歪)

声にディストーションをかけるものです。

非常に攻撃的な音質になり破壊的なイメージを作ることもできます。

インパクトがかなり大きいので目立つサウンドにすることができます。

 

またディストーションまでいかなくても

サチュレーションといって真空管のような温かい歪を

ボーカルにあたえることでボーカルに暖かさを与えてやることができます。

 

汚し系デメリット

使いすぎることで飽きられてしまいます。

ディストーションは劇薬で

「なんかわからんけどかっこいい!」というサウンドになりがちですが、

実際使うと「歌詞が聞き取りにくい」サウンドにもなるので、

慢性的に使うとただただ自己満足のサウンドになってしまうので

要注意です。

 

調整系(コンプレッサー リミッター)

ある意味ボーカリストが1番使い所が悩むエフェクター

大きいな音量を小さくして小さい音量を大きくすることが調整系の目的です。

例えば、Aメロは楽器も少なく歌も小さいサビでは楽器も増えて

ボーカルも大きくなるのが普通ですが、

サビの音量に合わせてAメロ歌うとボーカルがうるさくなってしまいます。

 

コンプレッサーを使うことでボリュームの差をなくし

聞かせやすくすることができます。

またリミッターは急激なシャウトなどで音が割れてしまわないようにするために

音量の上限を決めておくことで音割れをふせぐことができます。

 

調整系デメリット

コンプレッサーはシビアな設定が求められます。

正直素人がこねくり回して「ベストな設定」になることはまずない

といえる代物です。

下手にすると歌詞が聞き取りづらくこもっただけになります。

プリセットがあればそれを使い、それもガッツリかけない方向が望ましいです。

 

アクティブ処理系(ピッチ補正、ケロケロボイス、など)

指定した以外の音程にならにようにするもの。

つまり音を外さなくなります。

当然音をはずさないので「上手く」聞こえる感じはありますが、

大きく外すと下記の「ケロケロボイス」になります。

 

Perfumeなどで同じみのケロケロサウンドを作り出してくれます。

昔はこれをリアルタイムですることはできず、

レコーディングしたあとでエンジニアがケロケロボイスを作ってましたw

 

いまでも細かいケロケロはそうやって作りますが、

ライブでそれっぽいケロケロサウンドは

ボーカルエフェクター一発でて出来てしまいます。

 

ボコーダーサウンドは

Midi鍵盤などを使ってドミソと弾くと自分の声が

ドミソと発音されます。

こちらはもっとロボット的な音になっていたりするものもありますが、

最近のボコーダーはロボットボイスにならないものもあります。

 

ちなみにボコーダーという技術はもともと軍事的な技術で生まれたものだったりもします

 

ジェンダー変換はピッチチェンジと似ていますが、

より人のフォルマント(声の要素を決める)に最適に働くもので

男性ボーカリストがキレイなおねーちゃんの声になったりするものでもあります。

カラオケでもありますが、あれもジェンダー変換機能の一種です。

 

アクティブ処理系デメリット

ケロケロボイスはとにかくアクのつよいサウンドになります。

Perfumeみたいに割り切って使うのであればありかもしれませんが、

中途半端に多用すると「Perfumeのぱくりやん」みたいな印象を与えかねません。

適材適所な使い方が重要になります。

 

おまけ

よく「コーラスやリバーブだったら別にボーカルエフェクトじゃなくてもよくない?」

という話をする人がいますが、

ボーカルエフェクターにマイクプリがあったり

エフェクターの内容もボーカリストの最適化されているものが多かったりするので

普通のエフェクターを通すよりボーカルエフェクター専用の方が

使いやすい音質(音色)であることが多いです。

 

おすすめボーカルエフェクター

created by Rinker
TC-HELICON
¥29,800 (2018/11/18 23:53:41時点 Amazon調べ-詳細)

個人的にはこれをおすすめしています。

TC-HELICONはもともと業務用のエフェクターを開発していて

その音質はプロのエンジニアお墨付きです。

プリセットも充実していて非常に使いやすいです。





さいごに

おすすめボーカルエフェクターを使うことのメリットとデメリットをまとめてみました。

使うことでエフェクティブなボーカルサウンドを作ってくれるので

より目立ちたい!という人にはぴったりのものですが、

まずは「正確に歌える」この基本中の基本を疎かにしたら

ボーカルエフェクターの魅力はおろか

ボーカリストとしての魅力も伝わりません。

 

店員さんにボーカルエフェクターについてたずねるときは

「音が痩せがしない」というキーワードを使うとよいでしょう。

ボーカルエフェクターの中には音がやせてしまうものがあるので

注意が必要です。

 

上手くなるために使うのではなく

効果的な使い方を目指して使いましょう。